専門卒でありながら就活に失敗し、専門外の分野に就職したポチのすけ(@pochinosuke1)です。
就活はうまくいきませんでしたが、3回の転職を通して徐々にキャリアアップでき、今では結婚もできています。
ぼくもそうでしたが、就活に失敗してしまったときの絶望感は凄まじいものがあります。
しかし、就活に失敗してしまったからといって、その先は絶望の人生と決まってしまうわけではありません。
そこで本記事では、
専門学校に行きながら志望業界に行けず、専門外に就職することになったぼくが、人生を好転させるためにやった3つのことについてお話しします。
やったことは以下の3つ。
- 自分の適正と上げたいスキルについて考える
- 転職前提のキャリアにするのだと切り替える
- 将来に役立つように資格を取る
就活に失敗するというのはとてもつらいことですが、いくらでもやり直しは効くので希望を持って読んでいただければと思います。
それではご覧ください。

専門卒で就職できない時の人生を立て直す方法の詳細記事はこちら

就活に失敗しても人生絶望ではない3つの理由

就活は、エントリーシートの記入から始まり、面接対策、数多くの面接と、かなりの時間を割きます。
上記のことをしっかり行った上でも、
- 志望業界に就職できなかった
- 就職自体ができなかった
と、就活に失敗してしまうことはあるのでショックは大きいもの。
ただ、就活に失敗したからといって、その先の人生が絶望というわけではありません。
理由は以下の3つ。
- 就職が成功しても将来安泰というわけではない
- 仕事は人生の一部でしかない
- 長い人生で見ればほんの一瞬
理由①就活が成功しても将来安泰というわけではない

就活に失敗しても、その先の人生は絶望ではない1つ目の理由は、就活が成功しても将来安泰というわけではないためです。
もし、就活に成功して志望業界に行くことができたり、志望している会社に入れたとしても、3年後、5年後もうまくいっている保証はありません。
社会の変化は早いのでどうなるかわかりませんし、いざ仕事をしてみると、自分と仕事(会社)が合っていないことだって起こりえます。
昔から、入社して3年以内に3割の人が辞めていると言われています。
厚生労働省の統計資料にも、新卒者の離職率が記載されており、内訳は以下の通り。
【新規学卒就職者の就職後3年以内離職率】
- 大学 32.2%
- 短大等 41.3%
- 高校 40.8%
- 中学 67.7%
入社して3年以内に3割~4割の人が辞めるくらいですし、就活に成功して最初は順風満帆のように見えても、将来の安泰まで保証してくれるわけではないのです。
また、今は、転職が当たり前の世の中。
業界を変える転職も珍しくなく、キャリアチェンジはよくあることです。
なので、最初に思うように就職できなくても、そこで人生が決まるわけではないので、過度に不安になる必要はありません。
最初は就活に失敗したとしても、そこから頑張ることで人生を好転させられます。
また、これからの働き方を書いている『君たちはどう働きますか』という本でも、22歳で人生は決まらないと言及しています。
働き方について参考になるので、こちらも是非読んでみて下さい。
理由②仕事は人生の一部でしかない

就活に失敗しても、その先の人生は絶望ではない2つ目の理由は、仕事は人生の一部でしかないためです。
仕事は大事ですが、あくまで人生の一部。
人生において大切なものは他にもありますし、楽しいことはたくさんあります。
例えば、
- 美味しいものを食べる
- 友達や恋人と一緒に過ごす
- 趣味に没頭する
など。
人生において、仕事では多少のつまづきがあったとしても、ほかに楽しいことはたくさんあります。
そう考えれば、人生まだまだ捨てたもんではないと思いませんか?
人生全体に視野を広げれば楽しいことはたくさんあるので、まずはポジティブなことに目を向けるのも有効です。
理由③長い人生で見ればほんの一瞬

就活に失敗しても、その先の人生は絶望ではない3つ目の理由は、長い人生で見ればほんの一瞬のためです。
80年くらい生きると仮定して時間軸で考えると、20歳そこそこでのつまづきは、80年という人生の中のほんの一瞬です。
長い人生から見れば、小さなこと。
そこから、いくらだってやり直せます。
また、ずっと笑いっぱなしで成功しかない人生はありえません。
ぼくもそうですが、長い人生の中では、たくさん失敗します。
失敗したら、起き上がってまた歩き出せばいいのです。
失敗について著名人の方の名言を紹介します。
ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授も、「9回失敗しないと1回の成功は手に入らない」と言っています。
むしろ若いうちにたくさん失敗することで、自分の今後の人生の糧になります。
就活に失敗したぼくが人生を好転させるためにやった3つのこと

冒頭でもお伝えしましたが、ぼくは就活に失敗し、専門学校に行きながら志望業界に行けずに専門外に就職することになりました。
スポーツ業界で働くことを目指す専門学校だったのですが、求人が少なく倍率がとても高いこともあり、就活は難航することに。
卒業まであと半年の時期までは頑張りましたが、結果、スポーツ業界をあきらめて専門外へ進路変更しました。
卒業までの間になんとか内定をもらって就職だけはできましたが、専門学校に行きながら専門外に行かざるを得ないことから、就活失敗という挫折を味わうことに。。
ただ、そんなぼくでも、今では3回の転職を通して徐々にキャリアアップして、結婚もできています。
ぼくが、就活失敗から人生を好転させるためにやったことは以下の3つ。
- 自分の適正と上げたいスキルについて考える
- 転職前提のキャリアにするのだと切り替える
- 将来に役立つように資格を取る
なお、就職できずに卒業してしまった場合、どうやって人生を好転させるのかについても、番外編として書いていますので、該当する人はそちらをご覧ください。
やったこと①自分の適正と上げたいスキルについて考える

就活失敗から人生を好転させるためにやった1つ目のことは、自分の適性と上げたいスキルについて考えることでした。
具体的には、
- 営業や人事などで分けられる志望職種を考えること
- 職種から得られるスキルを考えること
です。
当時は、「スポーツ業界を一旦諦めるけど、スキルアップしたら転職して飛び込むのもありかな」と考えていました。
そのためには、
- 自分の適性(志望職種)
- 上げたいスキル(職種から得られるスキル)
を考えることが大事だと考えました。
自分の適性については、
ぼく自身、サッカー留学で外国人と接した経験があり、
初見の人にも物怖じしない部分があると思ったので、
「営業に適性があるのかも」と思いました。
将来のために、上げたいスキルについては、
営業がない会社はないので、
「営業力を身につけるのは、自分の将来にとってもプラスになるんじゃないか」
と考えました。
以上のことから、自分の適性と上げたいスキルは営業なんじゃないかと考えました。
やったこと②転職前提のキャリアにするのだと切り替える

就活失敗から人生を好転させるためにやった2つ目のことは、転職前提のキャリアにするのだと切り替えることでした。
具体的には、スキルアップのために会社を利用して、ステップアップしていくというもの。
転職前提のキャリアにすると切り替えることで、最初の会社はスキルを得られるところであれば良くなるので、選択肢は広がります。
最初は志望する会社や業界ではなくても、スキルアップして転職することで、ゆくゆくは志望する会社や業界に行くことが可能。
ぼくが就活していた2012年は新卒至上主義が多く、就活に失敗すると人生絶望というぐらいに思ってしまう人もいましたが、今は転職が当たり前の時代。
転職で業界を変えることも珍しくありません。

就活が成功しても将来安泰というわけではないので、転職前提のキャリアに切り替えてスキルアップすることで、結果的に人生は好転していきます。
転職前提のキャリアに切り替えれば、スキルアップした状態で元々の志望業界に行くことも可能ですし、自分に合う仕事に出会う確率もUP!
実際、ぼくは内定がもらえた住宅リフォームの会社で、まずはキャリアをスタートさせました。
ただ、将来的にはスポーツ業界へ転職するつもりでした。
それが、就職後に色々と勉強していく中で徐々にITへの興味が強くなり、現在はIT企業に転職して働いています。
変化が早いIT業界は非常に面白く、今では自分に合っている業界に出会えたと感じています。
やったこと③将来に役立つように資格を取る

就活失敗から人生を好転させるためにやった3つ目のことは、将来に役立つように資格を取ることでした。
ぼくは、専門学校の授業で日商簿記3級を学び、資格を取ることができていました。
さらにそこから、
- 財務諸表が読めること
- 経営指標を意識できること
は将来役に立つと考えて、独学で日商簿記2級の勉強を頑張りました。
頑張った甲斐あって、日商簿記2級試験の結果は合格。
資格自体は、現在の仕事で直接的に使っているわけではありませんが、当初の予想通り財務諸表が読めることや、経営指標を意識できることが営業戦略を立てる上で役に立っています。
また、資格取得は転職の際にも評価の対象に。
意外にも、資格を持っているという結果よりも、自ら学ぶことができる人というプロセスを評価されました。
日商簿記2級は一例なので、自分の将来に役に立つ資格の取得も目指してみて下さい。
番外編:就職できずに卒業した場合

ぼくは途中で方向転換したことで、何とか卒業までに就職先を決めることはできましたが、人によっては就職できずに卒業を迎えることもあると思います。
ぼくが行っていた専門学校でも、就職せずに卒業する人が3割ぐらいいましたし。。
ただ、そんな時でもやり直しは効きますし、そこから頑張ることで人生は好転します。
就職できずに卒業した時に、人生を好転させる方法は、以下の3つ。
- 興味がある学校に入りなおす
- 就職支援サービスを使う
- 手に職をつける
詳しい内容は、専門卒で就職できなかった人を対象に、以下の記事で解説しています。
専門卒以外の大卒・大学院卒・高卒でも状況は同じですので、こちらも合わせてご覧ください。
専門卒で就職できない時の人生を立て直す方法の詳細記事はこちら

就活に失敗したぼくが人生を好転させるためにやった3つのことまとめ
お話ししてきたことをまとめます。
就活に失敗してしまっても、その先の人生は絶望ではありません。
理由は以下の3つ。
- 就職が成功しても将来安泰というわけではない
- 仕事は人生の一部でしかない
- 長い人生で見ればほんの一瞬
就活に失敗したぼくが、人生を好転させるためにやったことは以下の3つです。
- 自分の適正と上げたいスキルについて考える
- 転職前提のキャリアにするのだと切り替える
- 将来に役立つように資格を取る
就活は大変なので、失敗してしまった時は絶望感に襲われますが、ポジティブに考えて行動し続けることで未来は変えていけるので大丈夫。
ぼくもそうでしたが、いくらでもやり直せるので、未来を信じて切り替えていきましょう!
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~

専門卒で就職できない時の人生を立て直す方法の詳細記事はこちら
