社会人になって3社目で、IT業界に入ったポチのすけ(@pochinosuke1)です。
入った会社はソフトウェアメーカーだったので、自社ソフトウェアの提案営業をやっていました。
IT業界は、キラキラしているイメージがあるものの、実際の年収が高いのか低いのか不透明な部分も多いもの。
IT業界で働くぼく自身、年収については働いてみて初めてわかってきたことが多くありました。
ソフトウェアというのは、ざっくりいうと、パソコンとかスマホで使うソフト全般のこと。
パソコンやルーター、スマホなど目に見えるものをハードウェアと言うのに対し、目に見えないものがソフトウェアになります。
具体的には、以下のようなものがあります。
- 会計ソフト
- 画像編集ソフト
- 表計算ソフト
- ゲーム
- ハードウェアをコントロールするOS(WindowsやMac)
本記事では、
ソフトウェアメーカーの営業をやっていたぼくの経験から、IT営業の年収・メリット・デメリット・やりがい・身につくスキルを紹介していきます。
結論から言うと、IT営業は年収が高めのため、おすすめの仕事です!
もちろん興味があるかが大事なので、本記事を参考に具体的に検討いただければと思います。
それでは、ご覧ください。
IT営業の年収【ソフトウェアメーカーの場合】

IT営業(ソフトウェアメーカー)の年収は、
約350万円~約1,000万円と、ある程度高めになります。
もちろん、年収は会社にもあなたの能力にもよってきますが、利益率が高いこともあり、それなりの額が出ることも。
ソフトウェアメーカーの営業は、未経験からでもなれるため、最初は給料が低いこともありますが、のちのち上がりやすい仕事と言えます。
給料体系は月給制か年俸制のどちらかの給料体系になっていることがほとんど。(どちらも年2回のボーナスはあることが多い)
また、ソフトウェアメーカーでは、営業会社でよくあるインセンティブがつくことはほぼないと言っていいです。
理由は、提案から契約までのスパンが長いことが多く、インセンティブの制度に合わないからですね。
インセンティブ
歩合(ぶあい)給とも言われます。
簡単に言うと、契約の金額もしくは粗利(あらり)に応じて基本給にプラスされて支払われるお金です。
契約を取れば取るほどインセンティブがつき、稼げます。
年収の上がり方
年収の上がり方は、営業成績だけでなく、行動基準など複数の項目によって評価されて決まります。
営業なので、基本的には成績が良くないと年収は上がっていかないのですが、成績だけではなく、普段の行動も加味されて昇給額が決まります。
なので、業務効率を上げるような提案と実行など、チームを良くするアイディアがあれば、積極的に実行するのが良いでしょう。
もちろん、年収の上がり幅は会社によって変わるのですが、昇給の仕方は会社が儲かっているかどうかと、会社が社員をどう見ているのかのスタンスによって変わります。
年間で5,000円くらいしか昇給していかない会社もあれば、1万円以上昇給する会社も。
また、役職がついた方が年収が上がりやすいです。
平社員の年収だと350万円~500万円くらいですが、
役職者の年収でいうと、
- 主任まで上がると、500万円~600万円くらい
- 係長になると、500万円後半~700万円くらい
- 課長までいくと、800万円~900万円くらい
まで上がります。
年収のベースはどうしても経験によって変わってきます。
新卒の方は、基本給が低めに設定されていることが多いですが、転職した中途採用組は、最初の年収交渉で高めの給料を伝えられると、スタートが高めになります。
type転職エージェントは、ぼくがおすすめする転職エージェントのうちの1つです。
おすすめの理由は、以下の記事で紹介しています。
合わせてご覧ください。

ボーナスについて
ボーナスは会社によって変わってくるのですが、ぼくのいた会社は年2回のボーナスがありました。
また、業績が良いと、会社の期末に決算賞与という、臨時ボーナスが出ます。
ソフトウェアメーカーは利益率が高いこともあり、業績が良いと、貢献度の高い社員にボーナスで還元する傾向が強いです。
なので、ボーナスは人によってけっこう差がつくことも。。
営業は、成績や行動評価が高いと、ボーナスも高くなります。
IT営業のメリット【ソフトウェアメーカーの場合】

IT営業(ソフトウェアメーカーの場合)のメリットは、つぎの8つです。
- 営業未経験でもなれる
- BtoBの会社が多く、カレンダー通りに働ける
- ビジネスマナーやメールの出し方など、基礎的なスキルが身につく
- マーケティング感覚が磨かれる
- IT業界の営業の流れがわかる
- 自社製品を常に良くしていくサイクルで働ける
- ITツールを活用した業務効率化をしている会社が多い
- 万が一、社風が合わなくても転職しやすい
詳しくは、以下の記事の中で紹介していますので、こちらをご覧ください。

IT営業のデメリット【ソフトウェアメーカーの場合】

ソフトウェアメーカー営業のデメリットは以下の4つです。
- 提案~契約まで時間がかかる
- 流行り廃りが激しいため、ライバルがどんどん出てくる
- 販売代理店を通すパートナー営業が難しい
- 製品力が弱くても、自社製品で何とかするしかない
詳しくは、以下の記事で紹介していますので、こちらをご覧ください。

IT営業のやりがい【ソフトウェアメーカーの場合】

ソフトウェアメーカー営業のやりがいは、自分たちの商品を世の中に広められることです。
ソフトウェアメーカーは小さな会社であっても、商品力がついてくると、よく聞く有名な会社にも自分たちの商品を導入してもらえるため、とてもやりがいを感じます。
ぼく自身、テレビCMをやっている会社に商品を導入してもらったことをたくさん経験しました。
有名な会社をはじめ、色んな会社の業務を自社製品が支えているというのは、とても嬉しいもの。
IT営業のスキル面【ソフトウェアメーカーの場合】

ソフトウェアメーカー営業では、身につくスキルと身につかないスキルがあります。
身につくスキル
身につくスキルは、以下の通り。
- IT知識
- 基本的なビジネススキル
- マーケティング感覚
IT営業では、IT業界の知識や営業方法を知ることができるので、スキルとして残ります。
そのため、いざ転職する時も転職しやすいです。
また、ビジネスマナーやメールの書き方・出し方など基本的なビジネススキルも身につきます。
その他、目の前のお客さんにごり押しで商品を売るのではなく、世の中に自社商品を広めるにはどうしたらいいのかを考えるため、マーケティング感覚も身につきます。
身につかないスキル
逆に、身につかないスキルは、以下の通り。
- プッシュ営業のスキル
- 打たれ強いメンタル
ソフトウェアメーカー営業は、プル営業がメインになります。
効率が良いのですが、こちらからアプローチするプッシュ営業のような粘り強いスキルは身につきません。
また、お客さんの考えを変えるような営業は基本行わないため、お客さんの考えを変えるようなスキルは身につかないと言っていいです。
プッシュ営業が少ないことに紐づきますが、打たれ強いメンタルも身につかないです。
こちらからアプローチする機会が少ないため、バンバン断られることがないからです。
そのため、ちょっとトラブルが起きると、心を痛めてしまったりストレスを感じてしまう人が多いように見えます。
IT営業はこんな人におすすめ!【ソフトウェアメーカーの場合】

ソフトウェアメーカー営業は、
- IT業界で働いてみたい人
- 売って終わりではなく、自社製品を常に良くしていくサイクルで働きたい人
- 働きやすい環境で仕事をしたい人
- マーケティングの感覚を身につけたい人
にとって、とても向いているのでおすすめの仕事です。
仕事の内容については、以下の記事でも紹介していますので、合わせてご覧ください。

IT営業に転職する方法【ソフトウェアメーカーの場合】

IT営業(ソフトウェアメーカー)に転職する方法は、以下の3つ。
ちなみに、転職サイトと転職エージェントの違いは、以下の通り。
- 転職サイト:サイトに登録して自分で企業に応募するところ
- 転職エージェント:エージェントから紹介してもらった企業にエージェント経由で応募するところ
では、それぞれ見ていきましょう。
方法①転職サイトに登録
まず、鉄板なのは、転職サイトに登録すること。
どのような会社が求人を出しているのかを知ることが大事だからです。
転職サイトは、世の中にたくさんありますが、選ぶべきポイントは以下の3つ。
- 会社がお金を出すサイトである
- 非公開含めた求人案件数が多い
- 転職エージェントのサービスがあり、親身になってくれる
ぼくが使ってみたおすすめ転職サイトは、dodaと
typeです。
詳しくは、以下の記事で解説しています。

ちなみに、転職サイトは、転職エージェントと合わせて以下のように使うのがおすすめ。
では、転職エージェントのメリットや、おすすめの転職エージェントについて見ていきましょう。
方法②転職エージェントと面談
良い職場に行くためには、募集があるのかと、自分の考えに合う会社を見つけることが必須。
それを助けてくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントのメリット
- 最初から最後まで無料で利用できる
- 非公開求人含め多くの求人を紹介してくれる
- 書類や面接対策について親身にアドバイスしてくれる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
- 年収交渉などを企業に行ってくれる
なお、転職エージェントは、2~3社は登録するようにしましょう。
1社の転職エージェントだけだと、求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になるからです。
また、今いる業界から違う業界へ転職をする場合も、親身に相談に乗ってくれるのでまずは相談するのがおすすめ。
おすすめの転職エージェントは、多くの求人をカバーしているdodaと、隠れた優良企業が見つかる
type転職エージェント、中小企業の求人に強い
マイナビエージェントです。
営業の方の場合、dodaもtype転職エージェントもマイナビエージェントも求人は多いため、見つけやすくなっています。
もちろん、全部無料で登録・利用できます!
dodaは、業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- dodaだけがもっている優良求人・非公開求人が多い
- 全国の求人に対応
- 転職エージェントが書類作成から面接対策まで親身にアドバイスしてくれる
- スケジュール調整や企業への後押しなど、企業に交渉してくれる
dodaは、転職エージェントに迷ったらdoda!というぐらい安定の転職エージェント。
デメリットは、迷惑メールかと思うくらい求人メールが届くことと、求人紹介の幅が広いので自分に合わない求人が含まれていることです。
ただ、「多くの求人情報を漏れなく紹介してくれる」と発想を変えることで、そこまで気にすることなく転職活動に取り組めます。
状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
TRY NOW
※最初から最後まで無料で利用できます!
type転職エージェントは、大手転職エージェントが持っていない、隠れた優良企業を多く持っている転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- type転職エージェントだけがもっている優良求人・非公開求人が多い
- 特にIT・Web系の会社に強い
- 東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に対応
- 求人情報のほとんどに求人企業の競合情報まで載せてくれている
- 転職エージェントが、企業ごとに面接の重要ポイントを親身にアドバイスしてくれる
- 年収交渉や企業への後押しなど、企業に交渉してくれる
type転職エージェントは、大手転職エージェントが持っていないような隠れた優良企業を持っているので、dodaと合わせて利用すると効果は抜群!
デメリットは、東京圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)特化のため、それ以外の地域で転職を検討している場合は極端に求人が少ないことと、dodaなどの大手と比べると求人が少ないことです。
ただ、dodaなどの大手転職エージェントで拾えない非公開独占求人を拾えるエージェントですので、東京圏の方はdodaと合わせて利用すると弱点をカバーして転職可能。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
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dodaとtype転職エージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。

マイナビエージェントは、マイナビしか持っていないような優れた中小企業の求人が多い転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- マイナビエージェントでしか手に入らない非公開求人が多い
- 良い中小企業の求人が多数ある
- 転職希望者を丁寧にサポートしてくれる
- 第二新卒含めた20代の転職に強い
- 全国の求人に対応
マイナビエージェントは独自の営業網により、dodaやtype転職エージェントが持っていないような隠れた優良企業を持っているので、合わせて利用すると効果は抜群!
デメリットは、20代の転職にかなり力を入れていることもあって30代以降の求人はあまり多くないことと、返事(レスポンス)が早いため対応が多くなり、人によっては疲れてしまうこと。
ただ、dodaやtype転職エージェントが拾えない非公開独占求人を拾えるエージェントですので、dodaやtype転職エージェントと合わせて利用すると、求人の見逃しをなくして転職可能。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
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マイナビエージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。

方法③口コミを見て自分の考えに合うか確認
転職時に、転職サイトや転職エージェントの利用と合わせて、絶対にやるべきなのが口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、自分に合う企業かどうか判断することが難しいためです。
可能であれば応募する企業は、一度口コミを確認しましょう。
※時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認する形で対応しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

IT営業の年収まとめ
お話してきたことをまとめます。
IT営業(ソフトウェアメーカー)の年収は、
約350万円~約1,000万円と、ある程度高めになります。
また、IT営業(ソフトウェアメーカー)で身につくスキルは、以下になります。
- IT知識
- 基本的なビジネススキル
- マーケティング感覚
逆に身につかないスキルは、以下になります。
- プッシュ営業のスキル
- 打たれ強いメンタル
そのため、IT営業(ソフトウェアメーカー)は、以下のような人におすすめです。
- IT業界で働いてみたい人
- 売って終わりではなく、自社製品を常に良くしていくサイクルで働きたい人
- 働きやすい環境で仕事をしたい人
- マーケティングの感覚を身につけたい人
IT営業(ソフトウェアメーカー)に興味がある人にとって、参考になれば嬉しいです。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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ぼくが経験した会社の業務内容や年収についての紹介記事はこちら
