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というお悩みについてお答えします。
現在、IT業界のSIerで営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
仕事で多くのお客さんのDX推進支援に携わり、多くのSIerとも一緒に働くため、SIerの将来性についてもよく知っています。
SIer(エスアイアー/エスアイヤー)とは、
System Integrator(システムインテグレーター)の略で、システムを構築する会社のこと。
会社で使うシステム(会計システムや業務システムなど様々)の
- コンサルティング
- 設計
- 開発
- 運用
- 保守
などを、一括で請け負って構築します。
SIer1社で完結することもあれば、部分部分を他社へ依頼して構築することも。
SIerは、以下のようにネットでマイナスイメージで書かれることが多い仕事。
「SIerはオワコンで時代遅れ」
「SIerとか終わってる仕事すんの?将来なくなるよ」
「エンジニアとかプログラマーやりたいなら、自社開発のWeb系でしょ」
営業やエンジニア/プログラマーの転職先の候補にSIerが上がることも多いので、オワコンとか書かれていると、
- このままSIerで働き続けていいのか
- SIerに転職していいのか
と将来が不安になりますよね。
本記事では、
- SIerはオワコンで時代遅れ?
- IT業界は伸びていくと聞くけど、SIerは将来性がない?
- 逆にSIerは叩かれすぎているだけで、将来性がある?
というお悩みについてお答えします。
結論から言うと、SIerはオワコンでも時代遅れでもありません。
むしろ、世の中のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進には欠かせない存在です。
世の中のニーズに応えられるSIerであれば、お客さんである企業から支援を求められているので、将来性も抜群。
SIerの中にはオワコンになっている会社もありますが、SIerで現役で働くぼくに言わせれば、
「SIerはオワコン」
と一括りにしている人は、現場の真実をわかっていません。
自社サービスを展開しているWeb系の会社に行けば、万事解決するような単純な話ではありませんからね。
本記事後半では、
- 良いSIerに就職する方法
- 良いSIerに転職する方法
- 働いているSIerがオワコンだった時に良い会社に転職する方法
についても詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。
SIerがオワコンと言われる3つの理由
ネットを見ると、
- SIerはオワコン
- SIerは時代遅れ
- SIerは将来性がない
などのように、マイナスに言われることがあります。
SIerがオワコンと言われる理由は以下の3つ。
- 最新の技術についていけていない
- 考え方や働き方が古い
- 内製化するからSIer不要
文系や新卒でSIerはやめとけ?メリット・デメリットの詳細記事はこちら
プログラマーはオワコンと言われないための解決策の詳細記事はこちら
理由①最新の技術についていけていない
SIerがオワコンと言われる理由として、最新の技術についていけていないというのがよく挙げられます。
ITの進歩は凄まじく早く、顧客の要望に応えるために新しい技術がどんどん出てきているので、最新技術に対応できないSIerは取り残されます。
わかりやすいのが、社内のインフラ基盤のクラウド化。
今まではオンプレ環境にシステム構築をしていたのが、サーバーの保守期限切れなどをきっかけに、
- AWS(エーダブリューエス)
- Azure(アジュール)
- GCP(ジーシーピー)
などのクラウド環境に移行する会社が増えています。
クラウドは必要なコンポーネントを組み合わせてシステム構築できるので、
- 小さな規模から始められる
- システムの拡張性がある
- 管理の手間がかからない
というメリットがあり、大企業でも導入が進んでいる状況。
なので、SIerにクラウド基盤への対応を求める会社は多いです。
しかし、最新技術についていけないSIerは、オンプレでのシステム構築一択しか提案できません。
お客さんの要望・ニーズによっては、
- オンプレの方がマッチする
- クラウドの方がマッチする
と色んなパターンがあります。
そこで最新技術であるクラウドへの対応ができないSIerだと、オンプレの提案しかできないので仕事も取れませんし、システム構築もできません。
オンプレでも構築でき、クラウドでも構築できる方が、お客さんの要望・ニーズにマッチします。
その中でも最新技術であるクラウド基盤構築ができると、お客さんの要望・ニーズに応えられるので、オワコンになりません。
メーカー系SIerだと、親会社のハードウェア縛りでシステム開発をすることが多いので、柔軟性に欠ける部分があります。
会社の方針によっては、オワコンになってしまうことも。。
メーカー系SIerのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。
メーカー系SIerはやめとけ?メリット・デメリットの詳細記事はこちら
例えば、
リアルタイムでものすごい量の情報を取りたい時、1秒に100ファイルぐらいの膨大なデータを処理しないといけません。
そのような時、
「AWS(エーダブリューエス)のLambda(ラムダ)を使うことで、膨大なデータを超並列処理して実現する」
など新しい技術で実現するという方法もあります。
このような新しい技術に対して、しっかり取り組んでシステム構築ができるSIerは重宝されるもの。
ただ、変化が激しいIT業界では時代の変化に適応した会社が生き残るので、歴史がある会社であっても変化してきているのが見られます。
今までコピー機(複合機)をメインで売っている会社であっても、時代の変化に適応しようとする時代。
最近では、コピー機(複合機)を売る会社のイメージではなく、システムをクラウド化するような新しいサービスを提案したり、時代の変化に適応しようとしていますからね。
なので、最新技術や時代の流れについていけないSIerは脱落していきますが、
- 時代の変化に適用し続ける会社
- 最新技術を使った新しいサービスを提供するような会社
は生き残ります。
お客さんのニーズは、時代の変化に合わせて変わってくるもの。
とはいえ、ニーズに応えられるだけの最新技術をもったSIerは、コンペになった時も提案の幅が広いので選ばれやすいです。
理由②考え方や働き方が古い
SIerがオワコンと言われる理由として、考え方や働き方が古いというのも挙げられます。
新しい技術を導入するよりも、古い自社サービスの方をおすすめするという、オワコンなサービスを勧めることを平気でやっています。
- 古くても自社サービスの方が利益になる
- 査定で自分の評価が上がる
というのが理由。
具体的には以下のような形で、新しい技術を入れたいお客さんの要望に対して、古い自社サービスを入れたいSIerが邪魔するようなことも実際に起きています。
上記のような感じで、長年保守をやって既存取引をしているSIerがオンプレのシステムを販売したいがために、クラウド移行を妨げることも。
こういうSIerは足を引っ張っているだけで、お客さんと揉める原因を作っているので、今後の取引にも影響が出ます。
また、
- 労働時間が長い
- 客先常駐が多い
- フレックス勤務を認めない
- 時短勤務を認めない
- 在宅勤務を認めない
などの、働き方に自由が少ない会社があるため、SIerはオワコンというイメージにつながっている部分も。
コロナ渦においても、働き方が一向に変わらないようなSIerはオワコンと言われても仕方ありません。
ただ、働き方についても本当に会社次第。
ぼくが働いている会社は中小SIerですが、以下のような働き方ができるので、むしろ時代を先取りしている感すらあります。
ポチのすけの会社の場合
- 勤務体系がフレックス制なので融通が利きやすい
- 客先常駐が少ない
- コロナ禍以降はテレワーク(在宅勤務)中心でテレワーク率90%越えを継続
- 週一の出社すら不要でテレワークで業務が回る
- 有給休暇も取りやすい
- 会議はWeb会議がメイン
- 社内はチャットを駆使してコミュニケーションを効率化
エンジニアの客先常駐についても、営業の交渉次第である程度はコントロールは可能。
最近はテレワークに寛容な会社が増えてきているので、リモートで支援するのも当たり前になってきており、交渉しやすくなっています。
システムをきちんと構築するというゴールのために、どこで開発するのかは手段でしかないので、
- 自社内
- もしくはテレワーク
で開発するメリットをきちんと伝えれば、納得してもらえるもの。
また、基本的に客先常駐をしないビジネスモデルになっている以下のようなSIerなら、ほぼ客先常駐なしで働けます。
- 元請(プライム案件)が多いSIer
- テレワークを多く実施しているSIer
- ビッグデータやAIなどDX推進を支援するSIer
客先常駐が限りなく少ないSIerを見極めるポイントは、以下の5つ。
- 勤務地や勤務時間が明確になっている
- 在宅勤務がメイン
- 帰社日がない
- IT企業以外の取引先がある
- 最低年収が300万以上
客先常駐がほぼないSIerで働くには、客先常駐をしないSIerに転職するのが近道です。
詳しくは以下の記事で解説しています。
SIerで客先常駐なしで働くためのポイントの詳細記事はこちら
客先常駐(SES)を辞めたい時の対処法についての詳細記事はこちら
理由③内製化するからSIer不要
SIerがオワコンと言われる理由に、今後は自社でシステム構築していく(内製化する)からSIer不要というものもあります。
この手の意見は、「アメリカにSIerはいない。だから日本でもSIerはオワコンになるに決まってる」という考え。
理由として、アメリカ企業は日本企業よりも数年~10年先に進んでいると言われるから、ゆくゆくは日本もアメリカと同じようにSIerはオワコンになるというものです。
ただ、アメリカにSIerがほとんどいない理由は、アメリカの雇用体系が終身雇用ではなく、専門性を持ったプロたちが流動的に動く仕組みであるため。
システム構築のプロは、製造業にも金融業にも会社に直接雇われています。
そのため、日本でSIerがやる仕事を社内でやってしまうんですね。
日本もアメリカみたいに自社で内製するには、ジョブ型の雇用で必要な時にプロを雇えばできるかもしれません。
ただ、日本がそこまでやるとは思えないんですよね。
日本で自社内でシステムを内製しようとすると、以下の点で文化に合わないことがほとんど。
- 人手不足
- うまく育成できない
- 自分たちでプロジェクトを決めてコントロールできない
- コア事業以外に予算や人を割くぐらいなら、外注する経営方針
なので、SIerに依頼することが多いのです。
また、ぼくがSIerで働いてみて感じるのは、
現在の日本の社内SEは大企業であっても、ゴールまでのスケジュール管理をきちんと頭に思い描けて動ける人は少ないということ。
ぼくらの提案したスケジュールでは、余裕を持たせてスケジュールを引いていても、
- 人手不足で期限までに必要な機材や情報を準備できない
- 優柔不断で決められない
- 社内決裁に時間がかかりすぎ
などで、スケジュール通りに進まないことが本当に多いんです。
実際の現場で何が起こっているかというと、
ぼくたちSIerが何度も何度も依頼して、ようやくプロジェクトが前に進んでいるのが現実。
内製化をしようとした時には、ゴールまでの段取りまで意識しながらきちんとプロジェクトを進める必要があります。
しかし、現状そうはなっていないため、内製化は難しいのが現実。
また、
「社内で内製化しようとして失敗したので、技術支援をしてほしい」
という依頼もよく受けます。
なので、
「日本ではSIer抜きでシステム構築するのは現実的ではない」
というのが現状のため、SIerが完全に不要とはならないでしょう。
SIer全部がオワコンではない3つの理由
ひと昔前までは、オワコンと言われるSIerが多かったのは事実。
ただ、昨今の
- 働き方改革
- コロナ渦
- 世の中のDX推進
により、考え方や働き方が急速に変わってきており、SIerはオワコンだと一括りに言い切れない部分が多くなっています。
なので、SIerがオワコンというのは誤解で実際は会社による、というのが正しい認識。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
ざっくり言うと、デジタル技術(IT)を使って事業の変革を行うこと。
紙を電子化するようなデジタル化ではなく、IT技術を使ってビジネス自体を変えていくことになります。
既存の仕組みや価値観をひっくり返すような革命的な仕組みにより、社会全体に影響を及ぼして、人々の生活を変えていく考え方として流行っている言葉。
SIer全部がオワコンではない理由は、以下の3つ。
- 最新技術に強くて開発も柔軟なSIerは増えている
- 柔軟に働けるSIerは増えている
- お客さんはSIerの力を必要としている
理由①最新技術に強くて開発も柔軟なSIerは増えている
SIer全部がオワコンではない理由1つ目は、最新技術に強くて開発も柔軟なSIerは増えているため。
SIerに限らずビジネスで大事なのは、相手のニーズに応えるということ。
お客さんが求めている
- 最新技術に強い
- 開発体制が柔軟である
というSIerは重宝されます。
また、社員が求める働き方などの環境整備も含めて、きちんと応えていけるSIerはオワコンにならずに生き残ります。
逆に言うと、ネットで称賛されているWeb系の会社であっても、
- 世の中のニーズに応える商品やサービスを提供できない
- 社員が求める働きやすさを提供できない
と、オワコンまっしぐら。
SIerは物売りではなく、お客さんが求める最適なシステムを構築して提供するのが仕事。
そのためには、問題を解決する柔軟な提案ができるように、最新情報をつかんで知識を身につけて、変わっていかないといけません。
お客さんが基盤のクラウド化を求めているのなら、
- AWS(エーダブリューエス)
- Azure(アジュール)
- GCP(ジーシーピー)
などの提案&構築ができるSIerは、非常に価値があります。
また、
- まず要件定義やって
- 設計して
- 開発して
- テストして
- 本番リリース
という、ウォーターフォール型の開発だけではなく、まずモノを作って修正していくアジャイル型の開発を進めるSIerも増えています。
アジャイル型なら、成果物(もしくは作成予定物)となるゴールを早めにお客さんとすり合わせて柔軟に開発を進められるので、向いているプロジェクトも多いのです。
開発体制が柔軟だと、後々お客さんと揉めることも少ないので、オワコンにならないためにも大事。
SIerの中には、最新の技術を身につけようと、
- 優秀なエンジニアを多く雇ってナレッジの共有をする
- 研修を充実させて新しい技術を身に着ける
- 最新技術を自社の提案商品に取り入れる
という形で努力しているSIerもあります。
特に親会社やグループ会社の方針に縛られない独立系SIerは、良い会社だと最新技術を身に着けやすいです。
独立系SIerはやめとけと言われて不安な方が優良企業で働く方法の詳細記事はこちら
最新技術に強くて開発も柔軟なSIerは増えているので、SIer全部がオワコンではないのです。
理由②柔軟に働けるSIerは増えている
SIer全部がオワコンではない理由2つ目は、柔軟に働けるSIerは増えているため。
昔の多くのSIerでは、
- お客さん先に常駐して開発する
- 出社前提で開発する
- 長時間労働前提で開発する
という会社が多かったです。
今は、働き方改革が進んだことやITエンジニア不足ということもあり、
- 働きやすい環境
- 柔軟に働ける環境
- 最新技術を扱って成長できる環境
に改善しているSIerが増えています。
ITエンジニアは超がつくほどに人手不足なので、どのSIerも競うように労働環境の改善に取り組んでいるほど。
わざわざクソな会社を選ぶ必要はないので、ITエンジニアに選ばれる会社になるためにも、労働環境の改善は大事です。
ぼくの会社も、以下のような会社なので、だいぶ働きやすいです。
- 勤務体系はフレックス制で融通が利きやすい
- 客先常駐が少ない
- 在宅勤務中心で全社の在宅勤務率は90%越えを継続
- 通勤手当廃止で在宅勤務手当支給
- 週一の出社すら不要でテレワークで業務が回る
- 使わないオフィスは閉鎖
- 有給休暇も取りやすい
- 会議はWeb会議がメイン
- 社内はチャットを駆使してコミュニケーションを効率化
柔軟に働けるSIerは増えているので、SIer全部がオワコンではないのです。
ホワイト企業が多いユーザー系SIerのメリット・デメリットの詳細記事はこちら
ユーザー系SIerでホワイト企業・穴場企業を探せる方法についての詳細記事はこちら
理由③お客さんはSIerの力を必要としている
SIer全部がオワコンではない理由3つ目は、お客さんはSIerの力を必要としているため。
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が流行っているように、ITを使うことで業務自体を変えていこうとする世の中の流れは止まりません。
ITで自社ビジネスを変えていくのなら、
- 膨大なデータを処理
- 機械学習や統計解析などで予測
などもやる必要があり、やるべきタスクは膨大。
そうなると、自社内製だけで全てできるわけがありません。
実際、2021年1月にデルテクノロジーズが企業のDXプロジェクトにおけるSIerの必要性について調べた「第2回 DX動向調査」によると、驚きの結果が出ました。
- 企業の23.4%は「SIerがいないと(業務が)回らない」
- 企業の39.2%は「SIerがいないと今後のIT関連の計画が立てられない」
と回答。
結果として、6割超(62.6%)の企業がSIerの存在は包括的な意味で「絶対必要」と考えていることが分かりました。
調査前の予想として、顧客企業がSIerに求めるのは、
- 内製開発のスキルやクラウド利用によるWebベースでの開発
- 自律的な開発環境の整備フェーズでのノウハウ
- SIerに任せる業務は、SES(システムエンジニアリングサービス)の運用・保守・管理などが多い
だろうと想定していたそうです。
それがこの結果なので、内製化するからSIer不要というのは少数派であることが明らかですね。
ぼくの感覚値から言っても、SIer含めたIT企業ですらエンジニアの人手不足に悩んでいるのに、ITシステムを使うユーザー企業はもっと人手不足。
SIerは不要どころか、お客さんに求められているので、ニーズに応えられるSIerならオワコンではないのです。
良いSIerに就職する方法
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おすすめのプログラミングスクールは、以下の記事で超詳しく解説しています。
プログラミングスクールの選び方とおすすめスクールの詳細記事はこちら
働いているSIerがオワコンだった場合【良い会社に転職する方法】
もし、働いてるSIerがオワコンだった場合、最も効果的で即効性がある生き残り方法は転職すること。
前述してきたように、SIerがオワコンかどうかは、会社の考え方や働き方によって大きく変わります。
もし、自分が働いている会社がオワコンだったら
- スキルが上がらない
- 働き方も古い
- 貴重な時間を失う
ということに。
オワコンの会社に期待しても変わらないので、期待するのは辞めて転職しましょう。
転職する際、営業とエンジニアやプリセールスに共通するやるべきことは、以下の2つ。
- 良い転職エージェントを使って自分に合った求人を引き出す
- 口コミを見て会社の現実を把握する
希望の転職先に行くためには、
- まずは求人募集があるのか
- 自分の考えに合う会社を見つける
を整理して探す必要がありますが、それを助けてくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
また、求人情報は水物。
採用が決まれば募集終了になってしまうので、情報収集を早めに行って、良い会社の求人を見逃さないようにしましょう。
ここからは、
- エンジニア・プリセールスの方におすすめの転職エージェント
- 営業の方におすすめの転職エージェント
- 口コミの利用方法
について見ていきましょう。
ITエンジニア(SE・プログラマー)として働いている方で、今はそこまでスキルがないと思っていても、1年やっていれば経験者。
ITエンジニアは専門職なので、今後のキャリアを成功させるためには、エンジニア専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。
今のスキルセットと目指すキャリアを考えて、戦略的に転職活動を行う必要があるので、的確にサポートしてもらう必要がありますからね。
転職先によっては、需要がある言語の学びなおしが必要になるケースがあるものの、需要がある会社に若手枠で転職できるチャンスを活用するべき。
エンジニア・プリセールスの方におすすめの転職エージェント
エンジニア・プリセールスの方におすすめの転職エージェントは、
- 転職時の年収アップ率81%を誇るGeekly(ギークリー)
- 専属2名体制で徹底サポートしてくれるウィルオブ・テック
- 非公開求人が多く、多くの求人をカバーしているマイナビIT AGENT
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1のレバテックキャリア
です。
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- 一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)の求人に対応
- 求人情報のほとんどに求人企業の競合情報まで載せてくれている
- 転職エージェントが、企業ごとに面接の重要ポイントを親身にアドバイスしてくれる
- 年収交渉や企業への後押しなど、企業に交渉してくれる
type転職エージェントは、大手転職エージェントが持っていないような隠れた優良企業を持っているので、dodaと合わせて利用すると効果は抜群!
デメリットは一都三県(東京・神奈川・埼玉・千葉)特化のため、それ以外の地域で転職を検討している場合は極端に求人が少ないことと、dodaなどの大手と比べると求人が少ないことです。
ただ、dodaなどの大手転職エージェントで拾えない非公開独占求人を拾えるエージェントですので、一都三県の方はdodaと合わせて利用すると弱点をカバーして転職可能。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
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dodaとtype転職エージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。
マイナビエージェントは、マイナビしか持っていないような優れた中小企業の求人が多い転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- マイナビエージェントでしか手に入らない非公開求人が多い
- 良い中小企業の求人が多数ある
- 転職希望者を丁寧にサポートしてくれる
- 第二新卒含めた20代の転職に強い
- 全国の求人に対応
マイナビエージェントは独自の営業網により、dodaやtype転職エージェントが持っていないような隠れた優良企業を持っているので、合わせて利用すると効果は抜群!
デメリットは、20代の転職にかなり力を入れていることもあって30代以降の求人はあまり多くないことと、返事(レスポンス)が早いため対応が多くなり、人によっては疲れてしまうこと。
ただ、dodaやtype転職エージェントが拾えない非公開独占求人を拾えるエージェントですので、dodaやtype転職エージェントと合わせて利用すると、求人の見逃しをなくして転職可能。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
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※本ページはマイナビのプロモーションを含みます。
マイナビエージェントがおすすめの理由は、以下の記事でも詳しく解説しています。
口コミの利用方法
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:SIerはオワコンどころか将来性豊かな仕事
お話してきたことをまとめます。
SIerは、以下のような理由からオワコンと言われることが多いです。
- 最新の技術についていけていない
- 考え方や働き方が古い
- 今後は自社でシステム構築していく(内製化する)からSIer不要
終わってるSIerもありますが、SIer全部がオワコンではありません。
理由は以下の3つ。
- 最新技術に強くて開発も柔軟なSIerは増えている
- 柔軟に働けるSIerは増えている
- お客さんはSIerの力を必要としている
SIerはオワコンでも時代遅れでもなく、むしろ世の中のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進には欠かせない存在。
世の中のニーズに応えられるSIerであれば、お客さんである企業から支援を求められているので、将来性も抜群です。
自分が働いているSIerがオワコンだった場合、自分ではどうにもならないことの方が多いので、転職して良い会社に行くのがおすすめ。
SIerもどんどん進化しているため、オワコンになることはないので大丈夫。
あとは良い会社で働いて、より良いキャリアを築いていきましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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