転職3回を通して、そのつど履歴書を書いていたポチのすけ(@pochinosuke1)です。
紙で履歴書を書くこともあれば、パソコンで書いて提出したこともあります。
日本の会社では紙が好まれることもあり、履歴書を紙で書くことを求める企業はいまだに多いです。
会社によっては、紙で書いていない履歴書の時点で書類で落とすところもあるほど。
そのため、履歴書を紙に手書きをする方が多くなります。
しかし、履歴書の手書きは転職をする方も大変ですし、履歴書を見る人事の方も大変なのが現実。。
そうなると、履歴書の手書きなんてくだらない…と考えても無理はありません。
本記事では、
「履歴書を手書きで書くのはくだらない。。」とお悩みの方に、履歴書を手書き・パソコン両方を経験したぼくが、履歴書を手書きで書かなくてもいい方法についてご紹介します。
結論から言うと、
転職エージェントのWeb上のフォーマットで履歴書や職務経歴書を作成することで、わざわざ手書きで書く手間を省けます。
なお、履歴書に自分の性格・趣味・特技について書くことを求められることもあるので、そうなった時に、何を書いたらいいのかについても参考までにご紹介していきます。
それでは、見ていきましょう。
履歴書を手書きで書くのなんてくだらない理由

冒頭でもお伝えした通り、履歴書を手書きで書くことにこだわるのは本当にくだらないです。
手書きにこだわるのがくだらない理由は、以下の3つ。
- 字が汚いと相手も見づらい
- 間違えたら最初からやり直し(修正液や修正テープはダメ)
- 効率が悪くて時間がかかる
詳しく見ていきましょう。
理由①字が汚いと相手も見づらい
履歴書を手書きで書くことがくだらない理由1つ目は、字が汚いと相手も見づらいことです。
人それぞれ、字のきれいさはちがいます。
もちろん、字がきれいなら見やすいですが、履歴書を書く人全員が字がきれいなわけではありません。
あなたも経験があると思いますが、汚い字を読む時ってすごく疲れますよね?
ひどい時は、なんて書いてあるのかすらわからなくて、誰か解読して!となることも。
これが履歴書1枚2枚なら何とか耐えられるかもしれませんが、10枚~100枚くらいの履歴書に目を通さないといけない人事の方は本当に大変です。
以前は、履歴書は手書きじゃない時点で落とすという会社も多かったようですが、それは昭和や平成の話。
時代は令和です。
普段の仕事で、パソコンの文字の書体(メイリオ、游明朝など)が違っているだけでも違和感を感じてしまうのに、手書きの履歴書だと、
- 字が汚い
- 文字の大きさがバラバラ
- 文字が傾いている
など、応募してくる方のクセが混じると違和感だらけで非常に疲れます。
履歴書を手書きで書くと、転職希望の方だけではなくて、読む側の人事の方もつらいという誰得状態なので、手書きにこだわるのはくだらないです。
理由②間違えたら最初からやり直し(修正液や修正テープはダメ)
履歴書を手書きで書くことがくだらない理由2つ目は、間違えたら最初からやり直しということです。
このように、1文字でも間違えたら、ゲームオーバー。
修正液や修正テープで修正することはNGのため、最初からやり直しになります。
ぼくも学歴の卒業年の数字を間違えたり、自動車免許の取得年を間違えたりと、細かいところでミスしてしまったことが何度もあります。。
人間、誰でも間違えることはあります。
実際、ベテランの方でも、仕事で使うメール(社内・社外問わず)の文章の誤字脱字は本当に多い。
そのぐらい、普段の仕事でも間違いは起こります。
それなのに、間違いを修正もできないことを強いる、履歴書の手書きは誰が得するんでしょうか。
履歴書を手書きで書くというのは、間違えをさせない神経衰弱ゲームなので、くだらないです。
理由③効率が悪くて時間がかかる
履歴書を手書きで書くことがくだらない理由3つ目は、効率が悪くて時間がかかることです。
履歴書の手書きは、そもそも時間がかかります。
パソコンのタイピングは、慣れると手書きよりも圧倒的に早いため、手書きは本当に効率が悪い方法。
履歴書の手書きは、先ほどご紹介してきたような、
- 字が汚いと相手も読みづらい
- 間違えたら最初からやり直し
ということもあり、本当に効率が悪いの一言。
パソコンで履歴書を書くことができれば、字の汚さなどは関係ありませんし、間違えてもすぐに修正できます。
そこまで高機能な文明の機器を利用せずに、アナログな方法にこだわるのは効率が悪い方法で頑張っているだけなので、本当にくだらないですよね。
履歴書は手書きというくだらないことをしないための方法

履歴書を手書きで書くようなくだらないことを避ける方法は、パソコンで作成することです。
パソコンで履歴書を作成すると、以下のメリットがあります。
- 効率が良い
- 個人の字の汚さは関係なくなるので相手も読みやすい
- 間違えても間違えた箇所だけ修正すればOK
特に、同じことをわざわざ何回も手書きで書く手間を省けるので効率的です。
また、字も読みやすくなりますし、万が一間違えても最初から書き直す必要もなく、間違えた箇所だけ修正すれば済むのでとても楽。
しかし、履歴書をパソコンで作成するだけだと、実は不十分。
なぜなら、パソコンで作成して印刷するという手間が発生するためです。
そこで、最もおすすめなのが、
『転職エージェントのWeb上のフォーマットで、履歴書や職務経歴書を作成する』
ことです。
転職エージェントは、求人を紹介してくれて転職したい人をプッシュしてくれるだけでなく、履歴書や職務経歴書の作成を効率化することもできるので、使わない手はありません。
転職エージェントを利用すると、履歴書や職務経歴書は転職エージェントの会社が用意しているWeb上のフォーマットで作成できます。
用意されたフォーマットにスマホやパソコンから入力すると、紙に書くことなく履歴書や職務経歴書を作成可能。
Web上で作成した履歴書や職務経歴書を転職エージェントが希望する企業に出してくれるので、とても楽に転職活動を進められます。
また、転職エージェントが用意してくれるWeb上のフォーマット(テンプレート)があれば、「履歴書をパソコンで作成するとしても、テンプレートがないと不安…」という場合でも、パソコンさえあれば作成可能なので不安を排除できます。
ただし、会社によっては履歴書だけは紙に書いたものを持参するように求めてくるところもあるので、その会社には紙の履歴書に書いて持っていきましょう。
ちなみに、おすすめの転職エージェントは、以下の3つ。
- doda
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
どれも素晴らしい転職エージェントなので、まだ利用していない方は、自分に合いそうな転職エージェントを登録して使ってみましょう。
dodaとtype転職エージェントのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

マイナビエージェントのメリット・デメリットについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

【参考】履歴書に性格や趣味・特技を書く場合の書き方

ここからは参考情報として、履歴書に
- 自分の性格
- 趣味・特技
を書く場合についてご紹介します。
会社によっては記載が必要なことがあるため、そんな時に何を書いたらいいのかについて、参考にしてみて下さい。
履歴書に性格を書く場合

そもそも、履歴書や面接前の書類に自分の性格を記入する目的は、
『人の性格は仕事につながるため、応募者の性格から、自社に合いそうな人なのか』
を企業の採用担当者が、見ているからです。
例えば、企業の担当者は以下のようなことを確認しているので、『自分のありのままの性格をさらけ出して伝える』のではなく、書き方にも注意が必要。
几帳面な性格・・・きちんと確認するため、ミスが少なく正確に仕事を進めてくれそうなタイプ
好奇心旺盛な性格・・・新しいプロジェクトであっても、怖がらずに取り組んでくれそうなタイプ
負けず嫌いな性格・・・最後まであきらめずに粘り強く取り組みそうなタイプ
「ごまかしているようで釈然としない」と、気が進まない方もいるかもしれませんが、企業の担当者も人間です。
性格欄に
- 雑です
- 適当です
- 時間にルーズです
などと書かれていたら、
「一緒に働きたくないな。。」
と思ってしまうもの。
なので、応募者の性格から会社に合いそうか判断していることを考えると、企業には自分の性格をプラスになるように伝える必要があります。
履歴書に性格を書く時のポイント
先ほど、企業の担当者は、『応募者の性格は仕事につながるので、自社に合いそうか』を見ているとお伝えしました。
なので、履歴書や面接前の書類に自分の性格を記入するときは、以下のようなストーリーのように書くのがおすすめです。
『長所 ⇒ 長所についての説明 ⇒ 短所でもあった(過去形) ⇒ 短所を改善しようと努力している説明』
長所だけを書いてもいいのですが、長所だけの人間などありえないため、長所だけ書いていると、面接で短所についても聞いてくる企業が多いです。
また、長所は短所の裏返しの場合も多いので、短所についても過去形で記載しつつ、短所を改善しようと努力していると書くと、評価は良かったです。
- 短所を過去形にすると、きちんと自分の短所についても理解していると見られます。
- 現在進行形で短所を改善しようしていると書くと、成長意欲があると見られます。
同じことを言う場合でも、伝え方が大切。
難しいかもしれませんが、ぼくの経験上、企業担当者がプラスに感じるような書き方、言い方をすると評価が良かったです。
例えば、以下のような書き方です。
慎重 ⇒ 一つ一つが丁寧
おおざっぱ ⇒ おおらか
せっかち ⇒ 行動が早い
履歴書に性格について書く時の実例
性格の書き方について、ぼくが実際に書いたものも含めて実例をご紹介します。
『几帳面な人』の場合
・・・私の長所は几帳面で完璧主義なところです。これまで仕事において、ミスがないように丁寧に仕事を行ってきました。ただし、完璧を求めすぎるあまり、仕事に時間がかかってしまう部分がありました。スケジューリングなどは工夫していきたいと思います。
『負けず嫌いな人』の場合
・・・私の長所は負けず嫌いなところです。前職では、お客様に粘り強く他社よりもスピーディーに提案しすることで、契約していただくことが多くありました。しかし、熱くなりすぎて周りが見えなくなることもありましたので、ときには一歩引くことで、冷静に対処しようと意識しているところです。
『良い意味での強引さを持っている人』の場合
・・・私の長所は良い意味での強引さを持っているところです。どうしても聞きにくいことや前に進めずらい案件に対して、思い切って聞いたり進めることで成果を出してきました。ただし、強引さが悪い意味で出てしまうこともありました。それ以降は相手の立場を考えたうえで仕事を進めるよう、バランスを取って調整しており、今後さらに磨きをかけていきたいと思っています。
『好奇心旺盛な人』の場合
・・・私の長所は、好奇心旺盛なところです。新しい商品が出るとすぐに買ってみたり試すタイプで、仕事でも新しいツールが導入されるとすぐに使ってみてフィードバックしておりました。ただし、飽きっぽい部分があったため、一つのことにじっくりと取り組むように意識して継続しているところです。
『積極的な人』の場合
・・・私の長所は積極的なところです。新しい企画をどんどん出して実行していました。しかし、時おり相手のニーズを無視して進めてしまうこともあったため、現在は、ニーズを把握しながら新しい企画を出して挑戦するように心がけています。
性格は人それぞれですが、どんな性格であっても、
『長所 ⇒ 長所についての説明 ⇒ 短所でもあった(過去形) ⇒ 短所を改善しようと努力している説明』
とストーリーのように書けるようになると企業の評判も良かったですし、わかりやすく端的に伝える練習にもなるため、自身のスキルアップにもつながります。
参考にしてみてください。
履歴書に趣味・特技を書く場合

そもそも、履歴書や面接前の書類に自分の性格を記入する目的は、
『質問にシンプルに回答できているか、面接で質問した時に会話が広がるか』
を企業の採用担当者が、見ているからです。
実際、ぼくも趣味や特技で書いたことは面接で質問されました。
趣味と特技がサッカーだったので、面接官の方もサッカーが好きだった企業では話が盛り上がり、緊張もほぐれて良かった思い出があります。
そのため、『自分をよく見せようとして、好きでもないことを伝える必要はない』ということ。
嘘をついても面接で突っ込まれたらボロが出ますし、バレたら信頼がゼロになるため、絶対にやめましょう。
また、仕事に関連する趣味がある場合はかなり突っ込まれますので、自信をもって話せる内容でなければ、書かない方が無難です。
例えば、
アンドロイド向けアプリを開発してリリースした経験がある
など。
「即戦力かも!」と思われる可能性もありますが、ビジネスレベルでない場合は、ボロが出ますので言わない方が無難です。
履歴書に趣味・特技を書く時のポイント
先ほど、企業の担当者が見ているのは、応募者の趣味や特技を確認する時に、
『質問にシンプルに回答できているか、面接で質問した時に会話が広がるか』
だとお伝えしました。
なので、履歴書や面接前の書類に自分の趣味や特技を記入するときは、以下のように端的に書くのがおすすめです。
趣味・特技 ⇒ 趣味について簡単な説明や、エピソードを端的に書く
- 趣味 = 好きなこと
- 特技 = 得意なこと
になるため、趣味 = 特技 になる場合も多いです。
例:サッカーは好きだし得意なら、趣味・特技はともにサッカー。
そのため、『趣味/特技』と書く欄があっても、無理に趣味と特技をそれぞれ書く必要はありません。
複数の趣味や特技があるのなら、複数書いておくと、企業も興味を持ってくれることがあるため、アピールしておきましょう。
ただし、趣味や特技であっても、なんでも言っていいかというと、そうではなくて、避けた方がいいものもあります。
例えば、以下のようなものは趣味や特技として履歴書に書くのは避けましょう。
- パチンコや競馬などのギャンブル
- ハッキングなどセキュリティを破るようなこと
- 政治・宗教に関すること
- ゲーム・アニメ・漫画・アイドル関連
これらは、あくまで履歴書に書くのを避ければ良くて、入社した後に気が合う人がいれば、その時に話をすればOK。
パチンコや競馬などのギャンブル関連は、その業界へ志望しない限り、避けた方がよいです。
企業も、ギャンブルにのめりこむ人だという認識を持ってしまい、「仕事に影響が出るのではないか・・・」とマイナスの影響があるためです。
ハッキングなど、セキュリティを破れるくらいの技量があっても、ハッキングという言葉は使ってはいけません。
現在、IT化が進むごとに、企業はウイルス対策をはじめとしたセキュリティ対策に力を入れており、かなり気を遣っています。
そこにセキュリティを破れる技量があるとアピールしてしまうと、危険人物とみなされてします可能性もあるため、『プログラミングスキル』などのように、プラスに聞こえる言い方に訂正しておきましょう。
政治や宗教に関することも、面接の場では言わない方が無難です。
政治や宗教は、周りが見えなくなるほど傾倒してしまったり、原理主義者のように極端な考え方になってしまうことがあるため、企業側も採用するのが怖くなるためです。
ゲーム・アニメ・漫画・アイドル関連に関しては難しいところなのですが、その業界へ志望しない限り、言わない方がよいことが多いです。
文化として根付き始めているので、ぼくも言ってよいと思うことが多いのですが、保守的な面接官や企業も少なくないため、残念ながらネガティブな感情を持つ方もいます。
言う場合は、そこから得た価値観やメリットを伝えることを意識しましょう。
履歴書に趣味・特技について書く時の実例
趣味や特技の書き方について、ぼくが実際に書いたものも含めて実例をご紹介します。
『サッカー』の場合
趣味/特技:サッカー、フットサル (小学校の時からサッカーを続けており、現在は地元でフットサルを楽しんでいます)
『読書』の場合
趣味/特技:読書 (月に1冊は読んでおり、小説ものは村上春樹さんが好きです。ビジネスの本は、堀江貴文さんの多動力がお気に入りです)
『ランニング』の場合
趣味/特技:ランニング (ダイエットと体力強化を兼ねて、週に3回、1時間ほど走っています。無理なく続けられるペースで走っています)
趣味/特技は人それぞれですが、どんな趣味/特技であっても、
『趣味について簡単な説明や、エピソードを端的に書く』
ことが大事。
趣味が合えば面接で話が弾みますし、わかりやすく端的に伝えることができればプラスに働きます。
まとめ:履歴書を手書きで書くのはくだらないので効率化しよう
お話してきたことをまとめます。
履歴書を手書きで書くことにこだわるのは本当にくだらないです。
手書きにこだわるのがくだらない理由は、以下の3つ。
- 字が汚いと相手も見づらい
- 間違えたら最初からやり直し(修正液や修正テープはダメ)
- 効率が悪くて時間がかかる
履歴書を手書きで書くようなくだらないことを避ける方法は、パソコンで作成すること。
パソコンで履歴書を作成すると、手書きをするときに起きるくだらないことを全部解消できます。
しかし、履歴書をパソコンで作成するだけだと、パソコンで作成して印刷するという手間が発生します。
そのため、最もおすすめなのは、『転職エージェントのWeb上のフォーマットで、履歴書や職務経歴書を作成する』こと。
おすすめの転職エージェントは、以下の3つです。
- doda
- type転職エージェント
- マイナビエージェント
今は在宅勤務やWeb面接なども広がってきており、時代は変化しています。
手書きという、くだらないことはとっとと辞めて、効率よく転職活動をしてもらえると嬉しいです。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~


