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という疑問にお答えします。
iDeCo(イデコ)で、毎月コツコツと投資をしているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
楽天証券で運用しており、商品としては楽天VTIに毎月投資しています。
iDeCo(イデコ)は、
- 投資に対する利益が非課税
- 掛け金が全額控除される
という、お得な制度。
さらに、今までは積み立てられる年齢が65歳までだったのが、今後は70歳まで投資ができるように調整が進んでいます。
楽天証券のようなネット証券でiDeCo(イデコ)を利用すれば、余計なコストがかからないので、多くの方が使っています。
とはいえ、楽天証券でiDeCo(イデコ)をやるとしても、実際に投資できる商品が多くて迷ってしまうもの。
また、どの商品にどのようにお金を配分して投資したらいいのかも、迷いますよね。
本記事では、
- 楽天証券のiDeCo(イデコ)でおすすめの商品を知りたい!
- 楽天証券のiDeCo(イデコ)で商品の配分がわからない。。
- 楽天証券のiDeCo(イデコ)で楽天VTIは買っていいの?
というお悩みについて解説していきます。
結論から言うと、
楽天証券でiDeCo(イデコ)をやる時のおすすめ商品は以下の2つ。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天VTI)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)
おすすめの配分については、以下になります。
- 楽天VTIに投資する場合は、投資額の100%を楽天VTIに投資
- 楽天VTに投資する場合、投資額の70%ほどにとどめ、少なくとも30%ぐらいは楽天VTIにも投資
本記事後半では、
- 商品の選び方
- 商品の配分の仕方
- ぼく自身の運用実績
についても解説しているので、是非最後までご覧ください。
iDeCo(イデコ)の商品の選び方【ポイント6つ】
おすすめ商品についての紹介の前に、iDeCo(イデコ)で商品を選ぶ時のポイントについてご紹介します。
ポイントは以下の6つです。
- 信託期限が無制限
- 分配金無し
- コストが安い
- 過去の実績がある(利回りが良い)
- アメリカ株に分散投資している
- 今後も伸びていくことが予想できる
それでは見ていきましょう。
ポイント①信託期限が無制限
iDeCo(イデコ)では、投資信託で利回りを得ていく運用がメイン。
その中で「信託期限」とは、投資信託を運用してくれる期間のことです。
たとえば、10年間と決まっていたら20年~30年は運用できませんよね。
投資信託の運用は20年~30年という長期間で価格下落リスクを減らすことが重要なため、信託期限が無期限なのは必須。
ポイント②分配金無し
投資信託によっては、投資家に分配金が出ます。
分配金というと、「利益を毎月受け取れてラッキー!」と感じるかも知れません。
ただし、分配金ありの投資信託の場合、受け取る場合も再投資する場合も税金がかかるため、複利効果を最大限発揮することができません。
資産運用では、長い時間をかけて、複利効果を活かしてお金を効率的にふやしていくことが重要。
そのため、分配金が出ない投資信託を選び、投資元本をふやせるものを選びましょう。
万が一、分配金が出る場合は、再投資に回すことで複利効果を活かせます。
ちなみに、分配金が出ない投資信託というと、損しているような気分になるかもしれません。
そのため、分配金無しの銘柄は最初から再投資を前提としており、利益を価格に織り込み済みにしてくれています。
つまり、
- 税金がかからない
- 利益を投資元本に組み込むことで自動的に複利効果を最大限発揮できる
という形なので、安心してください。
ポイント③コストが安い
当然の話ではありますが、運用にかかるコストが安ければ安いほど良いです。
例えば、つぎの2つの利益は両方とも4.8%で同じ。
- 投資信託A:投資によるリターン5%、コスト0.2%
- 投資信託B:投資によるリターン7%、コスト2.2%
上記の例の通り、コストが高いと利益が減ってしまうため、コストが低い投資信託を選びましょう。
ちなみに、コストは0.5%以下が望ましいです。
ポイント④過去の実績がある(利回りが良い)
過去の実績がないものはギャンブルになってしまいます。
もちろん、未来がどうなるかはわかりませんが、今までの実績があると利回りも期待できるので、先ほどのコストの低さとセットで考えましょう。
ポイント⑤アメリカ株に分散投資している
商品を選ぶ上で、考えかたの分かれ目となる部分ですが、ぼくはアメリカ株への分散投資こそが最も重要だと考えています。
投資信託を買う上で安定してリターンを得る一番のポイントは、もっとも強いところの勝ちを予想して投資すること。
ぼくが好きなサッカーで例えると、レアル・マドリードやバルセロナのような強いクラブは今後も強くあり続けるでしょう。
という質問に対して、
と予想しておけば、大外れがない堅い予想です。
面白くないかもしれませんが、サッカーの予想と同様に強すぎるところの勝ちを予想するのが、資産運用で安定したリターンを得るために必須。
また、2020年に起こった新型コロナウイルスの影響で世界中が大打撃を受け、ビジネスが様変わりする中でもアメリカ企業の強さは際立っています。
Zoom(ズーム)などの在宅勤務(テレワーク)に関連するサービスや、飲食店のテイクアウト需要に対応するウーバーイーツなど、危機下の状況においても株価が値上がりするのはアメリカ企業くらいです。
アメリカは世界最大の経済大国であり、今後もアメリカが世界を引っ張っていく構図は変わらないはず。
給料を日本円でもらう日本人だからこそ、リスクヘッジも含めてアメリカ株への分散投資が意味を持つ部分があります。
アメリカ株をおすすめする理由については、以下の記事で詳しく解説しています。
また、厚切りジェイソンさんも同じようなことを言っており、本も出版されているので参考にしてみてください。
ポイント⑥今後も伸びていくことが予想できる
さきほどのアメリカ株への分散投資と同じような考え方になりますが、実績がありつつ今後も伸びていく国へ投資することがベスト。
日本は個別で伸びる企業はあると思いますが、日本自体が少子高齢化による人口減という大きな爆弾をかかえているため、20年~30年後の日本企業の株価が伸びていくことを予想するのが難しいです。
そのため、アメリカ株を中心とした今後も伸びるであろう国に投資しましょう。
楽天証券のiDeCo(イデコ)のおすすめ商品2つ
iDeCo(イデコ)で商品を選ぶ時の6つのポイントを考慮すると、おすすめの商品が絞られてきます。
楽天証券でiDeCo(イデコ)をやる時のおすすめは、以下の2つ。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(以下、楽天VTI)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(以下、楽天VT)
iDeCo(イデコ)では、個別企業の株が取り扱い対象外で投資信託が大半のため、安定してリターンを得るためにも、複数のアメリカ株へ分散投資できる楽天VTIと楽天VTがおすすめです。
仮に個別企業の株を買えたとしても、初心者にはアメリカ株であっても選択が難しいです。
資産運用のリスクを減らすために、最初は分散投資できる投資信託を購入しましょう。
では、それぞれの商品を見ていきましょう。
おすすめ商品①楽天VTI
楽天証券のiDeCo(イデコ)でまずおすすめするのは、楽天VTIです。
【名称】楽天・全米株式インデックス・ファンド
【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全米株式)
【略称】楽天VTI
楽天VTIは、ぼくがiDeCo(イデコ)で商品を選ぶ時の6つのポイントをすべて満たしています 。
- 信託期限が無制限
- 分配金無し
- コストが安い(0.162%)
- 過去の実績がある(VTI自体はスタートから200%越えの利回り!)
- アメリカ株に分散投資している(約4,000銘柄)
- アメリカ全体は今後も成長していくと予想できる
楽天VTIは、バンガード社という世界最大の投資ファンドが運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」に、楽天投信投資顧問という楽天の投資会社が100%投資をすることで、アメリカ全土の株に低コストで投資できる商品。
楽天がVTIに100%投資していることから、楽天VTIと呼ばれています。
楽天VTIは2017年9月29日から始まった新しい商品ですが、大元のVTIは2001年から運用されています。
リーマンショックの暴落さえ乗り越えて右肩上がりで伸びているため、実績も充分。
つまり、楽天VTIだけでアメリカ市場全体のほぼ100%に低コストで分散投資ができることになるため、文句無しで素晴らしい商品です。
また、iDeCo(イデコ)をやるのに楽天証券が一番おすすめと言える理由が、『iDeCo(イデコ)で唯一、楽天VTIを取り扱っているから』と言ってもいいぐらいのおすすめ商品。
もちろん、ぼくも楽天VTIを購入して運用しており、iDeCo(イデコ)の上限である月23,000円全額を楽天VTIに投資しています。
実績自体は、下記の記事で毎月の月末に更新しています。
是非ブックマークして、毎月のぞいてみてください。
それなりに利回りが良いことがわかります。
おすすめ商品②楽天VT
楽天証券のiDeCo(イデコ)で次におすすめするのは、楽天VTです。
【名称】楽天・全世界株式インデックス・ファンド
【愛称】楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
【略称】楽天VT
楽天VTも、ぼくがiDeCo(イデコ)で商品を選ぶ時の6つのポイントをすべて満たしています 。
- 信託期限が無制限
- 分配金無し
- コストが安い(0.212%)
- 過去の実績がある(VT自体はスタートから5%程の利回り)
- アメリカ株へ分散投資しつつ、アメリカ以外の国にも分散投資している
- アメリカを中心に世界経済全体は、今後も成長していくと予想できる
楽天VTは、バンガード社が運用する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」に、楽天投信投資顧問という楽天の投資会社が100%投資をすることで、日本を含む全世界の株に低コストで投資できる商品です。
アメリカを中心に日本を含む世界全体に投資できるため、楽天VTだけで世界全体に分散投資できる素晴らしい商品。
楽天がVTに100%投資していることから、楽天VTと呼ばれています。
楽天VTも2017年9月29日から始まった新しい商品ですが、大元のVTは2008年から運用されています。
楽天VTIほどの利回りではないものの、リーマンショックの暴落も乗り越えているため、実績も充分。
VTの半分ほどを占めるアメリカ株の伸びが大きいものの、ここ10年ほどはヨーロッパや日本、新興国の株価が低迷しているため、スタート時からの伸びは5%ほどにとどまります。
楽天VTは、アメリカ株全体への投資ではなく全世界に投資するため、相対的にアメリカ株への比率が下がってリスク分散が可能。
「アメリカ株が低迷する場合のリスクを減らしたい!」という人にはぴったりです!
ただし、楽天VTは楽天VTIに比べて運用実績が劣っている、ということを念頭に置いて運用するのがおすすめ。
楽天証券でiDeCo(イデコ)やる時におすすめの配分
iDeCo(イデコ)をやる時に、
- 楽天全米株式(VTI)
- 楽天全世界株式(VT)
のどちらを選べばいいのか悩む方に、おすすめの配分について解説します。
冒頭でもお伝えしましたが、おすすめの配分は以下になります。
- 楽天VTIに投資する場合は、投資額の100%を楽天VTIに投資
- 楽天VTに投資する場合、投資額の70%ほどにとどめ、少なくとも30%ぐらいは楽天VTIにも投資
iDeCo(イデコ)は、デメリットの記事でもご紹介しているように、通常の投資とは違ってiDeCo(イデコ)特有の手数料がかかります。
つまり、安全パイを狙うのではなく、そこそこのリスクを取って利益を出せる商品を選ばないと、手数料のせいでプラスが減ります。
というより、下手したら手数料のせいでマイナス成績になることも。。
なので、安定して利回りが良い商品を選んで、そこに全力投球がベスト。
楽天VTIと楽天VTの違いは、
- アメリカ一択か
- アメリカを多く含む全世界か
ですが、圧倒的なおすすめは、コストが安く利回りが良い楽天VTI。
そのため、掛け金全額を楽天VTIに投資するのが最適解。
実際にぼくも、毎月23,000円全額を楽天VTIに投資しています。
楽天VTに投資したい方は、100%ではなく70%程度にとどめ、残り30%は楽天VTIに投資することで、大きな利回りを狙いましょう。
それでは、ぼくが運用している楽天VTIの運用実績についても見ていきましょう。
楽天証券のiDeCo(イデコ)おすすめ商品(楽天VTI)の実績
楽天証券のiDeCo(イデコ)では楽天VTIがおすすめ!と薦めているだけでは説得力がないので、もちろんぼくは実際に楽天VTIに投資中。
楽天VTIが圧倒的におすすめのため、楽天VTと分けずに楽天VTIに一本化して、毎月の上限である23,000円を全額投資しています。
もちろん、掛け金は生活に無理のない範囲で積み立てましょう。
無理のない範囲の掛け金の金額の全額を、楽天VTIに投資すればOK。
実績自体は、下記の記事で毎月の月末に更新しています。
是非ブックマークして、毎月のぞいてみてください。
それなりに利回りが良いことがわかります。
楽天証券でiDeCo(イデコ)やる時のおすすめ商品・配分まとめ
お話してきたことをまとめます。
iDeCo(イデコ)を楽天証券でやる場合、おすすめ商品は楽天VTIと楽天VTの2つです。
どちらも、ぼくがiDeCo(イデコ)で商品を選ぶ時のポイントをすべて満たしているからです。
商品を選ぶポイントは次の6つ。
- 信託期限が無制限
- 分配金無し
- コストが安い
- 過去の実績がある(利回りが良い)
- アメリカ株に分散投資している
- 今後も伸びていくことが予想できる
iDeCo(イデコ)をやる時の、商品のおすすめの配分は以下になります。
- 楽天VTIに投資する場合は、投資額の100%を楽天VTIに投資
- 楽天VTに投資する場合、投資額の70%ほどにとどめ、少なくとも30%ぐらいは楽天VTIにも投資
「楽天証券でiDeCo(イデコ)をやりたいけど、どの商品をどの配分で投資したらいいかわからない。。」
という方の参考になったら嬉しいです。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~
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