資産運用の考え方

資産運用で迷わないために、投資とトレードの違いについて理解しよう

資産運用で迷わないために、投資とトレードの違いについて理解しよう

投資をしているつもりが、株価などの価値が上がらずに身動きができなくなっていたりした経験はありませんか?

また、短期売買で利益を出そうとしたのに、株価などの価値が下がってしまい、長く持ち続けてしまい、いつか値段は戻るとして、お金を動かせなくなってしまう経験があるのではないでしょうか。

 

資産運用は、大枠では

  • 投資
  • トレード

の2パターンがあります。

ちなみに、ポチのすけが資産運用の話をしているほとんどのことは、基本的に投資の話になります。

 

投資とトレードは、スタイルが別物となるため、準備もやるべきことも異なります。

本記事では、スタイルの違いや共通していることについて解説します。

この記事を読んでいただいているあなたは、投資とトレードのどちらでやっていきたいのか、もしくは資金別に両方やるのかを、自らの性格や状況に応じて戦略をねっていただきたいと思います。

 

投資とトレードの違い

 

投資とトレードの違いは以下になります。

 

投資・・・企業の成長シナリオに対して、資金を投じることです。

個別株を積立投資したり、投資信託やETFを積立投資していくスタイルになります。

年利5〜7%を目指しながら、複利効果を活かしながら時間をかけてじわじわ元本を増やすため、10〜30年以上の長期的な取り組みになります。

最終的には、配当金などインカムゲインと言われる形の収入を得ることを目的とすることが多いです。

 

 

トレード・・・数分〜数週間で売買を繰り返しながら利益を得ることです。

市場に参加する人たちの真理を読みつつ、過去のパターンを参考にしながら、売買のタイミングを計ります。

個別株、ETFなら株価の変動を利用し、FXでは為替の変動を利用して、売買を繰り返しながら安く買って高く売ることで、利益を出していきます。

利益の出し方は、俗にキャピタルゲインといわれるものです。

株価や為替が動けば取引でき、常にチャンスを伺うため、短期間で結果を出すことも可能です。

 

 

投資とトレードの違いは、利益を出すまでの期間の取り方と、リスクとリターンの大きさです。

長期的運用で複利効果を活かしながらリスクを抑えてそこそこのリターンを狙うのか、短期売買でリスクを背負いながら大きな利益を出すのかという、スタイルの違いになるため、取るべき戦略が変わってきます。

 

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投資のメリット・デメリットから見る戦略

 

投資のメリット・デメリットから見る戦略を解説します。

まずは、投資のメリット・デメリットをみてみましょう。

 

投資のメリット
  • 長期的運用でリターンを得るため、リスクが少ない
  • 成長シナリオを描ける銘柄を買うだけなので、初心者でも簡単
  • そこまで相場を見なくてよいので手間がかからない
  • ほったらかし投資ができる

 

投資のデメリット
  • 元本割れの可能性がある
  • 投資先を間違えると、損し続ける
  • リターンは5〜7%ほどなので、大きなリターンを得るには、かなりの元手(投資元本)が必要
  • お金をふやすのにとても時間がかかる

 

投資のメリット・デメリットを見たところで、取るべき戦略は以下です。

 

投資の戦略
  • 少額から始めて、運用に慣れながら、地道に積立投資を行う
  • 積立投資は毎月定額を積み立てることで、価格が下がった時は多くの口数を買えるようにする

 

積立投資は、投資信託から始めるとよいです。

銘柄はアメリカ株分散投資ができるものを選びましょう。

 

具体的には、

  • 「楽天VTI」
  • 「eMAXIS slim米国株式」
  • 「eMAXIS slim先進国株式」
  • 「楽天VT」

などです。

まとまった金額がある人や、慣れている人は、ETFでVTI、VOO、VTを買ったり、アメリカのコカコーラやアメリカのマクドナルドなどの安定銘柄を買ってもよいでしょう。

 

また、イデコやつみたてNISAのような、税制上の優遇があるものを使って利益を減らさないようにしましょう。

投資はお金がふえるのに時間がかかるため、本業・副業を頑張ることで、投資元本をふやして複利効果を加速させましょう。

 

投資元本が目標金額に達したら(5000万〜1億くらい。多ければ多いほどよい)、ETFなど配当金が出るものに替えて、お金がお金を生み出すことによる不労所得を得るべく動きましょう。

 

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トレードのメリット・デメリットから見る戦略

 

トレードのメリット・デメリットから見る戦略を解説します。

まずは、トレードのメリット・デメリットをみてみましょう。

 

トレードのメリット
  • 数10%〜数100%以上のリターンを出せる
  • 大きな利益を短期間で出せる
  • 元手を効率よくふやせる
  • 想定より価格が下がったら、損切りをすることで、お金の減少を最小限に抑えられる
  • 失敗しても、挽回する機会が多い
  • 空売りをすることで、価格が下がった時も儲けられる

 

トレードのデメリット
  • 元本割れの可能性が投資よりも高い

  • 常に相場を気にしなくてはいけないので、精神的にやられることがある

  • 常に相場を気にしなくてはいけないので、相場に張り付くような生活になる

  • リターンが大きい分、損をする確率が上がる

  • レバレッジをかけてうまくいかない場合、お金が減るだけでなく、借金することもある

  • 安く買って高く売るということを繰り返すため、初心者には難しい

 

トレードのメリット・デメリットを見たところで、取るべき戦略は以下です。

 

トレードの戦略
  • チャートの見方を学んだり自分の売買のルールを決めておく
  • 少額から始めて、売買のタイミングのコツをつかむ
  • 勝ちばかり狙うのではなく、損失を抑えながら利益を狙っていく
  • 慣れてきたら金額をふやして、リターンの額を大きくする
  • さらに慣れてきたら、空売りを仕掛けて、価格が値下がりしても利益を出せるようにする

 

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投資とトレードで共通する大原則

 

投資とトレードはスタイルも戦略も異なりますが、共通する大原則があります。

 

投資とトレードで共通する大原則
  • 投資額の元本割れの可能性があるため、余剰資金で行うこと
  • 生活資金には決して手をつけないこと
  • まずは少額から始めること

 

この原則を守らないと、ただのギャンブルになるので注意しましょう。

 

初めての資産運用では投資とトレードのどちらを選ぶべきか

 

初めての資産運用では、基本的に長期的運用をする投資を選ぶべきです。

初めて資産運用をする人や、多くの人に間違いなくおすすめできる理由は、難易度が低いからです。

具体的には、10〜30年ほどの時間をかけることでリスクを抑えながら資産をふやしていけることと、

決めた銘柄を買い続けるという誰でもできる簡単な作業のため、相場に一喜一憂しなくてよく、運用にかける時間も大してかからないので、サラリーマンやフリーランス、個人事業主でも片手間で行えるからです。

 

投資でやることはシンプルで、特定企業に投資する場合は、今後の株高シナリオを信じられる企業の株を買い続けるだけですし、投資信託やETFなら更に分散した企業や債券を買い続けるだけです。

 

具体的には、アメリカ株への分散投資から始めるのが良いと思います。

銘柄としては投資信託なら、

  • 「楽天VTI」
  • 「eMAXIS slim全米株式」
  • 「eMAXIS slim先進国株式」
  • 「楽天VT」

がよいです。

 

ETFなら、

  • 「VTI」
  • 「VOO」
  • 「VT」

といったところでしょう。

慣れてきてまとまったお金を投資できるなら、アメリカ株で配当金を出す安定企業である、

  • 「マクドナルド」
  • 「コカコーラ」
  • 「プロクター・アンド・ギャンブル」

を買い続ける事でしょう。

 

買い方としては基本的にドルコスト平均法で、(毎月決まった額で買い続ける積立投資で)、10〜30年ほどかけてじわじわとお金を増やします。

 

ただし、特定企業や世界経済の成長シナリオを信じて10〜30年といった長期的視点で買い続ける運用のため、世界経済の成長シナリオを信じれない場合や長い期間待てない方にはおすすめできません。

世界経済が伸びることに対して疑問がある方、手元のお金を使って効率よく早く稼ぎたい方は、トレードをする方がよいです。

もちろん、トレードは事前によく勉強することと、少額資金から始めるのが鉄則です。

 

まとめ

 

お話ししてきたことをまとめます。

  • 資産運用は、大きく分けて投資とトレードの2パターンがある
  • 投資とトレードは、利益を出すまでの期間と難易度が違うため、運用スタイルが異なる
  • 投資はリスクを抑えながら10〜30年ほどかけて、複利効果を活かしながらじわじわとお金をふやすスタイル
  • トレードは、短期売買により、リスクを取ることで効率よく大きなリターンを得られる
  • 投資とトレードの違いは、利益を出すまでの期間と難易度の高さ
  • 投資とトレードで共通するのは、余剰資金でおこなうことと、少額から始めて慣れたら金額をふやすというように段階をふむこと
  • 初心者は投資から始めた方がリスクを抑えながらお金をふやしていける
  • 時間をあまりかけられない場合や、リスクを取れる場合はトレードで短期売買をするのはあり

資産運用をするにあたって、投資とトレードがごちゃまぜになると戦略ミスも起きるため、自分がどうしたいのかをよく考えた上で、自分に合っているモノを選びましょう。