という疑問にお答えします。
現役営業マンのポチのすけ(@pochinosuke1)です。
ぼく自身、営業活動の中で頭おかしい取引先とのやり取りをたくさん経験してきました。
取引先の中には、コミュニケーションを取りやすかったり、会社の売り上げの大部分を占めるような大口顧客もたくさんいます。
しかし、すぐにいちゃもんをつけてくるような頭おかしい取引先がいるのも事実。
頭おかしい取引先がいると、訪問や電話でアプローチするたびに色々と言われてしまいます。
そのため、精神的にかなりストレスが溜まりますし、貴重な営業時間をかなり取られるのでさらにストレスが溜まるもの。
本記事では、
- 頭おかしい取引先がいてストレスがたまる
- 取引先の営業マンがおかしい
という場合、どのように対処したらいいのかを解説します。
結論から言うと、上司を使って早く自分の手から離すこと。
上司に対応してもらうことによって、頭おかしい取引先を切るなり、上司を使って懐柔することでうまく収めてもらいます。
ぼく自身の経験上、頭おかしい取引先を減らせれば仕事上のストレスと束縛からは解放されるので、お悩みの方はぜひご覧ください。
頭おかしい取引先がいると困る理由

仕事で、頭おかしい取引先がいると非常に困ります。
理由は以下の通り。
- ストレスがたまる
- 時間を取られる
- 営業成績が下がる
それぞれを見ていきましょう。
困る理由①ストレスがたまる
頭おかしい取引先がいると困る理由1つ目は、ストレスがたまるためです。
営業マンから見ても頭おかしい取引先はいますし、客の立場から見ても頭おかしい営業マンは残念ながらいます。
頭おかしい客(営業マン)は、以下のようなことを言ってくるので、精神的にストレスがたまります。
営業マンから見て、取引先のお客さんが頭おかしい場合
- 契約後に「提供金額が高い」とケチをつけてくる
- 契約内容のルールを捻じ曲げてくる
- 今日すぐにでも来いと急な束縛
- 休日にもかかわらず電話が来る
とにかく安く買い叩こうとするため、ちょっとした態度や提供金額にケチをつけてきます。
また、「嫌なら別の会社に乗り換える」と脅してくるため、忙しい時や休日であっても連絡が来てしまい、ストレスになります。
客の立場から見て、取引先の営業マンが頭おかしい場合
- すぐに言い訳して話が通じない
- 勝手に契約内容が変わったのに事後連絡
- 「ぼく、担当じゃないんで~」と言ってたらい回しにされる
とにかく当事者意識がなく真摯に対応しないため、たらい回しにされます。
結果、話にならないけど誰に相談したらいいのかわからない。。という状況に陥ってしまい、ストレスになります。
結果、頭おかしいお客さんや営業マンが相手だと、精神的にストレスがたまってしまい、アプローチするのも嫌になってしまいます。
困る理由②時間を取られる
頭おかしい取引先がいると困る理由2つ目は、時間を取られるためです。
営業マンの立場でも客の立場でも、頭おかしい取引先がいると、自分の仕事の時間をかなり取られます。
「早く対応しないと。。」と思って対応しても話がスムーズに進まないので、気づいたら電話だけで1時間経っていた、というのもよくある話。
仕事だけではないですが時間は有限なので、頭がおかしい取引先がいると、本来やるべき仕事の時間がどんどんなくなります。
結果、営業マンからすると、新規開拓や深耕営業をするべき時間を取られてしまい、残業だらけになってしまったり、営業成績にも関わります。
客の立場から言っても、ほかの業務の進行に支障が出るので、残業だらけになってしまったり、業務の納期に影響が出ることも。
そのため、頭おかしい取引先がいると、長時間労働や業務が行えないことによるマイナス評価につながることもあるので、とてもマズい状況です。
困る理由③営業成績が下がる
頭おかしい取引先がいると困る理由3つ目は、営業成績が下がるためです。
先ほどの「時間を取られる」に関連しますが、頭おかしい取引先がいると売り上げにならない時間ばかり取られるので、営業成績が下がります。
いわゆるクレーム対応ばかりだと、新規開拓や深耕営業といった営業する時間がなくなるためです。
時間は有限。
営業する時間をどう作り出せるかが営業マンの行動の重要なところですが、1日の多くをクレーム対応ばかりだと、提案も何もできなくなるので、売り上げになりません。
もちろん、通常のクレーム客であれば真摯に対応することによって売り上げUPになることもありますが、頭おかしい取引先がいると、そうはいきません。
シンプルに時間だけ失って、営業成績が下がり、評価されないという悪循環になります。
よって、頭おかしい取引先がいると、営業成績が下がるので非常に良くないです。
取引先が頭おかしい場合の対処法

頭おかしい取引先がいると、ストレスがたまったり、時間ばかり取られて本来やるべき仕事ができないので非常にマズいとお話してきました。
ここからは、頭おかしい取引先がいる場合の対処法についてご紹介していきます。
対処法は、以下の3つ。
- クレーム対策する
- 頭おかしい取引先の担当から変えてもらう
- 上司を連れていって自分の手から離す
それでは、見ていきましょう。
対処法①クレーム対策する
頭おかしい取引先がいる場合の対処法1つ目は、クレーム対策すること。
基本的にやるべき流れは以下になります。
- 謝罪
- 何を求めているのか聞いて納得するゴールまでもっていく
- こちらからは何も提案せずに言われたら動くレベルで放置する
こちらに非がある場合、まずは誠意を持って謝罪しましょう。
言い訳がましく対応していると、どんどん火に油を注いでしまうこともあるからです。
そうならないためにも、謝罪で済むのならそれで完了るのが良策。
こちらに非がない場合、謝ることで事態が悪化する可能性もあります。
頭おかしい取引先は、謝ったという事実を使って言いがかりをつけてくることも。
そのため、対応がわからなくなるのなら、自分で動く前に上司に相談しましょう。
クレーム対応で大事なのは、相手が何を求めているのかを突き止めること。
謝罪なのか、料金返金なのか、納得するゴールを確認できれば、クレームは収まります。
とにかく相手の言い分を聞くまでは、ひたすら聞く必要もあり、こちらからどのようにすればいいのかを質問するタイミングまでは待ってから聞きましょう。
自分で判断できないものは、持ち帰って上司に相談すればOK。
ルート営業などで定期的に会うような顧客などが頭おかしい場合、何も提案せずに少しずつ距離を置きましょう。
急に来なくなったら色々難癖をつけてくるので、少しずつ訪問の頻度を減らしてこちらからは何も提案せずに静かにフェードアウトするのがおすすめ。
何か言われたら動くレベルにして、放置案件にすると、付き合いを消すことも可能です。
対処法②頭おかしい取引先の担当から変えてもらう
頭おかしい取引先がいる場合の対処法2つ目は、頭おかしい取引先の営業担当から変えてもらうこと。
これは、営業担当としても、客の立場でも有効です。
営業担当だと、特にストレスが半端ないはず。
時間ばかり取られてキツいので、上司に担当を変えてもらえないか打診しましょう。
「このお客さんは自分には手に負えないです」と言うと、上司がやってくれたりするので、自分の手から離すことが可能。
結果、精神的にかなり楽になります。
客の立場だと、社内の別の人に代わってもらう他に、相手の会社に連絡してイケてない営業担当を変えてもらうように打診しましょう。
相手の営業担当が変われば、対応がガラッと変わることもあるからです。
相手の営業担当を変えても全然ダメな場合、
- 取引を終了させる
- 割り切って対応する
という判断することにはなりますが、それは上司にやってもらえばいいので、自分の手からは離せます。
対処法③上司を連れていって自分の手から離す
頭おかしい取引先がいる場合の対処法3つ目は、上司を連れていって自分の手から離すこと。
頭おかしい取引先がいる場合、営業担当側でも客側でも、最も効果的なのは上司に対応を頼むこと。
頭おかしい取引先を自分の手から離せるので、
- ストレスからの解放
- 時間ばかり取られる束縛からの解放
という、最高の結末になります。
ストレスがなくなってやるべき仕事を行う時間が取れるようになれば、営業成績も上がるようになるので、良いことしかありません。
上司を連れて行って自分の手から離すのはとてもおすすめ。
上司に任せることで、
- 取引先を切る
- うまく対応して丸く収めてもらう
という形で対応してもらえます。
また、上司に同行して対応を見ておくことで、頭おかしい取引先にどのように対応すればいいのかも学べます。
そのため、別の案件で頭おかしい取引先に当たってしまった場合、それなりにうまく対応できるようになります。
頭おかしい取引先ばかりなら転職したほうがいい

もし、自分だけが頭おかしい取引先が多いというわけではなく、同僚も頭おかしい取引先が多いような会社の場合、そもそも顧客層が良くない会社ということ。
例えば、
お客さんに価値を提供するわけではなく、無理に値引して顧客獲得するような手法を取っている会社だと、安い以外に価値がないと見られて無理難題を押し付ける取引先もいます。
また、BtoCビジネスやお店に飛び込み営業するような個人客相手の場合、顧客層は運に左右されるので、頭おかしい取引先に当たってしまう可能性も。
BtoCビジネス、BtoBビジネスの両方を経験している立場から言うと、まだBtoBビジネスの方が顧客層が良いので、会社のビジネス領域を変えるのがおすすめ。
取引先の顧客層が良くない場合、そもそもの会社の営業方法や、提案内容が良くない可能性が極めて高いので、優良顧客を抱えている会社に転職した方がいいです。
いくら頑張っても、頭おかしい取引先しかないのであれば、絶望ですよね。
優良顧客を抱えている良い会社に転職するためには、以下の方法を行いましょう。
- 転職エージェントを使い倒す
- 口コミで実情を確認
良い転職先に行くためには、募集があるのかと、自分の考えに合う会社を見つける必要があり、それを助けてくれるのが転職エージェントだからです。
転職エージェントは、無料で以下のようなサービスを受けられるので、使わない手はありません。
- 非公開求人含め多くの求人を紹介してくれる
- 書類や面接対策について親身にアドバイスしてくれる
- 会社に交渉してくれる
また、求人情報は水物。
採用が決まれば募集終了になってしまうので、情報収集を早めに行い、良い会社の求人を見逃さないようにしましょう。
なお、転職エージェントは、2~3社は登録するのが鉄板。
1社の転職エージェントだけだと、求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になるからです。
おすすめの転職エージェントは、以下の3つ。
- 多くの求人をカバーしている
doda
- 隠れた優良企業が見つかる
type転職エージェント
- 中小企業の求人に強い
マイナビエージェント
もちろん、全部無料で登録・利用できます!
dodaとtype転職エージェントがおすすめの理由は、以下の記事で詳しく解説しています。

マイナビエージェントがおすすめの理由は、以下の記事で詳しく解説しています。

また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、良い会社かどうか判断することが難しいためです。
可能であれば応募する企業は、一度口コミを確認しましょう。
※時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認する形で対応しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

取引先の頭がおかしい時の対処法まとめ
お話してきたことをまとめます。
頭おかしい取引先がいると非常に困ります。
理由は以下の通り。
- ストレスがたまる
- 時間を取られる
- 営業成績が下がる
頭おかしい取引先がいる場合の対処法は、以下の3つ。
- クレーム対策する
- 頭おかしい取引先の担当から変えてもらう
- 上司を連れていって自分の手から離す
最もおすすめなのは、上司を使って早く自分の手から離すこと。
自分だけではなく、会社全体で頭おかしい取引先が多い場合、顧客層が良くないので、その場合は転職したほうが良いです。
優良顧客が多い会社を見つけるには、以下の方法を実行しましょう。
- 転職エージェントを使い倒す
- 口コミで実情を確認
頭おかしい取引先を減らせれば、仕事上のストレスと束縛からは解放されるので、うまく上司を使って対処していきましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~


