3回の転職を経験したポチのすけ(@pochinosuke1)です。
ぼくは3回の転職中、2回業界が変わっており、苦労もしましたがメリットも大きかったと感じています。
転職する時は、今まで磨いてきたスキルや身につけてきた知識を無駄にしたくないという点や、未知の業界へ行くことへの不安から、今まで勤めてきた業界で探す方は多いと思います。
たとえば、
- 今まで製造業で勤めてきたら製造業に
- 情報通信業で勤めてきたら情報通信業に
- 不動産業で勤めてきたら不動産業に
というように。
ただ、
- 今のしんどい環境から抜け出したい
- もっと給料が高い会社に行きたい
という希望があれば、業界を変えるのも一つの手です。
本記事では、
実際に転職で業界を変えてきたぼくの体験から、転職で業界を変えることに不安なあなたに、5つのメリットをお伝えします。
デメリットや、業界を変えるときの方法も合わせてお伝えしていきます。
先に結論をお伝えすると、メリット5つは以下の通り。
- 業界特有の環境を変えられる
- 働き方がガラッと変わる
- 新たな知識が身につく
- さまざまな業務手法(営業方法など)が学べる
- 給料アップも可能
それでは、見ていきましょう。
転職で業界が変わると何が変わるのか

そもそも、転職で業界が変わると何が変わるのかというと、仕事における知識だけではなく、考えかたから仕事のやり方などが大きく変わることがあります。
もちろん、会社単位でも変わってくるため、一概には言えませんが、いくつか例を上げます。
転職で業界が変わった時に変化する仕事の進め方や考え方
- 営業手法(個人プレイで進めるのか、チームプレイで進めるのか)
- 顧客管理の方法
- 移動手段(車か電車のみか)
- クロージングの進め方(とりあえずお試しで買ってくださいと強引にでも契約するか、検証してもらってきちんとOKもらってから契約するか)
- 昼食の考え方(社員に権限が与えられていて自由なのか、12:00~13:00のように決められた時間に昼休憩があるか)
業界ごとにビジネススタイルが異なるため、良くも悪くも大きく変わります。
ここで自分の考え方や、仕事の進め方との相性がとても大切。
転職で業界が変わるメリット

ぼく自身、住宅リフォーム → 店舗向けサービス → IT と転職ごとに業界が変わっており、その体験から得たメリット5つをお伝えします。
- 業界特有の環境を変えられる
- 働き方がガラッと変わる
- 新たな知識が身につく
- さまざまな業務手法(営業方法など)が学べる
- 給料アップも可能
メリット①業界特有の環境を変えられる
転職で業界を変えるメリットで特に大きいのは、業界自体がブラック化していたりするような、業界特有の環境を変えられることです。
その会社だけが悪いのであれば、違う会社に転職すれば済む話ではありますが、業界によっては、業界内のどの会社に行っても大して変わらないような業界もあります。
また、業界特有の慣習がある場合も、業界を変えることで解消されます。
- 印鑑の向きをお辞儀するようにして捺印する
- 飛び込み営業メイン
- 土日メインの仕事
- 朝が早い
など。
特にブラック企業で苦しんでいる方こそ、業界を変えることによるメリットが大きいため、より良い環境で働くことができるよう第一歩を踏み出しましょう。
メリット②働き方がガラッと変わる
業界を変えると、営業手法や時間への考え方も大きく変わるため、働き方がガラッと変わります。
さきほどの業界特有の環境を変えられるという部分に似ていますが、業界によって、営業のやり方や昼食の時間に対する考え方が大きく変わります。
特に、営業のやり方として、BtoBなのか、BtoCなのかで時間の使い方は大きく変わります。
BtoBだと、
よく言われる9:00~17:00か、
10:00~18:00の範囲内で顧客と打ち合わせすることが多いです。
ぼくが働いているIT業界はBtoBが多いです。
BtoBだと、相手は自分と同じくサラリーマンになるので、自分が働いている時間が、相手にとっても都合の良い時間だからですね。
逆にBtoCだと、
夜遅い時間だったり、土日祝メインで顧客と打ち合わせすることが多いです。
お客さんはサラリーマンとして平日の日中は働いている方が多いので、仕事終わりの夜か、休みである土日祝にアポを取ることがほとんどです。
住宅リフォームの仕事をやっていた時は、まさしくBtoCだったので、土日祝が稼ぎ時でした。
このように、業界によって、メインターゲットといつ会えるのかで時間の使い方が変わってくるので、働き方が大きく変わってきます。
メリット③新たな知識が身につく
業界を変えると、新しいことを勉強し直さないといけない。。
と思ってしまう人もいるかもしれませんが、ここは、新たな知識をお金をもらって学べると考え方を変えましょう。
自らの考え方とマッチする業界であれば、最初は知識的な部分で苦労しても、知識がついてきたり、慣れてくると活躍できます。
今までの自分よりも、お金をもらって学びながらもっと良い自分になれる!と考えれば前向きに取り組めるはず。
今は、終身雇用も崩壊していますし、学び続けることは必須です。
業界を変えることで、新たな知識を手に入れましょう。
メリット④さまざまな業務手法(営業方法など)が学べる
業界を変えると、色んな仕事の進め方や、営業手法を学ぶことができます。
会社ごとによっても違うのですが、業界を変えると、今まで自分が想像していなかったようなやり方を学ぶことができるからです。
例えば、営業手法。
業界によっては、
飛び込み営業やテレアポなどのプッシュ営業がメインであったり、
引き合いをもらって営業するプル営業がメインであったりします。
また、ぼくが今勤めているIT業界で言うと、提案してから受注までのスケジュールが長いものが多いです。
提案してその日に決まることは、ほぼありえません。
しかし、店舗向けサービスの企業に勤めていたころは、お店の人に対し、その日に契約をもらえるように提案していました。
長引くほど失注してしまうようなスピード感でした。
メリット⑤給料アップも可能
業界を変えると、給料アップも可能です。
業界によって、儲かっている業界・儲かっていない業界というのがあり、当然ながら儲かっている業界の方が給料が高いことが多いからです。
特に、元の給料が360万円などのように低い場合、伸びている業界や給料相場が高い業界に転職できれば、給料アップも可能。
ぼくの場合、店舗向けサービスの会社にいた頃は、東京勤めなのに360万円くらいの低賃金でしたが、業界を変えてIT業界に入り、年収440万前後までアップしました。
転職で業界が変わるデメリット

もちろん、業界を変えるのはメリットばかりではありません。
デメリットにも目を向けて判断しましょう。
- 現在の会社から、ある程度の給料をもらっている場合、転職すると給料が減る場合がある
- 業界自体がブラックの場合、会社選びどうこうではなくなる
- ブラックな業界に入ってしまうと、もう一度転職する必要がある
- 新しく覚えることが多い。ほぼゼロから勉強しなければならないことも
- 今までの自分のやり方が通用せず、その業界のやり方に合わせるケースもあり
ぼくは給料が高くなかったので、転職をすることで給料が上がっていますが、あなたが今の職場からある程度多く給料をもらっている場合(600万円~800万円など)、転職で業界を変えることで、給料が減る可能性も。。
多くの方が一番気にする部分だと思います。
給料に関しては、まずは転職エージェントに相談し、業界の給料相場を教えてもらいましょう。
仮に給料が減る場合、納得できる見返りを得るように転職エージェントと作戦を立てるのがいいと思います。
また、転職で業界が変わると、もちろん新しく勉強することも多くなりますし、仕事のやり方もガラッと変わる可能性もあります。
こちらはデメリットと考える方が多いかもしれませんが、ここは発想を変えるのがおすすめ。
ぼくは、転職で業界を変えると自分のスキルを磨けて、自分の武器をふやすことができると考えたので、デメリットとは感じませんでした。
また、未経験の業種への不安を感じつつも、
と思っていましたし、入社してみると実際にそうでした。
現状、業界未経験なら、謙虚に学んでいくことで誰もが経験者になれますので、安心してください。
転職で業界を変えるデメリットはゼロにはならないので、発想を変えたり、見方を変えることでプラスにとらえられると、入社後も成長しやすいです。
また、ストレスも感じにくくなります。
転職で業界を変える方法

違う業界に転職するには、特別なコネがないのであれば、転職エージェントを利用しましょう。
ぼくも転職エージェントを活用して、違う業界に転職しました。
転職エージェントを利用すると、次のようなメリットがあります。
- 非公開の求人票をたくさん持っているので、そもそもどんな業界があるのか教えてくれる
- 多くの求人票を見ることで、自分がどんな業界に興味があるのか発見できる
- 業界の特徴をわかりやすく教えてくれる
- 違う業界であっても、書類や面接対策を親身に対応してくれる
- 違う業界であっても、企業に交渉してくれる
転職エージェントは、転職を望む人を望む会社に転職させるのが仕事ですので、あなたの味方。
また、求人情報は採用が決まれば募集終了になってしまいますし、求人状況は刻一刻と変わっていくので、早めに登録・面談して情報を受け取ることが超重要。
なお、転職エージェントは、2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になるからです。
ぼく自身が業界を変える転職の時に使ってみて本当に良かった転職エージェントは、多くの求人をカバーしているdodaと、隠れた優良企業が見つかる
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マイナビエージェントです。
適当に転職させることもないですし、とても良心的なので是非一度会って話をしてみましょう。
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dodaは、業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェント。
特長は以下の通りです。
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- 転職エージェントが書類作成から面接対策まで親身にアドバイスしてくれる
- スケジュール調整や企業への後押しなど、企業に交渉してくれる
dodaは、転職エージェントに迷ったらdoda!というぐらい安定の転職エージェント。
デメリットは、迷惑メールかと思うくらい求人メールが届くことと、求人紹介の幅が広いので自分に合わない求人が含まれていることです。
ただ、「多くの求人情報を漏れなく紹介してくれる」と発想を変えることで、そこまで気にすることなく転職活動に取り組めます。
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転職で業界が変わったら意識すること

業界が変わった時、今までと職種が変わるかどうかで、意識するポイントが違ってきます。
業界が変わっても、職種が変わらない場合
(例:営業職を経験していて、転職後も営業職を希望)
⇒今までの営業経験を活かしながら仕事を進めましょう。
知識面とその業界特有の仕事の進め方などがあれば、それも吸収すると、スムーズです。
業界が変わって職種も変わる場合
(例:事務職を経験していて、転職後は人事職を希望)
⇒ゼロスタートになるので、今までに身につけたスキルの中で、新しい業界で活かせるものがあれば活かしつつ、どん欲に学んでいきましょう。
その他、転職で業界が変わった時に意識するべきポイントを、以下にまとめました。
- 業界問わずですが、組織の一員となりますので、会社に溶け込むよう周りの人とコミュニケーションを取りましょう。年下相手でも謙虚に学ぼうとしていれば助けてくれます。
- 知識を早めに身につけましょう。例えばぼくは、未経験でIT企業に移ったため、入社してから早めにITパスポートを取得しました。
- 会社の商材を早めに覚えましょう。
- 今まで磨いてきたあなたの強みを活かしましょう。
- 特にポータブルスキルと言われる交渉力やコミュニケーション能力を活かしましょう。『丁寧な対応ができる』『粘り強く交渉できる』『応用力がある』など。
「俺は今までこうやってきたんだ」というのは、業界のやり方をよく観察して、特徴をつかんでからでも遅くありません。
大切なことは、今まで経験してきたことがあっても、謙虚であること。
そして新しい業界や会社の知識、仕事を覚えること。
その中であなたが今まで身につけてきたスキルを活かすことです。
未経験の業界であっても、これらは努力することで身につけられるので、怖がる必要はないです。
ITパスポートは、IT関連の初級レベルにあたる国家資格。
薄く広く出題されるため、初心者がある程度のIT知識を得るにはもってこいの資格です。
転職で業界変えるのは不安な方に伝えたいメリットまとめ
お話ししてきたことをまとめます。
転職で業界を変えるのは不安かもしれませんが、メリットも多いので、現状の会社に不満があるのなら有効な選択肢になります。
また、誰もが最初は未経験なので、過度に心配することはありません。
メリットは以下の5つ。
- 業界特有の環境を変えられる
- 働き方がガラッと変わる
- 新たな知識が身につく
- さまざまな業務手法(営業方法など)が学べる
- 給料アップも可能
現在の会社からある程度の給料をもらっている場合、業界を変える転職をすると給料が減る可能性があるためにデメリットもあります。
しかし、新しいことをお金をもらって学べるため、メリットになりうることは多いです。
業界を変える転職をするには、基本的には転職エージェントを利用するのがおすすめ。
違う業界に転職したら、謙虚に新しいことを学びつつ、今までの自分のスキルを活かしていきましょう。
転職で業界を変えるのはリスクも伴いますが、キャリアアップやより良い環境を手にするチャンスでもあります。
特に職種が「営業」などで同じであれば、新しいスキルを身につけるチャンスですので、前向きに仕事に取り組みましょう。
職種が「営業」から「人事」など変わる場合であっても、現在身につけている交渉力であったり、コミュニケーション能力などのスキルを活かしながら、新しいスキルを身につけることで、できる仕事の幅が広がります。
最初は誰でも未経験です。今の環境を変えたい場合、積極的にチャレンジしましょう!
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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