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住宅リフォーム業界の外壁塗装営業で、2年ほど働いた経験があるポチのすけ(@pochinosuke1)です。
外壁塗装営業では、働いた年数以上の濃い時間を過ごしたため、良いも悪いも色々と知ることができました。
住宅リフォームは伸びている業界ですし、金額が大きいこともあり、高年収を狙えるのは確か。
ただ、実際に働いた経験から言えるのは、向き・不向きがはっきりと分かれる仕事です。
外壁塗装営業に興味があったとしても、自分が住宅リフォームや外壁塗装営業に向いてないなら大変なので、実際どうなのか把握しておきたいですよね。
本記事では、ぼくの外壁塗装営業の経験から、
- 外壁塗装営業は稼げるの?
- 外壁塗装営業やって食べていける?
- 外壁塗装営業の年収ってぶっちゃけいくら?
- 稼げるけど仕事内容がハードだったりする?
というお悩みについて、解説していきます。
結論から言うと、
自分との相性次第ですが、外壁塗装営業は高年収を狙いたい方にとっておすすめの仕事の一つです!
年に1,000万円以上稼ぐ人も普通にいますからね。
また、本記事の中では年収以外にも、
- メリット
- デメリット
- 仕事内容
- 勤務時間や残業時間
- 休日数
- やりがい
- 身につくスキル
についても詳しく紹介しているので、是非最後までご覧ください。
外壁塗装営業の年収
外壁塗装営業の年収は、
約260万円~約1,000万円と、かなりの幅があります。
中には、20代で1,000万円以上稼いでいる人も。
外壁塗装営業はインセンティブの要素が強いため、自分の売り上げに応じて周りの年収とはっきりと差が出る業界です。
インセンティブ
歩合(ぶあい)給とも言われます。
簡単に言うと、契約の売上金額もしくは粗利(あらり)に応じて、基本給にプラスされて支払われるお金。
契約を取れば取るほどインセンティブがつき、稼げる形になります。
外壁塗装営業以外だと、生命保険の営業や住宅販売の営業もインセンティブで稼ぐ業界として有名です。
2種類の給料体系
ぼくがいた会社では、給料体系が2種類ありました。
給料体系は、新卒給とキャリア給という2種類。
新卒給
・・・額面22万くらいの基本給で、契約ごとのインセンティブは控えめ
キャリア給
・・・額面18万の基本給で、契約ごとのインセンティブは高め
入社すると、まずは新卒給でスタート。
- 基本給はよくある金額である月22万くらい
- 契約を取るごとに支給されるインセンティブが控えめ(1契約で5,000円~2万円くらい)
- 給料は安定するものの、契約を取っても全然インセンティブをもらえない
その後、キャリア給に切り替えられます。
- 新卒給よりも基本給は下がる
- 契約ごとのインセンティブが5万円~10万円くらい
- 契約を取れば取るほど給料が上がる
多くの人は、契約を取れるようになってきたら、キャリア給に切り替えて稼いでいく形になります。
住宅リフォーム業界は、多かれ少なかれインセンティブ要素が強い業界のため、給料体系が2種類あるのはどの会社でもよくある給料体系。
ちなみに、新卒給は入社して1年経つと自動的にキャリア給に切り替わります。
そのため、どちらにしても売れない営業マンにとっては厳しい形に。。
年収の上がり方
年収の上がり方は、売れるかどうかがすべてになります。
基本給が低めに設定されていることもあり、売れない営業マンは何年やっても年収が上がらず、年収300万円もいかない羽目になります。
逆に売れまくっている人はどんどん年収が上がっていき、1,000万円を突破します。
新卒で入社して、まったく売れておらず年収260万円くらいに留まる人もいます。
逆に、1年目から売りまくって500万円~600万円くらい稼ぎ、昇格していく人も。
ボーナスについて
ボーナスは会社によって変わってくるのですが、ぼくのいた会社はボーナスがありませんでした。
厳密には、支店長代理クラスからは支店の粗利(あらり)に対してボーナスがつく形になっていました。
しかし、係長以下の社員はどんなに頑張って成果を出しても、インセンティブ以外にボーナスはありません。
つまり、
年収は基本給 + インセンティブで構成される、月収の12か月分でしかなかったです。
「ボーナスがない!」という不満は周りからも出ていましたが、会社からすると、
という考え方でした。
こちらとしては、
と思いつつ、とにかく契約を取ることを考えるしかありませんでした。
ぼくはそれなりに契約を取っていましたが、ボーナスがなかったこともあり、年収は350万くらいしかいかなかったです。。
外壁塗装営業のメリット
外壁塗装営業のメリットは以下の3つです。
- 成果を出すと年収がどんどん上がっていく
- 断られたところから契約まで持っていくスキルが身につく
- アクティブな人間になれる
メリット①成果を出すと年収がどんどん上がっていく
外壁塗装営業の最大のメリットは、成果がダイレクトに給料に跳ね返ることです。
1件だけの契約では大した金額になりませんが、コンスタントに月3件~5件くらい契約を取れるようになると、売り上げも安定してきて給料にも反映されます。
また、成果を出すと昇格できて基本給がアップ!
そのため、2年目~3年目で年収が500万円~700万円くらいになる人はざらにいます。
支店長(課長)クラスまでいくと、年収1,000万円を超えるのは確実。
メリット②断られたところから契約まで持っていくスキルが身につく
外壁塗装営業は、断られたところから契約まで持っていくスキルが身につきます。
住宅リフォームの中で、外壁塗装営業は訪問販売がメインになるため、とにかく断られることがほとんど。
ただし、話の進め方次第で、断られたところから契約まで持っていけるケースもあります。
繰り返し経験を積んで鍛えることで、お客さんへ必要性を感じさせて契約まで持っていくスキルを身につけることが可能。
ぼく自身は3回転職して4社を経験していますが、人の心を動かすスキルは外壁塗装営業を通して身につけることができたと思っています。
他の仕事で人の心を動かすスキルを身につけるのは難しいくらい、外壁塗装営業では人の心を動かすスキルを求められます。
なお、外壁塗装営業で人の心を動かすコツは以下の3つです。
- 必要性
- 親切アピール
- お客さんの話を受け入れる
実際に外壁塗装営業でぼくがやっていたコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
こちらも合わせてご覧ください。
メリット③アクティブな人間になれる
外壁塗装営業は断られても前に進むしかないため、アクティブな人間になることができます。
住宅リフォームの中で、外壁塗装営業は訪問販売がメインになるため、断られても断られても次に進まないと契約が生まれることはありません。
訪問販売しかないと、自分が足を動かさなければ、まったく契約にならないためです。
そのため、以下の状況が生まれてアクティブな人間になることが可能。
- 強制的に話しかけざるを得ない状況になる
- 断られても次があると思える
- 人の心を動かそうとする
訪問販売を通してアクティブな人間になる方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
外壁塗装営業のデメリット
外壁塗装営業のデメリットは以下の3つになります。
- 売れればよいが売れないと地獄
- 訪問販売がメインなのでメンタルが弱い人には地獄
- 業務に非効率な部分が多くて長時間労働になりがち
デメリット①売れればよいが売れないと地獄
メリットの裏返しになりますが、外壁塗装営業はインセンティブ要素が強いため、
- 売れれば天国
- 売れなければ地獄
ということです。
継続的な保守サービスや、サブスクリプションのような月額課金で儲ける形ではないので、基本的には新規開拓で契約を取ってくる形になります。
つまり、月が替わるごとに売り上げゼロの状況になるということ。
見込みも先月からの続きがあればいいですが、なければ足で稼いで売るしかありません。
売り続けるだけのスキルがない場合、営業なのに年収300万円台などになってしまい、給料が低すぎて生活できなくなることも。。
営業なのに給料が低い状態だとマジでヤバいです。
向き・不向きはあるので、全然売れないのなら転職して違う仕事をした方がいいです。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
営業やってて給料が低いのはマジでやばい理由の詳細記事はこちら
給料が安い会社は即辞めて転職するべき理由とおすすめの仕事についての詳細記事はこちら
都内で年収300万円でヤバい時にやるべきことの詳細記事はこちら
デメリット②訪問販売がメインなのでメンタルが弱い人には地獄
外壁塗装営業は、性質的に飛び込み営業などの新規開拓がメインになるため、心を強く保てるかが重要。
断られることが多く、豆腐メンタルの方にとってはつらい仕事になります。
飛び込み営業は、数ある営業方法の中で最もきつい営業方法。
怖くなってしまったり、メンタルやられて辞めたくなる人も多いです。
飛び込み営業が怖いと感じる理由は、以下の3つ。
- 断られ続ける
- クレームになる
- 結果が出なくて上司に詰められる
詳しくは以下の記事で解説しています。
飛び込み営業が怖い人が恐怖心をなくせる考え方の詳細記事はこちら
飛び込み営業でメンタルがやられる理由は以下の7つ。
- 断られ続ける
- まともに対応されずに冷たくあしらわれる
- 迷惑だと怒られクレームになる
- 相手が嫌がっているという罪悪感
- 結果が出なくて上司に詰められる
- 残業まみれになる
- 給料が不安定で生活できるのか不安になる
詳しくは以下の記事で解説しています。
飛び込み営業でメンタルやられて鬱になる前に転職する方法についての詳細記事はこちら
飛び込み営業がきつい・つらいと感じる理由は以下の11通り。
- 全然話を聞いてもらえなくて提案すらできない
- 体力的にしんどい
- 気候に左右されるのがしんどい
- 無駄が多い
- 迷惑だと怒られる
- 断られすぎてメンタルやられる
- 相手が嫌なことをする罪悪感
- 契約取れない
- 上司から詰められる
- 会社からの扱いが使い捨ての兵隊
- 給料が安定しない
また、飛び込み営業は以下の理由で迷惑だと思われることも多いです。
- お客さんの時間を奪う
- 飛び込み営業の商品・サービスがクソ
- コロナ対策のソーシャルディスタンスが無駄になる
詳しくは、以下の記事で解説しています。
飛び込み営業がつらくて辞めたい時に自分の可能性を広げる方法の詳細記事はこちら
飛び込み営業で迷惑かける理由と対策についての詳細記事はこちら
ただし、メンタルが弱くても一生懸命仕事をすることで、ぼくのようにメンタルが強くなるケースもあります。
そのため、メンタルが弱い方でも一種の修行だと思って、期間を決めて取り組むのはアリです。
期間を決めて取り組むのであれば、良い修行になります。
以下の記事で詳しく紹介しています。
デメリット③業務に非効率な部分が多くて長時間労働になりがち
外壁塗装営業は業務にアナログな部分が多く、非効率な仕事が多いです。
案件管理を紙でやってたりするので、整理するのに時間がかかりました。
作戦を立てるにも、どこにどの案件があるのか見つけるのに時間がかかり、長時間労働に。。
営業で残業が当たり前だと、以下の4つのデメリットがあるので、早急に改善が必要。
- 平日の自分の時間が減る(人生を楽しめない)
- 体力をかなり削られる(睡眠不足になる)
- ストレスが半端ない
- 仕事のスピードが落ちる(効率的にこなせなくなる)
営業で残業が当たり前になるデメリットについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
残業するのが当たり前というおかしい職場での解決方法の詳細記事はこちら
ぼくのいた会社は、パソコンを1人1台支給されていなかったので、日報の入力なども自分のペースでできないという難しい部分もありました。
会社によってはパソコンが1人1台支給されているので、そこでITツールを活用すれば効率化を図れるでしょう。
外壁塗装営業の仕事内容
外壁塗装営業の仕事内容について、
- 仕事の概要
- 営業スタイル
- 営業マンの2つの役割
- 提案~契約までの受注期間
に分けてお伝えします。
仕事の概要
外壁塗装営業でやる仕事は、訪問販売によって戸建て住宅に住んでいるお客さんをターゲットにして営業します。
壁や屋根の劣化を防ぐために、塗装でコーティングすることで長持ちする提案をして契約を取るのが大まかな仕事の概要。
まれに壁や屋根の張替えの提案もしますが、基本的には塗装をして保護する提案が多いです。
具体的には、支店ごとに都内(県内)で回るエリアを決めて、特定の市区町村を2か月間くらい集中的に回ります。
回る市区町村が決まったら10個くらいのエリアに分け、そのエリアに支店の1人1人に担当を割り振って、足を使って1件1件訪問。
10個くらいに分けたエリアを、人を変えて2週くらい回ったら2ヶ月くらい経つので、周り切ったら次の市区町村に移動します。
回る市区町村が決まったら、支店としては2ヶ月くらいは出られないので、そのエリアでどれだけ契約を取れるかが勝負。
戸建て住宅は駅から離れている場所に建っていることも多いため、基本的には支店長や支店長代理が運転する社用車にメンバーが乗って、自分のエリアまで移動。
移動したら車から降りて、1件1件ピンポンを押して訪問していきます。
壁や屋根にアルミや金属をかぶせる形で、張り替えるリフォームもあります。
お金は塗装の倍以上かかりますが、1回やれば2回目に張り替える必要がないので、お金があるお客さん向けにはおすすめのリフォーム。
外壁塗装や屋根塗装は、張替えよりもお金が少なく済むのと、利益が取れるので営業マンとしては勧めたい商材になります。
営業スタイル
外壁塗装営業の営業スタイルは、訪問販売によるプッシュ営業がメイン。
こちらから出向いて、訪問するというアクションを起こすことで営業を行います。
つまり新規開拓が中心となり、ぼくがいた会社は100%新規開拓でした。
部署によっては既存のお客さんを相手に契約を取る部署もありますが、細かい保守は金額が小さいこともあり、メインは新規開拓で新しいお客さんを取ってくる形になります。
具体的な営業方法は、戸建て住宅に住んでいるお客さんの家を訪問する訪問販売。
営業の基本的な流れは、以下の通り。
- 訪問して、家にいる奥さん(主人さん)に壁や屋根の傷みを指摘
- その場で家の外回りを見せてもらい、家の傷みの写真を撮って見積出すためのアポを取る
- 支店に戻り、家の傷みの写真をもとに診断書を作成
- 後日、主人さんが返ってくる頃を見計らって訪問して、診断書を渡してアポの日にちの再確認
- アポの日時に訪問して、商談して契約を取る
住宅リフォームと聞いて、多くの人が思い浮かべる台所やお風呂を新しくするリフォームはプル型の営業。
具体的には、広告を打ったりショールームを展開して、お客さんを呼び込む形です。
それに対して、外壁塗装営業の営業方法のほとんどは、自分からお客さんのもとに出向く訪問販売でプッシュ営業を行います。
なぜなら戸建て住宅に住んでいる多くの人にとって、台所やお風呂など家の中に比べると、自宅の壁や屋根といった家の外について意識することが少ないからです。
自分の家の壁や屋根を意識することが少ないということは、必要性に気づきにくいことから、ショールームなどを出してもお客さんを集めるのは容易ではありません。
そのため、営業マンがお客さんの家を1件1件回って壁のひび割れや屋根のコケなどを指摘してあげることで、ようやく必要性に気づくことが多いです。
テレアポをするにしても、その家がどうなっているのかを実際に見ないことには、傷んでいるのかがわかりません。
そのため、どちらにしても外回りをして家の様子を確認することが必須。
それぞれの家の様子を確認しないと本当にどうなっているのかわからないので、外壁塗装営業で訪問販売をするというのは理にかなっていると言えます。
もちろん、これはあくまでぼくが経験した会社の場合です。
ほかの会社では、反響営業が強くて問い合わせがきた案件に対して営業する会社や、ショールームで営業する会社もあるかもしれません。
また、外壁塗装営業でうまくいくコツについては、以下の記事でくわしく解説しています。
こちらも合わせてご覧下さい。
営業マンの2つの役割
外壁塗装営業では、以下の2つの役割があります。
- アポを取ってくるアポインター
- 商談で契約を取ってくるクローザー
最初は、アポインターからスタートしていきます。
商談で契約を取ってくる方がアポを取ることよりも難易度が高いため、最初はアポを取ることに専念して、商談は支店長などの上司にお願いする流れ。
レベルが上がってくると、2つの役割を1人でこなすという、通常の営業マンがやるべき仕事をすることになります。
当然ながら、支店長などの力を借りずに1人で契約まで持っていった方が契約を取れた時のインセンティブの金額が大きくなるので、自分のスキルを上げるのが重要。
提案~契約までの受注期間
外壁塗装営業の提案~契約までの受注期間は、即日~1ヶ月くらいになります。
必要性や商談のタイミングがカチッとかみ合えば、訪問したその日のうちに契約をもらうことも可能。
逆に長く考えてどうにかなるケースはほとんどないので、アポの日程が組みにくい場合を除いて、短期決戦の商談になります。
また、戸建て住宅に住んでいるお客さんから契約をもらうには、家族の同意が必須。
そのため、決裁者である主人さんは必須ですが、奥さんも商談の場にいてもらう必要があります。
2世帯住宅などで親と同居している時は、アポで揃うべき登場人物が多くなります。
そのため、なかなかアポ日程が合わず、初回訪問から商談まで時間がかかることも。。
外壁塗装は、基本的には商談したその場で契約するかどうかを決めてもらわないと、ほとんど決まりません。
そのため、商談ではお客さんの不安な点を取り除いて契約まで導いてあげるスキルが求められます。
外壁塗装営業の勤務時間
外壁塗装営業の
- 勤務時間
- 残業時間
- 休日出勤
があるかどうかについて、体験談をお伝えします。
勤務時間について
ぼくが勤めていた時、外壁塗装営業の勤務時間は、
- 平日が9時~21時
- 土日祝が8時~22時
でした。
求人票では10時~20時という時間が勤務時間で、2時間の休憩がある、と対外的には言っていました。
しかし、現実には上記に書いた通りの長時間労働。。
そして、休憩は全く取れません。
あまりにへばったら休むという形だったので、我ながらよく体がもったと思います。
普通にブラック企業ですね(笑)
しかも、支店長の一声で朝が7時半朝礼になったり、24時を回ってから退勤ということもありました。。
ぼくが転職した後、あまりのブラック企業ぶりだったので、国の監査が入って勤務時間が大幅に短くなりました。
そのため、今の勤務時間は10時~19時となっています。
また、勝手に早く来たり遅くまで残れないようになり、ようやく普通になってきています。
残業
外壁塗装営業の残業時間は、80時間を超えていました。
早朝出勤や残業も支店長の一声で決まってしまうため、とにかく労働時間が長かったです。
ぼくがいた会社は国の監査が入ったため、今は残業が抑制されてまともになってきています。
今ではぼくがいた会社や多くの会社が勤務時間に気を配っていますが、外壁塗装営業は個人向けのビジネスのため、お客さん都合でどうしても時間の変動があります。
そのため、残業ゼロというのは難しいのが現実。
休日出勤
外壁塗装営業は、まれに休日出勤があります。
これは支店によりますが、ぼくのいた支店は支店長の一声で急に休日出勤をしていました。
他の支店では、土日休みになっていたものの、土日にアポが入って出勤せざるを得ないところも。
今は休みをちゃんと休みとしてカウントするケースが多くなっているので、昔ほどは休日出勤はなくなっています。
外壁塗装営業の休みについて
外壁塗装営業の
- 休日
- 有給休暇
について、体験談をお伝えします。
休日
ぼくが働いていた時、通常の休日は隔週2日休みでした。
毎週月曜日が休みで、隔週火曜日(2週間に1度)も休み。
土日祝はサラリーマン世帯が休みで、商談しやすいことから稼ぎ時として出勤が必須でした。
長期休暇でいうと、
- ゴールデンウィークはフル稼働して、終わってから5日間の休み
- 夏休みは世間がお盆の時に同じく休む
- 年末年始は10日間ほど休み
と、一応休みはありました。
長期休暇はあるのですが、通常の休みが少なすぎることから、年間休日は90日ほどになります。
有給休暇
ぼくが働いていた時、有給休暇は取りづらい状態でした。。
土日祝に休みを取りたくても、サラリーマン世帯が休みで商談しやすい稼ぎ時ということもあり、休みづらい雰囲気。
今は冠婚葬祭であれば、ふつうに有給休暇を取れるようになっています。
通常の有給休暇に関しては、まだまだこれからという印象ですね。
外壁塗装営業のやりがい
外壁塗装営業のやりがいは、
- お客さんの家を綺麗にできる
- 必要性を感じていなかったお客さんの考えを変えられる
こと。
人の考えを変えた結果、契約まで結びつけることができる仕事です。
特に、人の考えを変えるというのはかなり難しいため、外壁塗装営業の醍醐味は人の考えを変えることができること。
人の考えを変えるというのは、プライベートで好きな人に振られても、頑張ってアプローチし続けることで付き合えるようになるのと似ているところがあります。
「最初は全然興味がなかったけど、一生懸命なところに心を動かされた!」
というやつですね。
外壁塗装営業のスキル面
外壁塗装営業では、身につくスキルと身につかないスキルがはっきりしています。
詳しく見ていきましょう。
身につくスキル
外壁塗装営業で身につくスキルは、以下の通り。
- 人の考えを変える力
- 断られても折れないメンタル
- 自分自身を売り込むスキル
外壁塗装営業は、人の考えを変えないと契約が取れない場合が多々あるため、人の考えを変える力が身につきます。
また、自分が動かないと契約が取れないので、次々にアプローチせざるを得ません。
よって、断られても次があると思える強いメンタルも身につきます。
外壁塗装営業では、製品よりも自分自身を売り込まないと契約が難しいので、自分自身を売り込むスキルも身につきます。
お客さんに自分を気に入ってもらい、「君だから契約したんだよ。」と言ってもらえることがふえると、だいぶスキルが身についていると言えます。
身につかないスキル
逆に外壁塗装営業で身につかないスキルは、以下の通り。
- メール処理能力
- ビジネスマナー
- 提案書作成能力
個人のお客さんを相手にするのがほとんどのため、メールのやり取りはしません。
メールの書き方やファイルの添付などを全く行わないので、やり方がわからないまま、年齢を重ねることに。
また、ビジネスマナーも身につきません。
断られても粘ることも多いのと、セールス禁止という札が貼ってあってもアプローチするのが基本なので、マナー知らずになりがちです。
提案書作成をする機会がないため、提案書作成スキルも身につきません。
外壁塗装営業はこんな人におすすめ!
外壁塗装営業は、
- 稼ぎたい人
- 断られたところから契約まで持っていく営業スキルをつけたい人
- アクティブな人間になりたい人
- 家を綺麗にしたい人
にとって、とても向いているのでおすすめの仕事です。
外壁塗装営業に転職する方法
外壁塗装営業に転職する方法は、以下の3つ。
ちなみに、転職サイトと転職エージェントの使い方として、おすすめの進め方は以下の通り。
転職サイトと転職エージェントの両方を使うのがベストですが、転職時に両方とも使って確認する時間がない場合、少なくとも転職エージェントは利用しましょう。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
ここからは、
- おすすめの転職エージェント
- 口コミの利用方法
について紹介していきます。
おすすめの転職エージェント
おすすめの転職エージェントは、
- 多くの求人をカバーしているdoda
- 中小企業の求人に強いマイナビエージェント
です。
営業の方の場合、dodaもマイナビエージェントも求人は多いため、見つけやすくなっています。
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dodaは、「転職エージェントに迷ったらdoda!」というぐらい安定の転職エージェントです。
転職3回中、2回目と3回目でdodaを使ったぼくの経験から言っても、ネットの書き込みにある「dodaのエージェントがひどい」というのは嘘。
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dodaのエージェントがおすすめの理由や体験談の詳細記事はこちら
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マイナビエージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。
口コミの利用方法
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
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可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
外壁塗装営業の年収まとめ
お話してきたことをまとめます。
外壁塗装営業の年収は、約260万円~約1,000万円と、かなりの幅があります。
外壁塗装営業はインセンティブの要素が強く、自分の売り上げに応じて、周りの年収とはっきりと差が出るためです。
外壁塗装営業のメリットは、つぎの3つ。
- 成果を出すと年収がどんどん上がっていく
- 断られたところから契約まで持っていくスキルが身につく
- アクティブな人間になれる
外壁塗装営業のデメリットは以下の3つ。
- 売れればよいが、売れないと地獄
- 訪問販売がメインなため、メンタルが弱い人には地獄
- 業務に非効率な部分が多く、長時間労働になりがち
外壁塗装営業のやりがいは、以下になります。
- お客さんの家を綺麗にできること
- 必要性を感じていなかったお客さんの考えを変えられること
外壁塗装営業で身につくスキルは、以下になります。
- 人の考えを変える力
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- 稼ぎたい人
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- アクティブな人間になりたい人
- 家を綺麗にしたい人
住宅リフォームの中で、外壁塗装営業に興味がある人にとって、参考になれば嬉しいです。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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個人営業(BtoC営業)がきつい理由とおすすめの仕事の詳細記事はこちら
ぼくが経験した会社の業務内容や年収についての紹介記事はこちら