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というお悩みにお答えします。
SIerで営業・マーケティング・営業企画として、色んなエンジニアと一緒に働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
新人時代にヤバい会社で働いていた人も転職してきており、新人エンジニアの業務環境についてよく知っています。
世の中のIT化がどんどん進んで、DX推進も注目されている現在、
- 会社のシステム構築
- ソフトウェア
- Webサービス
などの開発のために、エンジニアに対する需要は右肩上がり。
経験者だけでは圧倒的に人が足りないため、未経験の新卒を採用&育成する動きは増えています。
ただ、全ての会社が新人エンジニアをちゃんと教育できるわけではありません。
新人エンジニアをほったらかしにしている会社もあるため、放置されているエンジニアからすると、今後が不安になりますよね。
本記事では、
- 新人エンジニアなのに上司や先輩から全然教えてもらえない。。
- エンジニアとして開発に関われずにほったらかし状態。。
- 周りに教えてもらえなくても、エンジニアは業務時間外にも勉強するべき?
- 新人を放置プレーしてる職場って、やばいから転職した方がいい?
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
新人エンジニアの方で、最初から何でもできる方はほぼいないので、基礎的な部分は会社がちゃんと教えるべき。
教育係の先輩が入っているプロジェクトが炎上していたり、仕事が取れなくて暇な会社であっても、新人を放置するのはヤバい会社です。
新人教育の体制が組めてない会社に残っても、状況は変わらないので、早めにマシな会社に転職するべき。
ただし、エンジニアは技術職なので、基礎的な部分以外は自ら学びにいくのも大事。
あまりにもわからないことが多すぎる場合は、業務外の時間を活用して、勉強することも必要です。
本記事後半では、
- 新人エンジニアがスキルアップする方法
- 新人エンジニアがマシな会社に転職する方法
について詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。
新人エンジニアがほったらかしにされる原因
新人エンジニアはわからないことだらけですが、会社によってはほったらかしにされてしまいます。
新人エンジニアがほったらかしにされる原因は、以下の5つ。
- 教育体制が弱い
- 客先常駐ばかり
- 仕事が下請けばかり
- 仕事が炎上案件ばかり
- 任せられる仕事がない
未経験のエンジニアは使えないしやばい?解決策と転職する方法の詳細記事はこちら
原因①教育体制が弱い
新人エンジニアがほったらかしにされる原因1つ目は、教育体制が弱いこと。
大手企業であれば、ちゃんと教育体制を敷いていることが多いですが、中小企業だと人手が足りなくて教育体制が弱いことが多いです。
中小企業でも独自の強みやコネクションがあって、安定して案件を取れている会社であれば、目の前の仕事以外である教育体制も組めます。
しかし、目の前の仕事を取り続けないと成り立たない会社であれば、教育体制を組む余裕はありません。
教育係に人員を避けるほどの余裕もなく、新人教育経験もないと、足手まといは放置すると判断されてほったらかしにされることも。。
経営に余裕がない会社は教育体制が弱いことが多いので、新人エンジニアはほったらかしにされがちです。
原因②客先常駐ばかり
新人エンジニアがほったらかしにされる原因2つ目は、客先常駐ばかりなこと。
エンジニアとして働く際、お客さん先に常駐してシステム構築をする、客先常駐の形態を取ることがあります。
客先常駐自体に以下のメリットがあるので、エンジニアを客先常駐させる会社は存在します。
- 常駐先のお客さんの業務を深く理解できる
- 扱うツールに対して非常に詳しくなってスキルが身につく
- 色んな会社で働く経験ができる
ただ、客先常駐するお客さん先によっては、以下のデメリットがあります。
- 常駐している会社同士の縄張り争いがしんどい
- 常駐している会社同士で情報共有を阻害する
- 自社内の社員同士でも常駐先の関係によって敵扱いされる
- 稼働する下限時間が休まない前提になっているので休みにくい
- 客先で孤独を感じる
- 古いシステムの保守ばかりでスキルが伸びない
- 個人の裁量はほぼない
- 残業まみれになる
- 常駐先の企業が無茶振りしてくる
また、常駐先が代わると、
- 守秘義務の観点から作成した資料を残せなくてありものの資料を使いまわせないので非効率
- タイムカードのやり方などを一から覚えないといけなくて面倒
- 常駐先が変わるたびに転職しているようなものなので生活リズムが狂う
というデメリットもあります。
しかも嫌な仕事であっても、常駐メンバーになると、契約期間の縛りで簡単に抜けられないのがきついところ。
常駐先に配属されたら、稼働することで売上になる契約形態(履行割合型の準委任契約など)になっていることが多いからです。
仕事が客先常駐ばかりだと、そもそも自社内ではなくて客先に行くことになるので、手取り足取り教えられる環境ではありません。
先輩も自分でやった方が早いと思って、仕事を振らないことも。
そうなると、客先常駐していても、ほったらかしにされてしまいます。
SIerで客先常駐なしで働くためのポイントの詳細記事はこちら
客先常駐(SES)を辞めたい場合は、所属会社に期待しても時間の無駄なので、辞めて転職した方が早いです。
転職で失敗しない方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
客先常駐(SES)を辞めたい時の対処法についての詳細記事はこちら
原因③仕事が下請けばかり
新人エンジニアがほったらかしにされる原因3つ目は、仕事が下請けばかりなこと。
元請(プライムベンダー)や、二次請けぐらいの会社なら、お客さんと直接やり取りができます。
お客さんと直接やり取りできると、
- 仕様の調整
- スケジュールの調整
- 金額調整
などの調整がしやすいので、案件のコントロールがしやすいです。
案件のコントロールがしやすいと、無茶な納期で仕事をしなくていいですし、利益が出ない金額で案件を受ける必要もありません。
それが下請けばかりだと、
- スケジュールをコントロールできない
- お客さんをコントロールできない
- 金額をコントロールできない
- 決められた仕事しかない
- 仕事を選べない
- スキルが身につかない
- 案件が炎上してても自分でコントロールできない
- 小規模案件を数多く回さざるを得ない
- まともに教えられる仕事がない
ので、ほったらかしにされてしまいます。。
原因④仕事が炎上案件ばかり
新人エンジニアがほったらかしにされる原因4つ目は、仕事が炎上案件ばかりなこと。
プロジェクトの炎上は様々なパターンがあります。
例えば、
- 品質が悪くてバグが大量に発生する
- 品質が悪くて検収をもらえない
- 要件定義が予定通り進まない
- プロジェクト完了後の瑕疵担保責任を問われて作業が発生する
- プロジェクトの最後の方で仕様変更を余儀なくされる
など。
炎上を防ぐためには、品質が悪いとならないように、スキルアップしたり有識者をプロジェクトにアサインすることが大事です。
ただ、システムに関する仕様の部分は中々難しいところで、お客さんがよくわかっていなくて提案時には情報が足りないということも多々あります。
プロジェクトが始まってふたを開けてみると、提案時に見えていなかった予期せぬシステムの仕様が発覚したり、プロジェクトの前提条件を揺るがす事象が発覚することも。。
SIerの契約でよくある請負契約では、納品したシステムの瑕疵担保責任(契約不適合責任)を1年間とかで負って、プロジェクト完了後も対応することがあります。
対応が発生するかどうかは、ふたを開けてみないとわからないので、多くのSIerでは瑕疵担保責任(契約不適合責任)の対応工数を稼働工数に含んでいないことがほとんど。
プロジェクトは生き物なので、柔軟に対応するスキルも求められるのですが、未然に防げないと残業まみれになってしまいます。
ヤバいIT企業だと、そもそも炎上している案件ばかりで、案件参画したスタート時点から燃えていることも。。
案件が炎上していると、火消しに追われてスキルアップもできなくなってしまうので、めっちゃきついです。
炎上案件ばかりだと、ベテランや有識者をアサインして火消しをしないといけないので、新人教育できる状況ではありません。
まともに教えられる状況じゃないので、ほったらかしにされてしまいます。。
原因⑤任せられる仕事がない
新人エンジニアがほったらかしにされる原因5つ目は、任せられる仕事がないこと。
仕事はあっても新人エンジニアでは対応できない場合、任せられる仕事がなくて、ほったらかしにされがちです。
ただ、新人エンジニアはまだ何もできない状態なので、すぐに既存社員と同じ仕事はできません。
ちゃんと研修を受けさせて、基礎的な仕事をできるようにしてから徐々に色んな仕事を任せていくもの。
任せられそうな仕事がないのなら、任せられるように研修などで教育しながら、新人を育てるのが会社の仕事です。
それができずに、教育係が自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうと、新人エンジニアはほったらかしにされてしまいます。。
ほったらかし状態から自分で仕事を見つけるのは酷
会社でほったらかしにされて暇になっていると、「仕事は自分で見つけるもの」という人もいます。
ある程度の経験があるエンジニアであれば、何をしたらいいのかわかるので自分一人でも動けますが、新人エンジニアにはきついです。
右も左もわからない新人エンジニアに、自分で仕事を見つけてこいというのは酷そのもの。
エンジニアは営業じゃないので、開発するのがメインの仕事です。
会社に所属している以上、仕事自体は会社側が持ってくるべきなので、新人エンジニアを放置して仕事を与えられないのは会社のせいです。
仮に新人エンジニアが会社の共有フォルダや内部の動きを把握して、どんな仕事があるのか理解しても、自分にできるのかは別問題。
新人エンジニアのスキルでやれる仕事をこなしながら、スキルアップできないと厳しいです。
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策
新人エンジニアの方で、最初から何でもできる方はほぼいないので、基礎的な部分は会社がちゃんと教えるべき。
そこで新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない会社にいると、経験を積めずにスキルアップできなくてヤバいです。
会社に行ってもやることがない状態だとモチベーションが下がる一方なので、スキルアップできるように早めに解決しましょう。
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策は、以下の9つ。
- 自分で調べる癖をつける
- 周りに聞いたり相談する
- 社内研修で学ぶ
- 社内の勉強会で学ぶ
- 案件に入って現場で学ぶ
- 資格取得
- プログラミングスクールに通う
- 部署異動
- 転職する
新卒でも未経験中途入社でもエンジニアは技術職なので、基礎的な部分以外は自ら学びにいくのも大事。
あまりにもわからないことが多すぎる場合は、業務外の時間を活用して勉強することも必要です。
①自分で調べる癖をつける
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策1つ目は、自分で調べる癖をつけること。
ほったらかしにする会社は良くないですが、仮にほったらかしにされていても、その時間でわからないことを調べてわかるようにするのも大事です。
仕事で分からない時は、まずはググったりYouTube・Github・Qiitaを使って、自分で調べる癖をつけるのが重要。
自分で調べる癖をつけることで、分かることと分からないことの切り分けが見えてくるもの。
自分がどこまで理解していて、何が分からなくて困っているのかが明確になると、周りへの質問も的確になります。
先輩や同僚に分からない点だけ的確に質問することで、不明点をきちんと理解できるだけでなく、周りの人にもらう時間を最小限にすることも可能。
まずは自分で調べて分からない点だけ聞くようにする癖をつけると、仕事で起きる問題点の切り分けもできるようになるので、どんどん仕事ができるようにもなります。
上司や先輩の方から教えてくれなくても、自分から調べた上で聞きに行くと、多くの場合は教えてくれるもの。
また、今やっている仕事についてもっと詳しくなるために調べるのも大事です。
すごく詳しくなると自信にもなりますし、今後の仕事にも役に立ちますからね。
②周りに聞いたり相談する
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策2つ目は、周りに聞いたり相談すること。
わからないことがあったら、まずは自分で調べたり考えるべきですが、ずっと一人で悩み続けるのも時間のロスになるのでよくないです。
自分で考えてもわからないことは、上司・先輩・同僚などの周りに聞いたり相談するべき。
周りに聞いたり相談したら、問題点がすぐに解決することも多いので、一人でずっと悩んでしまって時間をロスすることも防げます。
周りに聞いたり相談する時のポイントは、事前に何を聞きたいのか質問をまとめておくこと。
上司や先輩も忙しい中で教えてくれるので、まずは自分がどこまで理解していて、何がわからないのかを明確にすることが大事です。
そのためには自分自身でググったり、YouTube・Github・Qiitaで調べましょう。
自分で調べることで、理解できたことと理解できないことがはっきりしますからね。
理解できたことと理解できないことを切り分けるのは、仕事で出てくる問題点の切り分けでも役に立つので、調べるのは大事です。
自分から聞いたり相談するのは、最初は勇気がいるかもしれませんが、自分から聞いていく積極性はスキルアップに欠かせません。
受け身の姿勢で指示されるまで何もしないとマイナスですが、こっちからガンガンアピールしていくと、上司や先輩が評価してくれることも。
最初はうまくいかなくても、行動するだけでプラスに働くことも多いので、積極的に質問したり話しかけていくのは非常におすすめです。
③社内研修で学ぶ
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策3つ目は、社内研修で学ぶこと。
ほったらかしにされている時は、会社内にある社内研修を活用して、スキルアップする時間にしましょう。
プログラムだけでなく、
- ポジティブシンキング
- 作業効率アップの方法
- 論理的思考を身に着ける
などもおすすめ。
人事側で用意していることもあれば、所属している部署内で社内研修が行われることもあります。
社内研修は、業務に直結する内容を会社側で準備しているものなので、
「勉強したけど、自分の仕事には関係のない領域だった」
という無駄足を踏むことがないので安心。
社内研修では違う部署やチームの人ともかかわってみて、今のほったらかしの状況を打開するために、どうしたらいいのか相談するのもあり。
周りに相談すると、現状が打開できることもあるので、勉強に加えて相談する場としても活用しましょう。
ただ、社内で育成をやろうとしていない会社の場合は、社内研修はありません。
その場合はエンジニアの方の自助努力に委ねられることに。。
今の会社がクソすぎて、社内研修がまともにないのであれば、良い会社に転職するという手段もあります。
ヤバい会社の特徴や、良い会社に転職する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブラックすぎる会社で働くSEがブラックじゃない会社に転職する方法の詳細記事はこちら
SE(IT業界)に疲れて嫌になった人が少しでも楽に働ける方法の詳細記事はこちら
入ってはいけないIT企業の特徴と良いIT企業を見極める方法の詳細記事はこちら
④社内の勉強会で学ぶ
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策4つ目は、社内の勉強会で学ぶこと。
社内の勉強会も、エンジニアのスキルアップのために良い手段です。
人事側で用意していることもあれば、所属している部署内やチーム内で勉強会が行われることも。
社内の勉強会は有志参加になるので、積極性が求められますが、ざっくばらんに社内の人と会話してコミュニケーションを取るきっかけにもなります。
社内の勉強会は、業務に直結する内容を勉強するものなので、
「勉強したけど、自分の仕事には関係のない領域だった」
という無駄足を踏むことがないので安心。
社内勉強会で違う部署やチームの人ともかかわってみて、今のほったらかしの状況を打開するために、どうしたらいいのか相談するのもあり。
周りに相談すると、現状が打開できることもあるので、勉強に加えて相談する場としても活用しましょう。
⑤案件に入って現場で学ぶ
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策5つ目は、案件に入って現場で学ぶこと。
まずは案件に入らせてもらえるように、上司にお願いをしてみましょう。
こっちからお願いをすることで、案件参画に向けて必要な事項やスキルを教えてくれたりしますからね。
実際の案件では、
- 教科書通りに行かないイレギュラーから学べる
- 今まで知らなかったことを実際のシステムを触りながら学べる
など、学びは大きいです。
案件に入ることは、スキルアップだけでなく、エンジニアの経歴としてもプラスになります。
また、実案件に入って学んだり身につくのは、技術的な知識や経験だけではありません。
- 仕事のスケジュールの立て方
- 仕事の段取りの立て方
- 仕事の期限への意識
といった、仕事をする上での大事なスキルも身に付きます。
ただ、会社によっては、
- 営業力がなくて案件が取れない
- クソみたいな案件しか取れない
- 客先常駐ばかりの案件しか取れない
- 下請けの案件しか取れない
など、学べることが少ない案件しかないケースも。。
その場合は、良い案件や先端技術を使った楽しい案件ができる会社に転職するのがおすすめです。
今の会社がクソすぎて、学びになる案件が無い方が良い会社に転職する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
ブラックすぎる会社で働くSEがブラックじゃない会社に転職する方法の詳細記事はこちら
SE(IT業界)に疲れて嫌になった人が少しでも楽に働ける方法の詳細記事はこちら
入ってはいけないIT企業の特徴と良いIT企業を見極める方法の詳細記事はこちら
⑥資格取得
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策6つ目は、資格取得。
資格取得を通して学ぶことで、自ら学ぶ習慣をつけることや、知識を身に着けることができます。
ほったらかしにされて時間があるのなら、今後も見据えて資格取得に励むのがおすすめ。
エンジニアは専門職であり、スキルや経験が大事なので、
- IT資格の取得はいらないのでは?
- 資格なんて役に立たない
と思われることもありますが、IT資格が不要ということはありません。
スキルを伸ばすための勉強の証として資格取得は役に立つので、IT資格がいらないということはないです。
難易度の高い資格ほど、応用的な知識が求められるので、システム構築の際に検討できる幅も広がります。
ただし、資格取得をすることが目的になってしまうと、実戦で活かせなくて「IT資格がいらない」となってしまうので、注意しましょう。
エンジニアのおすすめ資格は、IPAと呼ばれる「独立行政法人情報処理推進機構」が試験を行っている国家資格。
ITパスポートがレベル1となっており、レベル4まであります。
レベル1:ITパスポート
レベル2:基本情報技術者
レベル3:応用情報技術者
レベル4:エンジニア関連と、現場を束ねるマネージャ関連の資格があります。
エンジニア関連
- 情報セキュリティスペシャリスト
- ネットワークスペシャリスト
- データベーススペシャリスト
- エンベデッドシステムスペシャリスト
- システムアーキテクト
マネージャ関連
- ITストラテジスト
- システム監査技術者
- ITサービスマネージャ
- プロジェクトマネージャ
その他、以下のようなおすすめ資格もあるので、興味があるものがあれば積極的に取り組んでみましょう。
- PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
- ORACLE MASTER(オラクルマスター)
- Microsoft Azure(マイクロソフトアジュール)
- 日商簿記1級
詳しくは、以下の記事で解説しています。
⑦プログラミングスクールに通う
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策7つ目は、プログラミングスクールに通うこと。
新人エンジニアで仕事を教えてもらえなくてスキルアップが難しくなっている時、プログラミングスクールで学ぶことでスキルアップする方法もあります。
プログラミングスクールにはたくさんのコースがあるので、自分が苦手とする言語を学ぶだけでなく、
- 自分がスキルとして持っていない言語を学ぶ
- 先端技術や言語を学ぶ
こともできます。
そのため、自分自身のレベルアップにもつながり、より仕事ができるようにもなります。
自分が興味がある言語やスキルを学ぶうちに、技術を身に着けるのが楽しくなって、いつの間にか苦手分野を克服することも。
プログラミングスクールに通うのは、あくまで会社で働きながら、空いている平日の時間や休みの日の自己研鑽で行う想定です。
なので、自分が主体的に学びたいと考えている領域や分野に特化させて学ぶのがおすすめ。
なお、プログラミングスクールによって以下の内容が変わってくるので、自分の生活スタイルや学びたい領域があるのかどうかで決めましょう。
- 料金(有料・無料)
- 学び方(通い・オンライン)
- 年齢制限(あり・なし)
- 学べる言語
- 学ぶ期間(1ヶ月~半年くらい)
ITエンジニア(SE/プログラマー)の需要に詳しいぼくが厳選した、おすすめのプログラミングスクール6つについて、以下の記事で紹介しています。
⑧部署異動
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策8つ目は、部署異動。
エンジニアとして続けていきたい場合でも、エンジニア以外の仕事にキャリアチェンジしたい場合でも、部署異動で環境を変えるのは有効です。
先輩との相性が絶望的に悪かったり、炎上案件への対応でいっぱいいっぱいになってしまい、スキルアップに励む余力がない場合は環境を変えるべき。
部署やチームなどの現場を変えるだけで環境が大きく変わって、ちゃんと仕事が回ってきて、放置されなくなります。
エンジニアで今の部署が合わないけれど、別部署に行くことで仕事がしやすくなることは多々あります。
また、
- プリセールス
- アカウント営業
など、エンジニア以外の仕事に、部署異動でキャリアチェンジすることも可能。
プリセールス部門がある会社も多いですし、エンジニアで学んだ技術的な知識などを活かせると、活躍しやすくなります。
会社によっては、キャリア自己申告制度があるので、それを使って異動しましょう。
部署が変わるだけで働き方は大きく変わりますからね。
ただし、会社によっては、他の部署は人が足りているので異動できないことも。
また、異動できる部署すらない会社もあります。
異動できない場合は、他社への転職が近道です。
⑨転職する
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策9つ目は、転職すること。
エンジニアとして続けていきたい場合でも、エンジニア以外の仕事にキャリアチェンジしたい場合でも、転職で環境を変えるのは有効です。
教育係の先輩が入っているプロジェクトが炎上していたり、仕事が取れなくて暇な会社であっても、新人を放置するのはヤバい会社です。
新人教育の体制が組めてない会社に残っても、状況は変わらないので、早めにマシな会社に転職するべき。
エンジニアとして頑張りたい方で、
- 今の会社では働きにくい
- 今の会社だとブラック
- 今の会社だと性格が悪い人しかいない
- 今の会社だとスキルが上がらない
などの場合、もっと良い会社に転職するのがおすすめ。
エンジニアに向いてなくて、プログラマー(エンジニア)以外の仕事にキャリアチェンジしたい場合も、転職はおすすめです。
新人エンジニアがマシな会社に転職する方法
新人エンジニアを基礎的な部分も教えずに放置していて、スキルアップする機会もない会社であれば、そのままいても時間の無駄。
新人を放置するヤバい会社に残っていても、スキルアップもできず、給料も上がっていきません。
早めに今よりマシな会社に転職するべき。
石の上にも三年と我慢しても状況が変わることの方が少ないので、時間を無駄にすることなく、早めにマシな会社に行きましょう。
悪い会社にいると、エンジニアには向いているのに仕事自体が嫌いになってしまう可能性もあり、もったいないですからね。
仕事で成長したり、成功するために一番重要なのはモチベーション。
今の会社だと全くモチベーションがないけど、別の会社なら楽しいと感じて、モチベーションを高く保てることは普通にあります。
仕事のモチベーションが全くない時は転職した方がいい理由の詳細記事はこちら
今の会社の仕事は向いてないけれど、
- ソフトやアプリを自社開発している会社(Web系企業)
- 社内SE(情報システム部門のエンジニア)
- 今の会社よりも良いSIer
といった会社なら向いていることも。
SIerだとダメとか、自社開発企業なら良い会社だと、一概に言えるものではありません。
自分が何をやりたいのかを考えた上で、多くの求人を見るべきです。
今よりマシな会社に転職する方法は、
- 良い転職エージェントを使う
- 求人企業の口コミを見て真実を知る
こと。
転職エージェントをフル活用すれば、自分が知らない優良企業を探せます。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
新卒1年目で転職する際、就活中にはわからなかった点を踏まえて、戦略的に行う必要があります。
そのためには、求人をたくさん紹介してもらって、的確にサポートしてもらうのが必須。
転職先によっては、需要がある言語の学びなおしが必要になるケースがあるものの、需要がある会社に若手枠で転職できるチャンスを活かしましょう。
入ってはいけないIT企業の特徴と良いIT企業を見極める方法の詳細記事はこちら
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面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
口コミで真実を知る
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時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
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なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
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口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:ほったらかし状態の新人エンジニアは早めに解決しよう
お話してきたことをまとめます。
新人エンジニアはわからないことだらけですが、会社によってはほったらかしにされてしまいます。
新人エンジニアがほったらかしにされる原因は、以下の5つ。
- 教育体制が弱い
- 客先常駐ばかり
- 仕事が下請けばかり
- 仕事が炎上案件ばかり
- 任せられる仕事がない
新人エンジニアの方で、最初から何でもできる方はほぼいないので、基礎的な部分は会社がちゃんと教えるべき。
そこで新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない会社にいると、経験を積めずにスキルアップできなくてヤバいです。
会社に行ってもやることがない状態だとモチベーションが下がる一方なので、スキルアップできるように早めに解決しましょう。
新人エンジニアに対してほったらかし&教えてくれない時の解決策は、以下の9つ。
- 自分で調べる癖をつける
- 周りに聞いたり相談する
- 社内研修で学ぶ
- 社内の勉強会で学ぶ
- 案件に入って現場で学ぶ
- 資格取得
- プログラミングスクールに通う
- 部署異動
- 転職する
新人教育の体制が組めてない会社に残っても、状況は変わらないので、早めにマシな会社に転職するべき。
転職する時は、
- 転職エージェント
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をフル活用するのが必須です。
新人エンジニアがほったらかしにされている状態で過ごしてしまうと、スキルアップできないまま歳を重ねてしまうのでヤバいです。
今の職場で積極的に質問したり、スキルアップや転職も含めて行動することで、放置プレー状態から早めに抜け出しましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
未経験のエンジニアは使えないしやばい?解決策と転職する方法の詳細記事はこちら
IT業界から足を洗う人におすすめの仕事についての詳細記事はこちら
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システムエンジニアの方が中小ITの優良企業を見極める方法の詳細記事はこちら
エンジニア(プログラマー)が仕事についていけない時にやるべき対処法
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