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というお悩みにお答えします。
「権利を主張する前に義務を果たせ」とばかり言ってくる、うざい上司と働いていた経験があるポチのすけ(@pochinosuke1)です。
しっかりと対処したこともあり、今では「権利を主張する前に義務を果たせ」と言われない環境で働けています。
会社員として働く中では仕事の報告だけでなく、有給休暇の申請や慶長休暇の申請についても、基本的には事前に上司に報告するもの。
そんな時に「権利を主張する前に義務を果たせ」を連発する上司だと、申請が通らないだけではなく、かなりイラつきます。
ぼく自身、有給休暇を取得する際に上司に理由を聞かれたり、嫌味を言われたことがあります。
具体的には以下の通り。
このような形で言ってくる上司がいると、かなりイラつきますよね。。
本記事では、
「権利を主張する前に義務を果たせ」ばかり言ってくるイラつく上司への対処法について、ご紹介していきます。
結論から言うと、対処法は以下について意識すること。
- 法律(労働者に与えられた権利)を知っておく
- 理解がある会社にいつでも転職できる準備をする
ぼく自身もかなり苦労しましたが、理論武装して対処してきました。
自分の会社がブラック企業かどうか見極めるポイントの一つが、
- 有給休暇の申請
- 慶長休暇の申請
をする時の上司の対応。
なので、どういう対応をするのか良く見ておくことが大事です。
本記事後半では、権利の主張に理解がある会社に転職する方法についても解説しているので、是非最後までご覧ください。
労働者の権利(法律)を知ることが対処法の第一歩
「権利を主張する前に義務を果たせ」が口癖の上司に対しては、まず労働者の権利として法律を知っておくことが重要。
正当な知識を持っておくことが、「権利を主張する前に義務を果たせ」ばかり言ってくる上司への対処法となります。
要は、
「義務うんぬんの前に労働者の権利を主張しているだけ。あなた(上司)も法律を守る義務があるよね?」
と、言い切るためにも知識を持っておこうというもの。
会社に雇われる立場である労働者(会社員)を守るために法律があります。
なので、その法律をきちんと主張することが、会社のやりたい放題にさせずに自分自身を守ることにつながります。
有給休暇について
有給休暇の法律について、以下にポイントをまとめます。
- 労働者は、入社後半年経てばいつでも有給休暇を取得可能
- 労働者の有給休暇申し出に対し、会社側は基本的に拒否することはできない
- 有給休暇の申し出に対し、事業の正常な運営が妨げられる場合、会社側は労働者に休暇日を変更する権利(時季変更権)が認められている
- 時季変更権は、同じ日に多くの労働者が同時に休暇指定した場合などが考えられ、単に「業務多忙だから」というだけで時季変更権は認められない
- 会社側は、労働者が有給休暇を取得したことを理由として、その労働者に対し、不利益な取扱いをしてはいけない
- 会社側は、社員に年間で5日間は有給休暇を取得させる義務がある
- 有給休暇を取得させない会社には、社員1人につき、30万円の罰金が科せられる
なので、有給休暇の取得は堂々と主張してOK。
もし、有給休暇を取れない雰囲気の会社だとおかしいので、権利を主張しつつ対策も必要。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
有給を取れないのはおかしい会社である理由と対策の詳細記事はこちら
ちなみに、人手不足だから有給を取らせなくていいという考えはアウト。
クソな会社だと、
「人手不足だから、あなたに休まれると仕事が回らなくなる。それでも休むの?」
と、自分たちの人員配置ミスなのに、人手不足を棚に上げてくることすらあります。
有給を取れない会社がアウトな理由は、以下の3つ。
- 法律で決まっている
- 採用計画の見通しが甘い
- 人件費削減でこき使おうとしている
なので、人手不足とか関係ありません。
詳しくは、以下の記事でも解説しています。
人手不足だから有給取れない会社はヤバい理由と対策についての詳細記事はこちら
また、「代わりがいないから休めない。。」という状態にしている会社も異常。
理由は、以下の4つ。
- そもそも自分しかできない仕事なんて少ない
- 会社の採用計画が甘い
- 人件費削減で採用する気がない
- 業績が悪くて採用すらできない
自分の代わりがいないという、責任感を逆手にとって酷使する会社はマジでやばいです。
以下の記事で詳しく解説しています。
仕事で代わりがいないから休めない会社は異常!原因と対策についての詳細記事はこちら
慶弔休暇について
実は慶弔休暇については、労働基準法には規定がありません。
そのため、会社ごとの就業規則に従う形になります。
- 結婚や葬式など人生で一度きりのものに対しては、ほとんどの会社が就業規則で特別休暇の規定がある
- 慶弔休暇は社員自身の結婚、社員または配偶者の出産、父母や配偶者の死別、リフレッシュ休暇など
- 慶弔休暇の日数は会社ごとに異なるため、自社の就業規則を確認する
労働時間や残業について
労働時間や残業の法律について、以下にポイントをまとめます。
- 会社側は原則として、労働者に1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはいけない
- 会社側は、労働者の労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけない
- 会社側は、労働者に少なくとも毎週1日の休日か、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければいけない
- 会社側は、労働者が所定の就業時間を超えて労働している場合や、午後10時から午前5時までの深夜時間帯に労働している場合、休日に労働している場合に、残業代を支払う必要がある(労働者がみなし労働時間制などの場合は、あてはまらない)
多少の配慮をしながら権利を主張しよう
労働者(会社員)は雇われる側の弱い立場のため、会社側から酷使されないように法律で守られています。
法律を知っておくことで、イラつく上司の言い分が正しくないことがわかるでしょう。
労働者(会社員)は、法律に守られることでようやく会社と対等に話をすることが可能。
ここで大切なのは、
対等になったからこそ、自分の要求だけを無理に押しとおすのではなく、相手への配慮も必要ということ。
会社側も人間です。
いくら法律で守られていても、多忙な時期を無視して配慮無しで有給休暇取得に動くと、有給休暇を取れてもこちらが困った時に助けてくれなくなります。
友人や恋人との会う約束を決める時も、自分の都合の良い日や場所だけ押し通さず、相手の都合も聞いたうえで時間や場所を決めますよね?
会社側へも、プライベートと同じような多少の配慮は必要。
組織で働く上でも普段の生活でも大切なことなので、相手に対する配慮は忘れないようにしましょう。
有給休暇でいうと、多忙な時期を外して1か月前くらいに取得する予定を上司に伝えておくと、スムーズに取得できるはず。
時期も配慮しているにもかかわらず、
「ノルマは達成できるのか?」
とか、
「権利を主張する前に義務を果たせ」
と言ってくる上司には、労働基準法を出して権利を主張するべき。
また、こちらが配慮しているにも関わらず、
「権利を主張する前に義務を果たせ」
と、言ってくるクソな上司がいるような会社はブラック企業ですので、転職を視野に入れるのが妥当。
この辺りは人間の倫理的な部分が絡んでくるため、その会社の本質が表れやすいです。
とんでもない対応をしてくる場合、その会社からは離れた方が無難でしょう。
権利の主張に理解がある会社に転職する準備をしておこう
「権利を主張する前に義務を果たせ」ばかり言ってくるイラつく上司への対処法として、法律を知っておく以外の方法は、権利の主張に理解がある会社に転職する準備をしておくことです。
世の中の会社が、「権利を主張する前に義務を果たせ」とイライラすることばかり言ってくる上司しかいないとかなり大変ですが、世の中の会社全部がそんな会社ばかりではありません。
世の中には、権利の主張に理解がある会社はちゃんとあります。
そのような会社は、法律を守りながら世の中に価値を提供し続けています。
そのため、自分の会社が世の中の会社の全てではないと知っておくと、いつでも他社に移れるという選択肢が持てるので精神的に楽。
もちろん、上司の考えが変わってくれる場合もあるかもしれませんが、
たいていの場合、「権利を主張する前に義務を果たせ」と言う上司は社畜化しているため、残念ながらそうそう変わりません。
そんな上司がまともな方に変わってくれることを期待するのは酷なので、他の要素も含めて、あなた自身が職場を変えてしまった方が早いです。
なので、今の自分の会社以外の世界を知っておくと、転職に向けてすぐに動けるのでおすすめ。
実際ぼく自身、権利の主張に理解がある会社に転職できており、そもそも
「権利を主張する前に義務を果たせ」
と言われないため、ノーストレスです。
転職の準備でやること
必須なのは、転職サイトに登録をして、色んな会社があることを知っておくこと。
この時点では、実際に転職を検討しなくてもいいので、
- 世の中にどのような会社があるのか
- 会社が転職希望者に対してアピールしているところは何か
を見ておくことで、色んな会社を知ることができるので選択肢が広がります。
まずは、情報収集をするのが何よりも大事。
可能であれば、情報収集に加えて自分が何を求めているのかという判断の基準を整理しておくと、どんな仕事をしたいのかが見えてきます。
転職サイトの中には、求人情報を見る情報収集だけでなく、自分の長所について機械的に判定してくれるサービスも。
情報収集と長所を判定できるおすすめの転職サイトについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。
「転職を考えているけど、何をしたいかわからない。。」という方こそ、情報収集が大事です!
実際に転職する場合
「権利を主張する前に義務を果たせ」と言ってくる以外に、
- 会社に対しての不満が多い
- これ以上在籍しても成長できる環境ではない
などの理由があれば、実際に転職するために動き出しましょう。
なお、転職する際は、転職サイトと転職エージェントを併用して、口コミを見ながら判断するのが鉄板。
転職サイトと転職エージェントの違いをざっくり説明すると、以下になります。
- 転職サイトは登録して自分で企業に応募するところ。転職サイトによっては、自分の長所を診断できるサービスもある。
- 転職エージェントは、エージェントから紹介してもらった企業にエージェント経由で応募するところ。
そのため、転職サイトと転職エージェントは、両方を使い分けしながら進めるのがベストです。
- 転職サイトを使って求人検索 ⇒ 良いと思った企業を転職エージェント経由で応募
- 転職エージェントから紹介してもらう ⇒ 良いと思った企業を転職エージェントの依頼して応募
転職エージェントは無料で以下のようなメリットを受けられるので、使わない手はありません。
- 今の会社以外に選択肢があると知ることができる
- ブラック企業で苦しむ方の話をちゃんと聞いてくれる
- 企業が出している求人情報や背景について情報をもらうことができるので、求人倍率の予測がつく
- 自分の能力とかみ合うのか、企業とのマッチングでミスがないのか客観的な意見をもらえる
- 転職希望者を企業に推薦してくれるので、転職の成功率が上がる
なお、転職エージェントは2~3社は登録するのがおすすめ。
1社の転職エージェントだけだと、
- 求人の取りこぼしが起きる可能性が高く、機会損失になる
- 良くない転職エージェントから見捨てられてしまう可能性がある
からです。
おすすめの転職サイトについては、以下の記事で詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。
おすすめ転職エージェントについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
また、合わせて絶対にやるべきなのが、口コミによる確認。
ホームページや求人情報だけでは、ブラック企業やしんどい仕事なのかどうか、判断することが難しいためです。
また、口コミを使うと、隠れ優良企業を見つけることも可能。
可能であれば、応募する企業について一度は口コミを確認しましょう。
時間がなくて厳しい時は、少なくとも書類が通った企業については、面接前に口コミを確認しておくのがおすすめ。
口コミは基本すべて正しいと言っていいです。
ぼくは実際に4社を経験していますが、口コミの内容はすべて当たっており、ウソの内容は一つもありませんでした。
なので、実体験からも、口コミは正しいと言えます。
また、
- 転職エージェントも企業に忖度する
- 求人情報に載っている情報がすべてではない
- 求人情報は必ずしも最新情報ではない
といった点からも、求人情報だけでは正しい情報をつかめないので、やばい会社かどうかは口コミで確認しましょう。
口コミを利用した会社の探し方については、以下の記事でも詳しく紹介しています。
また、隠れ優良企業は、口コミの確認以外に複数の転職エージェントを使うと探しやすくなります。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
業界を変える転職については、以下の記事でぼくの実体験から詳しく書いています。
実際に面接まで進んだ時、やばい会社なのか良い会社なのかの見極め方については、以下の記事で詳しく紹介しています。
権利を主張する前に義務を果たせへの対処法まとめ
お話ししてきたことをまとめます。
「権利を主張する前に義務を果たせ」ばかり言ってくるイラつく上司には、以下のことを意識して対処しましょう。
- 法律(労働者に与えられた権利)を知っておく
- 理解がある会社にいつでも転職できる準備をする
法律を知ったら、多少の配慮をしながら権利を主張しましょう。
また、合わせて権利の主張に理解のある会社を探しておき、いつでも転職できるように準備しておくと、人生がもっと楽になります。
厄介な上司には、知識と転職できる選択肢を持って対応することで、ストレスを減らしましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
転職エージェントのおすすめと転職時には利用した方がいい4つの価値の詳細記事はこちら