IT業界のSIerで営業・マーケティング・営業企画として、SEと一緒に働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
会社では、SEの部長・マネージャー・メンバーの人たちと一緒に動くことが多いので、SEの仕事についてよく知っています。
SE(システムエンジニア)は、アプリなどのソフトや企業で使うシステムを作るには欠かせない存在。
そんなIT業界を支える開発者であるSEですが、AIなどの発達によって将来は仕事がなくなると言われたら心配になりますよね。
本記事では、
- SEの仕事は今後なくなる?将来性がない仕事??
- AIが普及したらSEは不要?
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、SEは今後なくなる仕事ではありません。
とはいえ、AIの普及など世の中の変化に合わせて、将来も働き続けるために必要なスキルはあります。
なので、学び続けることは必須。
本記事後半では、今後もSEとして働き続けるために必要なスキルについても解説しているので、是非最後までご覧ください。
SEはなくなる仕事ではない理由

ぼく自身、IT業界でSEと一緒に動いており、SEはITの世界において超重要な役割を担っていることを常日頃感じています。
そのため、今後AIが発達したとしてもSEは今後なくなる仕事ではないと断言できます。
SEが今後なくなる仕事ではない理由は以下の2つ。
- システムやソフトの設計を考えるのが超重要のため
- プロジェクトを動かすのは人のため
理由①システムやソフトの設計を考えるのが超重要のため

SEはなくなる仕事ではない1つ目の理由は、システムやソフトの設計を考えるのが超重要のためです。
どんなシステムやソフトでも、使い勝手が悪かったり機能が足りていないと、せっかく作ってもあまり利用されません。
使い勝手が悪かったり、機能が足りていないというのは、設計の段階でゴールを描けていないとよく起こります。
身近なシステムで、使い勝手が悪いと評判が悪かった例を挙げると、東京オリンピックのサイト。
特に、以下のようなことが起きて不評を買いました。
- サーバーが弱く、アクセス集中に耐えられない
- アクセス集中に耐えられないので、ネットなのに順番待ちが起きる
- どこに何のタブがあるのか凄まじくわかりにくい
- どう進めれば登録できるのか、チケットを買えるのか凄まじくわかりにくい
設計の段階で見通しが甘いと、いざシステムを世の中に出した時に、上記のことが起こりえます。
設計の段階で、サーバーの処理速度が十分なスペックになるよう、過去のイベントなどのデータを集めて準備することはできたはず。
また、使いやすいサイトになるように設計すれば結果は違っていたはずです。
そのため、システムやソフトは設計段階で、
- システムやソフトを使ってどうするのが目的なのか
- 目的を達成するために、どのようなシステムやソフトにするのか
- 目指すシステムやソフトをどのように作れば実現できるのか
を考えるのが必須。
お客さん先に納めるシステムであれば、お客さんを巻き込んで考えていく必要があります。
SEは、プログラミングだけが仕事ではありません。
むしろ、プログラミング以上に、システムやソフトをどのように作っていくのかを考えるのが仕事だと言ってもいいです。
もちろん、考えたことをお客さんや社内の人に伝えるコミュニケーション力も求められます。
システムやソフトをどのように作っていくのかを考えて、周りに伝えるコミュニケーション力というのは、たとえAIが発達したとしても代替するのは難しいもの。
これが、SEがなくなる仕事ではない1つ目の理由です。
理由②プロジェクトを動かすのは人のため

SEはなくなる仕事ではない2つ目の理由は、プロジェクトを動かすのは人のためです。
システムやソフトを作る時、チームを組んで作るのがほとんど。
大規模なプロジェクトになると、全部を自社で行うことが難しいため、他の会社と役割分担をしながら作り上げます。
自社社員以外のメンバーにも、誰がどう動いてプロジェクトを進めていくのか、指示するのもSEの仕事。
お客さんに納めるシステムであれば、お客さんに用意してもらうものはお客さんに依頼するのもSEの仕事です。
人を動かすのは予想以上に難しく、メンバーの中には、自分の思うように動かなかったり、お客さんを惑わすような言い方をしてしまう人もいます。
なので、どういうメンバーなのかを把握してうまく動かすようにする必要があります。
また、お客さんにもわかりやすく伝えつつ、準備が遅れるとスケジュールが遅れてしまうことを丁寧に伝える必要があります。
特に、お客さんに依頼する部分はゴールから逆算して早め早めに伝えないと、炎上する原因になるので、注意が必要。
また、言い方も気をつける必要があります。
プロジェクトで人を動かすには、それぐらい気を遣う必要があり、AIですぐに代替できるものではないのです。
これが、SEがなくなる仕事ではない2つ目の理由です。
プログラマーは仕事がなくなる可能性はある

SEは今後もなくなる仕事ではないと解説してきましたが、プログラマーの方は、仕事がなくなるとまではいかなくても、仕事が減る可能性があります。
どういうプログラムにするのか設計が終わっていれば、コードを書くプログラミングの部分は、AIによって自動化される可能性があるためです。
ちなみに、プログラマーとSE(システムエンジニア)は、厳格に役割分担がされているわけではないですが、大枠は違っています。
SE(システムエンジニア):ソフトウェアの製作や、システム構築プロジェクトの監督的な立場で指揮をする
プログラマー:SE(システムエンジニア)が考えたシステムや、アプリケーションの設計に基づいてプログラミング作業を行う
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
ただ、実際は、急にプログラマーの仕事はなくならないです。
自動化する部分というのは、決まった作業である定型業務から始まるので、プログラミングよりも事務作業の方が先に自動化されます。
なので、事務職の人の方が、AIの発達によって仕事がなくなるのが早いです。
決まった作業ではないプログラミングだと、
- バグが発生する
- 設計や設定がミスっていてやり直し
- お客さんの要望が変わって修正が入る
などもありますし。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
プログラマーの仕事は将来なくなる?どうキャリアプランを描けばいいかの詳細記事はこちら

SEとして将来も働き続けるためのスキルについて

AIが発展したとしても、SEとして将来も働き続けるためには、以下のようなスキルが求められます。
- 技術面での知識を活かした提案・コンサルスキル
- プロジェクトを動かすスキル
- エンジニアのマネジメントスキル
- AI関連のスキル
どれも、現時点でも必要とされるスキルです。
システムエンジニアはいらない?技術力や知識を身に着ける方法の詳細記事はこちら

エンジニア(プログラマー)が仕事についていけない時にやるべき対処法

プログラマー(エンジニア)が使えない・無能と言われないためにやるべき解決策

スキル①技術面での知識を活かした提案・コンサルスキル

SEに将来も求められるスキルは、技術面の知識を活かした提案スキル・コンサルスキルです。
SEは、
- 自分たちでソフトを作る
- お客さんの社内で使うシステムを作る
時に、目指すシステムやソフトをどのように作れば実現できるのかを技術面から提案します。
また、目的を達成するために、
- どのようなシステムやソフトを作るのがいいのか
- どうやってITを活用していけばいいのか
を提案するコンサルについても求められます。
そのため、SEでもプログラマーでも、利用者が使いやすいシステムやソフトを作るために下記の目線が欠かせません。
- プログラミングの結果、どのようなものが作られるのか
- 作るには技術的にどのように実装すればいいのか
- 持っているデータなどの資産をどのように活かせばいいのか
スキル②プロジェクトを動かすスキル

SEに将来も求められるスキルは、プロジェクトを動かすスキルです。
プロジェクトを動かすためには、ゴールから逆算して段取りをしっかり行うことが必須。
特に、スケジュールについては色んな可能性を考慮して組み立てないと、スケジュール通りに進みません。
大事なことなので繰り返しになりますが、
プロジェクトを動かすには、システムやソフトをどのように作っていくのかを考えて周りに伝えるコミュニケーション力が必須。
スキル③エンジニアのマネジメントスキル

SEに将来も求められるスキルは、エンジニアのマネジメントスキルです。
プロジェクト中だけでなく、プロジェクトに誰をどのぐらいの期間アサインするのかをマネジメントするのもできると良いです。
- プロジェクトに求められるスキルレベルを見極めて、適切なメンバーをアサインする
- メンバーのスキルがどのぐらいなのかをきちんと把握する
- メンバーを遊ばせておくことが無いように、仕事を割り振る
実際はマネージャークラスのエンジニアがやることが多い仕事ですが、マネジメントまで見据えて仕事ができるようになると、自分自身の価値も上がります。
スキル④AI関連のスキル

SEに将来も求められるスキルは、AI関連のスキルです。
AIによって自動化されていくのなら、AI関連のスキルを身に着けて、AIをコントロールする側に回ってしまおうという発想です。
AIは今後どんどん伸びていくことが予想されており、仕事や生活の一部をどんどん自動化していこうとする流れは止まらないでしょう。
国の調査でも、現時点でAI人材の不足と需要の高まりが指摘されるほど。

採用をする企業側にアンケートを取った結果、AIなどを使ったデータ活用をできる人材は必要で、未経験でも実力があれば採用したいという回答が半数以上。

なので、AI関連のスキルを身に着けて実力をつけておけば、今後もSEとして働き続けられるということです。
AI関連の言語と言えば、Python(パイソン)。
Pythonが扱えるSEは数が多くなく、今後の需要も見込まれているので、身につけておくと周りと差をつけることができます。
PythonはAIだけでなく、AWSの開発など多くのことに使える言語なので、特にAIに興味がある方は人生を変える大チャンス!
以下のチェックリストで、3つ以上チェックがついたらAIやデータ分析に向いている可能性が高いです。

Pythonを学べる、おすすめのプログラミングスクールは以下になります。
- 通学で学べるプログラミングスクール:.Pro(ドットプロ)
- オンライン(ネット上)で学べるプログラミングスクール:TechAcademy [テックアカデミー]
- オンライン(ネット上)で学べて国から補助金が出る:Aidemy Premium(アイデミープレミアム)
まずは、無料の個別相談や説明会を受けてみましょう。
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料金や受講内容など、以下の記事で超詳しく解説しています。

まとめ:SEの仕事は今後もなくならない!
お話してきたことをまとめます。
SEはITの世界において超重要な役割を担っており、今後AIが発達したとしてもSEは今後なくなる仕事ではないと断言できます。
SEが今後なくなる仕事ではない理由は以下の2つ。
- システムやソフトの設計を考えるのが超重要のため
- プロジェクトを動かすのは人のため
ただ、コードを書くプログラミングの部分はAIによって自動化される可能性があるため、プログラマーの方は仕事が減る可能性があります。
今後AIが発展した場合でも、SEとして将来も働き続けるために必要なスキルは以下の通り。
- 技術面での知識を活かした提案・コンサルスキル
- プロジェクトを動かすスキル
- エンジニアのマネジメントスキル
- AI関連のスキル
SEに興味がある方や、SEで働いている方にとって、参考になれば嬉しいです。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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