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というお悩みにお答えします。
ソフトウェアメーカーで働いてから、今はSIerで営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
IT業界ではITエンジニアと一緒に働いているため、入社してくるITエンジニアの経歴や、転職していくITエンジニアの仕事についてよく知っています。
IT技術の進歩や、世の中の流れが早くなっていることもあり、
- 会社のシステム構築
- ソフトウェアやサービスの開発&運営
のために、ITエンジニア(システムエンジニア/プログラマー)の需要は右肩上がり。
ただ、ITエンジニアが働くIT業界には大手・中小含めて様々な会社があり、仕事内容も千差万別。
ITエンジニアになりたくてIT業界に入ったのに、色々とつらいことがあると、自分には合わないと感じるもの。
何年か働いても状況が改善しないのなら、いっそのこと、IT業界から足を洗って別の仕事をしたくなりますよね。
本記事では、
- 自分には合わないからIT業界から足を洗って離れたい。
- 自分には向いてないのにエンジニアとしてIT業界に入ってしまって後悔してる。。
- IT業界からの転職は30代や40代でできる?
- IT業界以外でおすすめの転職先を知りたい。
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
誰しも向き・不向きがあるので、IT業界で働くことに向いてないのなら、30代でも40代でもIT業界から足を洗ってOK。
世の中には色んな業界があるので、エンジニアの方が働く場所はIT業界以外にもたくさんあります。
例えば、
- IT業界以外の社内SE(情報システム部のSE)
- DX推進部門のエンジニア
など。
また、営業やプリセールスなど、エンジニア以外の仕事もあります。
自分が最も輝ける場所に転職することが、自分の力を100%フルに発揮する上で一番重要。
ただし、たまたま今の会社や自分が知っている会社が合わないだけ、という方もいます。
IT業界から足を洗うことを考えている人は、世の中の色んな求人を見た上で判断すると、視野が広がるので転職の失敗を避けられます。
色んな求人を見るには、転職エージェントを複数使って、網羅的に求人情報を引き出しましょう。
本記事後半では、
- IT業界から足を洗う前の重要な判断ポイント
- IT業界から足を洗う方におすすめの仕事
- おすすめの転職エージェント
について具体的に解説しているので、是非最後までご覧ください。
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IT業界から足を洗う方の理由13個
エンジニアとしてIT業界で働いている方が、IT業界から足を洗って別の業界に転職したいと考えるのには、様々な理由があります。
IT業界から足を洗いたい理由は、以下の13個。
- 自ら学ぶ意欲がわかない
- SEに向いてない
- 仕事が運用保守ばかり
- スキルが身につかない
- 客先常駐ばかり
- 仕事が下請けばかり
- 炎上案件ばかり
- ロールモデルがいない
- 女性のライフイベントに考慮してもらえない
- 残業が多い
- 休日出勤ばかり
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
IT営業(ソフトウェアメーカー)がきつい理由についての詳細記事はこちら
SIer営業がいらないと言われる理由についての詳細記事はこちら
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由と取るべき方法の詳細記事はこちら
理由①自ら学ぶ意欲がわかない
IT業界から足を洗いたい理由1つ目は、自ら学ぶ意欲がわかないこと。
IT業界は、次から次へと新しい技術や考え方が出てくる業界なので、技術職であるITエンジニアは自ら学んでいくことが求められます。
システムの開発や提案には、プログラミングの知識やシステム自体の知識だけでなく、基本的なIT知識も不可欠。
IT用語の例を挙げると、
- サーバー
- OS
- 仮想化
- IPアドレス
- ホットスタンバイ
などがありますが、初めての人には「なんのこっちゃ?」となる言葉も多いです。
理系・文系問わず、IT用語が覚えられないと、会話についていけないのでめちゃくちゃ大変。
しまいには、「わからないことがわからない。。」ということも。
現時点でわからないことがあったり、できないことがあっても、自ら学ぶことで身に着くことは多いです。
また、文系の方で、
- 中々技術が理解できない
- 器用にこなせない
という場合でも、仕事へのモチベーションさえあれば苦手意識は克服可能。
周りよりも劣っていて、学ぶ意欲までない方だと、努力ができないので成長できません。
自ら学んで成長する意欲がない方は、スキルが身につかないのでITエンジニアには不向き。
そうなると、「IT業界から足を洗って他の仕事をしたい、、」と考えるのも当然です。
理由②SEに向いてない
IT業界から足を洗いたい理由2つ目は、SEに向いてないこと。
IT業界で働くとなると、お客さんのシステム開発を行うSE(システムエンジニア)として働くことが多いですが、SE(システムエンジニア)は技術職の仕事。
技術職に向いてない方だと、仕事がつまらないのでSE(システムエンジニア)に向いていません。
以下のように感じる人は、SEには向いてないです。
- プログラミングが全くできない
- IT用語を覚えられない
- 周りの同期と差がついている
- システム保守の休日出勤がきつい
- 上司や先輩の仕事を見て頑張ろうと思えない
- 自ら学ぶ意欲がわかない
技術職は誰にでも向いているわけではないので、不向きの方にとっては、IT業界から足を洗いたいと考えるのも当然です。
SEに向いてない理由の詳細と解決方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
SEに向いてない人のおすすめの転職先についての詳細記事はこちら
理由③仕事が運用保守ばかり
IT業界から足を洗いたい理由3つ目は、仕事が運用保守ばかりなこと。
SEが開発するシステムをリリースしたら、リリース後は運用保守をすることが多いです。
問い合わせ窓口を作って、業務時間内に不明点を回答するというレベルであれば、そこまで大変ではありません。
ただ、構築したシステムによっては、24時間365日の対応を求められることも。
不具合が起きたり、システムが止まってしまう場合、休日出勤や夜間対応も発生します。
対応できないと契約先企業に迷惑がかかるだけでなく、契約先企業のお客さんにも迷惑がかかってしまうので、常に監視する体制を敷かないといけません。
取れる案件が限られてしまうIT企業だと、運用保守ばかりになることも。
システムのエラー発生などは突発的に起きるため、休日も気が抜けなくて、かなりのストレス。
また、運用保守の仕事は同じことの繰り返しとなり、スキルも身に付きません。
コードを書いたり技術を身に着けたいと思ってSEになったのに、保守ばかりでスキルも身につかない仕事だと、楽しいはずがありません。
理由④スキルが身につかない
IT業界から足を洗いたい理由4つ目は、スキルが身につかないこと。
IT企業によっては、
- 取れる案件が限られて、一つのことしかできない
- 研修すらなくて、いきなり案件に入れられてしまう
- スキル的にできないのに、できることになっていて案件に入れられてしまう
- 扱っている技術が古すぎて、その案件でしか役に立たない
- 扱っている技術が特殊すぎて、その会社でしか使わない
ようなこともあり、スキルアップできない可能性があるので注意が必要。
契約期間が定期的に更新されるような変わり映えのしない案件についても、同じことの繰り返しになるのでスキルが身に付きません。
同じ作業を繰り返すような案件に入る期間が長すぎると、その案件でしか通用しないスキルしか身につかないITエンジニアになってしまいます。
運用保守やテストだけ行う案件にずっと入れられていると、マジで地獄。
スキルも身につかないですし、やってて面白くありませんからね。
理由⑤客先常駐ばかり
IT業界から足を洗いたい理由5つ目は、客先常駐ばかりなこと。
SEとして働く際、お客さん先に常駐してシステム構築をする、客先常駐の形態を取ることがあります。
客先常駐自体に以下のメリットがあるので、SEを客先常駐させる会社は存在します。
- 常駐先のお客さんの業務を深く理解できる
- 扱うツールに対して非常に詳しくなってスキルが身につく
- 色んな会社で働く経験ができる
ただ、客先常駐するお客さん先によっては、以下のデメリットがあります。
- 常駐している会社同士の縄張り争いがしんどい
- 常駐している会社同士で情報共有を阻害する
- 自社内の社員同士でも常駐先の関係によって敵扱いされる
- 稼働する下限時間が休まない前提になっているので休みにくい
- 客先で孤独を感じる
- 古いシステムの保守ばかりでスキルが伸びない
- 個人の裁量はほぼない
- 残業まみれになる
- 常駐先の企業が無茶振りしてくる
また、常駐先が代わると、
- 守秘義務の観点から作成した資料を残せなくてありものの資料を使いまわせないので非効率
- タイムカードのやり方などを一から覚えないといけなくて面倒
- 常駐先が変わるたびに転職しているようなものなので生活リズムが狂う
というデメリットもあります。
しかも嫌な仕事であっても、常駐メンバーになると、契約期間の縛りで簡単に抜けられないのがきついところ。
常駐先に配属されたら、稼働することで売上になる契約形態(履行割合型の準委任契約など)になっていることが多いからです。
SEとして入社してバリバリ働く想定だったのに、入社した会社の社員というより、常駐している客先の社員として働く感覚になることも。
入社した会社の制度の恩恵を受けられないこともあります。
客先常駐で良い会社に行ければよいですが、良い会社かどうかは運次第。
客先常駐が多い会社だと環境の良し悪しが運次第になるので、常駐先ばかりだと地獄です。
SIerで客先常駐なしで働くためのポイントの詳細記事はこちら
客先常駐(SES)を辞めたい場合は、所属会社に期待しても時間の無駄なので、辞めて転職した方が早いです。
転職で失敗しない方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
客先常駐(SES)を辞めたい時の対処法についての詳細記事はこちら
理由⑥仕事が下請けばかり
IT業界から足を洗いたい理由6つ目は、仕事が下請けばかりなこと。
元請(プライムベンダー)や、二次請けぐらいの会社なら、お客さんと直接やり取りができます。
お客さんと直接やり取りできると、
- 仕様の調整
- スケジュールの調整
- 金額調整
などの調整がしやすいので、案件のコントロールがしやすいです。
案件のコントロールがしやすいと、無茶な納期で仕事をしなくていいですし、利益が出ない金額で案件を受ける必要もありません。
それが下請けばかりだと、
- スケジュールをコントロールできない
- お客さんをコントロールできない
- 金額をコントロールできない
- 決められた仕事しかない
- 仕事を選べない
- スキルが身につかない
- 案件が炎上してても自分でコントロールできない
- 小規模案件を数多く回さざるを得ない
ので、しんどいです。
理由⑦炎上案件ばかり
IT業界から足を洗いたい理由7つ目は、炎上案件ばかりなこと。
プロジェクトの炎上は様々なパターンがあります。
例えば、
- 品質が悪くてバグが大量に発生する
- 品質が悪くて検収をもらえない
- 要件定義が予定通り進まない
- プロジェクト完了後の瑕疵担保責任を問われて作業が発生する
- プロジェクトの最後の方で仕様変更を余儀なくされる
など。
炎上を防ぐためには、品質が悪いとならないように、スキルアップしたり有識者をプロジェクトにアサインすることが大事です。
ただ、システムに関する仕様の部分は中々難しいところで、お客さんがよくわかっていなくて提案時には情報が足りないということも多々あります。
プロジェクトが始まってふたを開けてみると、提案時に見えていなかった予期せぬシステムの仕様が発覚したり、プロジェクトの前提条件を揺るがす事象が発覚することも。。
SIerの契約でよくある請負契約では、納品したシステムの瑕疵担保責任(契約不適合責任)を1年間とかで負って、プロジェクト完了後も対応することがあります。
対応が発生するかどうかは、ふたを開けてみないとわからないので、多くのSIerでは瑕疵担保責任(契約不適合責任)の対応工数を稼働工数に含んでいないことがほとんど。
プロジェクトは生き物なので、柔軟に対応するスキルも求められるのですが、未然に防げないと残業まみれになってしまいます。
ヤバいIT企業だと、そもそも炎上している案件ばかりで、案件参画したスタート時点から燃えていることも。。
案件が炎上していると、火消しに追われてスキルアップもできなくなってしまうので、めっちゃきついです。
そこで会社によっては、
- 請負契約の数を減らす
- 分からない部分はリスク工数を積むようにする
- 再見積もり前提で見積提示する
- プロジェクトが炎上しないようにカバー体制を敷く
等で対応していますが、担当のシステムエンジニアに丸投げの会社だと、激務必須の地獄になってしまいます。
理由⑧ロールモデルがいない
IT業界から足を洗いたい理由8つ目は、ロールモデルがいないこと。
特に女性エンジニアの場合、ロールモデルがいないと将来が不安になります。
昔は結婚後も働く女性が少なかったことから、若い女性の方にとってのお手本となる人は少なかったです。
それが今は結婚後も働く女性が増えてきており、働く女性の考え方も変化してきていることから、キャリアを重ねたロールモデルとなる女性も出てきています。
若い女性の方にとって、ロールモデルとなる女性の方がいると、目指すべきキャリアのイメージが湧きますからね。
しかし、エンジニアでロールモデルとなる女性となると、まだまだ少ないのが事実。
そうなると、エンジニアとしてどんなキャリアを歩んでいけばいいのか、イメージがつきません。
また、ロールモデルがいない会社だと、上司が男性ばかりで理解がないこともあります。
女性ならではのつらさや、不安に思う理由に寄り添えない会社だと、エンジニアを辞めたくなるのも当然。
20代前半の女性エンジニアの方ならまだよいとしても、20代後半~30代ともなると、
- 会社にロールモデルがいない
- 上司が男性ばかりで女性エンジニアに理解がない
場合は、将来が不安になりますからね。
理由⑨女性のライフイベントに考慮してもらえない
IT業界から足を洗いたい理由9つ目は、女性のライフイベントに考慮してもらえないこと。
特に女性エンジニアの場合、大事なポイントです。
エンジニアに限りませんが、女性の20代~30代はライフイベントが多くなる時期。
例えば、
- 引っ越し
- 結婚
- 結婚式
- 新婚旅行
- 子供誕生
- 持ち家購入
など。
上記のようなライフイベントがある時は、短期間もしくは一定期間、仕事を休むことになります。
それがブラック企業などのクソな会社だと、売上優先・システムエンジニアの稼働優先なのでライフイベントに考慮してもらえませんし、普段から有給休暇すら取れません。
そうなると、ライフイベントがあっても案件に入れられてしまい、休みたい時に休めない形になってしまいます。
結果として、
- 安心して休めない
- 休みにくい雰囲気で休めない
- 休みにくいどころか、全く休めない
という最悪の状況となり、人生に一度のライフイベントが台無しになることも。。
男性にとっても人生に一度のライフイベントは超大事ですが、女性にとってはライフイベントに考慮してもらえないと、働き方や仕事を変えざるを得ません。
目の前の案件を回すことしか考えられない会社だと、女性のライフイベントに考慮できないのでめっちゃしんどいです。
有給を取れないのはおかしい会社である理由と対策の詳細記事はこちら
人手不足だから有給取れない会社はヤバい理由と対策についての詳細記事はこちら
仕事で代わりがいないから休めない会社は異常!原因と対策についての詳細記事はこちら
理由⑩残業が多い
IT業界から足を洗いたい理由10個目は、残業が多いこと。
システムエンジニアだと、お客さんのシステム開発をするのがメインですが、会社の方針やプロジェクト次第では、残業まみれになってしまいます。
例えば、
- テストをしたらバグが多く発生して残業
- 納期に無理やり間に合わせるために残業
- 見積時点の見通しが甘くて残業
- 請負契約の契約不適合責任(瑕疵)を問われて残業
- 準委任契約(SES)の稼働上限時間が月に200時間になってて残業
- そもそもの納期がきつすぎて残業
- スケジュールの見通しが甘くて残業
- 1人当たり1人月ではなく、2人月分の案件に入れられて、残業ありきで稼働させられている
など。
労働時間が長くなる原因として、
- 営業がいない
- システムエンジニアが足りない
- 納期が短すぎる
- 社内連絡のレスポンスが遅い
- プロジェクトが炎上
- スキルが足りない
ということが挙げられます。
また、やたらと遅い時間まで頑張るチームメンバーの人もいるため、付き合っていると帰るのが遅くなるということも。
上記の多くに当てはまるIT企業だと、残業ばかりの激務になってしまうことも。。
残業を減らすには、仕事をコントロールする必要があるのですが、ヤバい会社だと全くコントロールできません。
そうなると、残業が当たり前になってしまうので、ブラックすぎて辞めたくなるのは当然です。
SEが残業ばかりで忙しい理由と稼働通りに働ける方法の詳細記事はこちら
残業するのが当たり前というおかしい職場での解決方法の詳細記事はこちら
理由⑪休日出勤ばかり
IT業界から足を洗いたい理由11個目は、休日出勤ばかりなこと。
仕事量が多すぎるブラック企業だと、平日に残業しても仕事が終わりません。
めちゃくちゃな案件ばかりのIT企業にいると、休日出勤三昧になることも。。
ブラック企業の案件はきつい納期が多いため、平日に終わらなければ、土日出勤してでも終わらせないといけないことに。。
案件コントロールは会社側でやるべきなのに、休日出勤ばかりの会社だと、マジでブラックすぎます。
ブラックすぎる会社で働くSEがブラックじゃない会社に転職する方法の詳細記事はこちら
理由⑫給料が低い
IT業界から足を洗いたい理由12個目は、給料が低いこと。
ITエンジニアの場合、
- 技術的な提案活動(セールスエンジニア・プリセールスの動き)
- システム構築やアプリ開発
- システムの保守
など、やれる業務範囲が広い仕事です。
そのため、本来は新卒でも年収350~400万ぐらいはもらいやすい、給料が高めの仕事。
しかし、ITエンジニアなのに給料が低い会社も存在します。
最初は年収200万円台の会社すらありますし、ITエンジニアの年収をおさえてこき使ってやろうという会社のスタンスだと、スキルが上がっても給料が上がらないという地獄の状況に。
中小IT企業の中には、利益が取れずに経営が苦しくなってしまい、結果として給料が上がらないことも。。
さらに、ブラック企業だと残業をめちゃくちゃさせるくせに、残業代がつきません。
みなし残業が最初から45時間になっていたり、サービス残業前提になっていて、残業代をもらえない違法企業すらあります。
残業しているのに残業代がもらえないとなると、給料が低いだけでなく、時給換算すると恐ろしいことに。。
世の中はお金で解決できることは多いので、一定以上の給料をもらうことは必須。
給料が低い状態でモチベーションを保つのは絶対無理です。
給料が安いのにモチベーション維持は無理!すぐに脱出するべき理由の詳細記事はこちら
給料が安くて上がらないなら、転職のきっかけとして十分。
退職理由で最も多い理由が、「給料が安いから」なので、給料が安いから転職するのは至極当然です。
年収が200万円台~300万円台なら、給料を上げるには、会社に残るよりも辞めて転職した方が簡単ですからね。
なので、給料が低い会社のITエンジニアだと、地獄なのは当然です。
給料が安い会社は即辞めて転職するべき理由とおすすめの仕事についての詳細記事はこちら
理由⑬人間関係が悪い
IT業界から足を洗いたい理由13個目は、人間関係が悪いこと。
どんな会社でもどんな仕事でも、社内の人間関係がストレスに感じることは多いです。
社内の人間関係が面倒だったり、ストレスを感じることが多いと、仕事がめちゃくちゃ嫌になります。
お客さんよりも、社内の人間関係に気を遣わないといけなかったり、社内営業が大事なんて言われることも。。
例えば、
- 上司と反りが合わない
- 社長がワンマンすぎて意見通らない
- 先輩が気分屋すぎる
- 同僚でマウント取ってくる奴がうざい
- 他部署だけど、仕事でかかわる人がめんどくさすぎ
- 自分の部署の立場が弱くて根回しがしんどい
- 人見知りだからしんどい
など。
IT業界で働くITエンジニアの方は仕事の幅が広く、やることも多いですし、登場人物も多いです。
社内外で調整しないといけないことも多く、疲れて仕事が嫌になってしまうことも。
利害関係を調整するばかりの仕事だと、楽しくないです。
ITエンジニア・クリエイター専門エージェントのレバテックキャリアが出している、「レバテック版 ITエンジニア転職白書2021」でも、上司や人間関係への不満から転職をしていることがわかります。
<ITエンジニアの転職理由から抜粋>
順位 | 理由 | 割合 |
1位 | 上司への不満があった | 42.3% |
2位 | 人間関係 | 33.3% |
3位 | 体調不良 | 29.4% |
人間関係が悪いと多くの仕事で悪影響が出てしまいます。
そんな時にどうしたらいいのか、以下の記事で詳しく解説しています。
SE(IT業界)に疲れて嫌になった人が少しでも楽に働ける方法の詳細記事はこちら
性格悪い・むかつくエンジニアの特徴と対処法についての詳細記事はこちら
IT業界から足を洗う前の重要な判断ポイント
主にエンジニアの方向けの話ですが、IT業界での仕事が嫌になって転職したい場合、IT業界から足を洗う前に重要なポイントがあります。
それは、自分がエンジニアとして続けていくのか、エンジニア以外に職種を変えるのかどうかを判断するということ。
IT業界から足を洗ったとしても、
- IT業界以外の社内SE(情報システム部のSE)
- DX推進部門のエンジニア
のように、IT業界以外でエンジニアとして働く選択肢があるからです。
また、エンジニア自体に向いてないのであれば、できる限り今までの技術面を活かせる仕事をするのがおすすめ。
転職先を選ぶ時の重要なポイントは、
- 自分がIT業界から足を洗いたい理由を整理する
- 自分がやりたいことを整理する
- エンジニア経験を活かす
ことです。
ここを間違えると、転職したのに自分に向いてない仕事をやる可能性もあるので、ちゃんと整理するのが大事。
IT業界は今後も伸びていく業界なので、本当に足を洗っていいのかは、よく考えてから判断するべき。
単純に今の会社や自分が知っている範囲の会社が合わないだけで、
- Web系エンジニア
- 今より良いSIerのSE
など、他のIT企業なら自分にマッチすることもありますからね。
エンジニアを辞めたくなる原因として、以下のものが挙げられます。
- エンジニアには向いているけれど、今の会社がブラックだから辞めたい
- SEには向いてないけど、エンジニアの仕事には向いている
- SEにもエンジニアにも向いてないから、SEやエンジニア以外の仕事をしたい
エンジニアを辞めたくなる原因によって取るべき行動は全く変わってくるので、転職で失敗しないためにも、辞めたくなる原因を整理することは大事なのです。
SEにもエンジニアにも向いてない方で、つらくて仕事を辞めたいのなら、SEやエンジニア以外の仕事にキャリアチェンジするのが解決策。
一方で、SEもしくはエンジニアの仕事自体に向いている方なら、取るべき行動はキャリアチェンジではありません。
今の会社がブラックだったり、仕事内容が合わなくて辞めたい場合、今よりも良い会社・自分に合う会社にエンジニアとして転職することです。
エンジニアという職種は変えずに、今の会社から転職するだけで悩みが解決することはありますからね。
時間には限りがあるので、ブラック企業や自分に合わない会社で続けることは、時間の無駄でしかありません。
また、エンジニアを辞めたい場合、やりたいことを整理することも大事。
例えば、SEは辞めたいけどエンジニア(技術者)として働いていきたい場合、どのような仕事をしたいのかで転職先は変わってきます。
決められた範囲の仕事だけではなく、ITに関して幅広く仕事をしたいのなら、社内SEが向いています。
社内のIT関連の仕事ほぼすべてに携われますからね。
新しいことにチャレンジしていきたい方なら、IT企業以外の会社のDX推進部門が向いています。
DX推進自体が新しい取り組みであり、エンジニア経験がある方だと経験を活かせるシーンが多いですからね。
自社製品を開発したい方なら、Web系の会社が向いています。
自社製品の開発なら、既存の製品を使ったシステム開発と違い、機能追加や新製品開発などの色んな開発ができますからね。
エンジニアを辞めたい場合は、
- 営業がやりたい
- マーケがやりたい
- コンサルがやりたい
など、自分が何をやりたいのかを整理することで、自分に合う転職先が見えてきます。
なお、女性に人気の仕事である事務職は、今後なくなる仕事なのでおすすめしません。
事務職は替えが効くこともあって、将来性がない仕事。
また、給料が低いこともあり、収入が減ってかなりきつくなります。
もっと他に良い仕事はたくさんあるので、とりあえず事務というのはやめましょう。
事務職をお勧めしない理由については、以下の記事でも解説しています。
事務を辞めた方がいい理由とおすすめの仕事についての詳細記事はこちら
SEに向いてないからといって、社員を辞めてパート・バイトになるのは論外。
理由は以下の通り。
- スキルが身につかない
- 立場が弱くて切られやすい
- 収入が低くて増えない
- 職歴として見てもらえない
- 病気やケガすると無収入
- 社会的な信用が得られにくい
- 年齢を重ねるたびに仕事が減る
コロナ渦でパートやバイトの人の立場の弱さが浮き彫りになったように、収入面で安定しないのと、収入が激減するのが大きなデメリット。
バイト・パートのまま働き続けるデメリットについては、フリーターの方を例にして以下の記事で詳しく解説しています。
フリーターのままだと何故ダメなのかについての詳細記事はこちら
バイト・パートといった、フリーターとして働いている方の末路は悲惨。
反面教師にして、安易な選択をしないようにしましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
システムエンジニアの場合、仕事内容はシステム開発にとどまらず、
- システム設計
- 技術的な視点での説明
- 社内調整
- お客さんとの調整
- プロジェクトの段取り
- プロジェクト管理
- プログラマーの要員管理
など、仕事の幅が広いので、幅広いスキルを求められる仕事。
そのため、SEをやってきた経験を活かさずに、ただ単に辞めてしまうのはもったいないです。
なぜなら、SE経験を求めている企業はたくさんあるからです。
今の時代は先を読むのが難しいこともあり、今までのビジネスのままだと立ち行かなくなると危機感を抱いている企業が多数。
そこで、DX(デジタルトランスフォーメーション)によってビジネスの変革をする必要が出てきており、そのためにはシステムを変えていく必要も多々あります。
システムを変えていくには、技術的な視点に加えて、お客さんの業務要件を知っているSEの力が必要不可欠。
システムの刷新ができている会社は多くないため、経験豊富なSEに力を貸してほしいと考えている会社はたくさんあります。
誰しも長所と短所がありますし、今の会社に合わないなら、自分の力をフルに発揮できる会社で働いた方が幸せになれます。
エンジニア経験を活かせる仕事については、後述するので是非最後までご覧ください。
システムエンジニアは転職が当たり前で転職に有利な状況である理由の詳細記事はこちら
IT業界から足を洗う方におすすめの仕事
IT業界から足を洗いたい理由とやりたいことを整理できたら、できる限りエンジニア経験を活かして転職するのがポイントです。
エンジニア経験とは、
- 技術的な知識
- プログラミングスキル
だけでなく、
- お客さんの業務要件の知識
- プロジェクト管理経験
も含みます。
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事は、以下の7つ。
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア
- Web系エンジニア
- もっと良いSIerのSE
- IT営業
- プリセールス
- ITコンサル
上記以外の仕事の中で、おすすめの仕事である
- Webマーケター
- Webデザイナー
になりたい場合、エンジニアに関連しないキャリアになるため、学びなおしが必須。
WebマーケターやWebデザイナーになりたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
手に職をつけたい20代・30代男性向けおすすめの仕事と手に職つける方法についての詳細記事はこちら
手に職をつけたい20代女性向けの長く続けられる仕事の選び方の詳細記事はこちら
手に職をつけたい30代・40代女性におすすめの仕事についての詳細記事はこちら
転職したいけどスキルがない20代が使える若手の特権についての詳細記事はこちら
①社内SE
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事1つ目は、社内SE。
社内SEは、ほぼすべての会社にある、IT部門で働く形になります。
具体的には、主に情報システム部で勤務することになり、自社のITに関わるほぼすべての業務に携わります。
SIerと違って、
- 決まったシステムだけでなく、社内の業務にかかわるITシステム全般に関われる
- 社員のパソコンやスマホなどの選定や管理も行う
と業務が幅広いのが特徴。
社内SEのメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- 労働時間はそれなりに調整しやすい
- スキルを身に着けやすい
- やる仕事の幅が広いので面白い
労働時間については、余裕で定時で帰れる会社もあれば、仕事量が多く残業が当たり前の会社も。
ただ、調整するのがお客さん相手ではなく社内になるため、時間の調整はしやすいです。
また、社内SEは何か一つのシステムをやるわけではなく、会社の業務に関わるIT全般を担当することになります。
なので、様々な視点で考えて開発したり、幅広いシステムを社内に取り入れることが多く、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)や知識が身に付きやすいです。
また、会社をITで良くしていくために、新しいことにどんどん挑戦できるというメリットもあります。
気を付ける点は、
- 給料を上げるのが難しい
- 常にコスト削減を求められる
- 仕事の幅が広いので、幅広い知識やスキルが必要
なこと。
なので、社内SEに対する理解がある会社を選ぶ必要があります。
後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
②DX推進部門のエンジニア
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事2つ目は、DX推進部門のエンジニア。
IT業界以外の会社に転職するというと、情報システム部(社内SE)への転職を思い浮かべることが多いですが、情報システム部(社内SE)ではなくてDX推進を行っている部署に転職するということです。
最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を検討している会社が増えてきていることもあり、情報システム部以外の部署を新設して、ITを活用しようという会社が増加中。
業界問わず、金融業や製造業でもDXを推進しようとしている企業が増えています。
そこでは、ITエンジニアの経験が必要なので、自分のスキルを活かして転職するという選択肢になります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
ざっくり言うと、デジタル技術(IT)を使って事業の変革を行うこと。
既存の仕組みや価値観をひっくり返すような、革命的な仕組みにより、社会全体に影響を及ぼして人々の生活を変えていく考え方です。
例えばZOZOは、アパレルのインターネット通販により急成長しました。
服を買う時は店舗に行って試着するのが一般的でしたが、若者に人気のあるブランドを揃えることで、服を試着できない通販であっても売り上げを急拡大することに成功しています。
(その後のZOZOスーツや、買収などのゴタゴタについては、割愛しますw)
実際、IT企業でなくても、自分たちの得意分野の知見を活かしたアプリを出すような会社が増えています。
DX推進部門のメリットは、以下の点が挙げられます。
- 新しい技術(スキル)を身に着けられる
- 新しいことに挑戦できるので楽しい
- 世の中に影響を与えることもできる
IT業界以外の会社では、世の中に受け入れられるような新しいサービスを開発するために、最新技術を取り入れることも多いです。
そのため、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)や知見が身に付きやすいです。
さらに新しいことにどんどん挑戦でき、サービス次第で世の中に影響を与えることも可能。
また、会社によっては、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少ないため、労働時間を調整しやすいですし、福利厚生が充実しているところも多いです。
ある程度の大企業でないと、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を検討すらしていないので、募集自体が少ないです。
DX推進部門は新しい分野かつ、攻めのITということもあり、主体的に進める能力も必要。
また、システム要件だけではなくて、ビジネス的な要件も重要になってくるので難易度は高いです。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う募集があるのかを探しましょう。
③Web系エンジニア
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事3つ目は、Web系エンジニア。
Web系の会社とは、
- スマホアプリの開発
- パソコンで使うソフトなどの開発
- ブラウザでのサービスの開発
をしている会社を指します。
上記のような、Web系のエンジニアとして転職するということ。
Web系の会社は、創業から長い会社もあれば、ベンチャー企業まで幅広く存在しています。
よく、私服で出勤できるIT企業というイメージをされますが、それはこのWeb系の会社を指すことがほとんど。
ベンチャー企業だと若い方も多く、古いしがらみが無いという点で働きやすい会社が多いです。
多くのWeb系の会社に見られるメリットは以下の通り。
- 労働時間を調整しやすい
- 新しい技術(スキル)を身に着けられる
- 新しいことに挑戦できるので楽しい
世の中に受け入れられるようなサービスを開発するために、新しい技術を取り入れることも多く、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)が身に付きやすいです。
下請けではなく、自分たちのサービスを開発している会社であれば、新しいことにどんどん挑戦できるというメリットも。
会社によっては、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少ないため、労働時間を調整しやすいです。
ぼく自身もソフトウェアメーカーにいたのでわかるのですが、Web系の会社はどこもITエンジニアの人手が足りていません。
世の中の流れが速く、ニーズに応えるためにはスピード感を持った開発が必要で、それにはITエンジニアが必要だからです。
お客さん先のシステムを構築するSEは向いてないけれど、エンジニアとして働きたいのであれば、自社開発ができるWeb系の会社にエンジニア転職をするのがおすすめ。
気を付ける点は、Web系の会社といっても会社の風土はピンからキリまであるので、
- やり方が古臭い
- スピード感がない
という場合、成長スピードが遅くなってしまいます。
ベンチャー企業の中にはイケイケなので楽しい部分はあったとしても、人数が足りなくて労働時間が長くなることも。
また、コードを書くのがメインになるので、SEとしてコードを書かずにキャリアを積んでいる方だと大変です。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
④もっと良いSIerのSE
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事4つ目は、もっと良いSIerのSE。
ぼく自身、SIerで働いているのでひしひしと感じますが、SIerは会社次第で天国にも地獄にもなるぐらい揺れ幅が本当に大きいということ。
SIerは、会社規模の大きさで良い悪いが決まることはなく、
- 会社の風土や仕組みが今の時代に合っているか
- 時代の先取りをできているか
で決まります。
条件の良いSIerでSEとして働けるのであれば、今までの経験を活かしながらステップアップが容易。
もっと条件の良いSIerのメリットは、以下の通りです。
- 労働時間が調整しやすい
- スキルが身につく
- 世の中を動かすような大きなプロジェクトもあり面白い
- マネジメント力がつく
- 年収が上がる
- 休みも取りやすい
良い条件のSIerだと、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少なく、労働時間を調整しやすいです。
AIやRPAなどの最先端の技術を取り入れて開発できるため、
- 技術(スキル)が身に付きやすい
- 新しい提案をどんどん行える
というメリットもあります。
また、社内外との調整を行いながらプロジェクトを進めるので、平社員のうちからマネジメント力をつけることが可能。
ぼく自身もSIerで働いているのでひしひしと感じるのですが、IT投資へ積極的な企業が増えているため、どのSIerもITエンジニアの人手が足りていません。
良い条件のSIerなら、なおさら競争率が高いです。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
ユーザー系SIerでホワイト企業・穴場企業を探せる方法についての詳細記事はこちら
⑤IT営業
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事5つ目は、IT営業。
同じIT業界で働くことになりますが、エンジニアから営業にキャリアチェンジするということです。
ソフトウェアメーカーで働く場合は、ソフトウェアの提案&販売がメイン。
IT営業(ソフトウェアメーカー)の仕事についての詳細記事はこちら
SIerで働く場合は、SIerの営業として案件獲得のために全体提案の取りまとめをすることになります。
IT業界の営業であれば、SEで経験した技術的な知識を活かして提案できるのが強み。
自分の長所が提案力やコミュニケーションスキルであれば、活躍できる可能性は高いですし、高いモチベーションを保てます。
営業の仕事自体、
- 数字を基にした計画作成能力
- 計画遂行能力
- 結果から逆算した段取り力
- 資料作成能力
- 提案力
- 交渉力
- 社内調整力
といった、ビジネスで必要な様々なスキルが身につくのもメリット。
注意点としては、営業である以上、予算やKPIという名のノルマは必ずあること。
ノルマに追われるのが嫌な方や、コミュニケーションを取るのが苦手な方には向いてないです。
また、ブラック企業だと、残業まみれになりがちなので行かないようにしましょう。
営業も向き・不向きはありますが、営業に向いていてやる気があるのならおすすめの仕事。
良い会社に転職するためには、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
⑥プリセールス
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事6つ目は、プリセールス。
セールスエンジニアとも呼ばれ、担当営業をサポートしながら技術的な観点でお客さんに提案をするのが仕事。
プリセールスはIT営業と同じく、IT業界で働くことになるのと、SIerで働くことが多いです。
プリセールスであれば、SEで経験した技術的な知識を活かして提案できるのがメリット。
プロジェクトに入ることがほとんどなくなるので、お客さんとのやり取りで消耗することもなくなります。
自分の長所が開発よりも提案力やコミュニケーションスキルであれば、活躍できる可能性は高いですし、高いモチベーションを保てます。
注意点としては、技術的な提案をすることを求められるので、常に最新技術の動向を勉強して知っておく必要があること。
技術的な視点で提案することを求められているのに、技術が分からないと存在価値がなくなってしまいますからね。
また、提案だけではなく、メーカーアライアンスとして他社との協業もやることが多いです。
技術的な観点でわかりやすく提案することがやりたい方や、技術提案が向いている方にはおすすめの仕事。
良い会社に転職するためには、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
⑦ITコンサル
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事7つ目は、ITコンサル。
コンサルティング会社で、技術的な観点を活かしたうえで、お客さんの業務改善の提案を行う仕事です。
ITコンサルは仕事の難易度が高いこともあり、年収が高いのがメリット。
また、お客さんの業務を根本から変えていくこともできるので、戦略にも携われるところに面白みを感じる方は向いています。
要件定義などの上流工程をメインでやっていたSEの方だと、システムの根本である設計部分を検討してシステムに落とし込んでいるので、SE経験を活かせます。
注意点としては技術的な観点だけではなく、お客さんの業務の理解もした上での提案を求められるので、難易度が高いこと。
「御社は○○という目的達成のために、○○という業務ができるようにするべきです。そのためには○○というシステム開発が必要です」
という提案が必要ですからね。
最新技術の動向を追うだけではなく、「どうあるべきか」という観点を持ちながら、お客さんの業務を改善することが求められます。
技術的な観点だけでなく、業務改善にまでつながる提案をしていきたい方にはおすすめの仕事。
良い会社に転職するためには、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
IT業界から足を洗う方におすすめの転職エージェント
IT業界から足を洗いたい方は、紹介してきたおすすめの仕事に転職しましょう。
悪い会社にいると、仕事自体が嫌いになってしまう可能性もあり、もったいないですからね。
仕事で成長したり、成功するために一番重要なのはモチベーション。
今の会社だと全くモチベーションがないけど、別の会社なら楽しいと感じて、モチベーションを高く保てることは普通にあります。
仕事のモチベーションが全くない時は転職した方がいい理由の詳細記事はこちら
エンジニアの方がおすすめの仕事に転職する方法は、
- 転職エージェントを使う
- 求人企業の口コミを見て真実を知る
こと。
転職エージェントをフル活用すれば、業界問わず、自分が知らない優良企業を探せます。
自分が知らなかった会社や仕事を知る機会になるので、視野も広がって良いキャリアを築きやすくなります。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
以下の仕事はエンジニアとして転職するので、エンジニアに強い転職エージェントを使うのがおすすめ。
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア
- Web系エンジニア
- もっと良いSIerのSE
以下の仕事はエンジニア以外の仕事に転職するので、総合転職の転職エージェントを使うのがおすすめ。
- IT営業
- プリセールス
- ITコンサル
転職エージェントの良いところは、多くの求人が見れること。
上記で紹介したようなおすすめの仕事以外にも、世の中に仕事はたくさんあるので、多くの求人を見て自分の可能性を広げましょう。
また、在宅勤務で働ける会社だと、ライフイベントの変化があっても働きやすいのでおすすめ。
在宅勤務のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
在宅勤務のメリット・デメリットについてまとめた詳細記事はこちら
ここからは、
- エンジニアとして転職する時のおすすめ転職エージェント
- エンジニア以外の仕事に転職する時のおすすめ転職エージェント
- 口コミの活用方法
について紹介していきます。
エンジニアとして転職する時のおすすめ転職エージェント
エンジニアとして転職する方法は、ITエンジニアの転職に強い転職エージェントを利用するのがおすすめ。
ITエンジニアの方におすすめの転職エージェントは、
- 転職時の年収アップ率81%を誇るGeekly(ギークリー)
- 専属2名体制で徹底サポートしてくれるウィルオブ・テック
- 非公開求人が多く、多くの求人をカバーしているマイナビIT AGENT
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1のレバテックキャリア
です。
上記転職エージェントは、全部無料で登録・利用できます!
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界の転職に専門特化した転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 転職時の年収アップ率が81%
- 転職時の平均年収アップ額は76万円
- IT業界に特化して11年以上の支援実績
- IT転職の支援実績10,000件以上
- エンジニア、クリエーターなどのIT職種に特化した求人が25,000件以上
- KOMANI・Yahoo!JAPAN・日清食品ホールディングスなど、ゲーム・ITだけでなく、IT以外の求人も多数
- Web上などでは一般的に公開されていない、非公開のIT求人が多数
- 中には、Geekly(ギークリー)のみ公開されている独占求人あり
- 内定までの日数が平均30日で他社の半分
- IT業界に知見深いコンサルタントが柔軟に対応して支援
- 履歴書や職務経歴書の書き方の指導も可能
- 履歴書や職務経歴書の添削も可能
- ユーザー満足度は81%を獲得
- 転職先の対象エリアは一都三県(特に東京都)
- 対象年齢は20代~40代
転職希望者のスキルと市場のニーズを正確に把握し、年収アップまでのストーリーを描いて手助けしてくれる、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、東京に求人が集中していることもあり、対象エリアが一都三県(特に東京都)で地方の求人がほぼないことです。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能。
「リモートワーク可な求人」として取り扱いもあるので、まずは登録して探してみると、思わぬ掘り出し求人が出てくることも。
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ウィルオブ・テックは、ゼネラルリサーチの調査結果によると、ITエンジニア転職の際、
- スタッフ満足度
- アフターフォロー満足度
- 求人満足度
の全てで1位を獲得しており、満足度が高いITエンジニア経験者専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 専属2名体制による丁寧なサポートで圧倒的な内定率
- 求人票ありきではなく、転職後のキャリアも見据えたサポートを実施
- LINEで気軽に相談ができ、24時間365日対応してもらえる
- ウィルオブ・テックだけがもっている優良求人・非公開求人が多い(約70%が非公開求人)
- 転職による年収アップは当たり前
- メルカリ・サイバーエージェント、Sansanなど伸びている会社の求人多数
- 強いネットワークがあるので、2,000件以上の取引実績あり
- 転職先の対象エリアは東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫
- 対象年齢は23歳~45歳
- 転職回数は5回未満までが対象
- ITエンジニアの業務経験が1年以上あり、離職後1年未満の方が対象
転職希望者に対し専属で2名の担当がついて、徹底サポートして年収アップを手助けしてくれるので、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところ。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能です。
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マイナビIT AGENTは、業界大手のマイナビが運営するITエンジニア専門の転職エージェント。
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特に、20代~30代のITエンジニア転職に強いため、20代~30代の方にはおすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところです。
ただ、まったく地方求人がないわけではないですし、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いです。
そのため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能。
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レバテックキャリアは、日本マーケティングリサーチ機構の調査結果によると、
『ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1』
に選ばれている、ITエンジニア経験者専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
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特に、元ITエンジニアのエージェントならではの強みがあり、
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ので、転職希望者にマッチする企業を提案してくれる転職エージェント。
デメリットは、首都圏・関西圏・東海圏・福岡以外の求人はほぼないというところと、50代以上だと求人がないことです。
ただ、20代~40代の上記の地域に当てはまるエンジニアの方で転職を考えている場合、まずは登録して探してみるのがおすすめ。
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ITエンジニア(システムエンジニア・プログラマー含む)の方が給料を上げる方法と、おすすめ転職エージェントについては、以下の記事でも紹介しています。
また、
など、転職でやるべきことを以下の記事でまとめています。
業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
エンジニア以外の仕事に転職する時のおすすめ転職エージェント
今より良い会社を探せるおすすめの転職エージェントは、
- 多くの求人をカバーしているdoda
- 隠れた優良企業が見つかるtype転職エージェント
- 中小企業の求人に強いマイナビエージェント
です。
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dodaは、業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
特長は以下の通りです。
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- 全国の求人に対応
- 転職エージェントが書類作成から面接対策まで親身にアドバイスしてくれる
- スケジュール調整や企業への後押しなど、企業に交渉してくれる
- 業界を変える転職や、結婚後の転職であっても丁寧に対応してくれる
dodaは、「転職エージェントに迷ったらdoda!」というぐらい安定の転職エージェントです。
転職3回中、2回目と3回目でdodaを使ったぼくの経験から言っても、ネットの書き込みにある「dodaのエージェントがひどい」というのは嘘。
むしろ、非常に丁寧な対応をしてくれる転職エージェントなので、絶対に使った方がいい転職エージェントです。
また、仮に担当が良くない担当者の場合でも、dodaは担当者変更にもちゃんと応じてくれるので安心。
デメリットは、迷惑メールかと思うくらい求人メールが届くことと、求人紹介の幅が広いので自分に合わない求人が含まれていること。
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type転職エージェントは、大手転職エージェントが持っていない、隠れた優良企業を多く持っている転職エージェント。
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- 一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に対応
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デメリットは一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)特化のため、それ以外の地域で転職を検討している場合は極端に求人が少ないことと、dodaなどの大手と比べると求人が少ないことです。
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dodaとtype転職エージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。
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デメリットは、20代の転職にかなり力を入れていることもあって30代以降の求人はあまり多くないことと、返事(レスポンス)が早いため対応が多くなり、人によっては疲れてしまうこと。
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マイナビエージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。
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業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
口コミを見て真実を知る
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:IT業界から足を洗いたい方は世の中の色んな求人を見て判断しよう
お話してきたことをまとめます。
エンジニアとしてIT業界で働いている方が、IT業界から足を洗って別の業界に転職したいと考えるのには、様々な理由があります。
IT業界から足を洗いたい理由は、以下の13個。
- 自ら学ぶ意欲がわかない
- SEに向いてない
- 仕事が運用保守ばかり
- スキルが身につかない
- 客先常駐ばかり
- 仕事が下請けばかり
- 炎上案件ばかり
- ロールモデルがいない
- 女性のライフイベントに考慮してもらえない
- 残業が多い
- 休日出勤ばかり
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
IT業界から足を洗う前の重要なポイントは、自分がエンジニアとして続けていくのか、エンジニア以外に職種を変えるのかどうかを判断すること。
転職先を選ぶ時の重要なポイントは、
- 自分がIT業界から足を洗いたい理由を整理する
- 自分がやりたいことを整理する
- エンジニア経験を活かす
ことです。
IT業界から足を洗いたい方におすすめの仕事は、以下の7つ。
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア
- Web系エンジニア
- もっと良いSIerのSE
- IT営業
- プリセールス
- ITコンサル
おすすめの仕事に転職するには、
- 転職エージェント
- 口コミ
をフル活用することです。
一口にIT業界と言ってもかなり幅広いので、仕事内容が変わるだけで働く環境は激変します。
自分に合う会社に転職して、自分のスキルを100%発揮できるようにしましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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