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というお悩みにお答えします。
ソフトウェアメーカーで働いた後、今はSIerで営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
未経験からプログラマー(エンジニア)に転職した方とも一緒に働いているため、プログラマー(エンジニア)の悩みについてよく知っています。
世の中のIT化がどんどん進んで、DX推進も注目されている現在、
- 会社のシステム構築
- ソフトウェアやサービス
などの開発のために、プログラマー(エンジニア)に対する需要は右肩上がり。
良いシステムやソフトを開発するにはプログラマー(エンジニア)の力が必要不可欠ですが、常に人手不足の状態なので、未経験からプログラマー(エンジニア)になる方も増えています。
ただ、プログラマー(エンジニア)に限った話ではありませんが、未経験から始める仕事は覚えることも多くて大変。
未経験からプログラマー(エンジニア)になった方で、仕事でしんどいことが多くなると、もう辞めたいと悩むこともありますよね。
本記事では、
- 未経験スタートのプログラマーを辞めたい。。
- 未経験からエンジニアになったけど、自分にはITは無理。。
- 未経験から始めたプログラマーを辞めたい人におすすめの仕事はある?
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
プログラマー(エンジニア)は技術の専門職になるので、向き・不向きがあります。
未経験からプログラマー(エンジニア)になった方で、向いてない場合は辞めたくなるのは当然。
ただ、プログラマー(エンジニア)の仕事自体は将来性もある仕事なので、今の会社がヤバいだけなら今より良い会社に転職した方がいいです。
プログラマー(エンジニア)に全然向いてなくて好きでもない場合は、自分に合う違う仕事に転職するのがおすすめ。
時間は有限なので、今後のキャリアのためにもすぐに動きましょう。
本記事後半では、
- プログラマー(エンジニア)を辞めたい時に考えるべきポイント
- プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先
- 転職する時のおすすめ転職エージェント
について具体的に解説しているので、是非最後までご覧ください。
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未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由
未経験からプログラマー(エンジニア)として働く方の中には、
- スキル的についていけない
- 仕事内容が思っていたイメージと違う(理想と現実でギャップがある)
- 会社の環境が悪い
といった理由がある場合、仕事を辞めたいと感じてしまいます。
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由を掘り下げていくと、以下の15個になります。
- プログラミングが全くできない
- IT用語を覚えられない
- 自ら学ぶ意欲がわかない
- 作成物の品質が悪い
- プログラマー(エンジニア)に向いてない
- 仕事が運用保守ばかり
- 客先常駐ばかり
- 仕事が下請けばかり
- 炎上案件ばかり
- ロールモデルがいない
- 女性のライフイベントに考慮してもらえない
- 残業が多い
- 休日出勤ばかり
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
上記15個のうち、
①~⑤は、「スキル的についていけない」と感じて辞めたくなる理由です。
⑥~⑨は、「仕事内容が思っていたイメージと違う(理想と現実でギャップがある)」と感じて辞めたくなる理由。
⑩~⑮は、「会社の環境が悪い」と感じて辞めたくなる理由です。
未経験のエンジニアは使えないしやばい?解決策と転職する方法の詳細記事はこちら
新人エンジニアでほったらかしにされている時の解決策の詳細記事はこちら
理由①プログラミングが全くできない
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由1つ目は、プログラミングが全くできないこと。
プログラマー(エンジニア)はシステム開発をする際、自分でコードを書くこともあれば、社内の人やお客さんが書いたコードを見ることもあります。
プログラミングは、
- 身に着けているスキル
- 開発に必要な言語
- 表現したい内容
によってできる範囲が変わってきますが、全くできないレベルだときついです。
プロジェクトによっては自分でコードを書くだけではなく、お客さんが書いたコードを見て、何が原因でうまく作動しないのかを調べることもあります。
その際、プログラミングができないと、何がおかしいのか理解できないので仕事が進みません。
現在SIerで働いていて、開発作業(プログラミング)を下請けに出す会社だと、そもそもプログラミングする機会すらないので要注意。
下請けの会社に指示するだけで、プログラミングをしない会社だと、働いていてもプログラミングができるようになりません。
SIerでプログラミングできないと危険な理由の詳細記事はこちら
スキルアップには時間がかかるものなので、すべてを現時点で理解はできなくてもよいですが、
- コードが書けない
- コードが読めない
ことが多すぎて、プログラミングが全く出来ない状態だと仕事にならないので、辞めたくなるのも当然です。
もちろん、今はプログラミングが全くできない状態でも、努力ができるのであればプログラマー(エンジニア)に向いています。
わからないことを解決せずに放置していると能力は伸びないので、わからないことはググって知識を身に着けて、アウトプットしていくことが必須。
また、プログラミングスキルだけでなく、データベースやサーバーについての最低限の知見も必要になります。
基幹システムのデータや、要望されたソフトウェアをどこに配置するのか、なども考慮することが求められますからね。
エンジニア(プログラマー)が仕事についていけない時にやるべき対処法
理由②IT用語を覚えられない
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由2つ目は、IT用語を覚えられないこと。
プログラマー(エンジニア)のシステムの開発や提案には、プログラミングの知識やシステム自体の知識だけでなく、基本的なIT知識が不可欠。
IT用語の例を挙げると、
- サーバー
- OS
- 仮想化
- IPアドレス
- ホットスタンバイ
などがありますが、初めての人には「なんのこっちゃ?」となる言葉も多いです。
理系・文系問わず、IT用語が覚えられないと、会話についていけないのでめちゃくちゃ大変。
IT用語を理解することは、技術的な会話をする上での前提条件。
IT用語が覚えられないと、技術力以前の問題になってしまい、会話が成り立たなくなってしまいますからね。
しまいには、「わからないことがわからない。。」ということも。
IT用語を覚えられない方は前提知識が足りなさすぎるので、プログラマー(エンジニア)に不向きです。
とはいえ最初はだれでも未経験なので、現時点でIT用語を覚えられない方であっても、ITに関するやる気があるのなら大丈夫。
ITは時代とともに発展することはあっても、後退することはないので、身に着けた知識は役に立つことが多いですからね。
エンジニア(プログラマー)が仕事についていけない時にやるべき対処法
理由③自ら学ぶ意欲がわかない
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由3つ目は、自ら学ぶ意欲がわかないこと。
IT業界はAI・IoT・ブロックチェーンなど、次から次へと新しい技術や考え方が出てくる業界なので、技術職であるプログラマー(エンジニア)は自ら学んでいくことが求められます。
そのため、プログラマー(エンジニア)は新しい技術に興味を持って、自主的に学ぶのが必須。
今持っている知識や経験だけだと、ついていけなくなってしまったり、新しい技術を知っている前提での仕事も珍しくありません。
技術力や技術的な知識・知見がないと、仕事も依頼しづらいので、仕事ができないプログラマー(エンジニア)とみなされてしまいます。
なので、新しい技術については学ばないといけないのですが、新しい技術に興味がないプログラマー(エンジニア)だときついです。
現時点でわからないことや、できないことについては、自ら学ぶことで身に着くもの。
新しい技術に興味がないと、新しい技術を身に着けるために勉強したり、触ったりしないので身に付きません。
努力できないプログラマー(エンジニア)や、自ら調べる癖がないプログラマー(エンジニア)だときついです。
システムの開発や提案には、プログラミングの知識やシステム自体の知識だけでなく、基本的なIT知識も不可欠。
IT用語の例を挙げると、
- サーバー
- OS
- 仮想化
- IPアドレス
- ホットスタンバイ
などがありますが、初めての人には「なんのこっちゃ?」となる言葉も多いです。
理系・文系問わず、IT用語が覚えられないと、会話についていけないのでめちゃくちゃ大変。
しまいには、「わからないことがわからない。。」ということも。
現時点でわからないことがあったり、できないことがあっても、自ら学ぶことで身に着くことは多いです。
また、文系の方で、
- 中々技術が理解できない
- 器用にこなせない
という場合でも、仕事へのモチベーションさえあれば苦手意識は克服可能。
未経験からプログラマー(エンジニア)になった方は、スタート時点で周りよりも劣っているのは仕方ないですが、学ぶ意欲までない方だと努力できないので成長できません。
自ら学んで成長する意欲がない方は、スキルが身につかないのでプログラマー(エンジニア)には不向き。
そうなると、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
理由④作成物の品質が悪い
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由4つ目は、作成物の品質が悪いこと。
プログラムの自社開発でも、お客さんのシステム開発でも、プログラマー(エンジニア)は作成物としてソフトウェアを作ります。
時間をかけてせっかく作っても、求められているクオリティに達していない作成物だと、
- 最初からやり直し
- バグだらけで使い物にならない
ことも。。
作成物の品質が悪いと、そこから改良するための人件費(コスト)もかさんでしまうため、赤字案件(事業)に。
お客さんと請負契約を結んでいる場合、品質が悪いと納品後に契約不適合(瑕疵対応)となり、不具合対応に追われることになってしまいます。
作成物の品質が悪いプログラマー(エンジニア)だと、使えないとか無能と言われてしまうので、辞めたくなってしまうのです。
理由⑤プログラマー(エンジニア)に向いてない
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由5つ目は、プログラマー(エンジニア)に向いてないこと。
誰しも仕事には向き・不向きがあるので、プログラマー(エンジニア)に向いてないと、仕事についていけなくてきついです。
例えば、以下のような方はプログラマー(エンジニア)に向いていません。
- プログラミングが全くできない
- IT用語を覚えられない
- 周りの同期と差がついている
- システム保守の休日出勤がきつい
- 上司や先輩の仕事を見て頑張ろうと思えない
- 自ら学ぶ意欲がわかない
様々な理由によって、そもそもプログラマー(エンジニア)に向いてない方だと、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
SEに向いてない人のおすすめの転職先についての詳細記事はこちら
理由⑥仕事が運用保守ばかり
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由6つ目は、仕事が運用保守ばかりなこと。
プログラマー(エンジニア)が開発するシステムをリリースしたら、リリース後は運用保守をすることが多いです。
問い合わせ窓口を作って、業務時間内に不明点を回答するというレベルであれば、そこまで大変ではありません。
ただ、構築したシステムによっては、24時間365日の対応を求められることも。
不具合が起きたり、システムが止まってしまう場合、休日出勤や夜間対応も発生します。
対応できないと契約先企業に迷惑がかかるだけでなく、契約先企業のお客さんにも迷惑がかかってしまうので、常に監視する体制を敷かないといけません。
取れる案件が限られてしまうIT企業だと、運用保守ばかりになることも。
システムのエラー発生などは突発的に起きるため、休日も気が抜けなくて、かなりのストレス。
また、運用保守の仕事は同じことの繰り返しとなり、スキルも身に付きません。
コードを書いたり技術を身に着けたいと思ってプログラマー(エンジニア)になったのに、保守ばかりだと楽しくないので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
理由⑦客先常駐ばかり
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由7つ目は、客先常駐ばかりなこと。
プログラマー(エンジニア)として働く際、お客さん先に常駐してシステム構築をする、客先常駐の形態を取ることがあります。
客先常駐自体に以下のメリットがあるので、プログラマー(エンジニア)を客先常駐させる会社は存在します。
- 常駐先のお客さんの業務を深く理解できる
- 扱うツールに対して非常に詳しくなってスキルが身につく
- 色んな会社で働く経験ができる
ただ、客先常駐するお客さん先によっては、以下のデメリットがあります。
- 常駐している会社同士の縄張り争いがしんどい
- 常駐している会社同士で情報共有を阻害する
- 自社内の社員同士でも常駐先の関係によって敵扱いされる
- 稼働する下限時間が休まない前提になっているので休みにくい
- 客先で孤独を感じる
- 古いシステムの保守ばかりでスキルが伸びない
- 個人の裁量はほぼない
- 残業まみれになる
- 常駐先の企業が無茶振りしてくる
また、常駐先が代わると、
- 守秘義務の観点から作成した資料を残せなくてありものの資料を使いまわせないので非効率
- タイムカードのやり方などを一から覚えないといけなくて面倒
- 常駐先が変わるたびに転職しているようなものなので生活リズムが狂う
というデメリットもあります。
しかも嫌な仕事であっても、常駐メンバーになると、契約期間の縛りで簡単に抜けられないのがきついところ。
常駐先に配属されたら、稼働することで売上になる契約形態(履行割合型の準委任契約など)になっていることが多いからです。
プログラマー(エンジニア)として入社してバリバリ働く想定だったのに、入社した会社の社員というより、常駐している客先の社員として働く感覚になることも。
入社した会社の制度の恩恵を受けられないこともあります。
客先常駐で良い会社に行ければよいですが、良い会社かどうかは運次第。
客先常駐が多い会社だと環境の良し悪しが運次第になるので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
SIerで客先常駐なしで働くためのポイントの詳細記事はこちら
客先常駐(SES)を辞めたい場合は、所属会社に期待しても時間の無駄なので、辞めて転職した方が早いです。
転職で失敗しない方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
客先常駐(SES)を辞めたい時の対処法についての詳細記事はこちら
理由⑧仕事が下請けばかり
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由8つ目は、仕事が下請けばかりなこと。
元請(プライムベンダー)や、二次請けぐらいの会社なら、お客さんと直接やり取りができます。
お客さんと直接やり取りできると、
- 仕様の調整
- スケジュールの調整
- 金額調整
などの調整がしやすいので、案件のコントロールがしやすいです。
案件のコントロールがしやすいと、無茶な納期で仕事をしなくていいですし、利益が出ない金額で案件を受ける必要もありません。
それが下請けばかりだと、
- スケジュールをコントロールできない
- お客さんをコントロールできない
- 金額をコントロールできない
- 決められた仕事しかない
- 仕事を選べない
- スキルが身につかない
- 案件が炎上してても自分でコントロールできない
- 小規模案件を数多く回さざるを得ない
ので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
理由⑨炎上案件ばかり
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由9つ目は、炎上案件ばかりなこと。
プロジェクトの炎上は様々なパターンがあります。
例えば、
- 品質が悪くてバグが大量に発生する
- 品質が悪くて検収をもらえない
- 要件定義が予定通り進まない
- プロジェクト完了後の瑕疵担保責任を問われて作業が発生する
- プロジェクトの最後の方で仕様変更を余儀なくされる
など。
炎上を防ぐためには、品質が悪いとならないように、スキルアップしたり有識者をプロジェクトにアサインすることが大事です。
ただ、システムに関する仕様の部分は中々難しいところで、お客さんがよくわかっていなくて提案時には情報が足りないということも多々あります。
プロジェクトが始まってふたを開けてみると、提案時に見えていなかった予期せぬシステムの仕様が発覚したり、プロジェクトの前提条件を揺るがす事象が発覚することも。。
SIerの契約でよくある請負契約では、納品したシステムの瑕疵担保責任(契約不適合責任)を1年間とかで負って、プロジェクト完了後も対応することがあります。
対応が発生するかどうかは、ふたを開けてみないとわからないので、多くのSIerでは瑕疵担保責任(契約不適合責任)の対応工数を稼働工数に含んでいないことがほとんど。
プロジェクトは生き物なので、柔軟に対応するスキルも求められるのですが、未然に防げないと残業まみれになってしまいます。
ヤバいIT企業だと、そもそも炎上している案件ばかりで、案件参画したスタート時点から燃えていることも。。
案件が炎上していると、火消しに追われてスキルアップもできなくなってしまうので、めっちゃきついです。
そこで会社によっては、
- 請負契約の数を減らす
- 分からない部分はリスク工数を積むようにする
- 再見積もり前提で見積提示する
- プロジェクトが炎上しないようにカバー体制を敷く
等で対応していますが、担当のプログラマー(エンジニア)に丸投げの会社だと、激務必須の地獄になってしまいます。
なので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
理由⑩ロールモデルがいない
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由10個目は、ロールモデルがいないこと。
特に女性エンジニアの場合、ロールモデルがいないと将来が不安になります。
昔は結婚後も働く女性が少なかったことから、若い女性の方にとってのお手本となる人は少なかったです。
それが今は結婚後も働く女性が増えてきており、働く女性の考え方も変化してきていることから、キャリアを重ねたロールモデルとなる女性も出てきています。
若い女性の方にとって、ロールモデルとなる女性の方がいると、目指すべきキャリアのイメージが湧きますからね。
しかし、エンジニアでロールモデルとなる女性となると、まだまだ少ないのが事実。
そうなると、エンジニアとしてどんなキャリアを歩んでいけばいいのか、イメージがつきません。
また、ロールモデルがいない会社だと、上司が男性ばかりで理解がないこともあります。
女性ならではのつらさや、不安に思う理由に寄り添えない会社だと、エンジニアを辞めたくなるのも当然。
20代前半の女性エンジニアの方ならまだよいとしても、20代後半~30代ともなると、
- 会社にロールモデルがいない
- 上司が男性ばかりで女性エンジニアに理解がない
場合は、将来が不安になりますからね。
なので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
理由⑪女性のライフイベントに考慮してもらえない
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由11個目は、女性のライフイベントに考慮してもらえないこと。
特に女性エンジニアの場合、大事なポイントです。
プログラマー(エンジニア)に限りませんが、女性の20代~30代はライフイベントが多くなる時期。
例えば、
- 引っ越し
- 結婚
- 結婚式
- 新婚旅行
- 子供誕生
- 持ち家購入
など。
上記のようなライフイベントがある時は、短期間もしくは一定期間、仕事を休むことになります。
それがブラック企業などのクソな会社だと、売上優先・エンジニアの稼働優先なのでライフイベントに考慮してもらえませんし、普段から有給休暇すら取れません。
そうなると、ライフイベントがあっても案件に入れられてしまい、休みたい時に休めない形になってしまいます。
結果として、
- 安心して休めない
- 休みにくい雰囲気で休めない
- 休みにくいどころか、全く休めない
という最悪の状況となり、人生に一度のライフイベントが台無しになることも。。
男性にとっても人生に一度のライフイベントは超大事ですが、女性にとってはライフイベントに考慮してもらえないと、働き方や仕事を変えざるを得ません。
目の前の案件を回すことしか考えられない会社だと、女性のライフイベントに考慮できないのでめっちゃしんどいです。
なので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
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理由⑫残業が多い
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由12個目は、残業が多いこと。
プログラマー(エンジニア)は、会社の方針やプロジェクト次第で、残業まみれになってしまいます。
例えば、
- テストをしたらバグが多く発生して残業
- 納期に無理やり間に合わせるために残業
- 見積時点の見通しが甘くて残業
- 請負契約の契約不適合責任(瑕疵)を問われて残業
- 準委任契約(SES)の稼働上限時間が月に200時間になってて残業
- そもそもの納期がきつすぎて残業
- スケジュールの見通しが甘くて残業
- 1人当たり1人月ではなく、2人月分の案件に入れられて、残業ありきで稼働させられている
など。
労働時間が長くなる原因として、
- 営業がいない
- プログラマー(エンジニア)が足りない
- 納期が短すぎる
- 社内連絡のレスポンスが遅い
- プロジェクトが炎上
- スキルが足りない
ということが挙げられます。
また、やたらと遅い時間まで頑張るチームメンバーの人もいるため、付き合っていると帰るのが遅くなるということも。
上記の多くに当てはまるIT企業だと、残業ばかりの激務になってしまうことも。。
残業を減らすには、仕事をコントロールする必要があるのですが、ヤバい会社だと全くコントロールできません。
そうなると、残業が当たり前になってしまうので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
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理由⑬休日出勤ばかり
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由13個目は、休日出勤ばかりなこと。
仕事量が多すぎるブラック企業だと、平日に残業しても仕事が終わりません。
めちゃくちゃな案件ばかりのIT企業にいると、休日出勤三昧になることも。。
ブラック企業の案件はきつい納期が多いため、平日に終わらなければ、土日出勤してでも終わらせないといけないことに。。
案件コントロールは会社側でやるべきなのに、休日出勤ばかりの会社だと、マジでブラックすぎます。
なので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
ブラックすぎる会社で働くSEがブラックじゃない会社に転職する方法の詳細記事はこちら
理由⑭給料が低い
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由14個目は、給料が低いこと。
プログラマー(エンジニア)の場合、
- 技術的な提案活動(セールスエンジニア・プリセールスの動き)
- システム構築やアプリ開発
- システムの保守
など、やれる業務範囲が広い仕事です。
そのため、本来は新卒でも年収350~400万ぐらいはもらいやすい、給料が高めの仕事。
しかし、プログラマー(エンジニア)なのに給料が低い会社も存在します。
最初は年収200万円台の会社すらありますし、プログラマー(エンジニア)の年収をおさえてこき使ってやろうという会社のスタンスだと、スキルが上がっても給料が上がらないという地獄の状況に。
中小IT企業の中には、利益が取れずに経営が苦しくなってしまい、結果として給料が上がらないことも。。
さらに、ブラック企業だと残業をめちゃくちゃさせるくせに、残業代がつきません。
みなし残業が最初から45時間になっていたり、サービス残業前提になっていて、残業代をもらえない違法企業すらあります。
残業しているのに残業代がもらえないとなると、給料が低いだけでなく、時給換算すると恐ろしいことに。。
世の中はお金で解決できることは多いので、一定以上の給料をもらうことは必須。
給料が低い状態でモチベーションを保つのは絶対無理です。
給料が安いのにモチベーション維持は無理!すぐに脱出するべき理由の詳細記事はこちら
給料が安くて上がらないなら、転職のきっかけとして十分。
退職理由で最も多い理由が、「給料が安いから」なので、給料が安いから転職するのは至極当然です。
年収が200万円台~300万円台なら、給料を上げるには、会社に残るよりも辞めて転職した方が簡単ですからね。
なので、給料が低い会社のプログラマー(エンジニア)だと、辞めたいと考えるのも当然です。
給料が安い会社は即辞めて転職するべき理由とおすすめの仕事についての詳細記事はこちら
理由⑮人間関係が悪い
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由15個目は、人間関係が悪いこと。
どんな会社でもどんな仕事でも、社内の人間関係がストレスに感じることは多いです。
社内の人間関係が面倒だったり、ストレスを感じることが多いと、仕事がめちゃくちゃ嫌になります。
お客さんよりも、社内の人間関係に気を遣わないといけなかったり、社内営業が大事なんて言われることも。。
例えば、
- 上司と反りが合わない
- 社長がワンマンすぎて意見通らない
- 先輩が気分屋すぎる
- 同僚でマウント取ってくる奴がうざい
- 他部署だけど、仕事でかかわる人がめんどくさすぎ
- 自分の部署の立場が弱くて根回しがしんどい
- 人見知りだからしんどい
など。
IT業界で働くITエンジニアの方は仕事の幅が広く、やることも多いですし、登場人物も多いです。
社内外で調整しないといけないことも多く、疲れて仕事が嫌になってしまうことも。
利害関係を調整するばかりの仕事だと、楽しくないです。
ITエンジニア・クリエイター専門エージェントのレバテックキャリアが出している、「レバテック版 ITエンジニア転職白書2021」でも、上司や人間関係への不満から転職をしていることがわかります。
<ITエンジニアの転職理由から抜粋>
順位 | 理由 | 割合 |
1位 | 上司への不満があった | 42.3% |
2位 | 人間関係 | 33.3% |
3位 | 体調不良 | 29.4% |
人間関係が悪いと多くの仕事で悪影響が出てしまうので、「プログラマー(エンジニア)を辞めたい。。」と考えるのも当然です。
SE(IT業界)に疲れて嫌になった人が少しでも楽に働ける方法の詳細記事はこちら
性格悪い・むかつくエンジニアの特徴と対処法についての詳細記事はこちら
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい時に考えるべきポイント
未経験のプログラマー(エンジニア)の方が仕事を辞めたい時は、ただ単に辞める前に考えるべきポイントがあります。
未経験のプログラマー(エンジニア)の方が仕事を辞めたい時に考えるべきポイントは、以下の4つ。
- プログラマー(エンジニア)を辞めたくなる原因を整理する
- なぜプログラマー(エンジニア)になりたかったのか思い出す
- プログラマー(エンジニア)の仕事が好きか
- 自分がやりたいことを整理する
今の会社や仕事が嫌なだけなのか、プログラマー(エンジニア)自体が嫌になったのかで、取るべき行動が変わりますからね。
プログラマー(エンジニア)を辞めたくなる原因として、大きくは以下の3つが挙げられます。
- スキル的についていけない
- 仕事内容が思っていたイメージと違う(理想と現実でギャップがある)
- 会社の環境が悪い
プログラマー(エンジニア)を辞めたくなる原因によって取るべき行動は全く変わってくるので、転職で失敗しないためにも、辞めたくなる原因を整理することは大事なのです。
スキル的についていけないから、プログラマー(エンジニア)を辞めたくなる場合、まずはスキルアップするのが解決策。
例えば、
- 社内研修で学ぶ
- 社内の勉強会で学ぶ
- 案件に入って現場で学ぶ
- 資格取得
- プログラミングスクールに通う
など、スキルアップには様々な方法があります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
エンジニア(プログラマー)が仕事についていけない時にやるべき対処法
- 仕事内容が思っていたイメージと違う
- 理想と現実でギャップがある
- 会社の環境が悪い
ために、プログラマー(エンジニア)を辞めたくなる場合、今の会社に原因があることが多いです。
取るべき行動はキャリアチェンジではなく、今よりも良い会社・自分に合う会社にプログラマー(エンジニア)として転職することが解決策。
プログラマー(エンジニア)という職種は変えずに、今の会社から転職するだけで悩みが解決することはありますからね。
時間には限りがあるので、ブラック企業や自分に合わない会社で続けることは、時間の無駄でしかありません。
未経験の状態から、「なぜ自分がプログラマー(エンジニア)になりたかったのか」を思い出すことも大事です。
例えば、
- 興味があった
- 技術を身に着けたかった
- 手に職をつけたかった
- 年収が高いと思った
など。
プログラマー(エンジニア)になりたかった理由を思い出して、今の状況と比べてみましょう。
今もプログラマー(エンジニア)に興味があったり、技術を身に着けたいと思っているのなら、プログラマー(エンジニア)を続けるのがおすすめ。
プログラマー(エンジニア)として働く動機がありますからね。
現時点では仕事についていけなくても、正しい方法でスキルアップしたり、転職して働く環境が変わるだけで仕事が楽しくなります。
年収が高いと思ったけれど今は年収が低い場合、スキルアップや転職によって、状況が変わりそうならすぐに行動するのがおすすめ。
もし、プログラマー(エンジニア)になりたいと思った理由を今は持っていないのなら、プログラマー(エンジニア)ではない仕事の方が活躍できる可能性が上がります。
プログラマー(エンジニア)の仕事が好きかどうか、改めて確認するのも大事です。
仕事が好きかどうかは、モチベーションに大きく関わるので重要なポイント。
仕事のモチベーションが全くない時は転職した方がいい理由の詳細記事はこちら
プログラマー(エンジニア)の仕事が好きであれば、努力を努力と思わずに頑張れるので、スキルが上がっていきます。
プログラマー(エンジニア)の仕事が好きかどうかを確認するには、現時点で、
「この作業だけは楽しい」
「この内容をしている時だけは仕事が楽しい」
というポイントがあるかどうか、思い返してみましょう。
例えば、
- コードを書くのが楽しい
- 単体テストで確認するのが楽しい
- お客さんがやりたいことを技術で解決するのが楽しい
など。
プログラマー(エンジニア)の仕事で何か一つでも楽しいことがあれば、好きな仕事の一つと言えます。
現時点では仕事についていけなくて、楽しくないことが多かったとしても、
- スキルが上がる
- 仕事のコツをつかむ
- 働きやすい環境に転職する
ことができれば、楽しく働けて仕事がもっと好きになっていくもの。
なので、まずは何か一つでも楽しいことがあるのかを確認して、プログラマー(エンジニア)の仕事が好きなのかを確認しましょう。
また、プログラマー(エンジニア)を辞めたい場合、やりたいことを整理することも大事。
例えば、今の会社は辞めたいけどプログラマー(エンジニア)として働いていきたい場合、どのような仕事をしたいのかで転職先は変わってきます。
決められた範囲の仕事だけではなく、ITに関して幅広く仕事をしたいのなら、社内SEが向いています。
社内のIT関連の仕事ほぼすべてに携われますからね。
新しいことにチャレンジしていきたい方なら、IT企業以外の会社のDX推進部門が向いています。
DX推進自体が新しい取り組みであり、エンジニア経験がある方だと経験を活かせるシーンが多いですからね。
自社製品を開発したい方なら、Web系の会社が向いています。
自社製品の開発なら、既存の製品を使ったシステム開発と違い、機能追加や新製品開発などの色んな開発ができますからね。
プログラマー(エンジニア)の仕事自体を辞めたい場合は、
- 営業がやりたい
- マーケがやりたい
- コンサルがやりたい
など、自分が何をやりたいのかを整理することで、自分に合う転職先が見えてきます。
なお、女性に人気の仕事である事務職は、今後なくなる仕事なのでおすすめしません。
事務職は替えが効くこともあって、将来性がない仕事。
また、給料が低いこともあり、収入が減ってかなりきつくなります。
もっと他に良い仕事はたくさんあるので、とりあえず事務というのはやめましょう。
事務職をおすすめしない理由については、以下の記事でも解説しています。
事務を辞めた方がいい理由とおすすめの仕事についての詳細記事はこちら
プログラマー(エンジニア)に向いてないからといって、社員を辞めてパート・バイトになるのは論外。
理由は以下の通り。
- スキルが身につかない
- 立場が弱くて切られやすい
- 収入が低くて増えない
- 職歴として見てもらえない
- 病気やケガすると無収入
- 社会的な信用が得られにくい
- 年齢を重ねるたびに仕事が減る
コロナ渦でパートやバイトの人の立場の弱さが浮き彫りになったように、収入面で安定しないのと、収入が激減するのが大きなデメリット。
バイト・パートのまま働き続けるデメリットについては、フリーターの方を例にして以下の記事で詳しく解説しています。
フリーターのままだと何故ダメなのかについての詳細記事はこちら
バイト・パートといった、フリーターとして働いている方の末路は悲惨。
反面教師にして、安易な選択をしないようにしましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先
プログラマー(エンジニア)を辞めたい原因とやりたいことなどが整理出来たら、できる限りプログラマー(エンジニア)経験を活かして転職するのがポイントです。
プログラマー(エンジニア)経験とは、
- 技術的な知識
- プログラミングスキル
だけでなく、
- お客さんの業務要件の知識
- プロジェクト管理経験
も含みます。
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先は、以下の7つ。
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア(プログラマー)
- もっと良いWeb系エンジニア(プログラマー)
- もっと良いSIerのエンジニア(プログラマー)
- IT営業
- プリセールス
- ITコンサル
上記以外の仕事の中で、おすすめの仕事である
- Webマーケター
- Webデザイナー
になりたい場合、エンジニアに関連しないキャリアになるため、学びなおしが必須。
WebマーケターやWebデザイナーになりたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。
手に職をつけたい20代・30代男性向けおすすめの仕事と手に職つける方法についての詳細記事はこちら
手に職をつけたい20代女性向けの長く続けられる仕事の選び方の詳細記事はこちら
手に職をつけたい30代・40代女性におすすめの仕事についての詳細記事はこちら
転職したいけどスキルがない20代が使える若手の特権についての詳細記事はこちら
①社内SE
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先1つ目は、社内SE。
社内SEは、ほぼすべての会社にある、IT部門で働く形になります。
具体的には、主に情報システム部で勤務することになり、自社のITに関わるほぼすべての業務に携わります。
SIerと違って、
- 決まったシステムだけでなく、社内の業務にかかわるITシステム全般に関われる
- 社員のパソコンやスマホなどの選定や管理も行う
と業務が幅広いのが特徴。
社内SEのメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- 労働時間はそれなりに調整しやすい
- スキルを身に着けやすい
- やる仕事の幅が広いので面白い
労働時間については、余裕で定時で帰れる会社もあれば、仕事量が多く残業が当たり前の会社も。
ただ、調整するのがお客さん相手ではなく社内になるため、時間の調整はしやすいです。
また、社内SEは何か一つのシステムをやるわけではなく、会社の業務に関わるIT全般を担当することになります。
なので、様々な視点で考えて開発したり、幅広いシステムを社内に取り入れることが多く、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)や知識が身に付きやすいです。
また、会社をITで良くしていくために、新しいことにどんどん挑戦できるというメリットもあります。
気を付ける点は、
- 給料を上げるのが難しい
- 常にコスト削減を求められる
- 仕事の幅が広いので、幅広い知識やスキルが必要
なこと。
なので、社内SEに対する理解がある会社を選ぶ必要があります。
後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
②DX推進部門のエンジニア
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先2つ目は、DX推進部門のエンジニア。
IT業界以外の会社に転職するというと、情報システム部(社内SE)への転職を思い浮かべることが多いですが、情報システム部(社内SE)ではなくてDX推進を行っている部署に転職するということです。
最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を検討している会社が増えてきていることもあり、情報システム部以外の部署を新設して、ITを活用しようという会社が増加中。
業界問わず、金融業や製造業でもDXを推進しようとしている企業が増えています。
そこでは、ITエンジニアの経験が必要なので、自分のスキルを活かして転職するという選択肢になります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)
ざっくり言うと、デジタル技術(IT)を使って事業の変革を行うこと。
既存の仕組みや価値観をひっくり返すような、革命的な仕組みにより、社会全体に影響を及ぼして人々の生活を変えていく考え方です。
例えばZOZOは、アパレルのインターネット通販により急成長しました。
服を買う時は店舗に行って試着するのが一般的でしたが、若者に人気のあるブランドを揃えることで、服を試着できない通販であっても売り上げを急拡大することに成功しています。
(その後のZOZOスーツや、買収などのゴタゴタについては、割愛しますw)
実際、IT企業でなくても、自分たちの得意分野の知見を活かしたアプリを出すような会社が増えています。
DX推進部門のメリットは、以下の点が挙げられます。
- 新しい技術(スキル)を身に着けられる
- 新しいことに挑戦できるので楽しい
- 世の中に影響を与えることもできる
IT業界以外の会社では、世の中に受け入れられるような新しいサービスを開発するために、最新技術を取り入れることも多いです。
そのため、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)や知見が身に付きやすいです。
さらに新しいことにどんどん挑戦でき、サービス次第で世の中に影響を与えることも可能。
また、会社によっては、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少ないため、労働時間を調整しやすいですし、福利厚生が充実しているところも多いです。
ある程度の大企業でないと、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進を検討すらしていないので、募集自体が少ないです。
DX推進部門は新しい分野かつ、攻めのITということもあり、主体的に進める能力も必要。
また、システム要件だけではなくて、ビジネス的な要件も重要になってくるので難易度は高いです。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う募集があるのかを探しましょう。
③Web系エンジニア
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先3つ目は、Web系エンジニア。
Web系の会社とは、
- スマホアプリの開発
- パソコンで使うソフトなどの開発
- ブラウザでのサービスの開発
をしている会社を指します。
上記のような、Web系のエンジニアとして転職するということ。
Web系の会社は、創業から長い会社もあれば、ベンチャー企業まで幅広く存在しています。
よく、私服で出勤できるIT企業というイメージをされますが、それはこのWeb系の会社を指すことがほとんど。
ベンチャー企業だと若い方も多く、古いしがらみが無いという点で働きやすい会社が多いです。
多くのWeb系の会社に見られるメリットは以下の通り。
- 労働時間を調整しやすい
- 新しい技術(スキル)を身に着けられる
- 新しいことに挑戦できるので楽しい
世の中に受け入れられるようなサービスを開発するために、新しい技術を取り入れることも多く、ITエンジニアの方にとって技術(スキル)が身に付きやすいです。
下請けではなく、自分たちのサービスを開発している会社であれば、新しいことにどんどん挑戦できるというメリットも。
会社によっては、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少ないため、労働時間を調整しやすいです。
ぼく自身もソフトウェアメーカーにいたのでわかるのですが、Web系の会社はどこもITエンジニアの人手が足りていません。
世の中の流れが速く、ニーズに応えるためにはスピード感を持った開発が必要で、それにはITエンジニアが必要だからです。
お客さん先のシステムを構築するSEは向いてないけれど、エンジニアとして働きたいのであれば、自社開発ができるWeb系の会社にエンジニア転職をするのがおすすめ。
気を付ける点は、Web系の会社といっても会社の風土はピンからキリまであるので、
- やり方が古臭い
- スピード感がない
という場合、成長スピードが遅くなってしまいます。
ベンチャー企業の中にはイケイケなので楽しい部分はあったとしても、人数が足りなくて労働時間が長くなることも。
また、コードを書くのがメインになるので、SEとしてコードを書かずにキャリアを積んでいる方だと大変です。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
④もっと良いSIerのSE
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先4つ目は、もっと良いSIerのSE。
ぼく自身、SIerで働いているのでひしひしと感じますが、SIerは会社次第で天国にも地獄にもなるぐらい揺れ幅が本当に大きいということ。
SIerは、会社規模の大きさで良い悪いが決まることはなく、
- 会社の風土や仕組みが今の時代に合っているか
- 時代の先取りをできているか
で決まります。
条件の良いSIerでSEとして働けるのであれば、今までの経験を活かしながらステップアップが容易。
もっと条件の良いSIerのメリットは、以下の通りです。
- 労働時間が調整しやすい
- スキルが身につく
- 世の中を動かすような大きなプロジェクトもあり面白い
- マネジメント力がつく
- 年収が上がる
- 休みも取りやすい
良い条件のSIerだと、
- リモートワークOK
- フレックス制を導入している
- チャットツールをフル活用して業務の無駄を省ける
と日本特有の慣習が少なく、労働時間を調整しやすいです。
AIやRPAなどの最先端の技術を取り入れて開発できるため、
- 技術(スキル)が身に付きやすい
- 新しい提案をどんどん行える
というメリットもあります。
また、社内外との調整を行いながらプロジェクトを進めるので、平社員のうちからマネジメント力をつけることが可能。
ぼく自身もSIerで働いているのでひしひしと感じるのですが、IT投資へ積極的な企業が増えているため、どのSIerもITエンジニアの人手が足りていません。
良い条件のSIerなら、なおさら競争率が高いです。
なので、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
ユーザー系SIerでホワイト企業・穴場企業を探せる方法についての詳細記事はこちら
⑤IT営業
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先5つ目は、IT営業。
同じIT業界で働くことになりますが、エンジニアから営業にキャリアチェンジするということです。
ソフトウェアメーカーで働く場合は、ソフトウェアの提案&販売がメイン。
IT営業(ソフトウェアメーカー)の仕事についての詳細記事はこちら
SIerで働く場合は、SIerの営業として案件獲得のために全体提案の取りまとめをすることになります。
IT業界の営業であれば、エンジニアで経験した技術的な知識を活かして提案できるのが強み。
自分の長所が提案力やコミュニケーションスキルであれば、活躍できる可能性は高いですし、高いモチベーションを保てます。
営業の仕事自体、
- 数字を基にした計画作成能力
- 計画遂行能力
- 結果から逆算した段取り力
- 資料作成能力
- 提案力
- 交渉力
- 社内調整力
といった、ビジネスで必要な様々なスキルが身につくのもメリット。
注意点としては、営業である以上、予算やKPIという名のノルマは必ずあること。
ノルマに追われるのが嫌な方や、コミュニケーションを取るのが苦手な方には向いてないです。
また、ブラック企業だと、残業まみれになりがちなので行かないようにしましょう。
営業も向き・不向きはありますが、営業に向いていてやる気があるのならおすすめの仕事。
良い会社に転職するためには、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
⑥プリセールス
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先6つ目は、プリセールス。
セールスエンジニアとも呼ばれ、担当営業をサポートしながら技術的な観点でお客さんに提案をするのが仕事。
プリセールスはIT営業と同じく、IT業界で働くことになるのと、SIerで働くことが多いです。
プリセールスであれば、エンジニアで経験した技術的な知識を活かして提案できるのがメリット。
プロジェクトに入ることがほとんどなくなるので、お客さんとのやり取りで消耗することもなくなります。
自分の長所が開発よりも提案力やコミュニケーションスキルであれば、活躍できる可能性は高いですし、高いモチベーションを保てます。
注意点としては、技術的な提案をすることを求められるので、常に最新技術の動向を勉強して知っておく必要があること。
技術的な視点で提案することを求められているのに、技術が分からないと存在価値がなくなってしまいますからね。
また、提案だけではなく、メーカーアライアンスとして他社との協業もやることが多いです。
技術的な観点でわかりやすく提案することがやりたい方や、技術提案が向いている方にはおすすめの仕事。
良い会社に転職するためには、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
⑦ITコンサル
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先7つ目は、ITコンサル。
コンサルティング会社で、技術的な観点を活かしたうえで、お客さんの業務改善の提案を行う仕事です。
ITコンサルは仕事の難易度が高いこともあり、年収が高いのがメリット。
また、お客さんの業務を根本から変えていくこともできるので、戦略にも携われるところに面白みを感じる方は向いています。
要件定義などの上流工程をメインでやっていたエンジニアの方だと、システムの根本である設計部分を検討してシステムに落とし込んでいるので、エンジニア経験を活かせます。
注意点としては技術的な観点だけではなく、お客さんの業務の理解もした上での提案を求められるので、難易度が高いこと。
「御社は○○という目的達成のために、○○という業務ができるようにするべきです。そのためには○○というシステム開発が必要です」
という提案が必要ですからね。
最新技術の動向を追うだけではなく、「どうあるべきか」という観点を持ちながら、お客さんの業務を改善することが求められます。
技術的な観点だけでなく、業務改善にまでつながる提案をしていきたい方にはおすすめの仕事。
良い会社に転職するためには、後述する転職エージェントをうまく活用して、自分に合う会社を探しましょう。
プログラマー(エンジニア)を辞めたい方が転職する方法
プログラマー(エンジニア)を辞めたい方は、紹介してきたおすすめの仕事に転職しましょう。
悪い会社にいると、仕事自体が嫌いになってしまう可能性もあり、もったいないですからね。
仕事で成長したり、成功するために一番重要なのはモチベーション。
今の会社だと全くモチベーションがないけど、別の会社なら楽しいと感じて、モチベーションを高く保てることは普通にあります。
仕事のモチベーションが全くない時は転職した方がいい理由の詳細記事はこちら
プログラマー(エンジニア)の方がおすすめの仕事に転職する方法は、
- 転職エージェントを使う
- 求人企業の口コミを見て真実を知る
こと。
転職エージェントをフル活用すれば、業界問わず、自分が知らない優良企業を探せます。
自分が知らなかった会社や仕事を知る機会になるので、視野も広がって良いキャリアを築きやすくなります。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
以下の仕事はエンジニアとして転職するので、エンジニアに強い転職エージェントを使うのがおすすめ。
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア
- Web系エンジニア
- もっと良いSIerのSE
以下の仕事はエンジニア以外の仕事に転職するので、総合転職の転職エージェントを使うのがおすすめ。
- IT営業
- プリセールス
- ITコンサル
転職エージェントの良いところは、多くの求人が見れること。
上記で紹介したようなおすすめの仕事以外にも、世の中に仕事はたくさんあるので、多くの求人を見て自分の可能性を広げましょう。
また、在宅勤務で働ける会社だと、ライフイベントの変化があっても働きやすいのでおすすめ。
在宅勤務のメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
在宅勤務のメリット・デメリットについてまとめた詳細記事はこちら
ここからは、
- エンジニアとして転職する時のおすすめ転職エージェント
- エンジニア以外の仕事に転職する時のおすすめ転職エージェント
- 口コミの活用方法
について紹介していきます。
エンジニアとして転職する時のおすすめ転職エージェント
エンジニアとして転職する方法は、ITエンジニアの転職に強い転職エージェントを利用するのがおすすめ。
ITエンジニアの方におすすめの転職エージェントは、
- 転職時の年収アップ率81%を誇るGeekly(ギークリー)
- 専属2名体制で徹底サポートしてくれるウィルオブ・テック
- 非公開求人が多く、多くの求人をカバーしているマイナビIT AGENT
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1のレバテックキャリア
です。
上記転職エージェントは、全部無料で登録・利用できます!
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界の転職に専門特化した転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 転職時の年収アップ率が81%
- 転職時の平均年収アップ額は76万円
- IT業界に特化して11年以上の支援実績
- IT転職の支援実績10,000件以上
- エンジニア、クリエーターなどのIT職種に特化した求人が25,000件以上
- KOMANI・Yahoo!JAPAN・日清食品ホールディングスなど、ゲーム・ITだけでなく、IT以外の求人も多数
- Web上などでは一般的に公開されていない、非公開のIT求人が多数
- 中には、Geekly(ギークリー)のみ公開されている独占求人あり
- 内定までの日数が平均30日で他社の半分
- IT業界に知見深いコンサルタントが柔軟に対応して支援
- 履歴書や職務経歴書の書き方の指導も可能
- 履歴書や職務経歴書の添削も可能
- ユーザー満足度は81%を獲得
- 転職先の対象エリアは一都三県(特に東京都)
- 対象年齢は20代~40代
転職希望者のスキルと市場のニーズを正確に把握し、年収アップまでのストーリーを描いて手助けしてくれる、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、東京に求人が集中していることもあり、対象エリアが一都三県(特に東京都)で地方の求人がほぼないことです。
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など、転職でやるべきことを以下の記事でまとめています。
業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
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口コミを見て真実を知る
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:プログラマー(エンジニア)を辞めたい方は自分に合う仕事をしよう
お話してきたことをまとめます。
未経験からプログラマー(エンジニア)になった方が、仕事を辞めたいと感じる理由は様々です。
未経験のプログラマー(エンジニア)が仕事を辞めたい理由は、以下の15個。
- プログラミングが全くできない
- IT用語を覚えられない
- 自ら学ぶ意欲がわかない
- 作成物の品質が悪い
- プログラマー(エンジニア)に向いてない
- 仕事が運用保守ばかり
- 客先常駐ばかり
- 仕事が下請けばかり
- 炎上案件ばかり
- ロールモデルがいない
- 女性のライフイベントに考慮してもらえない
- 残業が多い
- 休日出勤ばかり
- 給料が低い
- 人間関係が悪い
未経験のプログラマー(エンジニア)の方が仕事を辞めたい時は、以下の4つのポイントについて考えましょう。
- プログラマー(エンジニア)を辞めたくなる原因を整理する
- なぜプログラマー(エンジニア)になりたかったのか思い出す
- プログラマー(エンジニア)の仕事が好きか
- 自分がやりたいことを整理する
プログラマー(エンジニア)を辞めたい時のおすすめ転職先は、以下の7つです。
- 社内SE
- DX推進部門のエンジニア(プログラマー)
- もっと良いWeb系エンジニア(プログラマー)
- もっと良いSIerのエンジニア(プログラマー)
- IT営業
- プリセールス
- ITコンサル
おすすめの仕事に転職するには、
- 転職エージェント
- 口コミ
をフル活用しましょう。
自分のキャリアをよくするには、自分に合う仕事かどうかを見極めるのが大事です。
時間には限りがあるので、プログラマー(エンジニア)を辞めたい方は、現状を変えるためにも今すぐに動きましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
エンジニア(プログラマー)が仕事についていけない時にやるべき対処法
プログラマー(エンジニア)が使えない・無能と言われないためにやるべき解決策
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