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というお悩みについてお答えします。
有給休暇が取れない会社で、働いていたことがあるポチのすけ(@pochinosuke1)です。
人手不足で有給が取れない会社で多々苦労しましたが、今では有給の取得を推奨する会社に転職したので、有給が取りやすい環境で働けています。
勤務日に休みを取れる有給休暇はゆっくり休めますし、旅行や趣味、副業など自分の時間を使えるので正社員の特権。
ただ、会社によっては人手不足になっていて、休むと仕事が回らないがために有給が取れないところもあります。
あまりにも負担が重いのに、会社に言ってもなかなか改善されないとつらいですよね。
そうなると、
「休みたいのに有給を取れないから休めない。。」
「無理やり親戚の不幸とかにしないと休めない。。」
となってしまうので、めちゃくちゃストレスがたまります。
ぼく自身、1社目と2社目の会社では全然有給が取れませんでした。
本記事では、
- 会社が人手不足で回ってないから、有給が取れない。。
- 人手不足のツケで有給取れないとか意味不明。
- 気兼ねなく有給が取りたい!
というお悩みについて、解説していきます。
結論から言うと、
そもそも、有給休暇は労働者に与えられた権利なので、人手不足だから有給休暇を取れないという会社はアウト。
人手不足とか関係ないです。
むしろ、中小企業でもベンチャー企業でも、有給が取れないような人手不足の会社に未来はありません。
こき使われて壊される前に、転職して脱出するべき。
本記事後半では、
- 人手不足で有給取れない会社から失敗せずに転職する方法
についても解説しているので、是非最後までご覧ください。
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人手不足でも有給取れない会社がアウトな理由
中小企業でもベンチャー企業でも、人手不足であっても有給休暇は取らないといけません。
逆に、人手不足だから有給を取らせなくていいという考えはアウト。
理由は、以下の3つです。
- 法律で決まっている
- 採用計画の見通しが甘い
- 人件費削減でこき使おうとしている
そもそも有給取れないのはおかしいですし、有給も取れないぐらいの人手不足なら採用計画も間違っていますし、人件費をかけなさすぎです。
理由①法律で決まっている
そもそも、有給取得は法律で義務付けられています。
人手不足を理由に有給を取らせないのは、法律違反のブラック企業ですよね。
労働基準法第39条1項で、以下のように定められています。
「使用者は、その雇入れの日から起算して六箇月間継続勤務し全労働日の八割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した十労働日の有給休暇を与えなければならない。」
労働基準法で明記されていますし、有給は取れて当然の権利なので、罪悪感を覚える必要もないのです。
もし、
「権利を主張する前に義務を果たせ!」
を連発するうざい上司がいたら、法律を盾にしてOK。
身近なもので例えると、2020年にあったコロナ渦での最初の緊急事態宣言では、1人あたり10万円が支給されました。
その際、正確には「10万円を受け取る権利」を手にしたので、別に受け取らなくてもOK。
ただ、もらえるものはもらいますよね。
有給を取るのも10万円支給と同じ。
有給を取れる権利を持っているので、使えるものは使った方がいいのです。
また、労働基準法では年間5日間は有給休暇を取れるように義務付けられているだけでなく、違反した会社に対する罰則もあります。
労働基準法第39条7項で、以下のように定められています。
「使用者は、第一項から第三項までの規定による有給休暇(これらの規定により使用者が与えなければならない有給休暇の日数が十労働日以上である労働者に係るものに限る。以下この項及び次項において同じ。)の日数のうち五日については、基準日(継続勤務した期間を六箇月経過日から一年ごとに区分した各期間(最後に一年未満の期間を生じたときは、当該期間)の初日をいう。
以下この項において同じ。)から一年以内の期間に、労働者ごとにその時季を定めることにより与えなければならない。」
また、労働基準法の第120条で、有給を年間で5日間取れないと1人当たり30万円以下の罰金になると定められています。
法律でも有給の取得は義務付けられていますし、罰則もあることから企業側でもちゃんと対応する会社が増えている印象。
なので、人手不足だからといって、有給が取れない状況はアウトなのです。
労働基準法第39条7項の有給休暇取得の義務化は、2019年4月から。
結構最近の話ですが、国が罰則まで設けて有給取得を強制させたのも、有給を取らせないブラック企業が多いからでしょうね。。
理由②採用計画の見通しが甘い
人手不足で有給が取れない会社というのは、採用計画の見通しも甘いです。
人を採用できる前提で、身の丈に合わないことを既存社員だけでやろうとしているんですよね。
業界・業種によりますが、人を採用するのは大変。
スキルがある人材ほど、引く手あまたで獲得競争も激しいです。
内定出しても、条件が良い他社に決まってしまうこともしばしば。
なので長期戦でやる必要もありますし、福利厚生含めた自社の魅力もアピールしないと、なかなか人は採れません。
しかも、今は口コミなどで有給取得の実態も丸わかりになっている時代。
そんな中、人手不足で有給が取れない会社と知られたら、採用で苦戦するのも当然です。
わざわざ、有給も取れないようなブラック企業に進んで入社する人はいませんからね。
とっとと有給もちゃんと取れるとアピールした方が、人材採用で有利に働くもの。
しかし、人手不足で有給が取れない会社というのはそのへんもわかっていないので、採用計画の見通しが甘いのです。
結果、採用活動がうまくいかなくて、人手不足の状態は解消されません。
理由③人件費削減でこき使おうとしている
人手不足で有給が取れない会社というのは、そもそも人件費削減の名目で、社員をこき使おうとしていることも。
人手不足の状況は、社員にとっては負荷が高くなるので、きついことこの上ありません。
しかし、そのような人手不足の状況を、
「人件費削減につながった!」
と考えてしまうヤバい経営者もいます。
正社員を雇うとなると、
- 採用の広報活動でかかるお金
- 面接などの人件費
- 社員を雇う際にかかる社会保険
など、給料以外に多くのお金がかかるもの。
そこで、既存の社員をこき使うことで、人件費を削減しながら利益を上げようとする悪徳経営者もいるんですよね。
当然ながら、社員をこき使う会社はブラック企業。
人手不足で現場は疲弊しているのに、人件費を上げたくないから人を増やす気がないとか、地獄の仕事ですよね。。
人手不足の状況に耐えていても、報われないんですから。
また、営業だから休めないという会社もブラック企業です。
責任感をもって仕事をするべきではありますが、営業だから休めないなんてことはなく、休みは取れるもの。
対処法については、以下の記事で詳しく解説しています。
営業で休めない状況から抜け出す方法についての詳細記事はこちら
人手不足で有給取れない会社で働くのは人生の損失
人手不足だから有給が取れないという会社で働き続けると、有給が取れないだけではなく長時間労働にもなりやすいので、かなりしんどい働き方になります。
人手不足の状況を、自分が奮闘することで補っているわけですからね。
そこで人手不足の状況を解消するには、採用を強化したり、外部への業務委託をすることが必要。
しかし、人を採用したり外部への業務委託をしようとしても、決まるまで時間がかかります。
会社が迅速に動いてくれたとしても、時間がかかるのが現実。
実際、ぼくが働いているIT業界でも、人手不足や業務負荷が高くなることがあるので改善しようとしています。
ホワイト企業ではあるのですが、それでも採用がうまくいったり、外部委託の仕組みが完成するまでに少なくとも1年以上はかかっているのが実態です。
そこで、人手不足で有給を取れないブラック企業だと、社員が辞めるという事態にならないと動きません。
現にぼくが働いていた2社目の会社では、3人でやるべき仕事を上司とぼくの2人でやっていました。
人手不足でめちゃくちゃきつくて、有給を取れない状況でしたが全然改善されず。。
結局ぼくが辞めて、そのあとに他の支店から異動してきた後任も辞めてから、ようやく3人体制になったそうです。
なので、いつになるのかわからないのに、
「今は有給を取れないけど、人手不足が解消されたら有給取れる!」
と信じて、人手不足が解消されるまで耐えることは、貴重な時間を無駄にするので人生の損失。
人生の肝心な時に有給休暇が取れないのは、プライベートでチャンスも逃して後悔することになるので、損です。
そういう会社は、仕事をしばらく休みたい時も、休ませてくれませんからね。
有給が取れないような、人手不足の会社にこき使われる人生を歩むのは今すぐにやめるべき。
ちゃんと有給が取れる会社に転職しましょう。
業界を変えながら3回転職したぼくの経験から言っても、今の会社で当たり前でも、会社や業界が変わると全部変わります。
ホワイト企業であれば有給を取れないという悩みは全くなく、むしろ会社側から有給取得を推奨するレベル。
人手不足で有給取れない会社から失敗せずに転職する方法
慢性的な人手不足になっているだけでなく、有給を取れない会社にいる時、有給が取れるように会社が変わるのを待つのは時間の無駄。
4社で働き、ブラック企業もホワイト企業も経験した立場から言うと、人手不足だからと言って有給が取れないような会社からは転職した方が早いです。
そのまま耐えていても、こき使われるだけですからね。
しかし、転職すると言ってもやり方がわからないと、
「失敗してしまうのでは。。」
と怖くなるもの。
そこで、業界を変える転職を含めて3回転職したぼくの経験上、転職で失敗しないためには転職エージェントをフル活用するのがおすすめ。
世の中に会社はたくさんあるのと同じように、転職を手助けする転職エージェントもたくさんあります。
転職エージェントは一般公開されていない非公開求人をたくさん持っていますし、自分の売り込み方も指摘してくれるので、転職したい人の味方。
さらに言うと、戦略を練って転職活動に取り組めば、転職することで年収も上がります。
転職エージェントのサービス自体が転職をする場合に最も利用価値があるので、フル活用しましょう。
転職エージェントを使いこなせると、選択肢が一気に増えるので、自分が思いもしなかった業界の求人も見つかるもの。
- 転職サイトにはない求人がある
- 企業と交渉できる
- 転職エージェントが親身にアドバイスしてくれる
- 不採用になった場合の本当の理由がわかる
また、それ以外にも転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
- 信用できない転職エージェントに当たってしまう可能性がある
からです。
なお、求人情報は水物で採用が決まれば募集終了になってしまうので、情報収集は早めに行って、良い会社の求人を見逃さないようにしましょう。
多くの方におすすめの転職エージェントは、
- 多くの求人をカバーしているdoda
- 隠れた優良企業が見つかるtype転職エージェント
- 中小企業の求人に強いマイナビエージェント
になります。
doda、type転職エージェントの特長・メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
マイナビエージェントの特長・メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
SE、プログラマーなどのITエンジニアの方におすすめの転職エージェントは、
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Geekly(ギークリー)、ウィルオブ・テック、マイナビIT AGENT、レバテックキャリアの特長・メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
第二新卒やフリーター、ニートの方向けにおすすめの転職エージェントは、
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第二新卒AGENTneo、就職カレッジの特長・メリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ちなみに、これらの転職エージェントはどれを利用しても、全部無料で登録・利用可能!
また、
など、転職でやるべきことを以下の記事でまとめています。
業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
まとめ:人手不足で有給も取れない会社は見切りをつけた方がいい
お話してきたことをまとめます。
人手不足だから有給を取らせなくていいという考えはアウト。
人手不足とか関係ないです。
有給を取れない会社がアウトな理由は、以下の3つ。
- 法律で決まっている
- 採用計画の見通しが甘い
- 人件費削減でこき使おうとしている
なので、
「今は有給を取れないけど、人手不足が解消されたら有給取れる!」
と信じて、人手不足が解消されるまで耐えることは、貴重な時間を無駄にするので人生の損失。
有給が取れないような、人手不足の会社にこき使われる人生を歩むのは今すぐにやめるべき。
転職の際は、転職エージェントをフル活用することで、良い会社を探せます。
人手不足で有給も取れない会社でこき使われるのは、人生の損失。
有給取得を推奨する会社で働くことで、人生の楽しみを増やしましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
有給を取れないのはおかしい会社である理由と対策の詳細記事はこちら
仕事で代わりがいないから休めない会社は異常!原因と対策についての詳細記事はこちら
仕事がつまらないのは当たり前?これからの働き方についてまとめた詳細記事はこちら