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という疑問にお答えします。
社会人になって2社目で、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業やテレアポをやっていたポチのすけ(@pochinosuke1)です。
たくさんの商品を提案していたので、色々と知ることができました。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業やテレアポする仕事というのは、チェーン店や個人のお店に対して、店の運営のために使う商品やサービスを提案する仕事。
具体的には、以下のような商品やサービスを提案します。
- 光回線
- プロバイダー
- Wi-Fi
- レジ
- ネット広告
- 監視カメラ
- ウォーターサーバー
など。
また、飲食店以外に、美容室や歯科医院などにも飛び込み営業します。
本記事では、
- 居酒屋などの飲食店に、飛び込み営業やテレアポをする仕事は稼げるの?
- 居酒屋などの飲食店に、飛び込み営業やテレアポをする仕事の年収ってぶっちゃけいくら?
- 稼げても、仕事内容がハードだったりする?
という疑問について、解説していきます。
結論から言うと、
飲食店への営業は年収が高くはありませんが、やりがいを感じることができるおすすめの仕事です!
もちろん、自分との相性も大事なので、仕事内容など全部含めて考えるのが大事。
本記事では年収以外にも、
- 仕事内容
- メリット
- デメリット
- 勤務時間や残業時間
- 休日数
- やりがい
- 身につくスキル
についても紹介しているので、是非最後までご覧ください。
居酒屋など飲食店に飛び込み営業する仕事の年収
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の年収は、約280万円~約700万円と低めになります。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、金額が安い商品が多いのと、そこまで利益率が高い仕事ではありません。
インセンティブも昔はあったようですが、現在はぼくが勤めた会社ではなくなりました。
他の会社でも、インセンティブがある会社は少なくなってきています。
そのため、自分の売上がダイレクトに給料へ反映されることはないです。
インセンティブ
歩合(ぶあい)給とも言われます。
簡単に言うと、契約の金額もしくは粗利(あらり)に応じて基本給にプラスされて支払われるお金です。
契約を取れば取るほどインセンティブがつき、稼げる形になります。
年収の上がり方
年収の上がり方は、営業成績だけでなく、行動基準など複数の項目によって評価されて決まります。
ただし、基本的には年間で5,000円くらいしか昇給していかないので、凄まじい成果を出して、主任に上がっていかないと、苦しくなります。
スタートの基本給が低めに設定されていることもあり、特に新卒は昇格しないと給料が350万円くらいしかいかないほど低く、かなり苦しいことになります。
転職した中途採用組は、最初の年収交渉で高めの給料を伝えることで入社時の年収が高めになります。
役職者の年収でいうと、
- 主任まで上がると、400万円後半~500万円くらい
- 係長になると、500万円~600万円くらい
- 課長である支店長クラスまでいくと、700万円くらい
まで上がります。
支店長クラスからは、急な転勤というお告げがついてきます。
担当エリアに営業マンを配置したら、管理職が必要なため。
営業なので基本的には成績が良くないと年収は上がっていかないのですが、成績の良さは担当するエリアによってかなり差が出ます。
栄えている町の担当になれば、単価も上がりますので、成績もよくなります。
逆に田舎のエリアの担当だと、営業先である店舗自体も少ないため、かなり苦労することも。
どのエリアの担当になるのかは、完全に運でして、入社後も担当エリアはコロコロ変わります。
そのため、運に左右される部分が多いのは否めません。
ボーナスについて
ボーナスは会社によって変わってくるのですが、ぼくのいた会社は年2回のボーナスがありました。
個人と会社の成績によってボーナス額は変わっていますが、だいたい0.9か月分~1.5か月分ほど。
社員間であまり差はつかないようになっており、トップ営業でも2ヶ月分のボーナスが出ている人はいませんでした。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、店舗を相手にするだけあって、全国に支店を構えており、社員の人数も多いです。
競争も激しく、常に新しい手を打っていかないといけないため、なかなか社員の給料までお金が回ってこないのが原因。
ぼくはそれなりに契約を取っていましたが、主任にはなっていなかったので、年収は370万くらいしかいかなかったです。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のメリット
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のメリットは、以下の3つです。
- 幅広い営業スタイルを学べる
- 断られたところから契約まで持っていくスキルが身につく
- 取り扱う多くの商品から様々な知識が身につく
生活に紐づく製品・サービスをたくさん取り扱っていたので、日々の生活において必要な知識を身に着けられました。
メリット①幅広い営業スタイルを学べる
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事で得られる1つ目のメリットは、幅広い営業スタイルを学べること。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事では、飛び込み営業だけでなく、以下のような様々な営業手法を用いて契約を取っていきます。
- 飛び込み営業
- テレアポ
- 紹介
- 反響営業
など。
そのため、幅広い営業スタイルを学ぶことが可能。
営業スタイルについては、
- 自分から仕掛けるプッシュ営業
- 向こうから連絡が来るプル営業
があり、以下に分類されます。
- 飛び込み営業
- テレアポ
- 紹介
- 反響営業
それぞれ良しあしがあって求められるスキルが違いますし、お客さんによっても使い分けが必要。
また、色んな営業スタイルを学べることは、自分のキャリアにとって大きな財産になるのでおすすめです。
メリット②断られたところから契約まで持っていくスキルが身につく
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、断られたところから契約まで持っていくスキルが身につきます。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事では、プッシュ営業による新規開拓がメインになるため、断られることが多いです。
ただし、話の進め方次第で、断られたところから契約まで持っていけるケースもあります。
Aという商品がダメでもBという商品なら興味を引くことができるといった形。
繰り返し経験を積んで鍛えることで、一度断られてもお客さんへ必要な商品を提案して、契約まで持っていくスキルを身につけることができます。
このようなスキルは、契約までのストーリーを描いて柔軟に対処する力とも言えます。
メリット③取り扱う多くの商品から様々な知識が身につく
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、お店が求めるサービスが年々増えていっていることもあり、扱う商品がどんどん増えていきます。
そのため、様々な商品の知識が身につきます。
お店を取り巻く競争が激化していることが背景にありますが、どの会社も1つの商品だけで勝つのは難しくなっています。
そのため、様々な商品を使って、お店のオーナーさんに自分を選んでもらうのが生き残る道。
ぼくがいた会社も、何でも屋のようになっており、
- 光回線などのネット
- お店で使うタブレットレジ
- ネット広告
- 監視カメラ
- ウォーターサーバー
- 新電力への切り替え
なども提案・販売していました。
製品を覚えるのは大変でしたが、そのおかげで色んな商品の知識が身につきました。
店舗に提案する商品は、
- 光回線
- モバイルルーター
- ウォーターサーバー
- 電力会社
など、自分たちの生活でも使うサービスも多々あるため、個人で契約する時に損しない選び方もできるようになります。
光回線は、マンションと戸建てで料金が違ってくる点を知ることができました。
また、NTTが光回線を通信事業者に卸したことで、光コラボでどのようなところが得なのかの仕組みもわかりました。
電力自由化に伴い、電力会社の代理店としても営業をしたことがあります。
検針票の見方や、電力自由化の仕組みを仕事を通じて学ぶことができたので、知識がとても役に立っています。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のデメリット
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のデメリットは以下の3つになります。
- 仕事量が多いわりに年収が低い
- 新規開拓営業がメインなので向いてない人には地獄
- 業務に非効率な部分が多くて長時間労働になりがち
デメリット①仕事量が多いわりに年収が低い
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の最大のデメリットは、仕事量が多いわりに年収が低いこと。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、担当する店舗の数が多く、業務量が増えがちです。
また、手離れが悪い商品もあり、どうしても営業の仕事量が増えがち。
年収が高ければまだ救われるのですが、競争が激しいこともあり、なかなか年収アップが難しい業界です。
そのため、年収が低めで上がりづらいため、仕事量を考えるとなかなかしんどいもの。
デメリット②新規開拓営業がメインなので向いてない人には地獄
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、性質的に新規開拓営業がメインなので向いてない人には地獄。
断られることも多いため、豆腐メンタルの方にとってはつらい仕事になります。
飛び込み営業は、数ある営業方法の中で最もきつい営業方法。
なので、怖くなってしまったり、メンタルやられて辞めたくなる人も多いです。
飛び込み営業が怖いと感じる理由は、以下の3つ。
- 断られ続ける
- クレームになる
- 結果が出なくて上司に詰められる
詳しくは以下の記事で解説しています。
飛び込み営業が怖い人が恐怖心をなくせる考え方の詳細記事はこちら
飛び込み営業でメンタルがやられる理由は以下の7つ。
- 断られ続ける
- まともに対応されずに冷たくあしらわれる
- 迷惑だと怒られクレームになる
- 相手が嫌がっているという罪悪感
- 結果が出なくて上司に詰められる
- 残業まみれになる
- 給料が不安定で生活できるのか不安になる
詳しくは以下の記事で解説しています。
飛び込み営業でメンタルやられて鬱になる前に転職する方法についての詳細記事はこちら
飛び込み営業がきつい・つらいと感じる理由は以下の11通り。
- 全然話を聞いてもらえなくて提案すらできない
- 体力的にしんどい
- 気候に左右されるのがしんどい
- 無駄が多い
- 迷惑だと怒られる
- 断られすぎてメンタルやられる
- 相手が嫌なことをする罪悪感
- 契約取れない
- 上司から詰められる
- 会社からの扱いが使い捨ての兵隊
- 給料が安定しない
また、飛び込み営業は以下の理由で迷惑だと思われることも多いです。
- お客さんの時間を奪う
- 飛び込み営業の商品・サービスがクソ
- コロナ対策のソーシャルディスタンスが無駄になる
詳しくは、以下の記事で解説しています。
飛び込み営業がつらくて辞めたい時に自分の可能性を広げる方法の詳細記事はこちら
飛び込み営業で迷惑かける理由と対策についての詳細記事はこちら
また、飲食店に対しての営業は飛び込み営業だけではありません。
テレアポもよく使われる営業手法。
テレアポをする際、
- ターゲットを絞る
- 刺さりそうな商材を提案する
ことができるとお店へのテレアポはうまくいきますが、お店の人も忙しいため、迷惑だと怒られることも。
テレアポも、メンタルが弱い人にはきつい仕事です。
対処法について、以下の記事で詳しく解説しています。
テレアポ(電話営業)が時代遅れかつ迷惑である理由と対処法についての詳細記事はこちら
テレアポ営業がつらくて辞めたい人が取るべき方法についての詳細記事はこちら
ただし、メンタルが弱くても一生懸命仕事をすることで、ぼくのようにメンタルが強くなるケースもあります。
そのため、メンタルが弱い方でも、一種の修行だと思って期間を決めて取り組むのはアリ。
期間を決めて取り組むのであれば、良い修行になります。
詳しくは、以下の記事で紹介しています。
デメリット③業務に非効率な部分が多くて長時間労働になりがち
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、業務が非効率で長時間労働になりがち。
業務に色んなサービスを使って効率化を図っていますが、ぼくがいた会社は大きな会社だったこともあり、まだまだ非効率な仕事が多かったです。
業務の無駄と言えば、
- 稟議書作成
- 集金で訪問
など。
稟議書作成などは、そこそこ時間を食う割に絶対に通さなくてはいけないため、非効率な仕事。
稟議書も後付けのものばかりで、絶対に承認するのがわかっていても架空の物語を考えて作成する必要があったので、無駄でしかないと感じていました。
また、昔のお客さんに対して代金の回収が集金になっていたことも。
わざわざ訪問してお金を回収するという、今の時代と逆行する仕事です。
キャバクラなどは夜遅い時間でないと空いていないので、
- 19時アポ
- 20時アポ
も多発して長時間労働になったため、かなり大変でした。
そもそもですが、飛び込み営業は無駄が多くて時代遅れの営業方法。
理由は以下の5つです。
- 移動や受付のやり取りで時間がかかる
- 提案するまでのハードルが高い
- 断られすぎてメンタルやられる
- 飛び込み営業で取れる顧客は優良顧客ではない
- 情に訴える営業スキルばかり身に着けても仕方ない
また、飛び込み営業は以下の理由で迷惑だと思われることも多いです。
- お客さんの時間を奪う
- 飛び込み営業の商品・サービスがクソ
- コロナ対策のソーシャルディスタンスが無駄になる
ただし、以下の理由で居酒屋などの飲食店向けには飛び込み営業が有効なこともあるので、難しいところです。
- お客さんに知識がない
- お客さんがネット検索しない
- シャイな社員をアクティブにさせる
詳しくは、以下の記事で解説しています。
飛び込み営業が無駄で迷惑かける理由と対策についての詳細記事はこちら
飛び込み営業がつらくて辞めたい時に自分の可能性を広げる方法の詳細記事はこちら
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業の仕事内容
ここでは、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事内容について紹介します。
仕事内容は、
- 仕事の概要
- 営業先のお店の種類
- 営業スタイル
- 提案~契約までの受注期間
に分けてお伝えします。
仕事の概要
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、主に以下の3パターンのお客さんをターゲットにして、会社が取り扱っている様々な商品を提案します。
- これからお店をオープンする店舗
- すでに営業しているお店で、未契約の店舗
- すでに営業しているお店で、会社の商品を契約済みの店舗
上記3パターンのお店に対して、
- 実際に店舗に訪問する飛び込み営業
- 電話で営業するテレアポ
- 既存のお客さんからの紹介(2号店などの出店で声がかかる)
- 提携業者からの紹介
- 会社への問い合わせからの反響営業
など、プッシュ営業とプル営業の両方で営業をかけていきます。
お店を運営するには、
- 光回線
- プロバイダー
- レジ
- 音楽
が必要ですし、安全に運営するには監視カメラなども必須。
そのため、昔は1つの商品に特化していた会社でも、現在は機会損失をなくすために様々な商品を取り扱うようになっています。
多くの会社が、お店向けの何でも屋に。
ぼくがいた会社も、20種類以上のカテゴリーにわたる商品を取り扱っており、覚えるのが大変でした。
利益を出しながらお店を運営できるよう、会社が取り扱っている様々な商品を提案して契約を取るのが仕事になります。
ぼくがいた会社は全国に支店があり、ぼくはある支店で任されていたエリアで営業をしていました。
基本的には、自分の支店のエリアで契約を取ってくるのですが、エリア分けは会社の都合。
そのため、お客さんから連絡が来たら、他の支店のエリアにあるお店にも訪問して提案することが多かったです。
また、お店が多いエリアの支店になれば営業先も多いのですが、そうでない支店の場合は大変。
お店の数が少なかったり、商品への需要がなかったりするので、契約を取りにくいからです。
なので、契約を取れるかどうかは、配属される支店次第という運による部分も多いのです。
営業先のお店の種類
お店は居酒屋などの飲食店だけでなく、以下のようなお店を対象にしていました。
飲食店系
- 居酒屋
- 定食屋
- ラーメン店
- イタリアン、中華など各国料理店
- スナック
- ガールズバー
- キャバクラ
美容室系
- 美容室
- 理容室
- ネイルサロン
- エステサロン
クリニック系
- 歯科クリニック
- 内科
- 外科
- 整体院
- マッサージ店
小売店系
- アパレル
- 雑貨屋
- 八百屋
- スーパー
事務所系
- 不動産屋
- 一般事務所
営業スタイル
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の営業スタイルは、営業マンからのアクションによって様々な商品を提案するプッシュ営業をメインとして行います。
自分の売り上げ達成のためには、以下の営業スタイルで営業します。
- これからオープンするお店にプッシュ営業で新規開拓
- すでに営業しているお店にプッシュ営業で新規開拓
- 既存のお客さんにアップセルやクロスセル
特に、これからお店をオープンする店舗をいち早く見つけて、アプローチするのが肝。
オープンするお店を見つけるためにも、実際に足を使った飛び込み営業が多いです。
新規と既存の割合で言うと、
新規開拓:90%
既存顧客への営業:10%
くらいになるので、ほぼ新規開拓と言っていい仕事。
ぶっちゃけた話、提案した商品を解約するお客さんも一定数出てしまうため、それを補うためにも新しいお客さんを探す新規開拓が中心。
新規開拓をしてお客さんをふやしながら、ふやしたお客さんに対して、
- クロスセル
- アップセル
を行っていくのが鉄板の流れになります。
クロスセル
・・・既存のお客さんに対して、契約している商品とは別の商品を提案すること
アップセル
・・・既存のお客さんに対して、契約している商品のランクを上げてもらう提案をすること
新規開拓は、『仕事の概要』でお伝えしたターゲットである、これからお店をオープンする店舗をメインターゲットとして営業します。
理由はシンプルで、これからお店をオープンする店舗であれば、
- ネット回線
- POSレジ
- 音楽
- 監視カメラ
など、多くの商品をこれから導入するため、提案がうまくいけば1顧客から多くの契約をもらえるからです。
仕事の基本的な流れは、以下の通り。
- 町を歩いてこれからお店のオープンのために工事している現場を探す(もしくは求人誌などで新しくお店をオープンする情報をキャッチ)
- これからオープンするお店に訪問かテレアポでアプローチ
- お店のオーナーさんに提案
- 提案した商品の契約をもらって受注
- 商品の手配を行う(光回線など工事が必要なものは工事日程の手配)
- 商品の納品までちゃんとスケジュール管理して漏れがないように進める
- レジなどの商品の使い方をオーナーさんや店舗スタッフにレクチャー
これからお店をオープンする店舗に比べると優先順位は低いのですが、すでに営業しているお店にも営業は行います。
これからオープンするお店だけで、ノルマ達成が困難だからです。
すでに営業しているお店にアプローチするタイミングは、店舗の業態によって違うので難しいですが、忙しくなさそうな時間を狙ってテレアポを中心にアプローチ。
店舗の業種・業態によって、提案商品を変えながら営業していきます。
プル営業での案件受注は、担当エリアが栄えている町でなければ、そこまで会社への問い合わせが来ません。
なので、
- お客さんとの関係をしっかり築いて2号店出店の時に声掛けしてもらう
- 提携する業者(パートナー)をふやして紹介の経路を増やす
などで、楽に契約を取れるような仕組作りを考える必要があります。
提案~契約までの受注期間
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事で提案~契約までの受注期間は、即日~1週間くらいになります。
必要性や商談のタイミングがカチッとかみ合うと、訪問・提案したその日のうちに契約をもらえます。
むしろ、長引かせずに訪問当日に契約することを狙うもの。
逆に長期間検討してどうにかなるケースはほとんどないので、とにかく早く決裁者であるオーナーさんに提案して、短期決戦でクロージングしないといけません。
毎日、何かしらかの契約をもらってくるサイクルがベスト。
ポイントは、とにかく早く決裁者であるオーナーさんと話をして提案すること。
お客さんに需要があるのに、オーナーさんと話ができないがために、他の業者に取られてしまうこともあります。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の勤務時間
ここでは、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の勤務時間について紹介します。
居酒屋に飛び込み営業する仕事の勤務時間は、
- 勤務時間
- 残業時間
- 休日出勤
について、体験談をお伝えします。
勤務時間について
ぼくが勤めていた時、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の勤務時間は、9時半~18時でした。
ただし、実際は残業が当たり前の勤務時間になっており、夜は21時を回ることが基本でした。
早く帰れて20時くらいという、めちゃくちゃな就業時間でしたね(笑)
休憩は取れるのですが、きっちり1時間取れることはなく、30分くらいでご飯を食べて終わりという形です。
ぼくが転職した後、イメージアップを兼ねてか、残業時間を減らす動きが出たようで、だいぶ勤務時間が短くなったようです。
残業
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の残業時間は、80時間を超えていました。
営業先は居酒屋だけでなく、
- 朝から営業するスーパーなどの店舗
- キャバクラなど夜からしか開かない店舗
も対象としているため、どうしても労働時間が長くなります。
さらにきつかったのが、
- 残業代は固定残業代だが、一定時間を越えても追加で支払われなかった
- 勤怠をタイムカードではなく、シャチハタで印鑑を押す形になっていた
こと。
残業するのが当たり前というおかしい職場での解決方法の詳細記事はこちら
営業が当たり前のように残業してしまう理由と対策についての詳細記事はこちら
今はちゃんとタイムカードも導入されたようなので、だいぶマシになったようです。
タイムカードがなかったりすると、自分で残業時間を管理する必要が出てきます。
ぼくのように勤務時間管理を忘れていると、いざ「未払いの残業代を払います!」となった時に、提出できる証拠が出せないので気をつけましょう。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
また、残業代固定だと必ずしもダメというわけではありません。
残業代が固定と全額支給のどちらが良いのかは、以下の記事で詳しく解説しています。
休日出勤
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、基本的に休日出勤はありません。
しかし、業務を抱えすぎている人で、自主的に休日出勤をしている人も。。
ぼくは仕事とプライベートのメリハリをつけたい主義だったこともあり、絶対に休日出勤をしないようにしていました。
休日まで働かないと成り立たないようなビジネスは終わっていますし、時間の無駄。
休みは副業や家族との時間、趣味に充てることで人生を豊かにするべきです。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の休みについて
ここでは、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の休みについて紹介します。
休日と有給休暇について、体験談をご紹介します。
休日
通常の休日は、土日祝でした。
カレンダー通りの休みになります。
長期休暇でいうと、
- ゴールデンウィークはカレンダー通り
- 夏休みは、世間がお盆の時に同じく休む
- 年末年始は7日間ほど休み
と、通常の会社と同様。
年間休日は120日ほどになります。
有給休暇
有給休暇は取りづらいです。
いちいち理由を言わないと有給休暇を取得できず、会社全体として休みづらい雰囲気。
有給休暇に関しては、まだまだこれからという印象ですね。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のやりがい
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のやりがいは、自分が提案した商品を使って、オーナーさんと一緒に良いお店を作れること。
今はタブレットレジや監視カメラなど、お店に役立つ商品が多くなっています。
特に新規オープンするお店に色んな商品が導入されると、売り上げが伸びるだけでなくて自分もお店作りに携われるので、とてもやりがいを感じました。
「自分のお店を持ちたい!」という夢を持って頑張っている人の力になれた時は、とても嬉しかったのを今でも覚えています。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業で身につくスキル
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事では、身につくスキルと身につかないスキルがはっきりしています。
身につくスキル
身につくスキルは、以下の通り。
- 様々な営業手法
- 断られても折れないメンタル
- 幅広い知識
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事では、
- 飛び込み営業やテレアポなどのプッシュ営業
- 紹介をもらってから営業するようなプル営業
のどちらも行うため、様々な営業手法を身につけることができます。
ただし、基本的には自分が動かないと契約が急に降ってくることは少ないので、次々にアプローチせざるを得ません。
よって、断られても次があると思える強いメンタルが身につきます。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事では、一つの商品だけ詳しくてもダメで、店舗をより良くするために様々な商品の知識が必須。
そのため、多くの商品知識が身につきます。
身につかないスキル
逆に、身につかないスキルは以下の通り。
- メール処理能力
- ビジネスマナー
- 提案書作成能力
法人のお客さんも一部いますが、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事で多くの場合は個人事業主を相手にするため、メールのやり取りはほとんどしません。
メールの書き方やファイルの添付などは全く行わないため、メール処理のやり方がわからないまま、年齢を重ねることになります。
また、ビジネスマナーも身につきません。
断られても粘ることも多いのと、会社も断られてからが本番だという認識を持っているため、マナー知らずになりがち。
提案書作成もやる機会がほとんどありません。
基本的に決められた商品を提案していく形になるため、提案書作成スキルは自分で勉強しないと身につかない形です。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事はこんな人におすすめ!
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、
- 良いお店作りに携わりたい人
- 幅広い営業スタイルを学びたい人
- 断られたところから契約まで持っていく営業スキルを身につけたい人
- 様々な商品知識を身につけたい人
にとって、とても向いているのでおすすめの仕事です。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事に転職する方法
居酒屋など飲食店へ飛び込み営業の仕事に転職する方法は、以下の3つ。
ちなみに、転職サイトと転職エージェントの使い方として、おすすめの進め方は以下の通り。
転職サイトと転職エージェントの両方を使うのがベストですが、転職時に両方とも使って確認する時間がない場合、少なくとも転職エージェントは利用しましょう。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
ここからは、
- おすすめの転職エージェント
- 口コミの利用方法
について紹介していきます。
おすすめの転職エージェント
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口コミの利用方法
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の年収まとめ
お話してきたことをまとめます。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事の年収は、
約280万円~約700万円と、低めになります。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のメリットは、以下の3つ。
- 幅広い営業スタイルを学べる
- 断られたところから契約まで持っていくスキルが身につく
- 取り扱う多くの商品から様々な知識が身につく
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のデメリットは以下の3つ。
- 仕事量が多いわりに年収が低い
- 新規開拓営業がメインなので向いてない人には地獄
- 業務に非効率な部分が多くて長時間労働になりがち
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事のやりがいは以下になります。
- 自分が提案した商品を使って、オーナーさんと一緒に良いお店を作れる
また、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事で身につくスキルは、以下になります。
- 様々な営業手法
- 断られても折れないメンタル
- 幅広い知識
逆に身につかないスキルは、以下になります。
- メール処理能力
- ビジネスマナー
- 提案書作成能力
そのため、居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、以下のような人におすすめです。
- 良いお店作りに携わりたい人
- 幅広い営業スタイルを学びたい人
- 断られたところから契約まで持っていく営業スキルを身につけたい人
- 様々な商品知識を身につけたい人
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事は、年収は低めなものの、幅広い営業スタイルを学べたり、豊富な商品知識を身につけられるようなメリットがあります。
居酒屋などの飲食店に飛び込み営業する仕事に興味がある人にとって、参考になれば嬉しいです。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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