毎月投資をしているポチのすけ(@pochinosuke1)です。
お金を運用することで、少しずつお金を増やすことができています。
将来どうなるかわからない今の時代、お金は運用した方がいいと言われることが多くなっています。
ただ、ぼくもそうでしたが、投資で逆にお金が減る可能性があると言われると、ギャンブルと同じように感じてしまうもの。
本記事では、
投資とギャンブルが同じように感じてしまう方に対して、実際に投資をし続けているぼくが、ギャンブルにならないような方法について解説していきます。
結論から言うと、投資とギャンブルは同じではありません。
ただし、投資はやり方次第でギャンブルになってしまうので、そこも合わせて解説していきます。
それでは、見ていきましょう。
投資とギャンブルは同じと言われる理由

冒頭でもお伝えしましたが、投資とギャンブルは同じではありません。
では、なぜ投資がギャンブルと同じだと言われがちなのかというと、以下の2点が理由です。
- 短期間で判断しようとする
- マイナスになる部分ばかりがクローズアップされる
それでは、理由を見ていきましょう。
理由①短期間で判断しようとする
投資とギャンブルが同じだと言われがちな理由は、短期間で結果を判断しようとするためです。
株や投資信託の価値は、日々上がったり下がったりするものなので、投資を初めて1週間や1ヶ月の結果で判断しようとすると、価値が下がった状態の時に判断せざるを得ないことも。。
5年~10年で見れば価値が上がる可能性が高くても、1週間や1ヶ月の結果だけを見るとその時はたまたまダメだということは起こりえます。
すると、投資はただの運、ギャンブルだと感じてしまうことがあります。
企業が成長していくには、多くの場合、5年~10年といったある程度の期間は必要。
そのため、短期間で判断せず、長期的な目線で資産をふやしていくことを目指すと、投資はギャンブルではなくなります。
投資信託
ざっくりいうと、投資のプロにお金を預けて運用してもらう商品です。
投資を信じて託すので、投資信託です。
色々な商品がまとまったパッケージになっていると考えてください。
運用先は、商品によってそれぞれであり、株だけのものもあれば、債券が混じっていたり、種類は本当にたくさんあります。
理由②マイナスになる部分ばかりがクローズアップされる
投資とギャンブルが同じだと言われがちな理由は、マイナスになる部分ばかりがクローズアップされるためです。
よくニュースなどで、
「株で大損した」
「FXでマイナスになってしまった」
という、マイナス面については、クローズアップされます。
そのようなニュースばかり聞いていると、投資は儲かるかもしれないけど損をする可能性も高いから、ギャンブルだと感じてしまうものです。
人間誰でも、得をするよりも損をしたくないもの。
マイナスになる部分ばかりがクローズアップされると、投資は損をする可能性があるギャンブルだと、脳に刷り込まれてしまいます。
ただ、実際の投資では、価値が下がることもあれば上がることもあるので、お金を増やしていくことは十分に可能です。
投資をギャンブルにしないための4つの戦略

ぼくは30歳を過ぎてから投資を始めました。
投資をギャンブルにしたくなかったので、以下の4つの戦略を行っています。
- 生活資金ではなく余剰資金で行う
- 長期的な視点で投資を続ける
- 勝てる可能性が高い会社に投資する
- 初心者のうちはトレードはしない
4つ全部大事なので、それぞれ見ていきましょう。
戦略①生活資金ではなく余剰資金で行う
投資をギャンブルにしないための戦略1つ目は、生活資金ではなく余剰資金で行うことです。
一番の大原則ですが、生活するための食費や光熱費を削ってまで投資をするべきではないです。
生活資金に手を付けてしまうと、運次第のただのギャンブルになります。
長期的な視点で投資をしていくためには、投資のお金はそう簡単に取り崩さないことが必須。
また、長期的な投資期間の中では、価格が下がって元本よりも減る時期もあります。
そうなった時も淡々と投資ができるよう、生活資金ではなく、余剰資金で行わないといけません。
最初は、無理ない範囲で少額で始めるくらいがちょうどいいです。
余剰資金がない場合、節約によって投資するお金を生み出すことから始めましょう。
誰でもできる節約術については、以下の記事で詳しく解説しています。

戦略②長期的な視点で投資を続ける
投資をギャンブルにしないための戦略2つ目は、長期的な視点で投資を続けることです。
上記で、投資がギャンブルと同じだと言われるのは、短期間で判断しようとするからだとお伝えしました。
裏を返せば、投資をギャンブルにしないためには、短期間で判断することなく長期的な視点で投資を続けることが大事。
そもそも投資は、企業の成長シナリオに対して資金を投じ、長い期間で見てお金を増やしていくもの。
具体的には、株や投資信託を積立てる形で買い続けて、資産価値を増やしていくスタイルになります。
年利5〜7%の価値上昇を目指し、複利効果を活かしながら時間をかけてじわじわ元本を増やすため、10〜30年以上の長期的な取り組みです。
長い期間の中では、価値が下がることもあります。
ただ、価値が下がる時にも買い続けることで、同じ金額でもたくさんの株や投資信託を買うことができるので、長い投資期間の中ではバーゲンセールのようになります。
複利
運用して得た利益を投資元本に加えて運用することで、投資元本をふやしていくことです。
例えば、1年目に5万円の利益が出たら、2年目は元本に利益を加えて105万円で運用します。
5%の利回りで運用し続けると、2年目は105万円の5%となるため、10万2,500円の利益です。
複利は、時間をかければかけるほど雪だるま式に利益がふくれ上がります。
戦略③勝てる可能性が高い会社に投資する
投資をギャンブルにしないための戦略3つ目は、勝てる可能性が高い会社に投資することです。
勝てる可能性が高い会社とは、10年~20年後という長期的な投資期間の末、価値が大きく上がる会社のこと。
今は低くてもいいですが、将来的に上がるような会社に投資することで、お金を大きく増やすことができます。
結論を言うと、勝てる可能性が高い会社は、アメリカの会社。
アメリカの会社に投資することで、長期的にお金を増やしていける可能性が高いです。
アメリカの会社がおすすめである理由は以下の3つ。
- リスクヘッジ
- 世界経済を引っ張っていくのはこれからもアメリカだから
- イノベーションが起きやすい
投資に慣れないうちは、アメリカの個別の企業ではなく、楽天VTIやeMAXIS Slim米国株式(S&P500)など、アメリカの会社の株に分散投資できるものがおすすめです。
アメリカの会社の株がおすすめである理由については、以下の記事で詳しく紹介しています。

戦略④初心者のうちはトレードはしない
投資をギャンブルにしないための戦略4つ目は、初心者のうちはトレードはしないこと。
初めて投資をする人が成功するには難しいためです。
トレードとは、
株や海外の通貨(FX)を、安く買って高く売るサイクルを、数分〜数週間という短期間で回すことで差額で儲けることを目的としたもの。
市場に参加する人たちの真理を読みつつ、過去のパターンを参考にしながら、売買のタイミングを計ります。
個別株、ETFなら株価の変動を利用し、FXでは為替の変動を利用して、売買を繰り返しながら安く買って高く売ることで、利益を出していきます。
利益の出し方は、俗にキャピタルゲインといわれるものです。
株価や為替が動けば取引でき、常にチャンスを伺うため、短期間で結果を出すことも可能。
トレードは、以下のようなメリットがあるため、短期間で大きく稼ぐことも可能。
- 数10%〜数100%以上のリターンを出せる
- 大きな利益を短期間で出せる
- 元手を効率よくふやせる
- 想定より価格が下がったら、損切りをすることで、お金の減少を最小限に抑えられる
- 失敗しても、挽回する機会が多い
- 空売りをすることで、価格が下がった時も儲けられる
ただし、以下のようなデメリットもあるので初心者には難しく、慣れないうちに始めるとギャンブルになります。
- 元本割れの可能性が投資よりも高い
- 常に相場を気にしなくてはいけないので、精神的にやられることがある
- 常に相場を気にしなくてはいけないので、相場に張り付くような生活になる
- リターンが大きい分、損をする確率が上がる
- レバレッジをかけてうまくいかない場合、借金することもある
- 安く買って高く売るということを繰り返すため、初心者には難しい
トレードは短期間で大きく稼ぐことが可能な反面、資産を大きく減らしたり、マイナスになることもあります。
リターンは大きいですが、それだけリスクも高い投資方法。
よって、初心者のうちは成功するのが難しいため、きちんと勉強するまではトレードはしないことが、投資をギャンブルにしないためには重要です。
投資をギャンブルにしない具体的な方法5つ

投資をギャンブルにしない具体的な方法は、以下の5つがおすすめです。
- ポイント投資
- iDeCo(イデコ)
- つみたてNISA(つみたてニーサ)
- 投資信託のクレジットカード払い
- ロボットアドバイザー
上記5つは、少額から始められてリスクが低いので、誰でも簡単に始めることができます。
また、運用にかける時間も大してかからず、相場に一喜一憂せずにしなくてよいので、サラリーマン・フリーランス・個人事業主の方でも片手間で行えます。
10〜30年ほどの長期的な視点で投資をしていくことで、リスクを押さえてリターンを大きくすることが可能。
買い方としては、
基本的にドルコスト平均法(毎月決まった額で買い続ける積立投資)で、10〜30年ほどかけてじわじわとお金を増やします。
投資をギャンブルにしない具体的な5つの方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

投資とギャンブルは同じなのかまとめ
お話ししてきたことをまとめます。
以下の2点が理由によって、投資はギャンブルと同じだと言われがちです。
- 短期間で判断しようとする
- マイナスになる部分ばかりがクローズアップされる
しかし、投資は企業の成長シナリオに対して資金を投じ、長い期間で見てお金を増やしていくものなので、ギャンブルと同じではありません。
ただし、投資はやり方次第でギャンブルになってしまうので、投資をギャンブルにしないためには、以下の4つの戦略を行うのがおすすめ。
- 生活資金ではなく余剰資金で行う
- 長期的な視点で投資を続ける
- 勝てる可能性が高い会社に投資する
- 初心者のうちはトレードはしない
投資をギャンブルにしない具体的な方法は、以下の5つがおすすめです。
- ポイント投資
- iDeCo(イデコ)
- つみたてNISA(つみたてニーサ)
- 投資信託のクレジットカード払い
- ロボットアドバイザー
投資をギャンブルにしないためにも、ご紹介した戦略を行い、長期的な視点でお金を増やしていきましょう。
どうも、ポチのすけ(@pochinosuke1)でした~


投資をギャンブルにしない具体的な5つの方法の詳細記事はこちら
