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というお悩みにお答えします。
業界を変えながら3回転職して、4社目の今はSIerで営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
ぼく自身の転職経験だけでなく、職場には転職回数が多い優秀な人もいるため、転職回数が多い人の特徴をよく知っています。
終身雇用が崩れている現在は、同じ会社に勤め続けるキャリアだけでなく、転職するキャリアも一般的になってきています。
1回だけ転職するのではなく、複数回の転職をする人も珍しくありません。
色んな会社を渡り歩く優秀な人もいますからね。
ただ、転職回数が多いとマイナスに見られてしまうかもと、不安になってしまうもの。
せっかく転職をするのなら、キャリアで不利にならないように転職したいですよね。
本記事では、
- 優秀な人ほど転職回数が多い?
- 逆に転職回数が多いと一貫性がない?
- 転職回数が多い優秀な人の特徴が知りたい。
- 転職回数が多いと転職で不利になる?
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
転職回数が多い=全員優秀ではありませんが、優秀なために転職回数が多い人はいます。
優秀な人は、自分のキャリア形成をする中で、さらなるスキルアップや経験を積むために転職するからです。
なので、「転職回数が多い」=「キャリアの一貫性がない」ではありません。
転職回数が多いと絶対に不利になるわけではないですが、大事なのはキャリア形成をする中で転職を上手く活用できているかどうか。
転職回数が多い場合も転職するのは問題ないので、優秀な人がやっているように、キャリア形成をする中で転職を上手く活用するストーリーを描きましょう。
本記事後半では、
- キャリア形成の中で転職を活用するストーリーの描き方
- 自分のスキルを棚卸する方法
- 転職する時におすすめの転職エージェント
についても詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。
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転職回数が多い優秀な人の特徴
転職回数が多い人みんなが優秀というわけではありませんが、優秀だからこそ転職回数が多い人はいます。
転職回数が多い優秀な人の特徴は、以下の4つ。
- スキルの棚卸を常日頃から行っている
- スキルアップや経験を積むために行動している
- どのようなキャリアを形成したいか考えている
- 環境や待遇が悪い会社への見切りが早い
優秀な人は、自分に何ができるのかを理解してレベルアップを行い、どうなりたいのかを考えながら行動しているということです。
特徴①スキルの棚卸を常日頃から行っている
転職回数が多い優秀な人の特徴1つ目は、スキルの棚卸を常日頃から行っていること。
スキルは、今の会社や業務でしか通用しない仕事ではなく、「同じ状況であれば再現できること」になります。
スキルの例は以下になります。
- BtoB領域におけるソリューション営業
- 化学メーカーにおけるアカウントセールス、プロダクトセールス
- SIerにおける営業マネジメント
- 自社IPソリューションの営業スキーム構築、営業施策の企画、運用
- セールスマーケティングの戦略立案、施策の企画、運用
- オウンドメディア運用におけるサイト設計、SEO対策、セールスライティング
- 管理会計システム開発におけるプロジェクトマネジメント
- クラウド基盤構築における設計・開発・テスト・運用リリース
- BtoC向けスマホアプリの設計・開発・テスト・運用リリース
- 多部門に渡る社内外の折衝
- 10名以下の部下のマネジメント(労務管理、キャリア指導、働き甲斐向上、採用)
など。
「今と同じ状況なら再現できる」のであれば、転職先でも活躍できそうですよね。
スキルの棚卸で大事なのは、
- 成長した分野(新たにできるようになった、経験を積んだ、見識を持った、など)に着目する
- 具体的なタスクや社内用語では無く、一般的に通じる抽象的な言葉で言語化する
こと。
人間は慣れ親しんだ社内用語で自分の仕事・スキルを表しがちですが、友達にも通じるようにかみ砕いた表現で表せると、自分ができることがはっきりします。
自分ができることがはっきりすると、自分の強みをはっきり認識できますし、足りないスキルも見えてきます。
特徴②スキルアップや経験を積むために行動している
転職回数が多い優秀な人の特徴2つ目は、スキルアップや経験を積むために行動していること。
常日頃からスキルの棚卸を行うと、自分に何ができて何が足りないのかが見えてきます。
優秀な人は、自分にできることである長所をさらに伸ばそうとしますし、足りないところを克服しようとします。
スキルアップや経験を積むための行動の例は、以下になります。
- できる営業マンに同行してスキルを盗む
- 新たなプロジェクトに参画して経験を積む
- 資格取得を通して知識を身に着ける
- 研修プログラムを通してスキルアップする
- キャリアスクールに通ってスキルアップする
- 副業を通してスキルアップする
など。
スキルアップや経験を積むために大事なのは、行動すること。
頭で考えているだけではスキルは身につかないので、勉強するなどの行動をしないとスキルや経験は身に付きません。
行動してスキルや経験が身につくと、できることが増えて自分の価値が上がるので、色んな会社に転職できるようになります。
特徴③どのようなキャリアを形成したいか考えている
転職回数が多い優秀な人の特徴3つ目は、どのようなキャリアを形成したいか考えていること。
優秀な人は、行き当たりばったりではなく、ぼんやりとでも先を見据えて行動しています。
仕事人生は長いので、自分がどうなりたいのかを考えてゴールから逆算することで、自分がやるべきことが見えてくるもの。
例えば、
- ハードウェアの営業をやってきたけど、今後はソフトウェアがさらに伸びていくと思われるから、ソフトウェアをメインで取り扱っている会社に転職しよう
- BtoCのマーケティングをやってきたけど、経験の幅を広げていきたいから、BtoBのマーケティングができる会社に転職しよう
- 今後はAIがさらに伸びていくだろうから、機械学習の開発ができるように、まずはPythonで簡単なプログラムを作ってみよう
など。
自分がやりたい仕事や得意な仕事をしていくためには、なりたい姿から逆算して、今やるべきことを実行していくことで理想に近づけます。
例えば、
- 仕事の中で積極的に手を挙げて新しいことに挑戦して経験を積む
- 資格取得などを通して勉強して見識を深める
- 今のスキルを活かせて新たな経験を積める会社に転職する
など。
今の仕事で結果を出すことだけを見るのではなく、常に先を見て考えながら行動すると、自然と転職も選択肢に入ってくるもの。
実業務での経験は非常に貴重なので、優秀な人はキャリア形成をする上でうまく転職を活用しています。
そうなると、優秀な人は転職回数も多くなるのです。
特徴④環境や待遇が悪い会社への見切りが早い
転職回数が多い優秀な人の特徴4つ目は、環境や待遇が悪い会社への見切りが早いこと。
世の中には、
- 給料が低い
- 残業が多い
- 派閥など人間関係が悪い
- 現状維持を好む企業風土
など、環境や待遇が悪い会社もあります。
ぼく自身の転職3回の経験から言っても、環境や待遇はそう簡単には変わらないので、会社を変えるよりも転職した方が早いです。
優秀な人ほど、会社を変えるために多大なる労力を使うよりも、転職して自分から環境を変えた方が近道だと考えるもの。
優秀な人は、キャリア形成のために時間を浪費するのはもったいないと考えるので、環境や待遇が悪い会社への見切りは早いです。
感情に左右されずに行動できるので、時間を無駄にしないですし、転職も躊躇(ちゅうちょ)しません。
結果として、転職回数が多くなることがあるのです。
給料が安いのにモチベーション維持は無理!すぐに脱出するべき理由の詳細記事はこちら
給料が安い会社は即辞めて転職するべき理由とおすすめの仕事についての詳細記事はこちら
残業するのが当たり前というおかしい職場での解決方法の詳細記事はこちら
在宅勤務のメリット・デメリットについてまとめた詳細記事はこちら
転職回数が多いだけで優秀じゃない人の特徴
転職回数が多い人で、残念ながら優秀じゃない人もいます。
転職回数が多いだけで優秀じゃない人の特徴は、以下の3つ。
- 結果の出たプロセスを理解していない
- スキルアップや経験を積むための行動をしていない
- キャリア形成が行き当たりばったり
転職を繰り返す人が悲惨な末路をたどらないようにする方法の詳細記事はこちら
特徴①結果の出たプロセスを理解していない
転職回数が多いだけで優秀じゃない人の特徴1つ目は、結果の出たプロセスを理解していないこと。
仕事で出る結果には、何らかしらの理由があるものです。
試行錯誤した結果、運が良かったので結果が出たという場合もありますが、多くの場合は取った行動に左右されるもの。
そこで、「なぜ結果が出たのか?」というプロセスを理解しないと、継続的に結果を出すことができません。
プロセスを理解していれば、結果が出た時と同じような状況になるように、周りを動かして再度結果を出すことができます。
しかし、プロセスを理解しないままだと継続して結果が出ないので、評価されないことに。。
プロセスを理解しないと転職しても活躍しづらいですし、自分の強みや足りない点も見えないので、行き詰まってしまいます。
特徴②スキルアップや経験を積むための行動をしていない
転職回数が多いだけで優秀じゃない人の特徴2つ目は、スキルアップや経験を積むための行動をしていないこと。
仕事で結果を出すには、自分の強みや足りない点を理解して、スキルアップや経験を積むことです。
スキルアップや経験を積むには、研修を受けて学んだり、積極的に新しい仕事に取り組むのが必須。
しかし、ただ漠然と毎日を過ごしていて、スキルアップや経験を積まない人は成長できないです。
また、結果が出たプロセスを理解できない場合、自分の強みや足りない点が見えません。
そうなると、スキルアップや経験を積もうにも何をしたらいいのかわからなくなってしまいます。
無理やり行動したとしても、間違った方向に行ってしまうことも。。
正しい方向で、スキルアップや経験を積むための行動をするのが大事です。
特徴③キャリア形成が行き当たりばったり
転職回数が多いだけで優秀じゃない人の特徴3つ目は、キャリア形成が行き当たりばったりなこと。
仕事人生は長いですが、自分がどうなりたいのかを考えずに日々を過ごしていると、行き当たりばったりのキャリアになってしまいます。
転職する軸もなく転職回数が増えていくと、逆にスキルアップできないまま歳だけとってしまうことに。。
あと1~2年経験を積めば、無形商材の提案営業スキルが身に付きそうな場合でも、もう少しのところで転職する人もいますからね。
行き当たりばったりで転職してしまうと、
- 今までの経験も活かせない
- 次の会社でスキルアップするのも難しい
ので、転職しても苦労します。
キャリア形成の中で転職を活用するストーリーの描き方
行き当たりばったりで転職を繰り返してしまうと、
- 必要なスキルが身につかない
- 経験を積めない
- 主体的にキャリア形成してないと見られる
ため、転職活動で苦戦してしまいます。
転職回数が多くても転職するのは問題ないので、優秀な人がやっているように、キャリア形成をする中で転職を上手く活用するストーリーを描きましょう。
キャリア形成の中で転職を活用するストーリーの描き方は、以下の流れがおすすめ。
自分がやりたいことを把握する
▼
自分の得意なことを把握する
▼
足りていない必要なスキルを把握する
▼
行動する
自分がやりたいことを把握する
まずは自分が何をやりたいのかを把握するのが大事です。
今やりたいことだけでなく、将来的に何をやりたいのかを把握できると、どんなキャリアを歩んでいけばいいのか見えてきます。
具体的に考えられるのであれば、仕事内容までイメージできると良いですが、まずはざっくりでもOK。
例えば、
- メーカー側の立場で自社製品を拡販するための営業をしたい
- ソフトウェアのような無形商材を使った提案営業がしたい
- リードを獲得するインサイドセールスがしたい
- 顧客満足度向上とクロスセルにつなげるカスタマーサポートをしたい
- 製品戦略を考える営業企画や戦略企画の部署で働きたい
- 見込み客発掘を全般的にできるマーケティングがしたい
- BtoCもBtoBもできるマーケターになりたい
- 自社製品の開発ができるエンジニアとして働きたい
- 様々な新しいサービスを使った開発ができるエンジニアになりたい
- AIに強いエンジニアになりたい
- 技術面で提案をするプリセールスとして働きたい
など。
自分がやりたいことに対して、必ず適性があって向いているとは限りませんが、仕事はモチベーションが一番大事です。
自分がやりたいことに対して現時点でスキルが足りていないのなら、学んだり経験することでスキルアップすればいいので、まずは何がしたいのかを把握しましょう。
自分の得意なことを把握する
自分がやりたいことを把握したら、次は自分の得意なことが何なのかを把握すること。
基本的に、仕事は自分の得意なことをした方が結果は出やすいです。
自分の得意なことは、例えば、
- コミュニケーションスキルが高い
- 新しい技術を自発的に学んで身に着けること
など。
コミュニケーションスキルが高いのなら、営業で結果が出やすいです。
新しい技術を自発的に学んで身に着けるのが好きなら、エンジニアに向いています。
自分がやりたいことを把握した後に自分の得意なことがわかれば、「やりたいことかつ、得意なこと」が理想の仕事。
理想の仕事に近づけるキャリア形成をするのが、取るべき戦略の勝ちパターンです。
足りていない必要なスキルを把握する
自分がやりたいことと得意なことが把握できたら、足りていない必要なスキルを把握するのも重要。
自分がやりたいことに対して、得意なことだけやっていても達成できないことは多いからです。
自分がやりたいことに向けて、足りないスキルを見つけて身に着けることができると、目標にグッと近づきます。
例えば、以下のようなケースだと、やりたいことに対してスキルや経験が足りません。
- 営業としてキャリア形成していきたいけれど、飛び込み営業やテレアポしかやったことがない
- 新しいサービスを開発したいけれど、客先のシステム開発(SI)しかやったことない
- イベントの企画をしてみたいけれど、今まで個人で完結する仕事しかやったことない
足りないスキルを把握できれば、次にどのような行動を取ればいいのかが見えてきます。
行動する
自分がやりたいことを把握して、得意なことと足りていないスキルが把握できたら、あとはやりたいことに向かって行動するのみ。
行動しないと目標にはたどり着きませんからね。
自分のやりたいことが以下の場合、取るべき行動が見えてきます。
- 営業としてキャリアを形成していきたい
- 新しいサービスを開発したい
- イベント企画をしたい
行動する中では、転職も有効な手段。
なので、キャリア形成の中で転職をうまく活用するストーリーを描くと、自然な流れで転職できるのです。
「飛び込み営業やテレアポをやってきたので、さらに飛び込み営業やテレアポのスキルを上げよう」
▼
「コミュニケーションスキルのための研修を受けて、日々の生活でも意識しよう」
「今とは別の商材を扱っている会社に転職して、スキルアップしよう」
など。
「飛び込み営業やテレアポをやってきたので、反響営業など他の営業方法も身に着けよう」
▼
「社内に反響営業をする部署があるなら、社内異動して経験を積もう」
「社内に異動先がないのなら、反響営業ができる会社に転職してスキルアップしよう」
など。
「客先のシステム開発(SI)をやってきたので、現場のニーズを活かして新しいサービスを開発しよう」
▼
「新しい技術を組み合わせて、お客さんのニーズに合ったシステムを開発しよう」
「既存の技術を組み合わせて、お客さんのニーズに合ったシステムを開発しよう」
など。
「客先のシステム開発(SI)をやってきたので、自社製品の開発メインの仕事をしよう」
▼
「社内に自社製品の開発をする部署があるなら、社内異動して経験を積もう」
「社内に異動先がないのなら、自社製品の開発ができる会社に転職してスキルアップしよう」
など。
「イベントの企画をしてみたいけれど、今まで個人で完結する仕事しかやったことない」
▼
「まずは複数人と関わる仕事をしよう」
▼
「社内で既にやっているセミナー開催に関わって経験を積もう」
「リーダーがやっているイベント企画の手伝いをして経験を積もう」
▼
「社内でイベントを企画して経験を積もう」
「色んなイベントを実施している会社に転職して経験を積もう」
など。
自分のスキルを棚卸する方法
転職回数が多い優秀な人は、自分のスキルを棚卸することができています。
自分のスキルを棚卸できると、「自分は何ができて何が足りていないのか」を明確にできます。
自分のスキルを棚卸する時のポイントは、
- 成長した分野(新たにできるようになった、経験を積んだ、見識を持った、など)に着目する
- 具体的なタスクや社内用語では無く、一般的に通じる抽象的な言葉で言語化する
こと。
たまたま結果が出たものは成長分野とは言えないため、結果の出たプロセスを理解して、「同じ状況であれば再現できること」がスキルになります。
例えば、以下のようなものがスキルとなります。
- BtoB領域におけるソリューション営業
- 化学メーカーにおけるアカウントセールス、プロダクトセールス
- SIerにおける営業マネジメント
- 自社IPソリューションの営業スキーム構築、営業施策の企画、運用
- セールスマーケティングの戦略立案、施策の企画、運用
- オウンドメディア運用におけるサイト設計、SEO対策、セールスライティング
- 管理会計システム開発におけるプロジェクトマネジメント
- クラウド基盤構築における設計・開発・テスト・運用リリース
- BtoC向けスマホアプリの設計・開発・テスト・運用リリース
- 多部門に渡る社内外の折衝
- 10名以下の部下のマネジメント(労務管理、キャリア指導、働き甲斐向上、採用)
など。
転職で失敗しない方法【転職回数が多い優秀な人も実施】
転職を上手く活用しながらキャリア形成する中で、転職で失敗しないためにはポイントがあります。
転職で失敗しない方法は、以下の4つ。
- 自分のスキルと会社の期待値が合うか確認する
- 面接対策をする
- 転職エージェントをフル活用する
- 口コミで真実を知る
①自分のスキルと会社の期待値が合うか確認する
転職では、求人内容(会社の期待値)と自分のスキルのマッチングがポイント。
いくら行きたい会社があったとしても、求人内容(会社の期待値)に書かれたスキルを自分が持っていないと難しいです。
例えばエンジニアの場合、
- アプリケーションの開発経験
- JavaやC#での開発経験
- PythonやRを用いた開発経験
- データベース操作の経験
- AWSに関する経験
- PL以上の経験
など、求人によって「必須条件」「歓迎条件」が分かれていますが、必須条件はクリアしておかないと選考ですぐに落ちます。
なので常日頃から、
- 今持っているスキルや経験の幅を広げる
- 持っているスキルを磨く
などでスキルアップしておくと、転職先の選択肢が広がるということ。
自分のスキルと会社の期待値が合っているかは、転職エージェントに相談しながら応募するのがおすすめ。
転職エージェントは多くの求人を持っているので、今の自分が持っているスキルで転職できる、一番良い会社を探してくれます。
おすすめの転職エージェントは後述するので、是非最後までご覧ください。
②面接対策をする
面接対策も重要です。
特に、転職理由をまとめて志望動機につなげるストーリーを描けるかどうか。
転職理由は面接では必ず聞かれるので、言うべきことをきちんとまとめておきましょう。
よく言われることですが、転職理由は、周りのせいにするような愚痴っぽい言い方をしてしまうとNG。
また、
- 給料
- 休み
- 労働時間
などマイナスに言いがちな転職理由を言うときは、言い方をポジティブに変えて言うことも大切です。
本音
・・・残業が多く、勤務時間が長いので体力的にきつく、この先長く働くのが難しい
面接での言い方
・・・30代になり、時間で労働量をカバーするのではなく、限られた時間の中でより質の高い仕事ができる環境でチャレンジしていきたいと考えました。
※転職理由を言ったら、「御社であれば~」という志望理由を話す。
本音
・・・新しい技術を使ったプロジェクトに参画できるように、企画を立案・提案したところ、直属の上長は受け入れてくれる。ただ、役員クラスが受け入れてくれない。新しい技術に関するチャレンジが難しい社風だと限界がある。
面接での言い方
・・・新しい技術を取り入れた開発ができて、最先端の技術や経験を身に着けられる環境で働きたいと考えたからです。
※転職理由を言ったら、「御社であれば~」という志望理由を話す。
「日本の面接では、なんで本音で話せないんだ!」と思われる方もいるかもしれませんが、言い方で印象は変わりますし、伝わり方を意識して話すのは今後にも役立ちます。
例えば「投資」というと、
「なんか怖い、怪しい」という印象を抱く方が多いですよね。
それを、「資産運用」というと、
「なんかすごい!」という印象を抱くのと同じです。
転職理由の伝え方については、転職エージェントと相談しながら言葉を決めていくのがおすすめ。
転職エージェントの方は言い回しについても相談に乗ってくれますし、経験に基づくアドバイスをしてくれるので、うまく活用しましょう。
もし、転職エージェントが添削してくれない時は、以下の記事にある対処法を実践してみてください。
転職エージェントが添削してくれない時の解決方法についての詳細記事はこちら
なお、キャリアに一貫性がなくて転職理由や志望動機で困っている場合であっても、自分の仕事を振り返ることで一貫性を見つけることは可能。
おすすめ転職エージェントの一つであるdodaでも、以下のようにアドバイスしています。
業界や職種がまったく異なっていても、キャリアに一貫性を見いだすことはできます。
例えば、社内外の折衝業務やスケジュール管理など、これまで勤めてきた企業の業務内容に共通点はいくつかあるはずです。
仕事をする上で大切にしてきたことや、仕事に向き合う姿勢などにも、同じような思いがあったのではないでしょうか。
携わってきた業務を細かく振り返って、自分の得意分野や強みを整理し、志望動機と連動させていけば、おのずとキャリアに整合性は出てくるものです。
自分の仕事を振り返って、転職理由と志望動機がリンクするようにストーリーを作るのがポイント。
日頃からキャリアの一貫性を見つける癖をつけておけば、どんなキャリアを歩んでいきたいのかも見えてきます。
面接についても、ぶっつけ本番で臨むと自分の良さが全部伝わらず、落ちてしまう可能性があります。
準備不足で面接がうまくいかないのは超もったいないので、以下の準備をして面接に臨みましょう。
- 事前準備(前日まで何もしてなくてもやるべき)
- 履歴書は手書きせずに早く仕上げる
- 親切な転職エージェントに職務経歴書の添削を頼る
- 転職エージェントから紹介された微妙な求人は辞退する
- 圧迫面接を受けないように対処する
- 感じ悪いむかつく面接官に当たらないように対処する
- ブラック企業などのやばい会社を面接で見極められるように準備する
- 志望動機をまとめる
- 自分の長所についてまとめる
- 逆質問する内容をまとめる
- 会社にバレないように面接の日程調整をする
以下の記事で超詳しく解説しています。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
面接に行く前に準備することと前日まで何もしてない時のやるべきことの詳細記事はこちら
③転職エージェントをフル活用する
転職エージェントをフル活用するのも必須。
転職エージェントをフル活用すれば、自分が知らない優良企業を探せます。
自分が知らなかった会社や仕事を知る機会になるので、視野も広がって良いキャリアを築きやすくなります。
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- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
転職エージェントの良いところは、多くの求人が見れること。
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デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところ。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能です。
「リモートワーク対応求人」として取り扱いもあるので、まずは登録して探してみると、思わぬ掘り出し求人が出てくることも。
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マイナビIT AGENTは、業界大手のマイナビが運営するITエンジニア専門の転職エージェント。
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特に、20代~30代のITエンジニア転職に強いため、20代~30代の方にはおすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところです。
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レバテックキャリアは、日本マーケティングリサーチ機構の調査結果によると、
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ただ、20代~40代の上記の地域に当てはまるエンジニアの方で転職を考えている場合、まずは登録して探してみるのがおすすめ。
ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いので、地方に住んでいても大都市の会社で働くことができますからね。
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ITエンジニア(システムエンジニア・プログラマー含む)の方が給料を上げる方法と、おすすめ転職エージェントについては、以下の記事でも紹介しています。
また、
など、転職でやるべきことを以下の記事でまとめています。
業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
④口コミを見て真実を知る
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:転職を上手く活用したキャリアストーリーを描こう
お話してきたことをまとめます。
転職回数が多い=全員優秀ではありませんが、優秀なために転職回数が多い人はいます。
転職回数が多い優秀な人の特徴は、以下の4つ。
- スキルの棚卸を常日頃から行っている
- スキルアップや経験を積むために行動している
- どのようなキャリアを形成したいか考えている
- 環境や待遇が悪い会社への見切りが早い
転職回数が多いだけで優秀じゃない人の特徴は、以下の3つ。
- 結果の出たプロセスを理解していない
- スキルアップや経験を積むための行動をしていない
- キャリア形成が行き当たりばったり
転職回数が多くても転職するのは問題ないので、優秀な人がやっているように、キャリア形成をする中で転職を上手く活用するストーリーを描きましょう。
キャリア形成の中で転職を活用するストーリーの描き方は、以下の流れがおすすめ。
自分がやりたいことを把握する
▼
自分の得意なことを把握する
▼
足りていない必要なスキルを把握する
▼
行動する
転職回数が多い優秀な人は、自分のスキルを棚卸することができています。
たまたま結果が出たものではなく、結果の出たプロセスを理解して、「同じ状況であれば再現できること」がスキルになります。
自分のスキルを棚卸する時のポイントは、
- 成長した分野(新たにできるようになった、経験を積んだ、見識を持った、など)に着目する
- 具体的なタスクや社内用語では無く、一般的に通じる抽象的な言葉で言語化する
こと。
転職で失敗しない方法は、以下の4つです。
- 自分のスキルと会社の期待値が合うか確認する
- 面接対策をする
- 転職エージェントをフル活用する
- 口コミで真実を知る
転職回数が多い優秀な人がやっているように、転職を上手く活用すると良いキャリアを送れるようになります。
自分にしかないキャリアストーリーを描いて、その中で転職しながらキャリアアップしていきましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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