3回の転職を経験したポチのすけ(@pochinosuke1)です。
ぼくも以前は、転職決まってから退職するまでの期間はやる気が出なくて、疲れないように手を抜いて仕事をしていました。
特に営業職の場合、退職が決まってからは、契約が評価につながらないためどうしてもやる気が起きないものです。
しかし、退職までの期間にだらけすぎてしまうと、だらけるクセがついてしまったり、仕事のスキルが落ちてしまうというマイナス面も。
本記事では、
退職することが決まってから、実際に退職するまでの間に暇でやる気が出ない場合の良い時間の使い方を紹介します。
結論から言うと、良い時間の使い方は、自分自身のレベルアップのために利用すること。
ぼく自身も直近の転職の際、自分自身のレベルアップのために利用したことで、転職先でも良いスタートが切れました。
それではご覧ください。
退職までの期間に暇でやる気がなくてもだらけない方が良い理由

退職することが決まったら、退職するまでの期間に一般的には
- 業務の引継ぎ
- 事務手続き
を行うことが最優先なので、「今さら頑張っても。。」という気持ちになるのはわかります。
業務の引継ぎと事務手続きだけの中、なかなかモチベーションを保ちづらいですし。
それでも、退職までに期間に暇でやる気がなくてもだらけない方が良い理由は以下の3つ。
- 自分のレベルが下がる
- 次の職場で早く活躍しやすくなる
- スキルを磨いておくと選択肢が増える
理由①自分のレベルが下がる
退職までの期間に暇でやる気がなくても、だらけない方が良い1つ目の理由は、だらけると自分のレベルが下がるためです。
レベルが下がると、新しい職場でも力を発揮するまでに時間がかかることも。
ぼくは以前、退職するまでの間に手を抜きすぎてだらけるクセがついてしまったり、仕事のスキルが落ちてしまったため、「転職後に今までできていたことがうまくできなくなってしまった」という苦い経験がありました。。
結果、新しい職場で成果が出るまで時間がかかることに。
具体的には、
どうやって契約まで持っていくのかというストーリーを考えなくなったことで、考える力が落ち、お客さんに提案する感覚を取り戻すのに時間がかかりました。
だらけてモチベーションが下がると、仕事に対する感覚が鈍ったり、サボりがちになるような悪い癖がつくことで、レベルが下がった状態で転職してしまいます。
そうなると、せっかく転職してもその先苦労するので、防ぐ必要があります。
理由②次の職場で早く活躍しやすくなる
退職までの期間に暇でやる気がなくても、だらけない方が良い2つ目の理由は、次の職場で早く活躍しやすくなるためです。
先程の「だらけると自分のレベルが下がる」に関連しますが、だらけて仕事をしないことで、現在のレベルにまで到達できた理由である
- 考え方
- 分析
といった行動を途切れさせないようにすることができます。
社会人人生が続いていく以上、転職するたびにレベル1に戻ってしまったら、レベル上げが大変。
また、世の中の流れが凄まじく速くなっている時代なので、日々どんどんレベルアップしていくことが求められています。
そのため、転職の時はだらけずにレベルを落とさない状態で移った方が、次の会社でも活躍しやすくなります。
人生をロールプレイングゲームに例えると、
転職したらゲームオーバーになり、レベル1からやり直しではなく、
『強くてニューゲーム』
と言われるような、レベルが上がった状態でコンテニューすることを目指しましょう。
自分のレベルが高い状態のままで新しい職場に行くことで、強い状態で人生というゲームの再開をすることができます。
なお、一握りの天才はいくらサボっても感覚が鈍らないようですが、ぼくのような平凡なサラリーマンは、だらけるとレベルが下がって次の職場で活躍する難易度が上がるので、気をつけましょう。
理由③スキルを磨いておくと選択肢が増える
退職までの期間に暇でやる気がなくても、だらけない方が良い3つ目の理由は、スキルを磨いておくと選択肢が増えることです。
退職までの期間にスキルを磨いておくと、今までできなかったことができるようになるので、人生の選択肢が増えます。
例えば、
- 新しい企画を出す発想力
- 状況を分析する力
- マーケティングの知識
などを磨いておくと、転職先で活躍して新規事業を立ち上げることもできるでしょうし、会社の課題を解決することで評価を高めることも可能。
そうなると、年収UPや、会社でのポジション向上によりやれる仕事の範囲が広がります。
また、身につけた経験やスキルを副業に活かせることも。
自分ができる仕事の範囲が広がると、会社の評価が上がったり副業の成果が出たりするので、年収アップにもつながりますし、人生がより楽しくなります。
退職までの期間に暇でやる気が出ない場合の良い時間の使い方

退職が決まってから、最終出社日までの期間に暇でやる気が出ない場合、良い時間の使い方は、自分自身のレベルアップのために利用すること。
評価をもらうために頑張るという考え方ではないということです。
自分自身のレベルアップとは、例えば、
「会社の商品や営業手法について分析して改善点を自分なりに考えてみることで、ロジカルに説明できる力をつける」など。
ぼくがソフトウェアメーカーから転職する際は、
現状の会社分析を客観的に行い、自分がもし今後も在籍すると仮定したら、どのような計画を立てて実行するのかということを考えることをしていました。
掘り下げると、自社商品の売り上げを伸ばすために、
- 現状の分析
- 今後の方向性
- 行うべき対策
- 対策を考えた根拠
を自分だったらこうするということを考えていました。
具体的には、以下の通り。
現状の分析⇒少人数の顧客には強いけど、大人数の顧客には刺さらないな。
今後の方向性⇒競合との差別化をするためにキャッチフレーズを変えよう
行うべき対策⇒Webから集客しよう
対策を考えた根拠⇒引き合いを増やすためにWebサイトの集客にも力を入れよう
もちろん、退職する人に新しい仕事を割り振ることはされないので実践は難しく、「自分ならこうする!」と考えるだけで実行しないため、無責任ですが(笑)
ただ、ロジカルに物事を考えるクセをつけておくと、仕事の本質を突き詰めることができるので、職場が変わっても活躍しやすくなります。
そのため、退職までの期間は、上記で挙げたような思考、考え方の癖をつけるなど自分自身のレベルアップをする期間として利用することがおすすめです。
退職までの期間に暇でやる気が出ない時まとめ
お話してきたことをまとめます。
退職までの期間は、暇になったり、業務の引継ぎや事務手続きがメインとなるため、なかなかやる気が出ないものです。
ただそれでも、退職までに期間にやる気がなくてもだらけない方が良い理由は以下の3つ。
- 自分のレベルが下がる
- 次の職場で早く活躍しやすくなる
- スキルを磨いておくと選択肢が増える
退職までの期間にやる気が出ない場合、良い時間の使い方は、自分自身のレベルアップ期間として利用することです。
具体的には、会社の商品や営業手法について分析して、改善点を自分なりに考えてみることで、PDCAを行うことを癖づけること。
特に営業職の場合、どうしても退職が決まってからは自分の評価につながらないという気持ちにはなることが多いですが、自分自身のレベルアップ期間だと思って過ごしてみてください。
自分のレベルを一つでも上げてから新しい職場に行くと、強い状態で人生というゲームの再開をすることができるので、新しい職場でも早く活躍できます。
是非、試してみて下さい。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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