【安全にバックレ】SES（客先常駐）を辞める時は退職代行も有効！退職の引き止めをされても使える

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SESで働く人

雑用みたいな仕事ばかりで全くスキルも上がらないから、SESで常駐してるプロジェクトの途中だけど辞めたい。ただ、申し訳なさもあって退職することを言いにくいし気まずいから、退職代行使って辞めたい。

SESで働く人

SESで退職の報告したら、引き止められて辞めにくい雰囲気になって困ってる。退職代行使えばちゃんと辞められる？あと、辞める時には全然使えなかった有給も消化したい。

SESで働く人

今のSES会社はクソ案件ばかりだし、何度言っても案件変えてくれないから、いっそのことバックレてでも辞めたい。SESで契約期間途中に辞めても、損害賠償請求されたりしない？

というお悩みにお答えします。

SESの契約もするSIerで、営業・マーケティング・営業企画として働いているポチのすけ（@pochinosuke1）です。

働いている会社で数年前に退職代行を使って辞めた人が出たため、退職代行を使われる側の反応や、その後の状況についてどうなるかよく知っています。

SESで、

希望する案件に変えてくれない
スキル不足の現場にアサインされて気まずい思いをする

などの時、所属元の会社が配慮してくれればいいですが、売上ばかり見てエンジニアの希望を無視することもよくあります。

所属元の会社が動いてくれない場合、エンジニアの方は転職してでも悩みを解消するものですが、ヤバい会社はどうにかして引き止めてくるもの。

引き止められたりして辞めにくい時に、SES（客先常駐）を確実に辞める選択肢として退職代行があります。

退職代行とはその名の通り、退職したい人の代わりに業者が会社とやり取りを代行してくれて、退職までをやってくれるサービス。

今の仕事を辞めにくい時にはうってつけのサービスです。

ただ、契約期間もありますし、SESを辞める時に本当に退職代行を使っていいものなのか不安になりますよね。

本記事では、

SESで常駐してるプロジェクトの途中に退職代行使って辞めてよい？
SESでも退職代行使えばちゃんと辞められる？
辞める時に有給消化も可能？
SESで契約期間途中に退職代行使ったら、損害賠償請求される？

というお悩みについて解説していきます。

結論から言うと、SES（客先常駐）で働いている時に、退職代行を使うのは全く問題ありません。

そもそも、SES（客先常駐）の契約期間内であっても、他の仕事や他の会社と同様に転職するのは自由ですからね。

SES（客先常駐）を辞めたい時に損害賠償とか騒いで引き止めをしてきても、お金を払うことなく辞められるので大丈夫。

退職代行は、退職の引き止めや転職の妨害をしてくるヤバいSES企業に対しても有効です。

良い退職代行を使うことで、有給消化ができたり、安全にバックレることも可能。

ポチのすけ

契約期間途中の退職だと、現場の人に会うのも気まずいことがありますが、退職代行を使うと気兼ねなく辞められます。

本記事後半では、

おすすめの退職代行サービス

について詳しく解説しているので、是非最後までご覧ください。

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タップできるもくじ

SES（客先常駐）で退職代行を使うと損害賠償請求される？
SES（客先常駐）で退職代行を使うメリット
SES（客先常駐）で退職代行を使うデメリット
SES（客先常駐）を辞める時におすすめの退職代行サービス
- 退職代行SARABA
- 弁護士法人みやび
まとめ：SES（客先常駐）で退職代行を使うのは有効！

SES（客先常駐）で退職代行を使うと損害賠償請求される？

契約期間内（プロジェクトの途中）にSES（客先常駐）から転職したい時、

辞めていいのか
退職代行を使うことで、損害賠償請求されたら困る

などで悩むケースがありますが、SES（客先常駐）で働いている時に契約期間中に辞めるのは全く問題ないですし、退職代行を使って辞めるのもOK。

正社員は客先常駐・SESに関わらず、法律で最低2週間前に退職の意思を伝えれば退職可能と定められているからです。

ポチのすけ

SES（客先常駐）で働いていても、他の仕事や他の会社と同様に転職するのは自由ということです。

また、退職代行についても、

自分から退職を伝えて辞めるのか
退職代行で間に入ってもらうのか

の違いだけなので、退職代行を使うのも問題ありません。

「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」

出典：民法第627条

また、労働基準法によって、賠償の禁止も定められています。

（賠償予定の禁止）

第十六条　使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。

出典：労働基準法第16条

そのため、契約期間中＆プロジェクト中の客先常駐やSESを辞める時に、基本的には損害賠償されることはないのです。

ポチのすけ

あくまで契約期間は会社対会社の契約なので、客先常駐・SESでプロジェクト中にアサインされるメンバーが変わることはよくありますからね。

退職代行については、弁護士法に違反する行為をやっているようなヤバい退職代行を選んでしまうと、思ったように辞められません。

お金を払ったのに、退職できなかったらシャレになりませんからね。

なので、退職代行を使う時は実績があって安心できるところを使いましょう。

おすすめの退職代行サービスについては、後述するので是非最後までご覧ください。

SES（客先常駐）で退職代行を使うメリット

SES（客先常駐）で退職の引き止めに遭った時、有効な手段の一つが退職代行を使うこと。

SES（客先常駐）で退職代行を使うメリットは、以下の3つです。

契約途中の退職でも気まずい思いをしないで済む
退職の引き止めをされても強行突破できる
安全にバックレできる

自分で退職を伝えられて、引きとめられても自分一人で対応できれば退職代行は不要ですが、そうでないなら使うメリットは十分あります。

ポチのすけ

退職時にトラブルになって精神的に疲弊する人も多いので、心の平穏のためにも代行サービスは価値があるのです。

①契約途中の退職でも気まずい思いをしないで済む

SES（客先常駐）で退職代行を使うメリット1つ目は、契約途中の退職でも気まずい思いをしないで済むこと。

SES（客先常駐）で働いている時、契約期間の途中で退職はできます。

ただ、周りへ迷惑かけるなどと考えてしまってプロジェクト途中の退職を申し訳なく思ったり、プロジェクト途中で退職を伝えるのは気まずいと感じることも多いです。

面と向かって辞めますと言うのは、誰でも勇気がいるものですからね。

小言を言われることもあるので、退職時に気まずい思いをすることでメンタルやられてしまうケースも。。

そこで退職代行を使うことで、退職を伝えるという勇気がいるイベントを回避できます。

退職を伝えることで、辞めるまでの期間が気まずくなるなどの精神的にきつい思いをしなくて済むので、心が楽になるのが大きなメリットです。

②退職の引き止めをされても強行突破できる

SES（客先常駐）で退職代行を使うメリット2つ目は、退職の引き止めをされても強行突破できること。

転職先が決まっていたり、退職すると心に決めていても、優しい人だと退職を引き止められると迷ってしまうもの。

引き止めをする会社は、

「ここであと数年やれば、どこでもやれるようになる」

「会社の発展に欠かせない人材なんだ」

「ここで辞めてしまうのはもったいない」

などの甘い言葉で引きとめようとします。

もちろん、辞めるのがもったいない会社であれば良いですが、SESは基本的には長く続ける仕事ではないです。

また、一度退職すると言ってから退職を翻しても、優柔不断なマイナスな印象しか残りません。

残っても、辞めると言った人と認知されて逆に居づらくなります。

そこで退職代行を使うことで、引き止めされても退職に向けて強行突破してくれるので、安心して次の職場へ向かえます。

③安全にバックレできる

SES（客先常駐）で退職代行を使うメリット3つ目は、安全にバックレできること。

SES企業の中には、闇が深いヤバい会社や永久にクソ案件から抜けられない会社があります。

そういうクソな会社に限って辞めさせてくれなかったり、違う案件へのアサインを考えておくと言って永久に検討するフリをします。

そういう会社は、改善を求めて何度訴えても現状は変わらないので、バックレてでも辞めるしかありません。

バックレと言っても一般的なバックレの場合だと、休んでいるのか辞めたのかもハッキリしないまま急に連絡がつかなくなるので、

鬼電されたり実家に連絡される
損害賠償請求される可能性がある
懲戒解雇される可能性がある
今後の転職活動に悪影響を及ぼす可能性がある
退職書類をすぐにもらえない

など、デメリットばかり。

退職代行は急に連絡つかなくなるという点でバックレてるようなものですが、きちんと退職に向けた手続きを踏むので、退職のトラブルを避けて辞められます。

SES（客先常駐）を辞めたい時に、退職に向けたやり取りを会社と行わずに手続きしてくれるので、安全にバックレできます。

SES（客先常駐）で退職代行を使うデメリット

SES（客先常駐）を辞める時に退職代行は有効な選択肢ですが、デメリットもあります。

SES（客先常駐）で退職代行を使うデメリットは、以下の3つです。

お金がかかる
退職代行サービスを使った会社には戻れなくなる
転職先が近しい場合は悪いうわさが流れる

自分で退職することを言わない分、デメリットがあるのは致し方ないところ。

ポチのすけ

職場環境が悪すぎたり、会社が辞めさせてくれなかったりする時は、デメリットがあっても利用するべきなので見極めましょう。

①お金がかかる

SES（客先常駐）で退職代行を使うデメリット1つ目は、お金がかかること。

世の中には色んな退職代行サービスがありますが、だいたい1回あたり20,000円～100,000円ぐらいのお金がかかります。

転職先を決めてから自分で退職することを伝えて、引継ぎをして辞める通常通りの退職ならゼロ円なので、金銭面での負担が違ってきます。

とはいえ、

退職することを言えない環境
引き止められて辞められない

などで身動き取れなくなるぐらいなら、お金を払ってでも辞めるべき。

時間は有限ですし、失った時間は元に戻らないので、ヤバい環境から抜け出すためならお金を払う価値はあります。

②退職代行サービスを使った会社には戻れなくなる

SES（客先常駐）で退職代行を使うデメリット2つ目は、退職代行サービスを使った会社には戻れなくなること。

ITエンジニアの方をはじめ、IT業界では転職が当たり前なので、元いた会社に出戻りすることも珍しくありません。

ポチのすけ

外で経験を積むことで、より成長して戻ってくるというパターンですね。

ただ、退職代行を使ってしまうと、元の会社には戻れません。

退職代行を使うということは、急に連絡取れなくなって辞めていくということなので、そのような人を心情的に迎え入れたくないですからね。

なので、退職代行を使う場合、元の会社には戻らないと誓った上で利用するのが必須。

③転職先が近しい場合は悪いうわさが流れる

SES（客先常駐）で退職代行を使うデメリット3つ目は、転職先が近しい場合は悪いうわさが流れること。

SES（客先常駐）を辞めてエンジニアとして転職する場合、似たようなSES企業やSIerが転職先候補として上がります。

IT業界は意外と狭いので、退職代行を使った時の現場にいた人と、転職先で仕事をする時に遭遇することも決して珍しい話ではないのです。

退職代行を使って辞めると、急に連絡取れなくなる人というマイナスのうわさが流れる場合があり、その部分でマイナスになって案件に入れなくなることも。。

今の会社や現場と良好な関係のまま辞めたい場合は、退職代行を使わずに普通に転職するのがおすすめ。

逆に言えば、今の会社とは二度と会わないように関係を断ち切りたい場合は、退職代行を使ってでも辞めるべきです。

SES（客先常駐）を辞める時におすすめの退職代行サービス

自分から退職を言いにくい人にとっては、SES（客先常駐）で退職代行を使うのはメリットがあるので、うまく活用しましょう。

ただ、退職代行もいろんな種類があり、弁護士法に違反しているような、使うとまずい会社というのも存在します。

そのため、安心して使える退職代行サービスを使うべき。

SES（客先常駐）を辞める時におすすめの退職代行サービスは、以下の2つです。

利用者数NO.1で価格もリーズナブルな退職代行SARABA
弁護士による安心の退職代行サービス弁護士法人みやび

ただ単に辞めると無職になってしまうので、合わせて転職活動も行うのも重要。

SES（客先常駐）を辞める時のおすすめの転職先と、求人を探すときに必須の転職エージェントのおすすめについて、以下の記事で詳しく解説しています。

SESを辞めてよかった人の転職先と失敗しない方法の詳細記事はこちら

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ポチのすけ

それでは、ここからはおすすめの退職代行サービスの詳細について解説していきます。

退職代行SARABA

退職代行SARABAは、退職代行サービスの中で総合力トップのサービス内容と利用者数NO.1を誇ります。

退職代行SARABAの特長は、以下の通り。

退職代行SARABAの特長

労働組合が対応するため交渉が可能（弁護士法違反の心配なし）
即日退職可能
利用料金は一律税込24,000円（追加料金なし）
万が一退職できなかった場合、全額返金保証付
行政書士監修の退職届付き
電話、LINE、メールに24時間即対応
無料の転職サポート付き

ヤバい退職代行サービスだと、弁護士法違反（非弁行為）になる可能性もあり、退職交渉すらできないこともあります。

退職代行SARABAなら、労働組合が対応するため交渉可能で、弁護士法違反になることもないので安心。

非弁行為（ひべんこうい）とは

「弁護士でない者は、報酬を得る目的で法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない」と法律(弁護士法72条)にて定められています。

非弁行為とは、この法律に違反した行為のこと。

つまり、弁護士ではない人が弁護士業務をやっちゃダメということです。

参照：弁護士法第72条

退職代行SARABAは、労働組合組織「退職代行SARABAユニオン」を設立しており労働組合として動けるので、弁護士法違反にならずに退職代行を行えるサービス。

労働組合は「労働組合法」で団体交渉が保証されているため、労働者のために交渉できます。

労働組合法とは

「この法律は、労働者が使用者との交渉において対等の立場に立つことを促進することにより労働者の地位を向上させること、労働者がその労働条件について交渉するために自ら代表者を選出することその他の団体行動を行うために自主的に労働組合を組織し、団結することを擁護すること並びに使用者と労働者との関係を規制する労働協約を締結するための団体交渉をすること及びその手続を助成することを目的とする。」