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というお悩みにお答えします。
客先常駐がかなり少ないSIerで、営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
未経験入社のエンジニアの方でも、客先常駐なしで働けているので、どんな会社なら客先常駐なしで働けるのかよく知っています。
IT企業の中には、自社ではなくお客さん先に出勤してシステム開発を行う、客先常駐をして働くケースがあります。
客先常駐には、
- 常駐先のお客さんの業務を深く理解できる
- 色んな会社で働く経験ができる
- エンジニア未経験でも入りやすい
などのメリットはあるものの、以下のデメリットがあるため、転職先(就職先)候補から外したくなるもの。
- 常駐している会社同士で争いがある
- 常駐先のルールが面倒
- 残業まみれになる
- 休みを取りにくい
- 客先で孤独を感じる
- 個人の裁量はほぼない
- スキルが身につかない
- 簡単に抜けられない
- 常駐先が変わるたびにやり方が変わって落ちつかない
- 自社内でも派閥ができる
- 自社の制度の恩恵を受けられない
そのため、客先常駐になる会社を見極めて、客先常駐しなくていい会社で働きたいですよね。
本記事では、
- 客先常駐がないIT企業の見分け方を知りたい
- 未経験からエンジニアになった時に客先常駐なしで働きたい
- 客先常駐しなくていい会社を知りたい
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
IT企業の中には客先常駐ばかりの会社もありますが、逆に客先常駐なしで働ける会社もたくさんあります。
以下の観点で求人票や口コミを見ることで、未経験であっても客先常駐なし(自社で働ける)の会社を見分けることが可能。
- 勤務地や勤務時間が明確か
- 一定以上のオフィスを構えているか
- 帰社日があるか
- IT企業以外の取引先があるか
- 最低年収が300万以上か
客先常駐なしの良い会社を探すには、IT専門の転職エージェントや就活エージェントをフル活用しましょう。
本記事では、
- 客先常駐なしの会社
- 客先常駐なしのIT企業の見分け方
- おすすめの転職エージェント(就活エージェント)
について詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。
エンジニア(SE/プログラマー)経験者向けのおすすめの転職エージェントはこちら!
- 転職時の年収アップ率81%を誇るGeekly(ギークリー)
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IT企業で客先常駐なしの会社【おすすめを紹介】
IT企業は様々なビジネスモデルがあり、それによって実際に客先常駐するかどうかが変わってきます。
IT企業の種類をざっくり分けると以下の通り。
SES企業
システムエンジニアリングサービスにより、あるシステム開発において、会社間で役務提供を行うことで対価を得る契約でビジネスをする会社。
SIer
システムインテグレーターの略で、お客さんのシステムを構築する会社。
コンサルティング会社
IT含めた業務コンサルティングやシステムコンサルティングをする会社。
ソフトウェアメーカー(Webサービス企業・Web系企業)
BtoBもしくはBtoCに対して、ソフトウェアの開発・販売をする会社。ブラウザで動くSaas系のサービスからアプリ提供されるサービスも含まれる。
ハードウェアメーカー
パソコンやサーバーなど、物理的なものを開発・販売する会社。
上記のIT企業の中で、ほぼ確実に客先常駐になるのはSES企業。
逆に客先常駐なしの会社は、ソフトウェアメーカーとハードウェアメーカーで、コンサルティング会社もほぼ客先常駐無しです。
客先常駐はデメリットも多いため、IT企業でエンジニアとして働くのなら、客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)の会社がおすすめです。
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社は、以下の6つ。
- 元請(プライム案件)が多いSIer
- テレワークを多く実施しているSIer
- ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIer
- ソフトウェアメーカー(Web系企業)
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア
SIerの中で、
- 野村総合研究所(NRI)
- NTTデータ
- 電通総研(ISID)
- 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
- 日本IBM
などの大手SIerの場合、基本的には客先常駐が限りなく少ないものの、案件によっては客先常駐の場合があります。
例えば、金融業の顧客の場合、セキュリティの観点で客先常駐せざるを得ないことがあるからです。
SESを辞めてよかった人の転職先と失敗しない方法の詳細記事はこちら
①元請(プライム案件)が多いSIer
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社1つ目は、元請(プライム案件)が多いSIer。
お客さんとのプロジェクトの規模感にもよって変わりますが、大きいプロジェクトの場合は以下のように1社だけでなく、多くのSIerが絡んでプロジェクトを進めていくもの。
システム開発をするお客さんと直接契約するSIerは、元請とかプライムベンダーと言われます。
元請(プライム案件)が多いSIerは大手SIerやコンサル会社が多く、代表的な会社は以下のようなところです。
- NTTデータ
- NTTコミュニケーションズ
- NEC
- NECネクサソリューションズ
- 日立ソリューションズ(HISOL)
- 日鉄ソリューションズ(NSSOL)
- 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)
- 電通総研(ISID)
- TIS
- SCSK
- 横河ソリューションサービス(YJP)
- デルテクノロジーズ
- 大塚商会
- アクセンチュア
- アビームコンサルティング
- PwCコンサルティング
- 野村総合研究所(NRI)
- 日本IBM
など。
SIerにはメーカー系SIer・ユーザー系SIer・独立系SIerなどいくつか種類がありますが、元請(プライム案件)が多いSIerは大手SIerが多いです。
それぞれのSIerのメリット・デメリットについて、以下の記事で詳しく解説しています。
ユーザー系SIerでホワイト企業・穴場企業を探せる方法についての詳細記事はこちら
お客さんのセキュリティが極めて厳しい金融系案件や、プロジェクトの内容によっては客先常駐となるケースもあるものの、元請(プライム案件)が多いSIerなら客先常駐するケースはほぼありません。
むしろ下請けとなるSIerを自社に常駐させる立場になるので、元請(プライム案件)が多い大手SIerやコンサル会社であれば、限りなく客先常駐が少ない形で働けます。
②テレワークを多く実施しているSIer
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社2つ目は、テレワークを多く実施しているSIer。
コロナ渦によって、一気にテレワーク(在宅勤務)が普及しました。
SIerによって、テレワーク(在宅勤務)メインの会社もあれば、通常通り出社する会社もあります。
テレワーク(在宅勤務)メインで業務を回しているSIerは、わざわざ客先に常駐しなくても業務が回るので、客先常駐がほぼない形で働けます。
わざわざお客さん先や元請(プライムベンダー)に常駐しなくても、家で仕事ができるなら客先常駐など不要ですからね。
テレワーク(在宅勤務)は効率的な働き方なので、めちゃくちゃおすすめ!
テレワーク(在宅勤務)のメリット・デメリットについて、以下の記事でも詳しく解説しています。
もちろん、プロジェクトの内容によっては、お客さん先や元請(プライムベンダー)に訪問して働かないといけないこともあります。
テレワーク(在宅勤務)メインで働けるSIerであっても、プロジェクト次第で客先常駐になる可能性はある点は留意しておきましょう。
③ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIer
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社3つ目は、ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIer。
紙をデジタルにするのではなく、ITの力を使ってビジネスを変革するのがDX(デジタルトランスフォーメーション)。
ZOZOがやっているネット通販などは、ITの力を使ってビジネスモデルを変革したので、まさにDXと言えるでしょう。
世の中の流れが早いこともあり、
- 大量のデータ(ビッグデータ)を集約して分析
- 機械学習や統計解析といったAI分野に力を入れる
ことでビジネスを変えていこうとしている会社も多いもの。
そこで、ビッグデータやAIなどのDX推進を支援するSIerも多くなっています。
お客さんのインフラやセキュリティ周りのシステムだと、社外に持ち出しが難しいことが多く、常駐することでお客さんの社員として働くことを求められます。
ただ、ビッグデータやAIなどの領域は、常駐まで求められないことがほとんど。
そのため、ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIerであれば、客先常駐が不要どころかテレワーク(在宅勤務)で働けることも多いです。
もっというと、ビッグデータやAIなどDX推進のトレンドは、クラウド基盤での構築です。
例えば、
- AWS(エーダブリューエス)
- Azure(アジュール)
- GCP(ジーシーピー)
など。
クラウド基盤は必要最小限のコンポーネントを組み合わせてシステム構築がしやすく、スモールスタートができることと将来的な拡張性があるので、多くの企業で導入が進んでいるのです。
物理的にサーバーを立てる必要があるオンプレ環境ではなく、クラウド基盤でのシステム構築がメインであれば、客先常駐しなくてもアクセスや開発が可能。
ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIerなら、クラウド基盤での構築というトレンドもあるため、客先常駐はほぼないのです。
特に独立系SIerは経営の自由度が高い分、会社によってはクラウド基盤での構築が多いところも。
独立系SIerのメリットについては、以下の記事でも解説しています。
独立系SIerのメリット・デメリットについての詳細記事はこちら
④ソフトウェアメーカー(Web系企業)
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社4つ目は、ソフトウェアメーカー(Web系企業)。
自社開発なので、客先に行くことはありません。
Web系の会社とは、
- スマホアプリの開発
- パソコンで使うソフトなどの開発
- ブラウザでのサービスの開発
をしている会社を指します。
上記のような、Web系のエンジニアとして転職するということ。
Web系の会社は、創業から長い会社もあれば、ベンチャー企業まで幅広く存在しています。
よく、私服で出勤できるIT企業というイメージをされますが、それはこのWeb系の会社を指すことがほとんど。
ベンチャー企業だと若い方も多く、古いしがらみが無いという点で働きやすい会社が多いです。
多くのWeb系の会社に見られるメリットは以下の通り。
- 労働時間を調整しやすい
- 新しい技術(スキル)を身に着けられる
- 新しいことに挑戦できるので楽しい
世の中に受け入れられるようなサービスを開発するために、新しい技術を取り入れることも多く、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)が身に付きやすいです。
下請けではなく、自分たちのサービスを開発している会社であれば、新しいことにどんどん挑戦できるというメリットも。
会社によっては、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少ないため、労働時間を調整しやすいです。
ぼく自身もソフトウェアメーカーにいたのでわかるのですが、Web系の会社はどこもITエンジニアの人手が足りていません。
世の中の流れが速く、ニーズに応えるためにはスピード感を持った開発が必要で、それにはITエンジニアが必要だからです。
お客さん先のシステムを構築するSEは向いてないけれど、エンジニアとして働きたいのであれば、自社開発ができるWeb系の会社にエンジニア転職をするのがおすすめ。
気を付ける点は、Web系の会社といっても会社の風土はピンからキリまであるので、
- やり方が古臭い
- スピード感がない
という場合、成長スピードが遅くなってしまいます。
ベンチャー企業の中にはイケイケなので楽しい部分はあったとしても、人数が足りなくて労働時間が長くなることも。
また、コードを書くのがメインになるので、SEとしてコードを書かずにキャリアを積んでいる方だと大変です。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
⑤社内SE
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社5つ目は、社内SE。
IT企業ではなく、お客さん側でエンジニアとして働くことになるので、客先常駐ではありません。
社内SEは、ほぼすべての会社にある、IT部門で働く形になります。
具体的には、主に情報システム部で勤務することになり、自社のITに関わるほぼすべての業務に携わります。
SIerと違って、
- 決まったシステムだけでなく、社内の業務にかかわるITシステム全般に関われる
- 社員のパソコンやスマホなどの選定や管理も行う
と業務が幅広いのが特徴。
社内SEのメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- 労働時間はそれなりに調整しやすい
- スキルを身に着けやすい
- やる仕事の幅が広いので面白い
労働時間については、余裕で定時で帰れる会社もあれば、仕事量が多く残業が当たり前の会社も。
ただ、調整するのがお客さん相手ではなく社内になるため、時間の調整はしやすいです。
また、社内SEは何か一つのシステムをやるわけではなく、会社の業務に関わるIT全般を担当することになります。
なので、様々な視点で考えて開発したり、幅広いシステムを社内に取り入れることが多く、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)や知識が身に付きやすいです。
また、会社をITで良くしていくために、新しいことにどんどん挑戦できるというメリットもあります。
気を付ける点は、
- 給料を上げるのが難しい
- 常にコスト削減を求められる
- 仕事の幅が広いので、幅広い知識やスキルが必要
なこと。
なので、社内SEに対する理解がある会社を選ぶ必要があります。
後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
⑥DX推進部門のエンジニア
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社6つ目は、DX推進部門のエンジニア。
IT企業ではなく、お客さん側でエンジニアとして働くことになるので、客先常駐ではありません。
IT業界以外の会社に転職するというと、情報システム部(社内SE)への転職を思い浮かべることが多いですが、情報システム部(社内SE)ではなくてDX推進を行っている部署に転職するということです。
最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を検討している会社が増えてきていることもあり、情報システム部以外の部署を新設して、ITを活用しようという会社が増加中。
業界問わず、金融業や製造業でもDXを推進しようとしている企業が増えています。
そこでは、ITエンジニアの経験が必要なので、自分のスキルを活かして転職するという選択肢になります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
ざっくり言うと、デジタル技術(IT)を使って事業の変革を行うこと。
既存の仕組みや価値観をひっくり返すような、革命的な仕組みにより、社会全体に影響を及ぼして人々の生活を変えていく考え方です。
例えばZOZOは、アパレルのインターネット通販により急成長しました。
服を買う時は店舗に行って試着するのが一般的でしたが、若者に人気のあるブランドを揃えることで、服を試着できない通販であっても売り上げを急拡大することに成功しています。
(その後のZOZOスーツや、買収などのゴタゴタについては、割愛しますw)
実際、IT企業でなくても、自分たちの得意分野の知見を活かしたアプリを出すような会社が増えています。
DX推進部門のメリットは、以下の点が挙げられます。
- 新しい技術(スキル)を身に着けられる
- 新しいことに挑戦できるので楽しい
- 世の中に影響を与えることもできる
IT業界以外の会社では、世の中に受け入れられるような新しいサービスを開発するために、最新技術を取り入れることも多いです。
そのため、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)や知見が身に付きやすいです。
さらに新しいことにどんどん挑戦でき、サービス次第で世の中に影響を与えることも可能。
また、会社によっては、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少ないため、労働時間を調整しやすいですし、福利厚生が充実しているところも多いです。
ある程度の大企業でないと、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を検討すらしていないので、募集自体が少ないです。
DX推進部門は新しい分野かつ、攻めのITということもあり、主体的に進める能力も必要。
また、システム要件だけではなくて、ビジネス的な要件も重要になってくるので難易度は高いです。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う募集があるのかを探しましょう。
客先常駐なしの会社の見分け方
客先常駐はデメリットが多いので、ITエンジニアの方なら、自社で働ける会社に転職(就職)するのがおすすめ。
客先常駐なしの会社の見分け方は、以下の5つ。
- 勤務地や勤務時間が明確か
- 一定以上のオフィスを構えているか
- 帰社日があるか
- IT企業以外の取引先があるか
- 最低年収が300万以上か
上記は、SIerやSESの求人や口コミを見る際のポイントです。
①勤務地や勤務時間が明確か
客先常駐なしの会社の見分け方1つ目は、勤務地や勤務時間が明確かどうか。
所属している会社で自社勤務なら、勤務地や勤務時間は明確になるはずです。
所属している会社で自社勤務なら勤務地は、
- 東京都○○区○○町○○-○○-○○ ○○ビル○○階
と、番地や建物名まで明確に記載できるはず。
また勤務時間も、
- 9時~18時
のように明確になりますよね。
しかし、求人票を見ても、
- 勤務地が明確になっていない
- 勤務時間も明確になっていない
というのは、客先常駐させるビジネスモデルになっており、常駐させるお客さん先次第で変わるために明確にできないということ。
例えば、以下のような勤務地や勤務時間になっている会社は注意しましょう。
勤務地の例
- 原則首都圏での勤務
- プロジェクト先によって異なる
- 大阪府周辺
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)
勤務時間の例
- クライアントの勤務体系に準ずる
- 客先の勤務時間に準ずる
- プロジェクト先により異なる
②一定以上のオフィスを構えているか
客先常駐なしの会社の見分け方2つ目は、一定以上のオフィスを構えているかどうか。
社員数に対してオフィスが小さいと、だいたい客先常駐させているのでSES会社です。
在宅勤務メインで働ける会社はオフィスを縮小しているものの、出社したり来社に備えてそれなりの規模のオフィスを構えているもの。
オフィスがマンションの一室などの会社は、SES会社と認識してOKです。
このあたりは求人票だけで見極めることが難しいので、転職エージェントに確認させることと、口コミを確認することで真実を知っておきましょう。
③帰社日があるか
客先常駐なしの会社の見分け方3つ目は、帰社日があるかどうか。
客先常駐が限りなく少ないなら、常に自社で働いているので、所属している会社に戻ってくる日なんてものはありません。
客先常駐している会社だと、所属している会社に戻って作業をする必要があり、帰社日が設定されていることがあります。
帰社日があるということは、お客さん先で働く「客先常駐」がメインということですからね。
また、そもそも在宅勤務(テレワーク)メインで働けるのであれば、自宅での仕事で完結するので自社に行く必要すらありません。
在宅勤務(テレワーク)自体、超効率的な働き方なので、めちゃくちゃおすすめ!
詳しくは以下の記事でも解説しています。
④IT企業以外の取引先があるか
客先常駐なしの会社の見分け方4つ目は、IT企業以外の取引先があるかどうか。
システム開発をするエンドユーザーと、直接の取引があるかということです。
客先常駐で多いのは、下請け会社が大手SIerなど元請(プライムベンダー)に常駐するパターン。
システム開発をするエンドユーザーへの客先常駐よりも、大手SIerに客先常駐することでビジネスをしていくパターンが多いです。
そうなると、下請け会社の取引先は大手SIerなどIT企業ばかりになり、システム開発をするエンドユーザーの名前は上がりません。
システム開発をするエンドユーザーと直接取引ができるのであれば、客先常駐なしで働けることも多いので、求人票にIT企業以外の取引先があるかどうかが客先常駐じゃない会社を見極めるポイント。
お客さんのセキュリティポリシーや意向によっては、お客さんと直接取引をしていたとしても、プロジェクト中は客先常駐となることもあります。
また、インフラなどの保守のために客先常駐を求められると、ずっと客先常駐することも。
なので、お客さんと直接取引をしているからといって、100%客先常駐なしというわけではない点は注意しておきましょう。
⑤最低年収が300万以上か
客先常駐なしの会社の見分け方5つ目は、最低年収が300万以上かどうか。
システムエンジニアやプログラマーとしてキャリアをスタートさせたばかりであっても、ちゃんとしている会社なら300万は出ます。
それが、
- 年収230万~850万円
- 基本給+ボーナス
という最低年収が200万円台や、あいまいな表現の場合は、闇があるSES(客先常駐)である可能性大。
そもそも、300万円台の年収でも給料が低くてしんどいのに、200万円台は客先常駐とかを抜きにしても年収が低すぎます。
給料が低すぎると、
となってしまい、地獄です。
なので、求人を見る時は客先常駐かどうかに関わらず、最低年収が300万以上かどうかはよく見ておきましょう。
新卒で客先常駐なしの会社に就職する方法
これからエンジニアを目指す就活生の方は、客先常駐なしで自分の興味がある会社を探すのが基本路線です。
客先常駐なしの良い会社に就職する方法は、ITエンジニアの就職に強い就活エージェントを使うこと。
おすすめは、無料で登録・利用できるレバテックルーキーです。
レバテックルーキーは、ITエンジニア専門の就活エージェント。
特長は以下の通りです。
- ITエンジニアに特化しているため、各企業の採用条件を熟知
- ITエンジニアに特化しているため、企業に合わせたエントリーシート添削・面接対策・ポートフォリオ添削が可能
- ITエンジニアに特化しているため、今までの内定者の傾向から選考突破する方法をレクチャー
- 15年間の信頼の積み重ねで、5,000社以上の優良企業・非公開求人の中から就活生に合う会社を紹介
- 優良ベンチャー企業も紹介してもらえる
- 文系出身でも手厚い就職サポートが受けられる
- 利用者内定率85%
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レバテックルーキーは、ITエンジニアに特化したサービスだけあって、ITエンジニアが就活する時に必要なことを漏れなくレクチャーしてくれるのが大きなメリット。
IT業界は、一般的に知られていない優良企業も多いため、就活生が知らない企業がわかるのもよいところです。
デメリットは、
- 一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)での就職専門であること
- プログラミング経験が必要
なこと。
一都三県以外の会社に就職したい場合は難しいものの、一都三県での就職を希望しているのであれば、問題ありません。
また、文系・理系問わずプログラミング経験がない場合は、
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などでカバーすれば大丈夫。
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なお、
- 文系の方
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でプログラミング経験がなくて不安な方は、プログラミングスクールで学ぶことでカバーすれば大丈夫。
数ヶ月でよいので、基礎を学んでおくとスタートがだいぶ楽になりますからね。
おすすめのプログラミングスクールは、以下の記事で解説しています。
プログラミングスクールの選び方とおすすめスクールの詳細記事はこちら
客先常駐なしの会社に転職する方法
転職を検討しているエンジニア経験のある方は、客先常駐なしで自分の興味がある会社を探すのが基本路線です。
客先常駐じゃない会社で良い会社に転職する方法は、
- ITエンジニアの転職に強い転職エージェントをフル活用する
- 求人企業の口コミを見て真実を知る
こと。
なお、転職先は良いSIerだけでなく、
- 自社開発できるWeb系の会社
- IT企業以外のDX推進部門
もおすすめ。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
ここからは、
- ITエンジニアの方(経験者)におすすめの転職エージェント
- 口コミの利用方法
について紹介していきます。
ITエンジニア(SE・プログラマー)として働いている方で、今はそこまでスキルがないと思っていても、1年やっていれば経験者。
ITエンジニアは専門職なので、今後のキャリアを成功させるためには、エンジニア専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。
今のスキルセットと目指すキャリアを考えて、戦略的に転職活動を行う必要があるので、的確にサポートしてもらう必要がありますからね。
転職先によっては、需要がある言語の学びなおしが必要になるケースがあるものの、需要がある会社に若手枠で転職できるチャンスを活用するべき。
【経験者向け】おすすめの転職エージェント
客先常駐じゃない会社で良い会社に転職する方法は、経験者ならITエンジニア転職に強いエージェントを利用するのがおすすめ。
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ので、転職希望者にマッチする企業を提案してくれる転職エージェント。
デメリットは、首都圏・関西圏・東海圏・福岡以外の求人はほぼないというところと、50代以上だと求人がないことです。
ただ、20代~40代の上記の地域に当てはまるエンジニアの方で転職を考えている場合、まずは登録して探してみるのがおすすめ。
ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いので、地方に住んでいても大都市の会社で働くことができますからね。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
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ITエンジニア(システムエンジニア・プログラマー含む)の方が給料を上げる方法と、おすすめ転職エージェントについては、以下の記事でも紹介しています。
また、
など、転職でやるべきことを以下の記事でまとめています。
業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
口コミの利用方法
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:客先常駐なしの会社を見極めよう
お話してきたことをまとめます。
客先常駐はデメリットも多いため、IT企業でエンジニアとして働くのなら、客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)の会社がおすすめです。
客先常駐なし(客先常駐が限りなく少ない)のおすすめの会社は、以下の6つ。
- 元請(プライム案件)が多いSIer
- テレワークを多く実施しているSIer
- ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIer
- ソフトウェアメーカー(Web系企業)
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア
求人票や口コミを見る際、客先常駐なしの会社の見分け方は、以下の5つ。
- 勤務地や勤務時間が明確か
- 一定以上のオフィスを構えているか
- 帰社日があるか
- IT企業以外の取引先があるか
- 最低年収が300万以上か
客先常駐なしの会社で良い会社に転職(就職)する方法は、
- ITエンジニア特化の転職エージェント(就活エージェント)をフル活用する
- 求人企業の口コミを見て真実を知る
ことです。
客先常駐の働き方はデメリットが多く、もったいないことが多いので、客先常駐ならではの特徴を見極めるのが大事。
客先常駐なしで働ける会社の中で、自分に合った仕事を見つけてみてください。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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