~本ページはプロモーションが含まれています~
というお悩みにお答えします。
SESの契約もするSIerで、営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
SES(客先常駐)や人売りITだけでなく、SIerやソフトウェアメーカー・コンサル会社とも一緒に仕事をするため、IT業界の実情についてよく知っています。
SESとはシステム・エンジニアリング・サービスの略で、準委任契約(履行割合型もしくは成果完成型)の一種なので、IT業界においては準委任契約とほぼ同じ内容。
あるシステム開発において、会社間で役務提供を行うことで対価を得る契約になるため、エンジニアの稼働でお金をもらう形になります。
また、SESではシステム開発するお客さん先で仕事をする「客先常駐」の形式を取ることが多いです。
IT企業には、いろいろなビジネスモデルの会社があります。
中でもSESはエンジニアをシステム開発プロジェクトにアサインして、エンジニアの稼働で売上を立てるので、人売りのビジネスと呼ばれることも。
ただ、
「ITなのに人売りと聞くとネガティブに感じる」
「今のお客さんは、システム開発を外注せずに内製化が基本」
などの話も出るので、SESみたいな人売りはヤバいんじゃないか?と不安になりますよね。
本記事では、
- 人売りITの会社だとヤバい?
- 人売りITやSES企業の見分け方を知りたい。
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
SESみたいな人売りITは、アサインさえできれば売上が立つなどの会社側のメリットがあるものの、受けられる仕事の幅が狭いなどのデメリットがあるのでおすすめしません。
今ではお客さんもシステム開発を外注せずに内製することも多く、外注する場合に求めるレベルは高いです。
課題解決型の提案が求められる中、人売りばっかりやっていると仕事自体が取れなくなってきているので、エンジニアの方は人売りITには絶対に行かない方がいいです。
現在、SES企業のような人売りITで働いているのなら、すぐにでも人売りIT以外の会社に転職しましょう。
転職エージェントや就活エージェントをフル活用すると、良い会社に転職(就職)しやすくなります。
本記事後半では、
- 人売りIT(SES企業)の見分け方
- 人売りIT(SES企業)を避けて良い会社に転職(就職)する方法
- おすすめの就活エージェント
- おすすめの転職エージェント
について具体的に解説しているので、是非最後までご覧ください。
エンジニア(SE/プログラマー)経験者向けのおすすめの転職エージェントはこちら!
- 転職時の年収アップ率81%を誇るGeekly(ギークリー)
- 専属2名体制で徹底サポートしてくれるウィルオブ・テック
- 非公開求人が多く、多くの求人をカバーしているマイナビIT AGENT
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1のレバテックキャリア
新卒向けのITエンジニアに特化したおすすめの就活エージェントはこちら!
- ITエンジニアならではの就活支援をレクチャーしてくれるレバテックルーキー
人売りIT(SES企業)とそれ以外のIT企業の違い
IT業界には、
- 人売りと言われる部類のSES企業
- SIer
- コンサルティング会社
- ソフトウェアメーカー
- Webサービス企業(Web系企業)
など、様々なビジネスモデルの会社があります。
人売りITとそうでないかの違いは、以下になります。
人売りIT
エンジニアの役務(労働力)提供のみによるビジネス
人売りIT以外(コンサル・SIer・ソフトウェアメーカー)
エンジニアの役務(労働力)提供だけでなく、ソフトウェアやソリューション販売含めた課題解決によるビジネス
人売りITの場合、エンジニアの役務(労働力)提供のみによるビジネスなので、エンジニアがやれる作業についてフォーカスします。
例えば、お客さんから、
「OracleDBの設計・開発スキルを持ったエンジニアをアサインしてほしい」
という要望に対し、以下のエンジニアを人月単価150万で提案する、というビジネスです。
エンジニアA
プロジェクト経歴(主要参画プロジェクト)
- Web:サイト分析基盤構築
- 小売:会員分析システム構築
- 製造:製造ライン可視化システム構築
スキル
- C#、JAVA、SQL、Python
- AWS、Oracle
人売りIT以外(コンサル・SIer・ソフトウェアメーカー)の場合、お客さんの課題解決ビジネスなので、エンジニアの役務(労働力)提供にとどまりません。
人売りITと違い、お客さんの課題解決にフォーカスを当てるので、提案の幅が広いです。
例えば、会員分析と潜在顧客発掘のシステム刷新をしたい小売業のお客さんがいれば、
- 背景と課題
- 課題に対するアプローチ方法
- 最適なシステム構成案
- 実現に向けたスケジュール
- ソフトウェアライセンスとSI費用を算出した見積金額
- 前提条件
- 自社の実績
などを記載して、お客さんの課題解決に向けた提案を行ってプロジェクトを実施します。
同じIT企業でも、
- お客さんの課題がふわっとしている状況の時に提案する
- 必要なエンジニアのスキルセットまで明らかになっている時に提案する
といったお客さんの状況が異なる時に提案するのかも違いますし、お客さんへのアプローチ方法も違います。
人売りIT(SES企業)のメリット
人売りIT(SES企業)にもメリットはあります。
人売りIT(SES企業)のメリットは、以下の4つ。
- 人のアサインさえできれば売上が大きい
- 長期案件だと先々まで売上が立つ
- 仕事を受けられるかどうかの判断がシンプル
- コストは最小限に抑えられる
①人のアサインさえできれば売上が大きい
人売りIT(SES企業)のメリット1つ目は、人のアサインさえできれば売上が大きいこと。
人売りIT(SES企業)の場合、自社でソフトウェアなどのサービスを作る必要もなく、抱えているエンジニアをお客さんのプロジェクトにアサインさえできれば売上計上が可能。
さらに、人月単価に提案する工数をかけた金額が売上になるので、エンジニア1人で数十万~数百万の売上が立ちます。
人月単価80万だとしても、1人月80万×3ヶ月=240万(税抜)になります。
2人アサインできれば、1人月80万×2人×3ヶ月=480万(税抜)になります。
自社サービスを作って運用費用などのコストを抱える必要もなく、抱えるのはエンジニアの人件費がメイン。
1人月稼働した時の利益がきちんと取れれば、売上だけでなくて利益もちゃんと確保できます。
人売りIT(SES)はエンジニアのプロジェクトへのアサインさえできれば売上が立つのと、売上も大きくなるのです。
②長期案件だと先々まで売上が立つ
人売りIT(SES企業)のメリット2つ目は、長期案件だと先々まで売上が立つこと。
システム開発プロジェクトは1ヶ月で終わるものは少なく、数か月~1年以上かかることが多いので、長期案件も多々あります。
年単位の長期案件にアサインされれば、四半期単位や半年単位で売上の見通しが立ちやすくなり、経営上も安定。
アサインする円環が見つからなくて、月がかわるごとに売上がゼロになっていると経営も不安定ですが、長期案件にアサインできると売上の見通しが立てやすいのです。
③仕事を受けられるかどうかの判断がシンプル
人売りIT(SES企業)のメリット3つ目は、仕事を受けられるかどうかの判断がシンプルなこと。
人売りIT以外のIT企業の場合、お客さんの課題解決の提案になるため、提案するにもそれなりの時間をかける必要があります。
RFPなどが出た場合、詳細ヒアリングから始まって、お客さんの課題解決につながるストーリーを立てながら提案資料を作成するので大変。
AWSやAzureなどの海外のクラウドサービスだと、ドルを円換算する部分含め、費用算出の手間がかかります。
実際にプロジェクトを推進できるかどうかの判断だけでなく、提案する時間が取れるのかも含めて、複合的に判断しないといけないので複雑。
それが人売りIT(SES企業)の場合、判断に必要なのは、求められているエンジニアを人出しで提案できるかどうかだけなので簡単。
求められているスキルセットを持っているエンジニアがいて、希望のスケジュールにアサインできるのなら仕事を受けられます。
求められているスキルセットを持っているエンジニアがいない場合、仕事を受けられないのでお断りするだけ。
もちろん、希望スケジュールより1か月遅れなら仕事を受けられるなどの場合、バサッと断るのではなくて条件付きで受けられるように提案することが多いです。
求められている業務要件ができるかどうかなので、仕事を受けるかどうかの判断がシンプルで、時間をかけなくていいのがメリットです。
④コストは最小限に抑えられる
人売りIT(SES企業)のメリット4つ目は、コストは最小限に抑えられること。
人売りIT(SES企業)は自社サービスを作るわけでもなく、モノを仕入れて販売するわけでもないので、かかるコストは人件費がメイン。
しかも、お客さん先で仕事をする客先常駐の形式を取ることが多いので、自社オフィスも小さくて済みます。
自社オフィスが豪華でも、社員はお客さん先に行くので使いませんからね。
エンジニアを売るだけなので、コストを最小限に抑えらえるのがメリットです。
人売りIT(SES企業)のデメリット
人売りIT(SES企業)のメリットは、所属するエンジニアのメリットというよりも、所属会社にとってのメリットという側面が強いです。
そのため、エンジニアの方にとってはデメリットが多いです。
人売りIT(SES企業)のデメリットは、以下の9つ。
- 業務要件が決まってないと仕事を受けられない
- エンジニアのスキルが足りないと仕事を取れない
- 人売り以外で売上を立てる選択肢がない
- 常駐している会社同士で争いがある
- 常駐先のルールが面倒
- 客先で孤独を感じる
- 個人の裁量はほぼない
- 良いも悪いも案件に左右される
- ブラックリストに載るレベルのやばい会社がある
SES(客先常駐)の闇&やめとけと言われる理由と対処法の詳細記事はこちら
①業務要件が決まってないと仕事を受けられない
人売りIT(SES企業)のデメリット1つ目は、業務要件が決まってないと仕事を受けられないこと。
人売りIT(SES企業)で働く一番のデメリットが、受けられる仕事の幅が狭いことです。
お客さんは色んな課題を持っていますが、課題をどうやって解決するのかを考えるのはなかなか大変。
コンサル・SIer・ソフトウェアメーカーのような人売りIT以外だと、お客さんが困っていることの解像度が粗い段階から対応して提案していくので、受けられる仕事の幅が広いです。
逆に人売りITだと、お客さんが困っていることの解像度がはっきりしていて、どんな作業ができる人が欲しいのかまで見えないと仕事を受けられません。
困っていることの整理や対処法まで、お客さんや元請(プライムベンダー)が整理しないといけないので、受けられる仕事の幅は狭いのです。
受けられる仕事の幅が狭いと、仕事を取れる範囲が狭くて仕事がないことすら起こりえます。
エンジニアなのにやる仕事がないとスキルも上がらないですし、給料も上がらないので時間ばかり失ってしまってやばいです。
②エンジニアのスキルが足りないと仕事を取れない
人売りIT(SES企業)のデメリット2つ目は、エンジニアのスキルが足りないと仕事を取れないこと。
人売りIT(SES企業)は、プロジェクトにエンジニアをアサインしてなんぼの世界。
エンジニアのスキルが足りないと、プロジェクトに入れられないので売上が立ちません。
人売りIT以外なら課題解決型の提案なので、初めての言語や初めてのツールであっても、今まで似たようなツールを使った経験をアピールして提案可能。
どうしても自社で賄えないのなら、下請けの協力会社から募ればいいわけですからね。
人売りITだと、求められているエンジニアのスキルがあるか・ないかを見られるので、スキルがないと仕事が取れなくてやばいです。
③人売り以外で売上を立てる選択肢がない
人売りIT(SES企業)のデメリット3つ目は、人売り以外で売上を立てる選択肢がないこと。
その名の通り、人売りITの戦略はエンジニアをプロジェクトに送り込んで売上を立てることのみ。
ソフトウェア販売もできなければ、コンサルのような上流工程もできないので、人売りに失敗すると売上がごそっとなくなります。
なので、人売りIT(SES企業)はエンジニアの意向やスキルセットよりも、現場にエンジニアを送り込むことが最優先。
自社のエンジニアを育成して一人前に育てることは二の次です。
なんとかして売上を立てるために人売りをした結果、ひどい会社だと偽装請負や経歴詐称を行うことも。。
④常駐している会社同士で争いがある
人売りIT(SES企業)のデメリット4つ目は、常駐している会社同士で争いがあること。
人売りIT(SES企業)は、ほとんどのケースでお客さん先に常駐する客先常駐の形式で働きます。
お客さん先へ1社だけ常駐するケースもありますが、大企業への常駐ともなると複数社が常駐します。
客先常駐している会社は、多くのエンジニアを契約してもらって売上を伸ばしたいので、常駐先の枠を広げようとするもの。
営業的な観点だと、競合他社に勝つための活動は至極当然なのですが、客先常駐(SES)の場合はエンジニアにも営業的な活動が求められることが多いです。
常駐するお客さんへ仕事が出来ることをアピールしたり、システム観点での提案をすることで、常駐できるシェアが高まるからです。
そこでしんどいのが、常駐している会社同士で縄張り(シェア)争いだけでなく、常駐している会社同士で情報共有を阻害する動きもあること。
お客さんからすれば協力し合って良いものを作ってほしいと思うものですが、客先常駐(SES)している側からすると、売上のために他社を出し抜く方が都合が良いです。
そうなると常駐先でギスギスすることも多いので、しんどいです。
⑤常駐先のルールが面倒
人売りIT(SES企業)のデメリット5つ目は、常駐先のルールが面倒なこと。
人売りIT(SES企業)では、ほとんどのケースでお客さん先に常駐する客先常駐の形式で働きますが、常駐先のルールには従わないといけないので面倒です。
例えば、
- 服装の指定がある
- 勤務時間の指定がある
- 休憩時間にもルールがある
など、客先常駐(SES)だと所属会社ではなく、常駐先のルールに合わせないといけません。
ゆるい会社に常駐できれば良いですが、面倒なルールがある会社もあるので、しんどいです。
⑥客先で孤独を感じる
人売りIT(SES企業)のデメリット6つ目は、客先で孤独を感じること。
自社内での勤務であれば、困った時の相談や指導を受けることもしやすいです。
ただ、客先常駐(SES)だと使うパソコンがお客さんからの貸与品だったりするので、気軽に所属会社の人に相談できません。
また、客先でお客さんや他の常駐している会社の人ばかりになると、話す相手もいなくて孤独を感じることも。。
コミュニケーション能力が非常に高いエンジニアの方で無い限り、客先での仕事は孤独を感じやすいのでしんどいです。
⑦個人の裁量はほぼない
人売りIT(SES企業)のデメリット7つ目は、個人の裁量はほぼないこと。
人売りIT(SES企業)は契約内容に従って業務を行うので、裁量をもって働くのは難しいです。
何かやりたいとなっても、常駐先の会社の承諾だけでなく、稼働時間の兼ね合いがあると所属会社にも承諾が必要。
勝手に業務を行ってしまうとトラブルになるので、都度都度会話して許可取らないといけません。
自社内開発のエンジニアと比べても、人売りIT(SES企業)は働く時間も休みも決められていることが多く、個人の裁量はほぼないのでしんどいです。
⑧良いも悪いも案件に左右される
人売りIT(SES企業)のデメリット8つ目は、良いも悪いも案件に左右されること。
SESはお客さんのシステム開発案件に入ることになりますが、スキルや経験が積める良い案件もあれば、データをただひたすらにコピペするだけのクソみたいな案件もあります。
単純作業ばかりやってもスキルは身に付きませんし、ChatGPTを始めとする生成AIによって簡単な作業は代替されるので、経験を積めないとやれる仕事がなくなってヤバいです。
未経験からエンジニアになれるはずが、いざ案件に入るとエンジニアとしての仕事すらさせてもらえないような、論外なことも。。
SESでは、以下のような悪い案件があります。
- 客先でエンジニアじゃなくて、事務作業をさせられてエンジニア経験を積めない
- 客先でエンジニアじゃなくて、コールセンター業務をさせられてエンジニア経験を積めない
- 客先でエンジニアじゃなくて、家電量販店で働かされてエンジニア経験を積めない
- 服装・勤務時間・休憩時間にも指定があり、常駐先のルールに合わせるのが面倒
- 無茶振りやタイトなスケジュールのせいで、残業まみれになる
- 客先との契約で稼働時間が決められていて、休みを取りにくい
- 保守や決まり切った作業が多く、仕事も選べないため、スキルが身につかない
- 常駐している会社同士で縄張り(シェア)争いや情報共有の阻害がある
- 1人常駐させられて、誰にも相談できずに客先で孤独を感じる
- 勤務地がコロコロ変わってしまう
今の案件は良くても、契約が終わって次の案件が良い案件とは限らず、悪い案件なことも普通にあります。
結局のところ、良いも悪いもどんな案件にアサインされるか次第となり、良い案件に入れるかどうかは所属している会社ではなくて運次第。
SES企業は新人の方も未経験の方も、現在SES企業で働いている方にとっても、運要素が強すぎるのがデメリットなのです。
⑨ブラックリストに載るレベルのやばい会社がある
人売りIT(SES企業)のデメリット9つ目は、ブラックリストに載るレベルのやばい会社があること。
人売りIT(SES企業)の中には、びっくりするぐらいヤバい会社があります。
ブラックリストに載るレベルで、絶対に入ってはいけない企業。
ブラックリスト入りするやばい企業の特徴は、以下の7つ。
- 法令違反や経歴詐称をする
- アサイン先が決まらない
- クソ案件ばかり
- 簡単に抜けられない
- 未経験歓迎なのにまともな研修がない
- 残業まみれで休みも取れない
- 給料が低い
ブラックリスト入りするやばいSES(客先常駐)企業から抜け出すべき理由は、以下の3つ。
- 給料低くて割に合わない
- スキルも経験も身につかなくて時間の無駄
- メンタルやられる
詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。
SES(客先常駐)でブラックリストに載るやばい企業の特徴と避ける方法の詳細記事はこちら
人売りIT(SES企業)の見分け方
人売りIT(SES企業)はエンジニアを雇う会社側にはメリットもありますが、エンジニアにとってはデメリットが多く、仕事がない状況に陥ることも珍しくありません。
なので、
- これからエンジニアを目指す方
- SES含めて転職を検討しているエンジニア経験のある方
であれば、必ず人売りIT(SES企業)以外で自分の興味がある会社を探しましょう。
求人を見る際、人売りIT(SES企業)の見分け方は、以下の6つ。
- 勤務地や勤務時間が明確か
- 一定以上のオフィスを構えているか
- 帰社日があるか
- IT企業以外の取引先があるか
- 最低年収が300万以上か
- 入社日がきちんと決まっているか
上記のポイントは、求人票や口コミで確認して見極めましょう。
なお、SES以外のおすすめの仕事は、以下の記事で詳しく解説しています。
SES(客先常駐)の闇&やめとけと言われる理由と対処法の詳細記事はこちら
①勤務地や勤務時間が明確か
人売りIT(SES企業)の見分け方1つ目は、勤務地や勤務時間が明確かどうか。
所属している会社で自社勤務なら、勤務地や勤務時間は明確になるはずです。
所属している会社で自社勤務なら勤務地は、
- 東京都○○区○○町○○-○○-○○ ○○ビル○○階
と、番地や建物名まで明確に記載できるはず。
また勤務時間も、
- 9時~18時
のように明確になりますよね。
しかし、求人票を見ても、
- 勤務地が明確になっていない
- 勤務時間も明確になっていない
というのは、客先常駐させるビジネスモデルになっており、常駐させるお客さん先次第で変わるために明確にできないということ。
例えば、以下のような勤務地や勤務時間になっている会社は注意しましょう。
勤務地の例
- 原則首都圏での勤務
- プロジェクト先によって異なる
- 大阪府周辺
- 首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)
勤務時間の例
- クライアントの勤務体系に準ずる
- 客先の勤務時間に準ずる
- プロジェクト先により異なる
②一定以上のオフィスを構えているか
人売りIT(SES企業)の見分け方2つ目は、一定以上のオフィスを構えているかどうか。
社員数に対してオフィスが小さいと、だいたい客先常駐させているのでSES会社です。
在宅勤務メインで働ける会社はオフィスを縮小しているものの、出社したり来社に備えてそれなりの規模のオフィスを構えているもの。
オフィスがマンションの一室などの会社は、SES会社と認識してOKです。
このあたりは求人票だけで見極めることが難しいので、転職エージェントに確認させることと、口コミを確認することで真実を知っておきましょう。
③帰社日があるか
人売りIT(SES企業)の見分け方3つ目は、帰社日があるかどうか。
客先常駐が限りなく少ないなら、常に自社で働いているので、所属している会社に戻ってくる日なんてものはありません。
客先常駐している会社だと、所属している会社に戻って作業をする必要があり、帰社日が設定されていることがあります。
帰社日があるということは、お客さん先で働く「客先常駐」がメインということですからね。
また、そもそも在宅勤務(テレワーク)メインで働けるのであれば、自宅での仕事で完結するので自社に行く必要すらありません。
在宅勤務(テレワーク)自体、超効率的な働き方なので、めちゃくちゃおすすめ!
詳しくは以下の記事でも解説しています。
④IT企業以外の取引先があるか
人売りIT(SES企業)の見分け方4つ目は、IT企業以外の取引先があるかどうか。
システム開発をするエンドユーザーと、直接の取引があるかということです。
客先常駐で多いのは、下請け会社が大手SIerなど元請(プライムベンダー)に常駐するパターン。
システム開発をするエンドユーザーへの客先常駐よりも、大手SIerに客先常駐することでビジネスをしていくパターンが多いです。
そうなると、下請け会社の取引先は大手SIerなどIT企業ばかりになり、システム開発をするエンドユーザーの名前は上がりません。
システム開発をするエンドユーザーと直接取引ができるのであれば、客先常駐なしで働けることも多いので、求人票にIT企業以外の取引先があるかどうかが客先常駐じゃない会社を見極めるポイント。
お客さんのセキュリティポリシーや意向によっては、お客さんと直接取引をしていたとしても、プロジェクト中は客先常駐となることもあります。
また、インフラなどの保守のために客先常駐を求められると、ずっと客先常駐することも。
なので、お客さんと直接取引をしているからといって、100%客先常駐なしというわけではない点は注意しておきましょう。
⑤最低年収が300万以上か
人売りIT(SES企業)の見分け方5つ目は、最低年収が300万以上かどうか。
システムエンジニアやプログラマーとしてキャリアをスタートさせたばかりであっても、ちゃんとしている会社なら300万は出ます。
それが、
- 年収230万~850万円
- 基本給+ボーナス
という最低年収が200万円台や、あいまいな表現の場合は、闇があるSES(客先常駐)である可能性大。
そもそも、300万円台の年収でも給料が低くてしんどいのに、200万円台は客先常駐とかを抜きにしても年収が低すぎます。
給料が低すぎると、
となってしまい、地獄です。
なので、求人を見る時は客先常駐かどうかに関わらず、最低年収が300万以上かどうかはよく見ておきましょう。
⑥入社日がきちんと決まっているか
人売りIT(SES企業)の見分け方6つ目は、入社日がきちんと決まっているかどうか。
SES企業の中には、内定時に「案件(開発する案件)決まってから入社」と言ってくるクソ企業もあるので、そういう会社を省くためにも入社日がきちんと決まっているかを確認しましょう。
入社日がきちんと決まっていれば、クソ企業は省けます。
あとは前述してきた見つけ方を駆使して、SES企業を選択肢から省きましょう。
人売りIT(SES企業)を避けて良い会社に転職(就職)する方法
人売りIT(SES企業)は、雇われるエンジニア側にデメリットが多いです。
ちゃんとしているSIerやコンサル会社なら、お客さんの課題に対して最適なシステムを組み合わせて提案していくので、仕事を取りやすくておすすめ。
法人向けのシステム開発という同じような仕事をするのなら、絶対に人売りIT(SES企業)は避けて転職(就職)しましょう。
また、お客さん側のエンジニアである、情シスやDX部門もおすすめです。
人売りIT(SES企業)を避けて転職(就職)する方法は、以下の3つ。
- 新卒の方は就活エージェントをフル活用
- 転職希望者は転職エージェントをフル活用
- 口コミをフル活用
なお、就活エージェントや転職エージェントはIT専門のエージェントを使うと、
- 人売り企業なのか
- そうでないのか
をきちんと分けて求人を取り扱っているのでおすすめです。
①新卒の方は就活エージェントをフル活用
人売りIT(SES企業)を避けて転職(就職)する方法1つ目は、新卒の方は就活エージェントをフル活用すること。
これからエンジニアを目指す就活生の方は、SES以外で自分の興味がある会社を探すのが基本路線です。
SES以外のおすすめの仕事は、以下の記事で詳しく解説しています。
SES(客先常駐)の闇&やめとけと言われる理由と対処法の詳細記事はこちら
ただ、SES以外で就職先を探した結果、
- どうしてもSESの会社しか求人が無い
- SESの会社しか内定がもらえない
場合は、未経験からIT業界にエンジニアとして入って経験積むための会社だと割り切って、転職前提で入社するべき。
3~5年もいる必要はないので、1~2年で転職するためにスキルを盗んだり、経験を積みましょう。
SES以外で良い会社に就職する方法は、ITエンジニアの就職に強い就活エージェントを使うこと。
おすすめは、無料で登録・利用できるレバテックルーキーです。
レバテックルーキーは、ITエンジニア専門の就活エージェント。
特長は以下の通りです。
- ITエンジニアに特化しているため、各企業の採用条件を熟知
- ITエンジニアに特化しているため、企業に合わせたエントリーシート添削・面接対策・ポートフォリオ添削が可能
- ITエンジニアに特化しているため、今までの内定者の傾向から選考突破する方法をレクチャー
- 15年間の信頼の積み重ねで、5,000社以上の優良企業・非公開求人の中から就活生に合う会社を紹介
- 優良ベンチャー企業も紹介してもらえる
- 文系出身でも手厚い就職サポートが受けられる
- 利用者内定率85%
- オンラインでカウンセリング可能なので相談も手軽
- 内定を取るだけではなく、今後のキャリアを見据えたカウンセリングを実施してもらえる
レバテックルーキーは、ITエンジニアに特化したサービスだけあって、ITエンジニアが就活する時に必要なことを漏れなくレクチャーしてくれるのが大きなメリット。
IT業界は、一般的に知られていない優良企業も多いため、就活生が知らない企業がわかるのもよいところです。
デメリットは、
- 一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)での就職専門であること
- プログラミング経験が必要
なこと。
一都三県以外の会社に就職したい場合は難しいものの、一都三県での就職を希望しているのであれば、問題ありません。
また、文系・理系問わずプログラミング経験がない場合は、
- 少しの期間はYouTubeで独学する
- プログラミングスクールで学ぶ
などでカバーすれば大丈夫。
求人情報は刻一刻と変わりますので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録して相談しておきましょう。
TRY NOW
※最初から最後まで無料で利用できます!
なお、
- 文系の方
- 理系の方
でプログラミング経験がなくて不安な方は、プログラミングスクールで学ぶことでカバーすれば大丈夫。
数ヶ月でよいので、基礎を学んでおくとスタートがだいぶ楽になりますからね。
おすすめのプログラミングスクールは、以下の記事で解説しています。
プログラミングスクールの選び方とおすすめスクールの詳細記事はこちら
②転職希望者は転職エージェントをフル活用
人売りIT(SES企業)を避けて転職(就職)する方法2つ目は、転職希望者は転職エージェントをフル活用すること。
SES含めて転職を検討しているエンジニア経験のある方は、SES以外で自分の興味がある会社を探すのが基本路線です。
SES以外のおすすめの仕事は、以下の記事で詳しく解説しています。
SES(客先常駐)の闇&やめとけと言われる理由と対処法の詳細記事はこちら
ただ、SES以外で転職先を探した結果、
- どうしてもSESの会社しか求人が無い
- SESの会社しか内定がもらえない
場合は、経験を積むための会社だと割り切って、転職前提で入社するべき。
3~5年もいる必要はないので、1~2年で転職するためにスキルや経験を積んで速攻で転職すると、今の会社よりも待遇や環境が良くなります。
なお、転職先は良いSIerだけでなく、
- 自社開発できるWeb系の会社
- IT企業以外のDX推進部門
もおすすめ。
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
ITエンジニア(SE・プログラマー)として働いている方で、今はそこまでスキルがないと思っていても、1年やっていれば経験者。
ITエンジニアは専門職なので、今後のキャリアを成功させるためには、エンジニア専門の転職エージェントを使うのがおすすめです。
今のスキルセットと目指すキャリアを考えて、戦略的に転職活動を行う必要があるので、的確にサポートしてもらう必要がありますからね。
転職先によっては、需要がある言語の学びなおしが必要になるケースがあるものの、需要がある会社に若手枠で転職できるチャンスを活用するべき。
ITエンジニア経験者の方におすすめの転職エージェントは、
- 転職時の年収アップ率81%を誇るGeekly(ギークリー)
- 専属2名体制で徹底サポートしてくれるウィルオブ・テック
- 非公開求人が多く、多くの求人をカバーしているマイナビIT AGENT
- ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1のレバテックキャリア
です。
上記転職エージェントは、全部無料で登録・利用できます!
Geekly(ギークリー)は、IT・Web・ゲーム業界の転職に専門特化した転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 転職時の年収アップ率が81%
- 転職時の平均年収アップ額は76万円
- IT業界に特化して11年以上の支援実績
- IT転職の支援実績10,000件以上
- エンジニア、クリエーターなどのIT職種に特化した求人が25,000件以上
- KOMANI・Yahoo!JAPAN・日清食品ホールディングスなど、ゲーム・ITだけでなく、IT以外の求人も多数
- Web上などでは一般的に公開されていない、非公開のIT求人が多数
- 中には、Geekly(ギークリー)のみ公開されている独占求人あり
- 内定までの日数が平均30日で他社の半分
- IT業界に知見深いコンサルタントが柔軟に対応して支援
- 履歴書や職務経歴書の書き方の指導も可能
- 履歴書や職務経歴書の添削も可能
- ユーザー満足度は81%を獲得
- 転職先の対象エリアは一都三県(特に東京都)
- 対象年齢は20代~40代
転職希望者のスキルと市場のニーズを正確に把握し、年収アップまでのストーリーを描いて手助けしてくれる、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、東京に求人が集中していることもあり、対象エリアが一都三県(特に東京都)で地方の求人がほぼないことです。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能。
「リモートワーク可な求人」として取り扱いもあるので、まずは登録して探してみると、思わぬ掘り出し求人が出てくることも。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう!
TRY NOW
※最初から最後まで完全無料で利用できます!
ウィルオブ・テックは、ゼネラルリサーチの調査結果によると、ITエンジニア転職の際、
- スタッフ満足度
- アフターフォロー満足度
- 求人満足度
の全てで1位を獲得しており、満足度が高いITエンジニア経験者専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 専属2名体制による丁寧なサポートで圧倒的な内定率
- 求人票ありきではなく、転職後のキャリアも見据えたサポートを実施
- LINEで気軽に相談ができ、24時間365日対応してもらえる
- ウィルオブ・テックだけがもっている優良求人・非公開求人が多い(約70%が非公開求人)
- 転職による年収アップは当たり前
- メルカリ・サイバーエージェント、Sansanなど伸びている会社の求人多数
- 強いネットワークがあるので、2,000件以上の取引実績あり
- 転職先の対象エリアは東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫
- 対象年齢は23歳~45歳
- 転職回数は5回未満までが対象
- ITエンジニアの業務経験が1年以上あり、離職後1年未満の方が対象
転職希望者に対し専属で2名の担当がついて、徹底サポートして年収アップを手助けしてくれるので、おすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところ。
ただ、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能です。
「リモートワーク対応求人」として取り扱いもあるので、まずは登録して探してみると、思わぬ掘り出し求人が出てくることも。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう!
TRY NOW
※最初から最後まで完全無料で利用できます!
マイナビIT AGENTは、業界大手のマイナビが運営するITエンジニア専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- マイナビだけがもっている優良求人・非公開求人が多い(紹介の80%は非公開求人)
- 特に、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)の優良企業の求人が豊富
- 北海道・名古屋・大阪・福岡にも対応しているので安心
- IT業界に精通したキャリアアドバイザーから書類添削や面接対策も受けられる
特に、20代~30代のITエンジニア転職に強いため、20代~30代の方にはおすすめの転職エージェント。
デメリットは、大都市圏以外の地方にはそこまで強くないというところです。
ただ、まったく地方求人がないわけではないですし、ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いです。
そのため、地方に住んでいても大都市の会社で働くことは可能。
思わぬ掘り出し求人が出てくることもありますし、求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないように早めに登録しておきましょう!
TRY NOW
※最初から最後まで無料で利用できます!
※本ページはマイナビのプロモーションを含みます。
レバテックキャリアは、日本マーケティングリサーチ機構の調査結果によると、
『ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1』
に選ばれている、ITエンジニア経験者専門の転職エージェント。
特長は以下の通りです。
- 持っている求人情報7,000件以上のうち、80%以上が年収600万円以上のハイクラス求人
- 持っている求人は、大手IT企業からWeb系企業、スタートアップ企業までを幅広く網羅
- 首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)、東海圏(愛知県・三重県・岐阜県)、関西圏(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山)、福岡に対応
- 年間3,000回以上の企業訪問によって得られた、鮮度の高い情報の提供が受けられる
- 専門のアドバイザーには、具体的な悩みをわかっている元エンジニアのエージェントもおり、サポート体制は万全
- 複数回の推薦文や書類添削、年収交渉で年収アップ率は77%
- 2021年1月にはサービス利用者数20万人突破!
特に、元ITエンジニアのエージェントならではの強みがあり、
- 技術的な話が通じる
- ITエンジニア経験があるからこそわかる、悩みを理解してくれる
ので、転職希望者にマッチする企業を提案してくれる転職エージェント。
デメリットは、首都圏・関西圏・東海圏・福岡以外の求人はほぼないというところと、50代以上だと求人がないことです。
ただ、20代~40代の上記の地域に当てはまるエンジニアの方で転職を考えている場合、まずは登録して探してみるのがおすすめ。
ITエンジニアはリモートワークができる会社も多いので、地方に住んでいても大都市の会社で働くことができますからね。
求人状況は刻一刻と変わるので、気づいたら募集終了とならないよう、早めに登録しておきましょう。
TRY NOW
※最初から最後まで無料で利用できます!
ITエンジニア(システムエンジニア・プログラマー含む)の方が給料を上げる方法と、おすすめ転職エージェントについては、以下の記事でも紹介しています。
また、
など、転職でやるべきことを以下の記事でまとめています。
業界を変えながら転職3回を経験したぼくの経験になるので、転職エージェントから求人を引き出したら、こちらを見ながら準備してみてください。
面接にぶっつけで挑まないために対策するべきことのまとめ記事はこちら
③口コミをフル活用
人売りIT(SES企業)を避けて転職(就職)する方法3つ目は、口コミをフル活用すること。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミをフル活用した方がいい理由は、以下の2つ。
- 口コミの内容はほぼ真実
- 入社後のミスマッチをなくせる
ぼく自身、1社目も2社目も3社目も4社目も、書いてあった大量の口コミは全て真実でした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
まとめ:人売りIT(SES企業)は絶対に避けましょう
お話してきたことをまとめます。
IT業界には、
- 人売りと言われる部類のSES企業
- SIer
- コンサルティング会社
- ソフトウェアメーカー
- Webサービス企業(Web系企業)
など様々なビジネスモデルの会社があり、人売りITとそうでないかの違いは、以下になります。
人売りIT:エンジニアの役務(労働力)提供のみによるビジネス
人売りIT以外(コンサル・SIer・ソフトウェアメーカー):エンジニアの役務(労働力)提供だけでなく、ソフトウェアやソリューション販売含めた課題解決によるビジネス
人売りIT(SES企業)のメリットは、以下の4つ。
- 人のアサインさえできれば売上が大きい
- 長期案件だと先々まで売上が立つ
- 仕事を受けられるかどうかの判断がシンプル
- コストは最小限に抑えられる
人売りIT(SES企業)のデメリットは、以下の9つ。
- 業務要件が決まってないと仕事を受けられない
- エンジニアのスキルが足りないと仕事を取れない
- 人売り以外で売上を立てる選択肢がない
- 常駐している会社同士で争いがある
- 常駐先のルールが面倒
- 客先で孤独を感じる
- 個人の裁量はほぼない
- 良いも悪いも案件に左右される
- ブラックリストに載るレベルのやばい会社がある
人売りIT(SES企業)の見分け方は、以下の6つ。
- 勤務地や勤務時間が明確か
- 一定以上のオフィスを構えているか
- 帰社日があるか
- IT企業以外の取引先があるか
- 最低年収が300万以上か
- 入社日がきちんと決まっているか
人売りIT(SES企業)は雇われるエンジニア側にデメリットが多いので、絶対に人売りIT(SES企業)は避けて転職(就職)しましょう。
人売りIT(SES企業)を避けて転職(就職)する方法は、以下の3つ。
- 新卒の方は就活エージェントをフル活用
- 転職希望者は転職エージェントをフル活用
- 口コミをフル活用
人売りITはデメリットばかりなので、絶対に避けて転職(就職)するのがおすすめです。
システム面でお客さんの課題解決や提案ができるIT企業に行って、キャリア形成していきましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
SES(客先常駐)でブラックリストに載るやばい企業の特徴と避ける方法の詳細記事はこちら
SES(客先常駐)の闇&やめとけと言われる理由と対処法の詳細記事はこちら
新卒でSESはやめとけと言われる理由とおすすめの仕事の詳細記事はこちら
SESを辞めてよかった人の転職先と失敗しない方法の詳細記事はこちら
客先常駐(SES)を辞めたい時の対処法についての詳細記事はこちら
客先常駐・SESでプロジェクト途中で退職する場合の伝え方やメール文の詳細記事はこちら