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というお悩みにお答えします。
現在、SIerで営業・マーケティング・営業企画として、3年以上働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
会社ではITエンジニアの人たちと一緒に動いてプロジェクトを進めているので、営業・ITエンジニアの両方の仕事内容に詳しいです。
SIerについてネットに書かれているものは、
「SIerはクソ。マジでやばいから、就職先や転職先の候補にするのはやめとけ」
「SIerとか時代遅れでオワコン。時代はWeb系の会社だから早く転職した方がいいよ」
という形で、とにかくマイナス面が多いもの。
もちろんSIerはマイナス面もありますが、現役で働くぼくの目線から見ると、
- フレックス制で働きやすい
- 営業もITエンジニアも在宅勤務で働けて在宅勤務手当も出る
- 時代の流れに乗って業績が右肩上がり
という良い面もあります。
本記事では、
- SIerに興味があるけど、やばいからやめとけっていうのは本当?
というお悩みについて、現役でSIerで働くぼくの体験談から解説していきます。
結論から言うと、ヤバいSIerはあるものの、時代の波に乗っているイケイケのSIerもあるのが真実です。
ぼくが働いているSIerのように、在宅勤務ができたり働きやすい会社も多いので、良いSIerなら転職先候補としてめちゃくちゃおすすめ!
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進は待ったなしの状況であり、そのためにはSIerの力が不可欠なので、やばいSIerに行かなければ大丈夫。
※紙をデジタルにするのではなく、ITの力を使ってビジネスを変革するのがDX(デジタルトランスフォーメーション)。
ZOZOがやっているネット通販などは、ITの力を使ってビジネスモデルを変革したので、まさにDXと言えるでしょう。
本記事の中では、SIerで現役で働くぼくの体験談から、以下の内容がわかります。
- SIerとは
- SIerの仕事内容
- SIerのメリット・デメリット
- SIerに向いている人・向いていない人
- SIerの年収
- SIer業界の今後について
- SIerのマイナス面の話
- SIerのプラス面の話
就活や転職先の候補にSIerが入っていて、SIerに興味がある方に非常に参考になります。
また、現在SIerで働いているけど「今の状況がやばい」と不安を抱えている方も、是非最後までご覧ください。
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- 多くの求人をカバーしているdoda
- 隠れた優良企業が見つかるtype転職エージェント
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SIerはやばいからやめとけ?リアルな現実をブログで紹介
世の中には「ヤバいから行くのはやめとけ!」というSIerはあるものの、世の中のIT化や企業のDX推進に向けて必要不可欠なSIerもたくさんあります。
実際、2021年1月にデルテクノロジーズが企業のDXプロジェクトにおけるSIerの必要性について調べた「第2回 DX動向調査」によると、驚きの結果が出ました。
- 企業の23.4%は「SIerがいないと(業務が)回らない」
- 企業の39.2%は「SIerがいないと今後のIT関連の計画が立てられない」
と回答。
結果として、6割超(62.6%)の企業がSIerの存在は包括的な意味で「絶対必要」と考えていることが分かりました。
調査前の予想として、顧客企業がSIerに求めるのは、
- 内製開発のスキルやクラウド利用によるWebベースでの開発
- 自律的な開発環境の整備フェーズでのノウハウ
- SIerに任せる業務は、SES(システムエンジニアリングサービス)の運用・保守・管理などが多い
だろうと想定していたそうです。
それがこの結果なので、内製化するからSIer不要というのは少数派であることが明らかですね。
SIerはお客さんに求められているので、むしろ将来性豊かと言えます。
なお、SIerにはメーカー系SIer・ユーザー系SIer・独立系SIerなどいくつか種類があります。
SIerの中で、このSIerはやめとけと言われてしまうことも。。
詳しくは以下の記事で解説しています。
メーカー系SIerはやめとけ?メリット・デメリットの詳細記事はこちら
ユーザー系SIerはきついからやめとけ?メリット・デメリットの詳細記事はこちら
独立系SIerはやめとけと言われて不安な方が優良企業で働く方法の詳細記事はこちら
ここからは、現役でSIerで働くぼくのリアルな体験談から以下について紹介していきます。
- SIerとは
- SIerの仕事内容
- SIerのメリット・デメリット
- SIerに向いている人・向いていない人
- SIerの年収
- SIer業界の今後について
- SIerのマイナス面
- SIerのプラス面
SIerとは
SIer(エスアイアー/エスアイヤー)とは、
System Integrator(システムインテグレーター)の略で、システムを構築する会社のこと。
会社で使うシステム(会計システムや基幹システム、業務システムなど様々)の
- コンサルティング
- 設計
- 開発
- 運用
- 保守
などを、一括で請け負って構築します。
SIer1社で完結することもあれば、複数の会社がかかわりながら構築することもあります。
SIerの仕事内容
SIerの仕事内容として、SIerの階層構造のどの立場にいるのかによって、やることが変わってきます。
また、SIerの営業といっても、
- アカウント営業(フィールドセールス)
- プリセールス(ソリューション営業)
に分かれていることも多いです。
アカウント営業(フィールドセールス)は、
顧客ごとに担当営業として窓口に立ちます。
プリセールス(ソリューション営業)やITエンジニア(SE/プログラマー)と連携して、提案内容の取りまとめや契約ごとについて、全体の調整と管理をしながら進めていきます。
プリセールス(ソリューション営業)は、
システム構築のための技術的な提案を中心に行います。
会社によっては、ITエンジニア(SE/プログラマー)のマネージャークラスの人材が、プリセールス(ソリューション営業)の仕事を兼ねていることもあります。
SIerの階層構造は、以下の通り。
- 大手SIer(プライムベンダー)
- 中小SIer
- 協力会社
上記それぞれの立場で、仕事の内容や仕事のやり方が全然違うため、どこで働くとどうなるのか知っておくことが大事。
SIerの
- 仕事の概要
- 営業スタイル
- 提案~契約までの受注期間
- 勤務時間
- 残業時間
- 休日数
- 有給休暇
などについて、以下の記事で営業目線で詳しく解説しています。
SIerのメリット・デメリット
SIerには、メリットもデメリットもあります。
SIerのメリットは、以下の15個になります。
- 段取り力がつく
- 調整力がつく
- 演出力がつく
- 未経験でもなれる
- 社会人としての基礎的なスキルが身につく
- IT業界の営業の流れがわかる
- BtoB向けの仕事になるので、カレンダー通りに働ける
- 会社によってはゆるいスケジュールで働ける
- ITツールを活用した業務効率化をしている会社が多い
- 万が一、社風が合わなくても転職しやすい
- 在宅勤務ができる会社が多い
- 年収は高め
- 技術面での提案ができるエンジニアになれる
- プロジェクトへの参画経験や管理スキルがつく
- プログラマーの要員管理スキルがつく
SIerのデメリットは、以下の6つです。
- 提案~契約まで時間がかかる
- 提案スキルが身につきづらい
- 知識がなくてもやれてしまう
- 下請けの場合、指示待ち人間になりがち
- 事務作業が多い
- 新しい自社サービスを作り出すことはほぼない
良いところも悪いところもあるので、自分に合うかどうか、参考にしてみてください。
詳しくは、以下の記事でまとめています。
文系や新卒がSIerで働くメリット・デメリットの詳細記事はこちら
SIerに向いている人・向いていない人
SIerの仕事は、向き不向きがあります。
営業であってもエンジニアであっても、次のような人はSIerに向いていません。
- 自社商品を取り扱いたい人
- 新しい商品を世の中に出したい人
- とにかくコードを書きたい人
- コミュニケーションを取るのが苦手な人
- BtoCのビジネスモデルで働きたい人
逆に営業であってもエンジニアであっても、次のような人はSIerに向いています。
- 大規模システムの構築に携わりたい人
- 大企業や官公庁を相手に仕事をしたい人
- プロジェクトを動かしたい人
- お客さんの課題をITで解決したい人
- 色んな会社と連携しながら働きたい人
「自分はSIerに向いているかも」
「自分はSIerに向いていないかも。。」
という判断の参考にしてみて下さい。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
新卒1年目でSEに向いてない方が辛い原因を見極めてホワイト企業で働く方法の詳細記事はこちら
2年目でSEに向いてないと悩む方におすすめの仕事と良い会社で働く方法の詳細記事はこちら
SE3年目で向いてない方におすすめの仕事と良い会社で働く方法の詳細記事はこちら
SEに向いてない人のおすすめの転職先についての詳細記事はこちら
SEを辞めたい30代の方が経験を活かせる転職先の詳細記事はこちら
SEを辞めたい40代の方が経験を活かせるおすすめの仕事の詳細記事はこちら
SEに向いてないし辞めたい女性が良い仕事に転職する方法の詳細記事はこちら
女性にエンジニアは向かないと言われる理由とつらい状況を解消する方法の詳細記事はこちら
SEが合わないから辞めたい方におすすめの仕事と転職する方法の詳細記事はこちら
IT業界から足を洗う人におすすめの仕事についての詳細記事はこちら
SIerの年収
SIerで気になるのは年収。
結論、SIerの年収は決して低くありません。
営業の場合でも、ITエンジニア(SEやプログラマーなどの開発者)の場合でも、上に上がっていくことで1,000万円越えを狙うことは全然可能。
どうしても最初は年収が低いことがありますが、売っている金額が大きいため、後々上がっていきやすい仕事です。
会社の売上が小さいと、給料に跳ね返るものなので、売上が大きいことは重要。
なお、
- 年収の上がり方
- ボーナス
- やりがい
- 身につくスキル
- 身につかないスキル
について、具体的な内容については、以下の記事で詳しく解説しています。
SIer業界の今後について
SIer業界の今後はどうなるのか?
については、ネットでもよく話題となります。
SIerは将来性がないとか、時代遅れのオワコンとか、以下のようなマイナスの意見も多々あります。
- 最新の技術についていけていない
- 考え方や働き方が古い
- 今後は自社でシステム構築していく(内製化する)からSIer不要
確かに終わってるSIerもありますが、SIer全部がオワコンではありません。
理由は以下の3つ。
- 最新技術に強くて開発も柔軟なSIerは増えている
- 柔軟に働けるSIerは増えている
- お客さんはSIerの力を必要としている
SIerはオワコンでも時代遅れでもなく、むしろ世の中のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進には欠かせない存在。
世の中のニーズに応えられるSIerであれば、お客さんである企業から支援を求められているので、将来性も抜群です。
自分が働いているSIerがオワコンだった場合、自分ではどうにもならないことの方が多いので、転職して良い会社に行くのがおすすめ。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
SIerはオワコンと言われる理由と真実についての詳細記事はこちら
プログラマーはオワコンと言われないための解決策の詳細記事はこちら
SIerのマイナス面
SIerについてネットで調べると、マイナス面の話がよく出てきます。
「SIerつまらない。。」
「SIerを辞めたい。。」
「SIerなのに、プログラミングできない。。」
「SIerの下請けが地獄。。」
「客先常駐なしのSIerで働きたい。。」
「国やお客さん、元請(プライムベンダー)のSIerが、仕事を丸投げばかりしてくる。。」
実際にぼくもSIerで働いているので、会社によってはマイナスな部分もあるのは事実。
なので、マイナスの部分が大きいSIerにいる場合は、ヤバいので転職した方がいいです。
ただ、それぞれマイナスに感じる理由や、プラスに変える方法はあります。
なので、
- プラスになるように色々試す
- きちんと実情を知る
ということをやった上で、転職をするのがおすすめ。
SIerはつまらない
SIerで働いている人が、SIerがつまらないと思う理由は以下の6つです。
- スキルが上がらない
- 言われたことをやるだけ
- 想像力を働かせるような仕事ができない
- 資料作成が多い
- 技術よりもマネジメントスキルが問われる
- わがままなお客さんに振り回される
とはいえ、
「SIerつまらないから転職しよっ!」
となる前に、まずは今の会社で面白くする方法を実践するのがおすすめ。
SIerの仕事を面白くする方法は、
- 営業
- エンジニア
- プリセールス
でそれぞれ方法があり、以下の通りです。
営業の場合
- 案件を引っ張ってくる動きをする
- 新規事業を提案する
- 副業をやってみる
エンジニアの場合
- 人のコードを見て勉強する
- 既存製品を組み合わせて新しいサービスを提案する
- 副業をやってみる
プリセールスの場合
- 新しい技術を進んで勉強する
- 開発ができるエンジニアかフィールドセールスになる
- 副業をやってみる
上記のことをやってみても、まだSIerの仕事がつまらない場合、時間の無駄になるので転職してOK。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
SIerはつまらないと思った時に面白くする方法の詳細記事はこちら
SIerを辞めたい
SIerで働いている人が、SIerを辞めたい。。と思う理由は以下の3つです。
- 労働時間が長い
- スキルが身につかない
- つまらない
どれもしんどい理由ですが、SIerを辞めたいと思った時、
「すぐに転職してやる!」
と辞める前に、いったん状況を整理してから転職した方がいいです。
辞める前にやっておくべきことは以下の3つ。
- 原因を探る
- 身につけられるスキルを盗んでおく
- 自分が今後どうしたいのか考えて行動する
一度冷静になって、
- 今の職場でできることを実施する
- やりたいことを整理する
ということをやっておかないと、転職を繰り返すことになって失敗するからです。
SIerからの転職先は、以下のようにいろいろあるので、今の会社がヤバい場合は自分が輝ける会社に移るのがおすすめ。
- Web系の会社
- 社内SE
- もっと条件の良いSIer
- IT業界以外の会社
詳しくは、以下の記事で詳しく解説しています。
SIerを辞めたい時にやめる前にやるべきこととおすすめの転職先の詳細記事はこちら
SEを辞めたい30代の方が経験を活かせる転職先の詳細記事はこちら
SEを辞めたい40代の方が経験を活かせるおすすめの仕事の詳細記事はこちら
SEに向いてないし辞めたい女性が良い仕事に転職する方法の詳細記事はこちら
SEが合わないから辞めたい方におすすめの仕事と転職する方法の詳細記事はこちら
ブラックすぎる会社で働くSEがブラックじゃない会社に転職する方法の詳細記事はこちら
SEが残業ばかりで忙しい理由と稼働通りに働ける方法の詳細記事はこちら
SE(IT業界)に疲れて嫌になった人が少しでも楽に働ける方法の詳細記事はこちら
SIerでプログラミングできない
エンジニア職でありながら、SIerでプログラミングができないと危険です。
以下のようなSIerで働くと、技術がわからないエンジニアになってしまう危険があるため、そのような会社からは早めに脱出しないといけません。
- 最初から全くプログラミングできないSIer
- もしくはほとんどプログラミングできないSIer
プログラミングができないと、以下の4つの理由で危険極まりないからです。
- 書かれているコードの内容が理解できない
- 作業にどのぐらいの工数がかかるのか理解できない
- 技術的に対応可能かどうか判断できない
- エンジニア(SE)としての価値が上がりにくい
せっかく技術職としてのキャリアを歩んでいるのに、プログラミングができない会社にいることで、キャリアを無駄にしてしまうのは超もったいないです。
そのようなヤバい会社からはさっさと転職するのが超大事。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
SIerでプログラミングできないと危険な理由の詳細記事はこちら
SIerの下請けで地獄
大手SIerの下請けでは、気をつけないと地獄を見ることになります。
地獄を見るパターンは以下の4つ。
- スケジュールの無茶ぶり
- 技術的な無茶ぶり
- 費用的な無茶ぶり
- 結果、仕事量と給料が見合わない
大手SIerの下請けで働くとき、地獄を見ないためにやるべきことは、以下の4つです。
- 余裕を持ったスケジュールで仕事を受ける
- 技術的にめちゃくちゃな要求は断る
- 値引き依頼は営業と相談して交渉する
- できないものはできないと伝える
言われるがままに仕事を引き受けると、マジで地獄を見るので、本当に気を付けましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
SIerの下請けで地獄を見ないためにやるべきことの詳細記事はこちら
ブラックすぎる会社で働くSEがブラックじゃない会社に転職する方法の詳細記事はこちら
SEが残業ばかりで忙しい理由と稼働通りに働ける方法の詳細記事はこちら
SE(IT業界)に疲れて嫌になった人が少しでも楽に働ける方法の詳細記事はこちら
客先常駐ばかりのSIerが嫌だ
SIerの提案内容によっては、お客さん先にITエンジニアを常駐させて仕事をさせる、客先常駐の形態を取ることがあります。
ただ、客先常駐は色々とデメリットも多いため、
「客先常駐なしのSIerで働きたい」
「客先常駐がないSIerについて知りたい」
と考える方は多いです。
完全に客先常駐なしのSIerは少ないものの、基本的に客先常駐をしないビジネスモデルになっている以下のようなSIerなら、ほぼ客先常駐なしで働けます。
- 元請(プライム案件)が多いSIer
- テレワークを多く実施しているSIer
- ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIer
客先常駐が限りなく少ないSIerを見極めるポイントは、以下の5つ。
- 勤務地や勤務時間が明確になっている
- 在宅勤務がメイン
- 帰社日がない
- IT企業以外の取引先がある
- 最低年収が300万以上
客先常駐がほぼないSIerで働くには、客先常駐をしないSIerに転職するのが近道です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
SIerで客先常駐なしで働くためのポイントの詳細記事はこちら
客先常駐(SES)を辞めたい場合は、所属会社に期待しても時間の無駄なので、辞めて転職した方が早いです。
転職で失敗しない方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
客先常駐(SES)を辞めたい時の対処法についての詳細記事はこちら
SIerが丸投げばかり
国や情報システム担当者や大手SIerは、下請けのSIerに仕事を依頼する時に丸投げすることがあります。
SIerにシステム開発を丸投げしていると、
- IT投資の効率が悪い
- DX(デジタルトランスフォーメーション)が進まない
- プロジェクト管理や進捗管理ができない
というデメリットがあります。
とはいえ、国や企業がSIerに丸投げするにも以下のような理由があるのも事実。
- 自分たちではシステム開発ができるほどの人がいない
- 新しくエンジニアを雇って任せていくほどの余裕や時間がない
また、大手SIerが下請けのSIerに丸投げする理由は、以下の通りです。
- 全ての開発をカバーするのは非効率のため
- 選択と集中をしてコアビジネスに力を入れるため
なので、進捗管理や状況確認など、
「最低限はコントロールしつつ丸投げする会社をしっかり選ぶ」
のであれば、丸投げはそんなに悪いことではないのです。
場合によっては、丸投げしてくれた方がいいこともあるので。
なお、自社SIerが丸投げばかりするとき、営業は以下の点に注意しましょう。
- どの会社に依頼するべきかの判断
- 丸投げした後の管理
エンジニアは、自社SIerが丸投げばかりする会社だとプログラミングができず、スキルが身につかないことが注意点です。
以下の記事で詳しく解説しています。
SIerが丸投げは悪いことなのか?についての詳細記事はこちら
SIerのプラス面
SIerはマイナス面も多く話題になりますが、プラス面も多くあります。
SIerが楽しいと感じる理由は以下の5つ。
- 大規模システム構築に携われる
- 大企業や官公庁相手に仕事ができる
- プロジェクトを動かせる
- お客さんの課題をITで解決できる
- 色んな会社と連携しながら働ける
SIerが楽しいと感じる人は、SIerでの仕事が向いています。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。
SIerは、
- メーカー系
- ユーザー系
- 独立系
といった種類に分かれていますが、ユーザー系SIerは働きやすいホワイト企業が多いです。
ユーザー系SIerにホワイト企業が多い理由は、以下の通り。
- 親会社やグループ会社から安定して案件が取れる
- 年収が高め
- 落ち着いて働ける
- 上流工程の仕事が多い
- 外部案件の案件獲得方法が確立されている
ユーザー系SIerの中で、ホワイト企業や穴場企業がわかれば、転職先で外れを引く確率を下げられます。
ユーザー系SIerでホワイト企業・穴場企業を見極めるポイントは、以下の通り。
- 親会社の業績
- 年収と残業時間のバランスが良い
- 仕事内容
以下の記事で詳しく解説しています。
ユーザー系SIerでホワイト企業・穴場企業を探せる方法についての詳細記事はこちら
また、ぼくの会社ではコロナ渦をきっかけに在宅勤務に移行したので、営業であってもずっと家で仕事ができています。
必要に応じて出社することや、お客さん先へ訪問することもありますが、ほぼ在宅勤務。
ぼくの会社だけでなく、協業しているSIerも在宅勤務している会社が多いので、SIerは在宅勤務ができる会社が多いと感じています。
社内外の打ち合わせは、Zoom(ズーム)やTeams(チームズ)を使ったWeb会議ですし。
在宅勤務だと会社や訪問先への移動時間がないので、平日でも勤務時間以外の時間は自由度が高いです。
在宅勤務のメリット・デメリットについては、以下の記事で解説しています。
在宅勤務のメリット・デメリットについてまとめた詳細記事はこちら
良いSIerに就職する方法
就活中の新卒の方は、やばいSIerに行くことなく、良いSIerに就職できるように探しましょう。
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- 文系出身でも手厚い就職サポートが受けられる
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デメリットは、
- 一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)での就職専門であること
- プログラミング経験が必要
なこと。
一都三県以外の会社に就職したい場合は難しいものの、一都三県での就職を希望しているのであれば、問題ありません。
また、文系・理系問わずプログラミング経験がない場合は、
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なお、
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プログラミングスクールの選び方とおすすめスクールの詳細記事はこちら
やばいSIerから抜け出して良い会社に転職する方法
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- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
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なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
ここからは、
- 営業の方におすすめの転職エージェント
- ITエンジニアの方におすすめの転職エージェント
- 口コミの利用方法
について紹介していきます。
ITエンジニア(SE・プログラマー)として働いている方で、今はそこまでスキルがないと思っていても、1年やっていれば経験者。
ITエンジニアは専門職なので、今後のキャリアを成功させるためには、エンジニア専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。
今のスキルセットと目指すキャリアを考えて、戦略的に転職活動を行う必要があるので、的確にサポートしてもらう必要がありますからね。
転職先によっては、需要がある言語の学びなおしが必要になるケースがあるものの、需要がある会社に若手枠で転職できるチャンスを活用するべき。
システムエンジニアは転職が当たり前で転職に有利な状況である理由の詳細記事はこちら
営業の方におすすめの転職エージェント
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- 履歴書や職務経歴書の添削も可能
- ユーザー満足度は81%を獲得
- 転職先の対象エリアは一都三県(特に東京都)
- 対象年齢は20代~40代
転職希望者のスキルと市場のニーズを正確に把握し、年収アップまでのストーリーを描いて手助けしてくれる、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、東京に求人が集中していることもあり、対象エリアが一都三県(特に東京都)で地方の求人がほぼないことです。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能。
「リモートワーク可な求人」として取り扱いもあるので、まずは登録して探してみると、思わぬ掘り出し求人が出てくることも。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう!
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ウィルオブ・テックは、ゼネラルリサーチの調査結果によると、ITエンジニア転職の際、
- スタッフ満足度
- アフターフォロー満足度
- 求人満足度
の全てで1位を獲得しており、満足度が高いITエンジニア経験者専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 専属2名体制による丁寧なサポートで圧倒的な内定率
- 求人票ありきではなく、転職後のキャリアも見据えたサポートを実施
- LINEで気軽に相談ができ、24時間365日対応してもらえる
- ウィルオブ・テックだけがもっている優良求人・非公開求人が多い(約70%が非公開求人)
- 転職による年収アップは当たり前
- メルカリ・サイバーエージェント、Sansanなど伸びている会社の求人多数
- 強いネットワークがあるので、2,000件以上の取引実績あり
- 転職先の対象エリアは東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫
- 対象年齢は23歳~45歳
- 転職回数は5回未満までが対象
- ITエンジニアの業務経験が1年以上あり、離職後1年未満の方が対象
転職希望者に対し専属で2名の担当がついて、徹底サポートして年収アップを手助けしてくれるので、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところ。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能です。
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マイナビIT AGENTは、業界大手のマイナビが運営するITエンジニア専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- マイナビだけがもっている優良求人・非公開求人が多い(紹介の80%は非公開求人)
- 特に、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の優良企業の求人が豊富
- 北海道・名古屋・大阪・福岡にも対応しているので安心
- IT業界に精通したキャリアアドバイザーから書類添削や面接対策も受けられる
特に、20代~30代のITエンジニア転職に強いため、20代~30代の方にはおすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところです。
ただ、まったく地方求人がないわけではないですし、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いです。
そのため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能。
思わぬ掘り出し求人が出てくることもありますし、求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないように早めに登録しておきましょう!
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※本ページはマイナビのプロモーションを含みます。
レバテックキャリアは、日本マーケティングリサーチ機構の調査結果によると、
『ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1』
に選ばれている、ITエンジニア経験者専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 持っている求人情報7,000件以上のうち、80%以上が年収600万円以上のハイクラス求人
- 持っている求人は、大手IT企業からWeb系企業、スタートアップ企業までを幅広く網羅
- 首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)、東海圏(愛知県・三重県・岐阜県)、関西圏(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山)、福岡に対応
- 年間3,000回以上の企業訪問によって得られた、鮮度の高い情報の提供が受けられる
- 専門のアドバイザーには、具体的な悩みをわかっている元エンジニアのエージェントもおり、サポート体制は万全
- 複数回の推薦文や書類添削、年収交渉で年収アップ率は77%
- 2021年1月にはサービス利用者数20万人突破!
特に、元ITエンジニアのエージェントならではの強みがあり、
- 技術的な話が通じる
- ITエンジニア経験があるからこそわかる、悩みを理解してくれる
ので、転職希望者にマッチする企業を提案してくれる転職エージェント。
デメリットは、首都圏・関西圏・東海圏・福岡以外の求人はほぼないというところと、50代以上だと求人がないことです。
ただ、20代~40代の上記の地域に当てはまるエンジニアの方で転職を考えている場合、まずは登録して探してみるのがおすすめ。
ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いので、地方に住んでいても大都市の会社で働くことができますからね。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
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ITエンジニア(システムエンジニア・プログラマー含む)の方が給料を上げる方法と、おすすめ転職エージェントについては、以下の記事でも紹介しています。
口コミの利用方法
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:やばいSIerから抜け出して良い会社で働こう!
お話してきたことをまとめます。
SIerに興味がある方や、今SIerで働いていている方で、「やばいからやめとけ!」と聞くと不安に感じてしまうもの。
確かにヤバいSIerもあるものの、現役で働くぼくの目線から見ると、良い面もたくさんあります。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進は待ったなしの状況であり、そのためにはSIerの力が不可欠。
やばいSIerに行かずに良いSIerを選べれば、就職先・転職先候補としてめちゃくちゃおすすめ!
就職や転職でミスらないようにするためには、就活エージェントや転職エージェントをフル活用しましょう。
SIerは、会社によって良いところも悪いところもあります。
良いSIerの会社は本当に働きやすいので、真実の情報を取って判断していきましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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